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新幹線で赤福を食べました。 [土産]

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上の写真が今回の記事の主役の伊勢名物の赤福です。赤福餅とも言われている独特の形をした非常に柔らかい餅菓子です。赤福は伊勢神宮内宮前のおかげ横丁に本店を置く株式会社赤福が出している和菓子です。日本の神社の前で売られていた和菓子の中でも江戸時代初期からの歴史を持つ手織り、多くの人が知っている銘菓でもあります。

クリックすると拡大前記事「寿楽荘の桜並木 & 野上の桜並木」で関西から早朝の新幹線で関東の家に戻って来ることを追伸で書きました。その中で朝食のおむすび弁当(お茶付き)を食べました後のデザートとして前日にお土産にもらった赤副をいただきました。
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こちらが前日にお土産としていただいた赤福です。
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8個入入でした。スペースがないのでパソコンのキーボードの上に置いて、こぼさないように慎重にいただきました。
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赤福と言えば、この独特の形です波形の形です。このの独特な形は伊勢神宮神域を流れる五十鈴川のせせらぎをかたどったものだそうです。餡につけた三筋の形は清流を表し、クリックすると拡大白いお餅は川底の小石を表しているそうです。今は判りませんが、一つ一つ、手の指でつけられていたと聞きました。もしかしたら伊勢神宮内宮前のおかげ横丁の右の写真のお店(本店)で食べれる赤福は手で形作ったものかもしれませんないと思い調べてみると、手作りの赤福は本店の茶店で提供する分などの一部に限られいるそうです。
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クリックすると拡大こちらが伊勢の本店のお店で提供されている手作りと思われる赤福(赤福餅)です。やはり形は違うようです。
こちらの写真と上の本店と右の店内の写真はWikipediaから転用させていただきました。食べログによると写真の赤福盆(赤福餅3個+お茶)は290円です。
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赤福の手作り風景もWikipediaから転用させていただきました。
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江戸時代初期には皇大神宮(伊勢神宮内宮)前の五十鈴川のほとりで「赤福」の屋号を持つ餅屋を営んでいたと伝えられてはが、赤福の正確な創業年は不明であることから、赤福の名が書かれている浮世草子「美景蒔絵松」が執筆された1707年(宝永4年)を公式な創業年としています。現代では沢山のスイーツがある上、日々新しいスイーツが生まれてきている時代でも人気があることは、江戸時代はもっと人気があったのだと思います。神社前には美味しい菓子が多いです。赤福以外でよく食べているのが太宰府天満宮名物の「梅ヶ枝餅」ですが、こちらの葬儀幼年創業年は1922年(大正11年)です。
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車窓の景色を見ながらの赤福は美味しかったです。人気の赤福ですが、過去には製造日表示の偽装疑惑による営業禁止処分などの苦い歴史もあったそうです。
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こちらは家に帰ってから食べようと蓋を開けたところです。車内では2個食べました。
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温かい美味しいお茶でいただく赤福は格別でした。この時も2個食べてしまいました。翌日も2個いただきました。実は家内が大阪の実家に4月20日まで行っていたので私が全て食べることになったわけです。
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寿楽荘の桜並木 & 野上の桜並木 [宝塚]

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2022年4月2日に宝塚の実家の近くで桜が有名な「寿楽荘の桜並木」に母と一緒に桜を見に行きました。上の写真が「寿楽荘の桜並木」です。住宅地の中の細い道なので桜の花のトンネルのようになることから「寿楽荘の桜トンネル」とも呼ばれています。 「寿楽荘の桜並木」は住宅地の中の直線の坂道ですが上の写真は坂道の一番下から撮った写真です。いずれの桜の木も、かなりの古木です。本記事では写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。いつもならば面積で4倍ですが本記事では16倍にいたしました。

