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頂いた洋ナシが食べごろになりました。ル・レクチエ [話題]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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学生時代のサイクリング部時代の友人から写真の長野県の蓼科の名物などが2020年11月13日に届きました。その友人は長くアメリカに住んでいて今は長野県の蓼科に住んでいるのです。柚子は庭で出来たものだと思います。ジャムはブルベリーとホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)ですが、両方共に庭で出来たものだそうです。ただし今年は食用ホオズキの出来たのが少なかったので買い足したそうです。赤カブの漬物も自家製だそうです。果物は名月という銘柄のリンゴとル・レクチエという洋ナシが入っていました。さらに信州名物の蕎麦まで入っていました。リンゴは3個入っていましたが、写真を撮った時には1個食べてしまっていました。これらは友人の奥さんから家内あてに送られてきたものです。お互いに結婚したころから右の写真のように家族同士でつき合っていました。アメリカに住んでいる時も日本に帰ってきた時には外で食事をしたり私の家に来てもらいしていました。クリックすると拡大ただし残念ながら我々がアメリカに行って会うことはありませんでした。右上の小さな写真の右側2人が蓼科の友人とその奥さんで窓際の右側が渡して左側が、やはりサイクリンク部の友人で今でもOB会で飲んでいます。実は今回の洋なし(ル レクチエ)は2016年にも送ってもらっていて、日本の生産量などを調べていました。→ポチッ

右上の小さな写真に写っている友人の2人と私が写った学生時代の2回生の夏合宿の写真(下)クリックすると昔の記事を表示やその後に会った時の写真(右)を紹介します。左から3番目が蓼科の友人N氏で右から2番目がもう一人の友人のI氏で、真ん中が私です。
下の写真は2016年のOB会でパワーポイントで紹介した時の写真です。


クリックすると拡大こちらが11月13日時点のル レクチエ(Le Lectier)です。洋ナシは追熟して食べる果物なので、すぐに食べると美味しくないので袋に書かれているように黄色になるまで待って食べる必要があります。
食べごろの色を紹介した袋の絵をスキャンしたのが右です。
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 ⇩8日後
辛抱強く待っていると8日後の11月21日の朝に写真のように黄色に変わりました。上の写真の色と比べてみてください。香りも強くなってきました。香りはバナナの香りに似ていました。3個の中の一番右を朝食のデザートとして食べてみることにいたしました。
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4つに切った洋梨ル・レクチェ(ル・レクチエ)です。芯の部分だけは和ナシに似ています。幸水系の和ナシはブツブツの部分に渋みがあるので大きく切り取るとより美味しく食べるそうです。和ナシでも二十世紀系は必要がないので、洋ナシはどうでしょう。
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皮をむいたル・レクチエです。ル・レクチエ(Le Lectier)の名前はフランスの次のフランス語の記述からフランスの園芸家であるPierre Le Lectierの名前から付けられたようです。クリックすると翻訳文を表示します。
 Une variété de poire, baptisée « Le Lectier », lui fut dédiée.
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これが私の分です。追熟した洋梨ル・レクチェは甘くて香りが強かったです。
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今回送っていただいたル・レクチェは近くの農園で買ったと言われていました。


洋梨以外の写真も紹介します。こちらか自家製の赤カブの漬物です。これで頂いた半分の量です。
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こちらが自家製のブルーベリージャムとホオズキジャムです。ホオズキのジャムは珍しいと思うので分類を紹介します。甘酸っぱくて我家で一番気に入っているジャムですが、今のところ友人から頂くしか入手の手立てはありません。
使っているのは食用になるショクヨウホオズキ(Physalis pruinosa)で、同じホオズキ属のホオズキ(Physalis alkekengi var. franchetii)とは別種です。食用ホオズキはインカベリーやキャンディーランタンやストロベリートマトとも呼ばれています。
クリックすると拡大  界 植物界      Plantae
  門 被子植物門     Magnoliophyta
  綱 双子葉植物綱    Magnoliopsida
  目 ナス目       Solanales
  科 ナス科       Solanaceae
  属 ホオズキ属     Physalis
  種 ショクヨウホオズキ Physalis pruinosa
 漢字 食用酸漿 食用鬼灯
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形を残して作ったジャムのアップです。上のフランスパンも下の食パン(絹蜜)も京成バラ園にある石窯ベーカリー・サンブレッタで買いました。
初めてホオズキジャムを食べたのは蓼科の友人宅に訪問した時でした。その時に朝食で出していただいたのです。
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1つ目を食べた11月21日の翌日(11月22日)の朝食のデザートでは、写真の右側のル・レクチエをいただきました。ル・レクチエなどの洋ナシ(Pyrus communis)は幸水などの和ナシ(Pyrus pyrifolia var. culta)と味も香りも食感も全く違いますが、属までは全く同じナシ属(Pyrus)です。洋ナシは高い糖度と滑らかな果肉と芳醇な香りが特徴ですが、ル・レクチエはその3つの特徴共に優れた品種です。右の写真はフリー百科事典のWikipediaから転用させていただきました。西洋梨の英名のPearまたはEuropean Pearに対して和梨はNashi PearまたはSand PearまたはRusset apple pearだそうです。
クリックすると拡大  界:植物界      Plantae
   :被子植物     Angiosperms
   :真正双子葉類   Eudicots
   :コア真正双子葉類 core eudicots
   :バラ類      Rosids
  目:バラ目      Rosales
  科:バラ科      Rosaceae
  属:ナシ属      Pyrus
  種:セイヨウナシ   Pyrus communis
 品種:ル レクチエ   Le Lectier
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切り分けたル・レクチエです。上で書いた洋梨の3つの特徴の内、滑らかな果肉と芳醇な香りが和ナシとは特に違うように感じます。
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クリックすると拡大日本で最も生産量の多いラ・フランスの追塾の見分け方を調べてみました。ラ・フランスは熟しても黄色に変色しないことが分かりました。食べごろの見分け方は軸の周辺で行うそうです。軸の周りにしわが出来ると食べごろだそうです。肩の部分が耳たぶより少し硬い柔らかさになった時も食べごろだそうです。山形の味の農園さんのサイトから説明画像を転用させていただきました。
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他の洋梨が気になったので最後のル・レクチエを食べてしまう前に2種類の洋梨を買ってきました。真ん中がラ・フランスで、右がゼネラル・レクラークです。ゼネラル・レクラークは日本で栽培面積が5位の洋梨です。ル・レクチエが2位で、ラ・フランスが1位です。
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ル・レクチエとラ・フランスの追熟の確認方法はすでに紹介したのでゼネラル・レクラークの食べごろの確認方法を紹介します。
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左のル・レクチエは離れていても香りが確認出来るほどに追熟が進んでいてすでに完全な食べごろになっているようですが、他の2つに関しては追熟には少なくとも数日はかかりそうです。もしかしたら2週間ほど必要かもしれません。
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最後の1個のル・レクチエを2020年11月25日に頂きました。記事を書くためにいろいろ調べた上で食べたル・レクチエは格別でした。実の場所によって味が違うことも確認出来ました。軸に近いほど柔らかく甘さも強いかったです。
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