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実家での鉄板焼きの前日は「神戸牛のしゃぶしゃぶ」でした。 [料理]

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前記事で紹介した鉄板焼きの前日の2020年12月21日のしゃぶしゃぶです。年末年始の実家でのしゃぶしゃぶは12月31日か1月1日に行うのが恒例でしたが、何度か紹介しているように牛肉を買う西宮北口の山垣畜産のお店は12月28日以降は1時間以上非常階段に並ばないと買えないお店なので、新型コロナの感染状況から見て、長時間並ばないですむように12月21日に買いに行ったのでした。

これが何度か紹介している山垣畜産の牛肉です。生産場所などの規定があることから神戸牛と名乗ることは出来ないようですが、何度か食べ比べているので実質的には神戸牛なのです。
お店に来てみて驚きました。まだ年末までに日数があるのに非常階段に並ぶことになったのです。ただし、新型コロナ対策で行っている処置でした。お店の前が密にならないように制限するためで、お店の前がすいてくると、非常階段に並んでいたことを証明する紙を持ってお店の前に行き順番に買います。非常階段では、今までと違い2mの間隔を開けて並びました。今までの年末は密の状態で並んで1階から3階までの長さになっていたので、同じだけの人が来ると大変なことになると思います。何らかの方法が行われるのだと思います。
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霜降り具合を紹介するために拡大いたしました。
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いつもならば電気式の鍋を使うのですが、一定の火力にしたいことからガスコンロを使うことにいたしました。実家にはカセットコンロはないので都市ガス用のガスコンロを出してきました。
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上の写真でも写っているように、野菜は水菜とエノキにいたしました。
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タレはポン酢とゴマだれの2種類を用意いたしました。
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さっそく食べ始めました。冒頭の写真です。
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野菜はポン酢でいただき、肉はごまだれでいただきました。
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肉の方を拡大いたしました。
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肉のおいしさが伝えられるかもしれないと思いさらに拡大いたしました。
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この日はビールにいたしました。
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肉はポン酢でもいただきました。
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ビールも進みました。
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デザートは懐かしいユーハイムのクッキーにいたしました。
ユーハイムは1950年1月に神戸に設立された会社ですが、ユーハイムはドイツ人のカール・ユーハイム(Karl Joseph Wilhelm Juchheim 1886年12月25日~1945年8月14日)が中国の青島(チンタオ)で独立した1909年を創業年としています。青島に22歳で初めて持った店名はユーハイム(Juchheim)でした。クリックすると拡大日本軍の青島攻略により1916年にカール・ユーハイムが捕虜となり大阪俘虜収容所へ連行され、1917年に広島県安芸郡仁保島村の似島検疫所に移送となり、1919年に広島県物産陳列館(現・原爆ドーム)にて開催されたドイツ作品展示会で日本初のバウムクーヘンの製造販売を行ったそうです。1920年に捕虜生活から解放され青島から妻子を呼び寄せ、1922年に横浜で店(E・ユーハイム)を開きましたが1923年に発生した関東大震災により店を失い、神戸へと移り再び店(JUCHHEIM'S)を開き繁盛しましたが、第二次世界大戦により1944年頃には戦局の悪化で原材料の入手が困難になり営業が難しくなった上にカール・ユーハイムは終戦直前の1945年8月14日に58歳の若さで亡くなってしまったそうです。カールの妻のエリーゼも敗戦により国外退去処分になりましたが、アメリカの占領が解かれてエリーゼを社長に迎えて1950年に会社組織化したというドラマのような歴史があるのがユーハイムなのです。だからこそ創業年を1909年にこだわっているのだと感じました。
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実は母の希望でユーハイムのクッキーを買ってきたのです。我々が子供のころはクッキーと言えばユーハイムだったのです。私が小学校4年の時に広島から神戸に引っ越してきて以来、神戸のユーハイムに親しんできたのでした。
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