桜トンネルを実感していただくために上の写真の中央部分を切り取りました。寿楽荘(じゅらくそう)は地名(宝塚市寿楽荘)です。
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こちらは坂道の一番上から撮った「寿楽荘の桜並木」です。花弁はほとんど散っておらず花芽もないことから完璧な満開状態でした。母は足が悪いので実家から車椅子を押して来ました。東京に転勤になってからは、今まで宝塚で桜を見に行く機会は長い間ありませんでしたが3月20日から関西に来ていることから、桜を見に行こうと思い立ったのです。
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その満開の桜の花を紹介します。
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花がよく見えるように拡大いたしました。桜トンネルと言われているように桜の木の下は暗いので逆光の写真となり鮮明には花が判りませんが雰囲気は分かってもらえると思います。
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「寿楽荘の桜並木(桜トンネル)」の坂道の一番下にクリックすると拡大大きな枝垂れ桜があることも、近くに住んでいる人の間では有名です。写真は「寿楽荘の桜並木」の方向から撮っています。実家からは枝垂れ桜の木の後ろの坂道を右から降りてきました。この辺りは坂が多いところなのです。左の方にまっすぐに行くと宝塚駅や宝塚南口駅や宝塚歌劇の大劇場があります。写真の上の方に写っている桜の花は「寿楽荘の桜並木」の桜です。
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歩いてきた方向から撮った枝垂れ桜です。路面に書かれた白い交差点標示のところを左に入ると寿楽荘の桜並木(桜トンネル)です。
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本地図の上の方の桜色のラインが「寿楽荘の桜並木(桜トンネル)」です。近くに「野上の桜並木」があります。地図の中の下の方の桜色ラインです。前日の4月1日に「野上の桜並木」にも行ったので続いて紹介したいと思います。六甲山最高峰はここから西南西方向です。近くにある宝塚聖天(聖天さん)は最近はよく初詣に行くところです。実は関西に住んでいた頃には桜の木が沢山あることは知っていましたが、呼び名である「寿楽荘の桜並木」や「野上の桜並木」は知らなくて今回初めて知りました。ただし、母は知っていたそうです。寿楽荘の桜並木から野上の桜並木までの距離は803mです。逆瀬川の南には右の写真の「千種の桜並木」があるようです。マイナス(-)のアイコンを1回クリックすると場所が判ります。右下の「千種の桜並木」の写真はネットから転用させていただきました。
寿楽荘の桜並木から千種の桜並木までの距離は1680mです。寿楽荘(宝塚市寿楽荘)とクリックすると拡大同様に野上(宝塚市野上)と千種(宝塚市千種)も地名です。千種は「ちぐさ」と読みます。それぞれの最寄り駅は次の通りです。
 寿楽荘の桜並木 阪急宝塚南口駅 阪急逆瀬川駅
 野上の桜並木  阪急逆瀬川駅
 千種の桜並木  阪急小林駅 阪急逆瀬川駅


こちらが「野上の桜並木」です。バスも通る道で、道幅は「寿楽荘の桜並木(桜トンネル)」より広く車も頻繁に通りますが、この写真は車が通っていないときに撮りました。「寿楽荘の桜並木(桜トンネル)」の時のように車椅子を道路の真中にした構図の写真は、車が来ると迷惑になる可能性があるので遠慮いたしました。
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こちらも満開でした。
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ここは道がカーブしているので、また違った雰囲気を味わうことが出来ました。
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カーブの反対側からの写真も紹介します。
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動画も撮ったので紹介します。3分13秒の動画です。撮影していた3分13秒の間に車5台とバイク1台が通りました。


動画は2本撮ったので、もう一本の動画も掲載しておきます。こちらは2分21秒です。その1とその2を同時に見てもらうと効率がいいと思います。



2022年4月17日朝 追伸
クリックすると拡大新幹線で関西から家に戻っているところです。逆瀬川駅を5時07分に乗りました。朝食にはいつも通りワンコイン(500円)の、おむすび弁当(お茶付き)を食べました。写真は6時42分に撮りました。デザートには前日にいただいた赤福をいただきました。赤福を食べたのは久しぶりだったので次の記事で紹介したいと思います。
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おむすび弁当の無いようです。
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日曜日の早朝の新幹線は、予想通りすいていました。新大阪を出発して時点で私の乗った2号車は私も含めて3人でした。
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タグ: 桜並木 宝塚
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ハワイ島の溶岩の大地を実感 その後はロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ ハワイ島一周ツアー [ハワイ]

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ハワイ島の溶岩の大地を実感
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前記事で紹介させていただいた沢山のアオウミガメが日光浴をしていたプナルウ黒砂海岸(Punaluu Black Sand Beach)の次に訪れたのが上の展望エリアです。ここからはハワイ島最南端のカ・ラエ岬(Ka Lae)を見ることが出来る場所です。カ・ラエ岬はハワイ島の最南端の岬というだけでなくアメリカ合衆国の最南端(South Point)の岬なのです。霞んでいて醜いけれども、この写真をクリックすると中央あたりにカ・ラエ岬を確認することが出来ますが、私にとって印象的なのが、あたり一面に広がっている溶岩でした。そのことからタイトルの一部に「ハワイ島の溶岩の大地を実感」と書かしていただいたのです。クリックすると拡大2日間のハワイ島ツアーで車の中から溶岩の大地を何度も見てきましたか、車を止めて実際に溶岩の上を歩かせていただいたのは初めての経験となりました。右上の地図で東方向(右方向)から走ってきました。車は日本と反対の右側通行なので海側に停めるためにいったん通り過ぎてから左折して回り込んだと思われます。

