フラッシュあり フラッシュなし [土産]
: 空港 : 飛行機以外で行った町
垂直尾翼カメラに写ったブロッケン現象を紹介した前記事の中で過去の4回のブロッケン現象を紹介居ましたが、その中の2005年12月09日のブロッケン現象を見たのは2度目の世界一周中のシカゴ→ルイビルのフライトでした。上の3つの地図(又たは航空写真)の右下です。その時の移動ルートが下記でが忙しくてヨーロッパのお土産を買う機会がなかったので12月5日にパリで、せめて何か一つと思い右の写真の「バカラの天使」を買いました。バカラは1764年にルイ15世の認可を受けてフランス東部のロレーヌ地方にある小さなバカラ村でクリスタルガラスの製造を始めたのが起源だそうです。高い透明度と巧みなカット技術に人々の評判が集まり多くの王侯貴族に愛用されたそうです。11月27日 LH711 成田 → フランクフルト
11月27日 LH3732 フランクフルト → チューリッヒ
11月27日 車 チューリッヒ → レンツブルグ
11月29日 車 レンツブルグ → チューリッヒ
11月29日 LH3723 チューリッヒ → フランクフルト
11月29日 車 フランクフルト → ハイデルベルグ
11月30日 車 ハイデルベルグ → フランクフルト
11月30日 LH4232 フランクフルト → パリ
12月02日 列車(TGV) パリ → リヨン
12月03日 列車(TGV) リヨン → パリ ロワール
12月05日 AF1912 パリ → ミラノ ベルガモ カサレ・モンフェラート
12月08日 LH3919 ミラノ → デュッセルドルフ
12月09日 UA436 デュッセルドルフ → シカゴ
12月09日 UA7834 シカゴ → ルイビル ブロッケン現象
12月13日 UA6884 ルイビル → シカゴ
12月14日 UA883 シカゴ → 成田(12月15日着)
その「Baccarat Angel」の写真をフラッシュありとなしで紹介します。フラッシュによって、ずいぶんと雰囲気が変わります。皆さんはクリア派(フラッシュあり)ですか。ソフト派(フラッシュなし)ですか。
それまでのヨーロッパはドイツに行くことが多かったので右の写真のようなビール・ジョッキをよく買いました。
クリア派?
ソフト派?
バカラの工場の入口辺りのストリートビュー(SV)を紹介します。この方向の広い範囲がバカラ社の敷地です。左の道に入っていって突き当りで右を向くと工場の門が見えます。工場の門もSVで見ることが出来ます。→工場の門 案内板
バカラ・ミュージアム(Musée Baccarat)もその中にあります。
日本流の住所の書き方ではLorraine地域圏 Meurthe-et-Moselle県 Baccarat市になります。別の日本流の住所ではグラン・テスト地域圏 ムルト=エ=モゼル県 リュネヴィル郡 バカラ市になります。
こちらがバカラ社の敷地です。工場らしい建物が沢山並んでいます。バカラ・ミュージアム(Musée Baccarat)の場所が判ると思います。
バカラの天使を買った時はエッフェル塔の下でアクロバット走行を見た時でした。印象的なパリとなりました。
私がSo-netブログ(現:SSブログ 2009年5月5日開始)を始める前でしたが別のブログ「ゆびとまSNS」をしていて下記の30の記事を掲載いたしました。そのサイトは閉鎖してしまったことから、So-netブログを始めた経緯がありました。そのSo-netブログに再掲載もいたしました。今までに29の記事を掲載していましたが、今回30記事目を掲載したわけです。タイトルをクリックすると記事を掲載いたします。
11月28日 01. 冬のレンツブルク城
11月30日 02. 冬のハイデルベルグ城
11月30日 03. 素敵なドイツの家
11月01日 04. 凱旋門の上からの景色
12月02日 05. リオン(Lyon)の牡蠣
12月03日 06. パリのワンコ
12月03日 07. パリの牡蠣
12月03日 10. エッフェル塔の下でのアクロバット走行
12月04日 11. ミニシクラメンの原種
12月04日 12. 川の上に建つ城 シュノンソー城
12月04日 13. シャンポール城
12月04日 14. 小船のある風景 ブロワ城
12月04日 15. ロワールの森
12月04日 16. ダ・ヴィンチが暮らした家
12月04日 17. お城の見える古民家
12月05日 18. フラッシュあり フラッシュなし ← 今回追加
12月06日 19. 美味しいイタリアンカプチーノに出会えました。
12月07日 20. ミラノから南西へ60km
12月08日 21. ミラノの日本食
12月08日 22. ミラノ中央駅
12月08日 23. ミラノのグランデ運河
12月08日 24. デュッセルドルフでもWeihnachtspyramideがありました。
12月09日 25. ブロッケン現象
12月10日 26. ケンタッキーはダービーとバーボン
12月10日 27. アメリカに来たなら709グラムのNew York Strip Steak
12月11日 28. ケンタッキーの朝
12月12日 29. ちょっと変わった日本食が一番人気
12月12日 30. 709gのステーキの翌々日の夕食はイタ飯でした。
ゆびとまSNSの私のURLは下記ですが、2009年5月に使えなくなったままです。そのためにSo-netブログ(現:SSブログ)を2009年5月5日を始めるきっかけになったわけです。ゆびとまSNSで最初に掲載した記事は2005年10月22日に掲載した「インドの子供たち」でした。
