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辻切りの大蛇づくり名人の作った藁の亀さん [風習・歴史]

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今年2019年も千葉県八千代市の下高野地区の辻切り(大蛇)作りにクリックすると拡大参加させていただきました。上の写真はみんなで作った6体の藁の大蛇の中の1体です。2019年の大蛇作りは2月3日(日曜)に行われました。近くの井野地区では毎年1月25日に行われていますが、下高野地区では1月月25日から節分までの間の都合の良い日に行われています。クリックすると拡大といってもほとんどが日曜日に行われました。右の2枚の写真は藁の大蛇の胴の部分を作っているところと、完成して藁の大蛇持った記念写真です。皆さん大蛇造りが上手ですが、その中でも名人と言われている方がおられます。近くの神社などの注連縄(しめなわ)を全て作られている方です。

偶然にも、その方が作られた藁の亀を見る機会がありました。辻切りの行事が終わった後にいつも飲みに行くお蕎麦屋さん「味楽庵」に飾られていたのです。その名人の方がお店のご主人のために作られたそうです。それが下の写真の藁の亀です。親亀の上に子亀がが乘っていました。
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尻尾の部分は親亀と子亀では違う稲を使って色を変えているのが見事だったので、尻尾の部分を拡大いたしました。
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顔の正面から撮った写真です。親亀と子亀が離れてしまわないに、藁の縄でつながっていました。
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つけられたお札には「鶴は千年 亀は萬年 親の背中に子をのせて 親の背を見て 子は育つ」と書かれていました。一見の価値があると思ったので、お店の場所を紹介いたします。
 名前 味楽庵
 住所 千葉県佐倉市宮ノ台3-3-8
 電話 043-487-3926
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鶴は千年 亀は萬年
親の背中に子をのせて
親の背を見て 子は育つ

追伸
2019年2月7日から2月16日まで関西に行ってきます。また皆さんのところへの訪問が難しくなることお許しください。辻切り作りに参加した記事も早く書きたいとは思っていますが、写真枚数も多くて整理に時間がかかることから、帰宅後になることもお許しください。

sigさんにすばらしい伝統行事「へび撚り」の動画をコメントで紹介いただいたので掲載させていただきたいと思います。

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