この溶岩は標高4169mで世界最大の体積の山でもあるマウナ・ロア(Mauna Loa)の噴火で流れ出てきたものなのです。この場所からはマウナ・ロアは北になります。我々が行ったときはキラウエア火山が噴火していましたが、ガイドさん曰くはハワイで最も危険な山はマウナ・ロアだと説明されました。有史以来、活発に活動していて世界最大の体積の巨大な活火山だからです。黒い部分が新しい溶岩で茶色の部分は1000年以上前に流れてきた溶岩です。植物が生えている部分はさらに古い部分ですがすべてが溶岩なのです。この航空写真で右下の岬がアメリカ合衆国の最南端のカ・ラエ岬(カラエ岬)です。航空写真のプラス(+)のアイコンを2度クリックしていただくと分かりますが、展望場所は新しい黒い溶岩の中に島のように古い茶色の溶岩が取り残された場所の目の前に作られています。


先ずはプナルウ黒砂海岸から冒頭の写真の場所までの車窓からの景色を紹介いたします。この場所は山の形からSVから特定できました。
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牧場もありました。昔は木や草も生えていな溶岩大地だったのだと思いますが、数千年の間に豊かな土壌に変わったのだと思います。
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小さな町もありました。この場所もSVで特定できました。緑の屋根の建物は教会のようです。
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この建物もSVで見つけました。Naalehuという名の小さな町のようです。The Land Office, LLCとUnited States Postal Serviceに挟まれた建物です。
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町から少し進むと溶岩地帯に入りました。
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この辺りにはHawaii Volcanoes National Park Kahuku Unitがあります。
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冒頭の写真の展望場所に着きました。我々が乗ってきたバスです。SVでも確認できます。
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冒頭の写真です。2010年1月(janvier 2010)に撮影されたGoogleのSVには説明板は写っていないので2010年1月から2018年5月の間に設置されたものと思われます。2021年6月に撮影された個人投稿のSVには、今回の説明板に加えて新しい説明板も写っていました。
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展望場所(Scenic Point)の説明板(Story Behind the Scenery)を紹介します。クリックすると文字が読める大きさに拡大いたします。Pali o kūiani の場所には風力発電の風車が見られます。
 (1) Pali o kūiani
 (2) Ka Lae (South Point) カ・ラエ岬
 (3) Wai' Ahukini
 (4) Kipuka
 (5) Pu' u Mou
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少し拡大しました。クリックすると拡大するので、上の(1)~(5)が辛うじて確認できると思います。SVでも確認できます。
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こちらの写真をクリックした方が(1)~(5)を確実に確認できると思います。
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道路から離れて溶岩の方に入って走ってきた道の方向を撮りました。近い場所から撮ってSVに登録した人がおられました
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同じ方向を撮った写真ですが、こちらの方が溶岩のところから撮ったことが判ると思います。
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これから進んでいく方向も撮りました。
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茶色に変わって木が生えているところは溶岩が流れてきて1000年以上は経過しているだろうとガイドさんから説明されました。
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大きな石が転がっているところもありました。
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展望場所からハワイ島を一周するママラホア道路(Māmalahoa Highway)あるいはまたの呼名のハワイ・ベルト・ロード(Hawaii Belt Road)の半分を構成する州道11号線まで歩いていき北方向を撮りました。
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ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
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溶岩の大地からカ・ラエ岬などが見ることが出来る展望場所を出発して次に目指したのはコナコーヒーが売られているロイヤル・コナ・コーヒー・ショップでした。こちらが途中の景色です。

