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2020年の御節(おせち)は四段重 [新年]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大2020年も家族が実家に集まり、右の写真のように9人での正月となりました。自宅ならば御節を作ることができますが、実家のために手作り御節を作る余裕がないことから取寄せの御節を注文することにいたしました。2人目の孫(母からだと曾孫f)も1年3ケ月になり、孫たちもしっかりと食べるようになったことから、下記リストのように初めて四段御節にしました。昨年は初めての三段御節でしたが、今年は初めての四段御節だったわけです。着色文字をクリックすると、写真(2009年~2014年)または記事(2015年以降)を表示します。
 2008年以前は全て手作り       自宅 or 実家
 2009年 取寄せ 特製おせち二段重  自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2010年 取寄せ 和二段重セット   自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2011年 取寄せ 和一段重セット   実家
 2012年 取寄せ 特製和風一段    実家
 2013年 取寄せ 和洋折衷二段重   自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2014年 取寄せ 二段重(名前は不明)  自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2015年 手作り           自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2016年 手作り           自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2017年 手作り           自宅  実家の母は取寄せ一段重
 2018年 手作り+取寄せ一段重    実家
 2019年 取寄せ 宝春三段重セット  実家
 2020年 取寄せ 和洋四段重セット  実家
自宅:千葉県佐倉市  実家:兵庫県宝塚市

去年までは同じお店で御節を注文していましたが、昨年の11月に家内が、家内の実家の千里に帰省していた時に、近くの千里阪急(デパート)で京都の1856年創業の老舗料亭の流れをくむ「わらびの里」の御節を注文いたしました。
 名称 和風・洋風おせち
 数量 販売予定数13 (阪急百貨店の取扱い数と思われる)
 製造 京都・洛東 わらびの里
 住所 京都市山科区大塚高岩2-23
 取扱 阪急百貨店・千里阪急 (送り元:阪急阪神百貨店)
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2019年12月31日に取寄せた御節が宅急便で届きました。実家の冷蔵庫はすでにいっぱいだったので、一番涼しいと思われる場所に保管して翌日の2019年1月1日に食卓に並べました。偶然にも北海道の長男家族に送ってもらった元旦の夕食用の蟹も同じ宅急便の車で届きました。
上の四角い箱が御節で、下の細長い箱が蟹です。       
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12月31日の夕方に御屠蘇は作り始めました。
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御屠蘇はテーパックのような袋に入っていました。日本酒に、その御屠蘇のパックを入れて、甘みをつけるために少しミリンを入れて一晩寝かしました。
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元旦の朝に、倉庫として使っている冷えた部屋から御節をリビングに持ってきました。実は御節(おせち)は五段重が正式なものだそうです。上から順番に一の重、二の重、三の重、与の重、五の重ですが、五の重は空っぽにするのが正式だそうです。空っぽの重がある理由は、一番下になる五の重は、年神様から授かる福を入れるために空っぽにしておくのだそうです。また、来年こそは空っぽの段にもたくさん料理が詰められるようにと繁栄を願う意味もあるそうです。お店で販売しているものは空箱というわけにはいかないので5段目を抜かして最段重は四段重になっているようですが、今回の御節は蓋の部分が厚いのでひっくり返して並べると五の重にも使えるので五段重を意識して企画されているのかもしれません。と言ってもテーブルが狭いので五の重を置くスペースは残っていませんでした。ちなみに中身も正式には、一の重は祝い肴の黒豆・数の子・田作りで、二の重は酢の物や口取りで、三の重は海の幸など焼き物で、与の重には煮しめや煮物を入れるそうですが、今回は和洋折衷なので見栄えを優先しているように感じました。
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こちらが元旦の朝食のために、テーブル並べた御節です。あわせて59種類の料理が入っていました。いくらや煮豆などは別にして一つの料理は2~5品(平均4品)なので約230品ほど入っていることになります。この写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
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それぞれを紹介したいと思います。
・一の重/あわびの旨煮、海老艶煮、タラバ蟹酢漬 他9品
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・二の重/かれい味噌柚庵焼、鮭柚庵焼、いくら(金箔) 他13品
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・三の重/柚子かぶら、鰆柚庵焼、合鴨ロース、他11品
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・与の重/鶏そぼろ南瓜テリーヌ、ローストビーフ、サーモンマリネ 他13品
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千枚漬と紅白の蒲鉾も用意いたしました。蒲鉾は山口県の白銀にいたしました。手前の銚子(本来は徳利)が熱燗で、青っぽい銚子(徳利)には冷酒が入っています。
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かずのこは塩抜きと皮むきがされたものを買ってきて、12月31日の夕方に味付けをいたしました。
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鯛とフグの刺身も用意いたしました。千枚漬と蒲鉾とかずのこと刺身は、それぞれ2皿を用意いたしました。1年前は筑前煮を作りましたが、今回は手間がかからないようにしたわけです。
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もちろんお雑煮も作ってもらいました。私は餅を焼く役目でした。使われているお餅は特別のものでした。
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長男のお嫁さんの実家では毎年年末の餅つきが恒例で、そのつきたてのお餅を頂いたのです。つきたての丸餅は格別に美味しかったです。
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先ずは御屠蘇で乾杯をして熱燗の日本酒を飲みながらの朝食となりました。朝からお酒を飲むのは1年の内で元旦の1日のみ(恒例)です。お酒は冷でも美味しく飲めるように純米吟醸にいたしました。お酒の名前は知りませんでしたが、西山酒造の小鼓です。
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こちらが御屠蘇セットです。古いものですが、昨年の正月から活躍しています。
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ある程度朝食が進んできた段階の食卓です。
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恒例の初詣前のデザートとして次男が持ってきてくれた治一郎のバームクーヘンを食べることにいたしました。
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バームクーヘンは人数分の9個に切り分けました。1歳も我々や母も同じサイズです。バームクーヘンが乗っている一枚一枚微妙に形が違うお皿は奈良の赤膚焼です。
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FORTNUM & MASONブラントの紅茶でいただきました。FORTNUM & MASONはロンドンを拠点とする老舗百貨店で、質の高い商品を販売することで知られ、過去150年以上にわたってイギリス王室から王室御用達の店舗として認定されているそうです。
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デザートを食べた後は2018年の初詣から恒例となった初詣です。母は長くお茶とお花の指導をしていたこともあり座ることが多く膝を痛めてしまったようです。クリックすると拡大普段は車椅子を使っていませんが、実家から初詣を行う宝塚聖天(通称:聖天さん)までの距離は900m で高低差が60mのために1月1日だけ車椅子を借りるのです。今回は12月26日に持ってきて1月6日に引き取りに来ました。クリックすると拡大全員9人での記念写真を撮るためにフルサイズカメラにも耐えられる右の写真の小形の三脚を持って行きました。


長い行列が出来ていました。ここで振舞われている甘酒を飲むのを楽しみにもしているのです。
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坂道であることを感じていただきたくて、顔が分からないほど小さく写った写真を掲載させてもらいました。


追伸
年賀状のお年玉切手シートが3枚当たりました。3枚は我家にとって平均値ですが、今年は全て同じ番号67で3枚当たったのです。少しレアなことが起こった気がします。今年はいいこと(HAPPY & LUCKY)があるかもしれません。
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こちらが令和二年(2020年)の「お年玉切手シート」です。切手シートを見ると偶然にもHAPPY ★ LUCKYと書かれていました。

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