http://echoo.yubitoma.or.jp/weblog/musashi_sk/eid/296438/
と思ったら2005年10月14日に掲載した「内モンゴルの大草原 呼和浩特」がゆびとまSNSの最初記事でした。つまり2つのブログサイトを通して最初の記事が内モンゴルでした。今から考えれば、この景色があったからこそブログを始めたと言えるのかもしれません。
ゆびとまSNSのサイトが予告なく閉鎖される直前に、運よく全ての925記事をパソコンに取り込んでいました。その中の7割ぐらいを2009年にSo-netブログに復活しました。今はゆびとまSNSの記事を見ることはできませんが、So-netブログ(現:SSブログ)に再掲載した記事は見ることが出来ます。→ポチッ
御光(ごこう ブロッケン現象)が垂直尾翼カメラ映像の中に写っていました。 [機内]
前記事で乗った飛行機にの垂直尾翼カメラの着陸などの映像を紹介しましたが、撮影した映像の中にブロッケン現象が映り込んでいることをこと見つけたので紹介したいと思います。飛行機の影を中心に丸い虹が見えるのが判っていただけると思います。これがブロッケン現象です。今回の場合は、はっきりとした小さな丸い虹の外側にもうっすらとした丸い虹が確認できます。2重の丸い虹のブロッケン現象なのです。飛行機がない時代から高い山の頂上から稀に見ることが出きる減少でした。機体の左下隅が濃い色の部分は垂直尾翼の影です。影の上端延長上に虹の中心があるのはカメラが垂直尾翼の前の端についているからです。
上の写真はこちらの写真から切り取ったものです。この時2022年1月22日9時36分27秒でした。ブロッケン現象のことを西洋では「ブロッケンの妖怪」や「グローリー(glory 光輪)」とも呼ばれています。日本では古来からの呼び方としてブロッケン現象のことを御来迎(ごらいごう)、御光(後光/ごこう)、山の御光(後光)、仏の御光(後光)などと呼ばれているそうです。ブロッケン現象が写っていることが判ってすぐに動画を撮り始めました。
こちらがブロッケン現象が写った動画です。左の主翼の下にブロッケン現象が写っています。動画は1分18秒間で、撮影したのは9時37分前後です。飛行機は着陸のために降下しているところなので、ブロッケン現象を作っている小さな水滴の集団(今回の場合は雲)に近づいて行くことから時間とともに影も丸い虹も大きくなっていくのを動画で確認できると思います。別画面で動画を見たい場合はこちら→ポチッ
念のため動画のハードコピーにブロッケン現象の位置を示す黄色の矢印(↓)を書き込みました。
動画を撮り終えて撮った写真です。時刻は9時38分37秒です。冒頭の写真から2分10秒後ですが飛行機の影も丸い虹もかなり大きくなっているのが判ってもらえると思います。この後すぐに飛行機が雲に突っ込むのでブロッケン現象は消えました。
ブロッケン現象は見ているところの後方に太陽があり、飛行機の影の方向に雲(小さな水滴の集団)がある時に見られます。今回の場合の目に相当するのは垂直カメラであることから、内側の小さな丸い虹の中心は飛行機の影の垂直尾翼のカメラの位置ということになります。自分の目で直接見ている場合は丸い虹の中心は飛行機の影の中の自分が座っている位置になります。私が座っている場所は主翼の付け根なので、窓から直接ブロッン現象を見ようとしても主翼やエンジンが邪魔になって見ることが出来なかったのです。
飛行機からは気を付けて外を見ていると山などに比べると比較的頻繁に見ることが出来るとおもいますが、私は基本的には通路側の席を撮っているので限られた回数しか見ることが出来ません。そんな中で、今までにブロッケン現象に関して下記の4つの記事を掲載させていただきましたので、今回の記事が5つ目になります。頭の日付がブロッケン現象を見た日です。小さな写真をクリックすると記事を表示します。
2003/08/30 桂林→広州 中国南方航空 CZ8931
2005/12/09 シカゴ→ルイビル ユナイテッド航空 UA7834
2008/11/05 カサブランカ→リヨン Royal Air Maroc AF4405(共同運航)
2015/04/17 上海→成田 日本航空 JL876
2003/08/30 2005/12/09 2008/11/05 2015/04/17
山で見られるブロッケン現象の写真をWikipediaから転用させていただきました。Wikipediaによればブロッケン現象(Brocken spectre)の呼名はドイツのハルツ山地の最高峰ブロッケン山(標高1,142m)でよく見られたことに由来しているそうです。論文に最初に記載されたのは1780年で執筆者はドイツの自然科学者だそうです。
ブロッケン山(Brocken)の地元ではブロッケン現象よりは、右の描画のように年に一度ヴァルプルギスの夜に魔女が集まと言われていたことの方が有名なようです。
前記時で紹介した3分2秒の動画にはブロッケン現象の映像は入っていなかったので、ブロッケン現象が見れた部分とその前の動画も追加しました。計5分の動画になりました。前半(2分39秒)だけBGM(Indian Walk)を流しています。BGMを聞きながら映像を見ると不思議と飛行機に乗っている気分になります。体験されたい方は是非ともプレーボタン( ► )をクリックしてみてください。頭から1分15秒からブロッケン現象が写っています。頭から1分15秒の位置から見たい方はこちらをクリックしてください。→1分15秒(ブロッケン現象始まり) 着陸寸前