こちらがロイヤル・コナ・コーヒー・ショップです。SVで遠くから見ると雰囲気が判ると思います。
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こちらが入口です。Wikipediaによれば、コナコーヒーはブルーマウンテンやキリマンジャロに並びぶ世界三大コーヒーの1つではありますが、生産量が少ないことから貴重で高価なコーヒーと言われています。高価なのはコーヒー生産国で唯一先進国であることも理由の一つだそうです。
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定休日はなく営業時間は7時30分から17時までです。写真は海側から見た建物の外観です。
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こちらがショップから見た海側の景色です。
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上の写真と並べてみてください。左側の屋根が上の写真の真中の建物です。
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お店に最初に入ってきたときの写真です。青い服の人が我々のツアーのガイドの方です。
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コナ・コーヒーのいろんな種類の試飲が出来ました。ある意味で外の景色を見ながらコーヒーはおいしかったです。コナ・コーヒーの特徴は嫌味のないすっきりとした酸味があることで、ブルーマウンテンに次ぐブランドで高価だそうです。ハワイ島では昔からコーヒーがつかられていましたが、評判はよくありませんでしたが、世界的なブランドになったのは日本の移住者の努力が大きかったとツアーのガイドさんが話してくれました。
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試飲のための沢山のポットが置かれていました。
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いろいろと飲み比べてみたかったけれども沢山は飲めないので、2杯程度飲みました。
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マカダミアンナッツラムケーキも試食出来ました。マカダミアンナッツもラム酒もハワイに円が深いもので、それを使ったケーキでした。
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こんな形で試食出来ました。結局、買いませんでしたか、旅行中に食べるつもりで買うのもよかったかなと後で思いました。
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お土産で持ち帰ったコナコーヒーです。写真は5パックの5種類ですが、お土産として持ち帰ったのは合計9パックで、その中で貴重と言われているピーベリー(Peaberry)豆が5パックでした。普通のコーヒー豆は2つが対になっていますが、ピーベリーは片方の種子が死んでしまい、残った1つの種子に栄養が集中して丸い種子になったのがピーベリー豆です。
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こちらがハワイ旅行で買ったすべてのお土産です。この写真をクリックすると文字が読めるように特別に拡大いたします。いつもならば2倍(面積4倍)ですが、この写真に関しては4倍(面積16倍)に拡大いたします。この中でハワイ島で買ったのが、コナコーヒーとビッグ・アイランド・キャンディーズのクッキーと蜂蜜でした。ビッグ・アイランド・キャンディーズのクッキーと蜂蜜は足らないと思ってオアフ島でも買いましたが、同じものでもハワイ島の方が安かったです。
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こちらはコナの町です。ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップを出ると我々がオアフ島に帰るコナ空港にまっすぐに向かいました。ということで泊まったホテルがあったコナを素通りしてコナ空港に向かいました。我々以外はコナの町のホテルかヒルトン・ワイコロア・ビレッジからツアーバスに乗られました。本ツアーはオプションですが、夕食ツアーなので、コナ空港に我々を送り届けた後は、コナの町に戻るのだと思います。我々だけ荷物をバスに乗せていました。と言ってもスーツケースはオアフ島のホテル(ニユーオータニ カイマルビーチホテル)に預けています。一旦チェックアウトして荷物を預けて、また同じホテルに戻ってチェックインするようにホテルを予約していました。オアフ島からのハワイ島2日間のツアーはオアフ島のホテルでのピックアップから、ホテルに送り届けるまでが入った契約となっていました。ツアーバスの中で、この日にオアフ島に帰るのは我々だけなので、荷物はすべて持ってバスに乗りました。SVも見つけました。泊まったホテルの近くでレストランでFoster's Kitchenと2階の渡り廊下でつながったところです。航空写真の3D化で見るとわかりやすいです。
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コナ空港に着きました。正式名はエリソン・オニヅカ・コナ国際空港(Ellison Onizuka Kona International Airport at Keāhole)です。1986年のチャレンジャー号爆発事故により殉職した宇宙飛行士でハワイ島コナ出身のエリソン・オニヅカに由来しているそうです。写真では明るく写っていますが、実際にはかなり暗くなっていました。カメラで追いながら写したのでAIRPORTの文字周辺以外は画像がぶれているのはそのためなのです。本当はオアフ島からハワイ島のフライトの記事と同じようにハワイ島からオアフ島のフライトの記事を書くつもりでしたが、暗かったので写真を撮ること自体を断念したのです。オアフ島に戻るフライトはコナ空港を20時19分発のHA0307で、オアフ島のホノルル空港に到着するのは21時04分でした。
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今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を8つの記事で紹介したことになります。これでハワイ島の記事を終了します。ただし、ハワイ旅行後半のオアフ島の記事はまだ残っています。
クリックすると拡大クリックすると拡大宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
クリックすると拡大クリックすると拡大ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
クリックすると拡大クリックすると拡大 レインボー滝(時間の関係で断念)
カメハメハ大王像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
クリックすると拡大クリックすると拡大ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
クリックすると拡大クリックすると拡大オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港 20時19分発(HA0307)

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プナルウ黒砂海岸はウミガメを間近で見れるビーチでした。 ハワイ島一周ツアー [ハワイ]

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ハワイ島2日目のハワイ島一周ツアーで、全記事で紹介したキラウエア火山の近くを通って着いたところはプナルウ黒砂海岸(Punaluu Black Sand Beach)でした。海の方を見ると荒々しい波が打ち寄せるきれいな景色の場所でした。本来は晴天のそらですが、この時はキラウエア火山の噴煙が空を覆っていました。火口から出た噴煙は貿易風で南西方向に流されて海岸の沖合を流れているようで、海岸自体の空気はきれいでした。

