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活ヤリイカの刺身 海鮮処 函館山 [函館]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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前記事の函館の活イカ丼の記事を書くにあたり函館で行った居酒屋を調べているとまだ記事に書いていないお店があったので紹介することにいたしました。上は2月8日に函館空港に到着して空港前のレンタカー店から撮った函館空港の写真です。この日の夕食に食べた活きイカはタイトルに書いてあるようにヤリイカでした。写真のように函館は雪に覆われていました。レンタカー店の前の道路からの同じ構図のGoogle地図のストリートビュー(SV)はこちらです。→ポチッ

レンタカー店から函館市内に向かいました。最初に空港前を通りました。朝の9時39分でしたが雪空のため、この暗さでした。
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クリックすると拡大空港を出るとすぐに海沿いの道になりました。真直ぐ行くと函館市内の中心部です。本来ならば正面に函館山が見えるはずですが、この時は雪のために全く見えませんでした。少し手前の海側には啄木小公園があり、右の写真の石川啄木の像がありました。
同じ場所からのストリートビューだと函館山が見えます。→ポチッ
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居酒屋の写真を紹介する前に雪の函館の景色を紹介します。函館の中心部と空港の間に湯の川温泉があります。その湯の川温泉に向かう市電です。
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撮った写真の中から市電(路面電車)を切り取って5秒ごとに順番に表示するように設定いたしました。撮った範囲において全て違うデザインの車両でした。Wikipediaによると2019年3月31日時点において営業車32両、除雪車2両、装飾車3両の計37両を保有しいるそうです。営業車としては30形(1)、500形(2)、710形(8)、7000形(1)、800形(1)、2000形(2)、3000形(4)、8000形(10)、8100形(1)、9600形(4)の10種類がありました。括弧内数値は車両数または編成数を示しています。ネットの写真と比較してみた結果、710形と3000形と8000形が写っていました。函館市電は126年前の1894年に馬車鉄道(亀函馬車鉄道株式会社)が設立されたのが始まりでいろんな変遷がありました。函館市営になったのは1943年11月1日だそうです。
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雪の中の金森赤レンガ倉庫です。この時10時16分でした。
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夕方にホテルにチェックインした後に、夕食を写真の海鮮処・函館山で食べることにいたしました。この時19時32分でした。
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お通しはホタテのベーコン巻きでした。
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先ずは生ビールの大で乾杯です。
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本日(2月8日)のおすすめ品のメニューです。この中からは4品頼みました。
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先ずは本命の活イカの刺身を頼みました。この日は活ヤリイカ刺でした。本写真をクリックすると特別に大きく4倍(面積:16倍)に拡大するように設定いたしました。
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透明感を伝えたくて、透き通った身の部分(正式名は外套膜)の部分を拡大いたしました。
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頭や下足(ゲソ)の部分を拡大いたしました。この写真からも新鮮さが伝わると思います。ヤリイカの分類を紹介します。英名はSpear Squidです。Spearはヤリ(槍)で、Squidはイカ(烏賊)なので日本語と同じ意味です。ヤリイカの泳いでいる写真はネットから転用させていただきました。
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  門 軟体動物門   Mollusca
  綱 頭足綱     Cephalopoda
 亜綱 鞘形亜綱    Coleoidea
 上目 十腕形上目   Decapodiformes
  目 ツツイカ目   Teuthida   
     (閉眼目     Myopsida)
  科 ヤリイカ科   Loliginidae
  属         Heterololigo
  種 ヤリイカ    Heterololigo bleekeri
 漢字 槍烏賊
 英名 Spear Squid(スピアー・スクィッド 意味:槍 イカ)
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別の写真でゲソの部分を拡大いたしました。まだ動いていました。上の写真のゲソの部分の形が違うので動いていることが分かっていただけると思います。
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その活ヤリイカ刺のゲソの部分を刺身にしてもらいました。
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これが一般的にイカの骨と呼ばれている軟甲((gladius)です。太古に貝殻であったものがコウイカなどの硬い甲になり、さらに退化して石灰質を失い、殻皮質(Conchiolin)のみとなり軟甲と呼ばれるようになったそうです。スルメイカの軟甲は短いけれども、ヤリイカは長い軟甲を持っています。ヤリイカであることの証なので刺身と一緒に飾られているのだと思います。下段の写真の黄色の線で囲った部分が上段の写真です。上段の写真をクリックすると4倍(面積:16倍)に拡大します。下段は通常の2倍の拡大です。
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活カジカ刺です。カジカは食べたことがありますが、カジカの刺身は生まれて初めて食べたと思います。それも活きカジカの刺身だったので格別でした。