こちらがプナルウ黒砂海岸の全景です。1枚の写真では入らないので2枚の写真をつなげてみました。左側の方がビーチ(海岸)で、上の写真の岬のように見えるところは、この写真の右端です。キラウエア火山の噴煙がはっきりとわかります。 この光景はSVでも確認できます。
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プナルウ黒砂海岸は小さな入江の奥にありました。その入江が上の写真です。左下の駐車場(青色ラインが楕円のループになっているところ)の辺りから撮りました。青色ライン(━━)が我々のバスが通ったコースです。


海岸の名前の由来の黒砂(Black Sand)です。火山の爆発で噴出した溶岩が冷えて固まった玄武岩が波で砕かれてできた黒砂のビーチだと考えられているそうです。クリックすると同じ縮尺で広い範囲を表示します。
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こちらがビーチ(海岸)の部分です。人は沢山おられますが、不思議と泳いでいる人やサーフィンをしている人は見かけませんでした。ある目的のために観光客の人が来ていたのです。
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こちらの写真を時間をかけてじっくりと見てほしいのです。二人の女性たちの足元に少し色の違った岩らしきものがあるのが判っていただけると思います。少し色の違った岩らしきものは、実は絶滅危惧種のアオウミガメ(青海亀)なのです。
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こちらの角度からの方が判りやすいと思います。黄色の楕円のところにウミガメが集まっています。クリックすると拡大するので、わかりやすいと思います。
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こちらがウミガメ(海亀)たちです。この1枚の写真の中で数えただけで10匹ほど写っています。人間は危害を加えないことが判っているようで安心して日光浴をしています。人が近づいても逃げようとしません。1匹だけが海から離れていました。動かないのでじっとしているので産卵ではなく単に休んでいるだけのようです。ネットに記載されている内容では、ウミガメがプナルウ黒砂海岸で甲羅干しする目的は日光浴だそうです。そのため、沢山のウミガメを見たい時は午後の時間帯に来ることを推奨されていました。
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でも近づいてはいけません。ウミガメと接する3つのマナーが書かれた看板が立てられていました。立て看板は逆V型看板(A型看板)の移動可能なタイプでした。
 ① ウミガメには近づかず、離れたところからご覧ください。
 ② ウミガメに乗ったりさわったりしないでください。
 ③ ウミガメにエサを与えないでください。
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見える範囲で、マナーの看板が置かれていたのは2ケ所だけで、周囲に石が並べられていることからウミガメたちが登ってくる場所が決まっているのか、クリックすると拡大ウミガメが上がってきたところに置いているのだと感じました。写真をクリックすると右のような横長のパノラマ写真で広範囲を紹介します。
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海から一番遠くに離れたウミガメを前方から撮りました。
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1匹を拡大しました。ウミガメと呼ばれているのはカメ目ウミガメ上科で、現生種としてはウミガメ科(5属6種)とオサガメ科(1属1種)です。ウミガメ(ウミガメ上科)の中の最大種はオサガメですが、ウミガメ科の中の最大種は、今回のアオウミガメです。そのアオウミガメの分類を紹介します。クリックすると拡大ワシントン条約附属書Ⅰに記載されているため、国際取引は全面禁止され、ほぼどの国でも法令でその捕獲禁止がうたわれているそうです。IUCNのRed List Ver.3.1 (2001)では絶滅危惧ENになっています。日本の環境省のRed Listでは絶滅危惧II類(VU)になっています。右の海の中の写真はWikipediaから転用させていただきました。
クリックすると拡大  界 動物界      Animalia
  門 脊索動物門    Chordata
 亜門 脊椎動物亜門   Vertebrata
  綱 爬虫綱      Reptilia
  目 カメ目      Testudines
  科 ウミガメ科    Cheloniidae
 亜科 アオウミガメ亜科 Cheloniinae
  属 アオウミガメ属  Chelonia Brongniart, 1800 1属1種
  種 アオウミガメ   Chelonia mydas
 英名 Green Sea Turtles
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のんびりと甲羅干ししているアオウミガメはかわいらしいです。クリックすると拡大もしかしたらこのビーチの小さくて丸い溶岩の砂が気持ちがいいのかもしれません。今回は見つけられませんでしたがタイマイも浜辺に上がってくるそうです。タイマイの甲板は鼈甲(ベッコウ)の材料ですがワシントン条約で捕獲は禁止されていて甲板の輸入も停止されているそうです。タイマイが上陸するのは主に産卵のためなので夜だそうです。
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もう一枚、アオウミガメの写真を紹介します。日本では主に小笠原諸島で産卵し、南西諸島でも産卵するそうです。産卵以外で今回のように身近で見ることが出来るわけではなさそうです。和名ではアオウミガメですが英語ではGreen Sea Turtlesです。信号の青色を海外では緑(Green)と呼ばれているのと似ています。体が緑色(青色)系なのは主食の海藻類の色素が体脂肪に取り込まれているためそうです。
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やはり日本人ツアーの人たちはウミガメの写真を撮られていました。カメさんたちは、いつものことのように気にするそぶりはありませんでした。
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沢山の人間に囲まれても、まったく動じる感じはありませんでした。クリックすると拡大クリックすると2倍に拡大して右のような横長のパノラマ写真(面積で11.47倍)で広範囲を紹介します。
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ウミガメの甲羅の上に女性が乗ったモニュメント(または記念碑)がありました。モニュメントにはKAUILA AND THE SEA TURTLES OF PUNALU'Uと書かれていて、ネット上ではKauila and the Sea Turtles of Punalu'u Markerと説明されていました。説明板の内容から想像するに女性の名前はKauila(カウイラ)で、人の姿になることが出来る特別なウミガメのようです。詳しくは下で紹介している説明板を拡大して読んでいただけると判ると思います。 Ka’uのコミュニティーによって建てられたそうです。記念碑の後ろの白い車が我々ツアーメンバーのバスです。
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説明板を紹介します。書かれている内容を枠内に転記いたしました。Google翻訳をしてみました。雰囲気は分ると思います。→ポチッ
KAUILA AND THE SEA TURTLES OF PUNALU'U
The mystical turtle, Kauila, makes her home in the Ka’u District at Punalu’u Bay. According to Hawaiian mythology, Kauila was empowered with the ability to turn herself from turtle into human form and would play with the children along the shoreline and keep watch over them. The people of Ka’u loved Kauila as the guardian of their children and also for her spring that gave them pure drinking water.
The presence of Kaulia can still be felt today by the sea turtles that inhabit this special place. The Hawaiian Hono (Green Sea Turtle) can be regularly seen in the bay feeding on limu growing in the shallows. In addition the honu’ea (Hawksbill Turtle) sometimes enters the bay at night to crawl ashore and deposit eggs in the black sand. Both species of sea turtles are fully protected under the U.S. Endangered Species Act and wild life laws of the State of Hawaii. Enjoy watching these marvelous creatures but do not touch or disturb them in any way.
Created in 1995 in honor of the turtles of Punalu’u through the cooperative efforts of the Community of Ka’u, UH Hilo Marine option program, County of Hawaii, NMF’s and the Honu Project made possible by the generosity of the Gummow favily, and artist Dave Zarrilla.
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円形部分のウミガメと女性(カウイラ)を切り取りました。クリックすると円形部分全体を表示します。カウイラはまさに海亀の化身だと感じました。
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こちらは前記事「キラウエア火山には行けませんでした。」の最後に掲載した、キラウエア火山あたりから噴煙が上がっていることが判る写真はプナルウ黒砂海岸から撮った写真だったのです。
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今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を7つの記事で紹介したことになります。あとはオーシャンビューとロイヤル・コナ・コーヒー・ショップです。プナルウ黒砂海岸を出発したのは15時50分ごろでした。オアフ島に戻るフライトはコナ空港を20時19分発のHA0307で、オアフ島のホノルル空港に到着するのは21時04分でした。
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ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
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ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
クリックすると拡大クリックすると拡大 レインボー滝(時間の関係で断念)
カメハメハ大王像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
クリックすると拡大ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
 オーシャンビュー
 ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
 コナ空港 20時19分発(HA0307)

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キラウエア火山には行けませんでした。 ハワイ島一周ツアー [ハワイ]

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上の写真はハワイ島一周ツアーでバスの中から撮った写真です。ハワイ旅行出発の寸前にキラウエア火山が噴火したことで閉鎖となったハワイ火山国立公園の入口です。電光掲示板にINCREASED VOLCANIC ACTIVITYと表示されていました。日本語で「火山活動の増加」となります。クリックすると拡大本来ならばこの中に入って世界に7つしかなかった右の写真の溶岩湖が見れる予定でした。カメラがまだ白黒設定になっていることに気が付かづに撮り続けていました。後で紹介させていただいている通り、ハワイの旅行(2018年5月19日~5月16日)を決めて、最後にハワイ島の1泊ツアーを予約したのは2018年03月14日でした。ところが2018年5月4日にキラウエア火山の噴火が始まってハワイ島へのツアーの有無を心配していましたが、2018年5月16日にメールで届いな内容の趣旨は枠内で、キラウエア火山は見れませんが2日目のハワイ島一周ツアーは中止にはなりませんでした。1日目のマウナケア山のツアーは予定通りに行けました。当時はハワイ旅行を中止した人も多かったと思います。右上の溶岩湖の写真はWikipediaから転用させていただきました。
1日目【マウナケア夕日と星空ツアー】には、全く影響がございませんので、通常通り催行しております。
2日目【ハワイ島一周ツアー】はハワイ火山国立公園の部分を他の観光スポットに変更して催行致しております。
なお、キラウエア火山を主体とした下記の5つのツアーはキャンセルを決定いたしました。
【キラウエア火山とマウナケア星空ツアー】
【エクスプレス・キラウエア火山・溶岩ハイキングツアー】
【ヒロの街と火山ツアー】
【オアフ島発 ハワイ島日帰りツアー】
【オアフ島発 日帰り火山・溶岩ハイキングツアー】