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上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックの面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。
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カジカ(鰍)の刺身を頼むとカジカのあら汁が付いていました。最初は川に住んでいるカジカ科(Cottidae)のカジカ(Cottus pollux)だと思っていましたが、ネットで調べてみると「東北以南は川魚のカジカを指すが、東北以北(特に北海道地方)は海魚のカジカを指す。」と書かれていました。カサゴ目のカサゴ科やケムシカサゴ科など、海のカジカと呼ばれる魚はトゲカジカ、ケムシカジカ、ツマグロカジカなど沢山の種があるようです。右下の写真はネットから転用させていただいたケムシカジカ属のHemitripterus americanusとケムシカジカ(Hemitripterus villosus)です。カジカの名が付く魚は非常に多いので今回のカジカがケムシカジカである可能性は少ないと思われますが、ケムシカジカの分類を紹介します。
クリックすると拡大  界 動物界     Animalia
  門 脊索動物門   Chordata
 亜門 脊椎動物亜門  Vertebrata
  綱 条鰭綱     Actinopterygii
 亜綱 新鰭亜綱    Neopterygii
 上目 棘鰭上目    Acanthopterygii
クリックすると拡大  目 カサゴ目    Scorpaeniformes
 亜目 カジカ亜目   Cottoidei
 上科 カジカ上科   Cottoidea
  科 ケムシカジカ科 Hemitripteridae
  属 ケムシカジカ属 Hemitripterus
  種 ケムシカジカ  Hemitripterus villosus
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サバの刺身です。しめサバではなく生のサバの刺身は珍しかったので北海道産ではなかったけれども頼みました。山口産です。実は瀬戸内海産のサバの刺身のプリプリの美味しさにハマっている頃だったのです。
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北海道の貝と言えば北寄貝なので注文すると大きな北寄貝が出てきました。
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貝柱も大きかったので特別に拡大いたしました。
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美味しい料理が並んだので、フグのヒレ酒も頼んでしまいました。
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骨酒も頼みました。焼かれている魚の種類は前のことなので覚えていませんが、普通は山女魚(やまめ)が使われます。ここは北海道なので、北海道の魚かもしれません。
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骨酒を注いでいるところです。この写真で北寄貝の大きさも分かっていただけると思います。
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骨酒に使われた魚です。皮に斑点があるのでヤマメ系の魚であることは間違いないようです。
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イカの肝焼きです。これはヒレ酒や骨酒にピッタリです。
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北海道の沿岸でしか獲れない本シシャモです。以前に本ししゃもの記事を書いたことがありました。→ポチッ
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小さな鍋物もいただきました。
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こちらの焼魚は北海道の魚であることは確かですが、今となっては名前が分かりません。山口産のサバの刺身以外は北海道の食材を楽しみました。
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北海道と言えはニッカなので二次会での水割りは竹鶴となりました。
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お店を紹介します。地図の中の5つの臙脂色マーク( )の中の一番右側のマークが「海鮮処 函館山」です。5店( )の一番左側の「うに むらかみ」ではウニ丼を食べて、残りの4店(一花亭 たびじ勇旬 いか太郎海鮮居酒屋 箱館番屋海鮮処 函館山)では活イカを食べました。
 店名 海鮮処 函館山
 住所 北海道函館市松風町10-15
 電話 050-5487-0678
 営業 17:00〜24:00 日曜日:16:00〜23:00
 定休 無休
 最寄 函館駅 徒歩6分 市電 松風町駅 徒歩2分


翌朝のホテルからの日の出の景色です。泊まったホテルの名前は忘れていたのですが、この景色から判断して泊まったホテルはホテルWBFグランデ函館であることが分かりました。
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上の朝日の写真の少し右方向を撮った写真です。ホテルからみた函館の雪景色です。路面電車が2台写っています。見えている山は夜景の景色がきれいに見ることが出来る函館山です。この写真の右端が山頂になります。この日の夕方のフライトで東京に帰ると9人が集まった宴会が待っていました。→ポチッ
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夜景がきれいに見える函館山山頂( )とホテル( )と居酒屋( )の位置関係を地図で紹介します。ホテルから居酒屋までの距離は徒歩で1.58kmです。ホテルから函館山山頂までは徒歩で5.13km(1h14m)です。ホテルの位置を特定するのに上の2枚の写真が役に立ったことが分かっていただけると思います。

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