こちらの写真は上と同じ場所のハワイ火山国立公園の入口です。同じように電光掲示板が写っていますが表示文字は変わっています。バスが少し進んでいる間に表示はPARK CLOSED DUE TOになったのです。上の表示の文字とつなげるとPARK CLOSED DUE TO INCREASED VOLCANIC ACTIVITYとなり日本語では「火山活動の増加により公園が閉鎖されました。」と表示されていたことになります。ある意味で、貴重な写真だと思うので掲載させていただくことにいたしました。我々が走った州道11号線は溶岩湖(オーバールック火口)に最も近づくのは2.6kmと噴火活動中であるとこからスリリングことでした。ただし、本当に危険な場所は、ここから36km離れたレイラニ・エステーツ(溶岩が噴出した場所)だったことはネットで調べて知りました。
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2種類の表示を並べてみました。もしかしたらこれ以外にも表示されていたのかもしれません。つなげるとすでに紹介の通りPARK CLOSED DUE TO INCREASED VOLCANIC ACTIVITY(火山活動の増加により公園が閉鎖されました。)となります。参考に旅行の予約とキラウエア火山噴火関係を時系列的に紹介します。
 ハワイ往復の航空券手配 JAL       2017年06月30日 マイレージ
 オアフ島のホテル予約  ホテルズドットコム 2018年03月14日
 ハワイ島1泊ツアー予約 ジャックスツアーズ 2018年03月14日 $595x2
 ESTA申請/即承認  公式ウエブサイト  2018年05月03日 $14x2
 キラウエア火山噴火開始           2018年05月03日
 火山国立公園が封鎖             2018年05月11日
 キラウエア火山最大噴火           2018年05月17日   
 ハワイ旅行出発            記事 2018年05月19日
 オアフ島→ハワイ島          記事 2018年05月22日
 キラウエア火山の横を通過      本記事 2018年05月23日
 ハワイ島→オアフ島             2018年05月23日 
 ハワイ旅行帰国            記事 2018年05月27日
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前記時で紹介したアカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens 略して AOG)を出てからの写真を順番に紹介したいと思います。こちらはAOGの出口から進行方向を撮った写真です。ストリートビュー(SV)でも確認いたしました。この時の時間は14時46分42秒でした。
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こちらも同じ場所(AOG出口)から撮った写真ですが、上と反対(ヒロの町から来た)方向です。こちらもSVで確認いたしました。この時の時間は14時46分45秒でした。
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すぐに上り坂になりました。AOGの標高が858mで、冒頭のハワイ火山国立公園の入口の標高が1209mなので当然なのかもしれません。SVで確認するとAOGから写真の中で左に入る脇道までの距離は1.1kmでした。この時の時間は14時48分01秒でした。
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電光掲示板が設置されていました。そこにはNEXT 12 MILESと書かれていることから、ここから12マイルの間は何らかの規制がされていることをしめしているのだと感じました。SVで確認するとクリックすると拡大AOGから7.1kmの場所でした。右に入る道はHaunani Rdで、この時の時間は14時53分37秒でした。大きなバスの真中あたりに座っているので、バスの前方向と左側方向は窓まで遠いので解像度は下がってしまいます。下の写真は右の写真から切り取りました。
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少し進むと電光掲示板の表示はDO NOT STOPに変わりました。上の表示とつなげるとDO NOT STOP NEXT 12 MILESとなります。ここから12マイル(19.3km)は車をノンストップで走らせなさいということになります。ガイドさんの説明によると徐行もダメだとのことでした。キラウエア火山に近い場所の滞在時間を短くする意味もありそうでした。ハワイ火山国立公園の入口まで1.4km手前の位置です。この時の時間は14時53分38秒でした。クリックすると拡大

さらに進むと三角コーンがセンターラインに並べられていて、いよいよキラウエア火山に近づいてきた雰囲気になった来ました。 SVで確認すると標高は1191mでAOGから8.7kmの距離で時間は14時54分14秒でした。
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冒頭の写真を撮ったハワイ火山国立公園の入口の目の前です。写真の左端の部分か入口の道路です。SVで確認するとOGから9.5kmです。標高はすでに説明している通り1209mで、この時の時間は14時55分19秒でした。
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冒頭で紹介したハワイ火山国立公園の入口の写真です。入口の写真として2枚紹介していますがINCREASED VOLCANIC ACTIVITYと書かれた電光掲示板が写った方の写真です。見えている建物は入口のゲートと思われます。SVでもケートと思われる建物が写っています。この時の時間は14時55分25秒でした。
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もう一枚のPARK CLOSED DUE TOと表示された電光掲示板が写ったハワイ火山国立公園の入口の写真です。バスが進んだのゲートは写っていません。写真と似た角度のSVでもゲートは写っていません。この時の時間は14時55分26秒でした。AOGを出たのが14時46分25秒でここまでの距離が9.5kmなのでバスの平均スピードは1.056km/分(63.33km/時)です。同じスピードでこの先も走ったとしたらハレマウマウ火口に最も接近するところまでは4.79kmであることから4分32秒で着くことになります。通過時刻は14時59秒58秒ごろと思われます。この先の写真にも通過時間を書いているので最も接近した時の写真が判ってもらえると思います。
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さらに登っていきます。最も標高の高い1229mは公園の入口から先に1.3kmであることから1分14秒後の14時56分40秒です。この時の時間は14時56分23秒なので、見えているところが最も標高が高いところだと思われます。最も標高の高いところはSVで見えているところとも一致します。
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ガイドさんがハレマウマウ火口に接近していると言われると皆さんカメラで写真を撮られていました。この時の時間は14時59分25秒でした。計算上、あと33秒ほどでハレマウマウ火口への最接近のはずです。キラウエア火山に最も近い入口やキラウエア・カルデラの淵まで380mの位置は、この辺りにあると思われます。
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15時00分13秒の写真です。通過予定時刻は14時59秒58秒なので最も火口に近い写真だと思われます。空が靄っているのは雲なのか噴煙なのか分かりませんでしたが、後で遠くの海岸からカラーで撮った写真から判断すると噴煙だと思われます。ただし、ハレマウマウ火口とは限らなくて、もっと東のプウ・オオ火口やレイラニ・エステーツからの噴煙の可能性もあります。
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15時00分26秒の写真です。今まで車内から写真を撮っていたのは私だけでしたが、ここだけは、ほとんどのグループの人が写真を撮られていました。このツアーに申し込んだグループは皆さんハレマウマウ火口を見るのが最大の目的だったはずだからだと思いました。
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15時05分01秒の写真です。こちらは間違いなく噴煙だと思いました。
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キラウエア火山を通り過ぎで落ち着いたところで、メインのカメラがモノクロ(白黒)に設定されていたことに気が付きました。カラーに設定を戻して最初に撮った写真です。時刻は15時09分36秒だったので火口最接近から9分40秒程度過ぎたところです。
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プナルウ黒砂海岸に来てキラウエア火山方向を撮った写真です。噴煙が出ているあたりは黒くなっていて、空も噴煙で全体が色づいていました。このことからも火口の近くを通過中の靄が雲煙だと確信したわけです。時刻は15時41分51秒でした。噴煙は貿易風で平均的に東北東からの風で常に流されているので、島内への噴煙被害は比較的少ないようです。
クリックすると拡大2018年5月24日7時53分から48時間の1時間ごと48回の風向き(吹いてくる方向)を調べると、次の比率でした。つまり平均風向きは方位角(北:0° 北東:45° 東:90°)表示において61.4°からの風となります。
 北東  45.0° 15回(31%)
 東北東 67.5° 31回(65%)
 東   90.0°   2回( 4%)
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Wikipediaから噴火前と後のハレマウマウ火口(Halemaumau Crater)の写真を転用させていただきました。キラウエア火山は溶岩湖を持つ世界で7つしかない貴重な火山の一つでした。溶岩湖はハレマウマウ火口の中にあるオーバールック火口(Overlook Crater )でしたが、今回の噴火により下の写真のようにハレマウマウ火口が陥没して溶岩語が消滅してしまいました。原因はハレマウマウ火口から36km離れたレイラニ・エステーツで多量の溶岩が噴出したことから地下のマグマ溜まりが縮小してしまったのが原因だそうです。参考に世界の溶岩湖を紹介します。右の写真はニカラグアのマサヤ火山の溶岩湖です。クリックすると拡大
  キラウエア火山  ハワイ   溶岩湖消失
  エルタ・アレ火山 エチオピア
  マルム火山    バヌアツ
  ベンボウ火山   バヌアツ
  マサヤ火山    ニカラグア
  ニーラゴンゴ火山 コンゴ
  エレバス火山   南極
  (ストロンボリ火山 イタリア)
        噴火前               噴火後
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参考にWikipediaに掲載されていたクリックすると拡大住宅地のレイラニ・エステーツ(Leilani Estates)からの溶岩の流れを紹介します。溶岩流は、レイラニ・エステーツとその付近の住宅を破壊して東端部へ流れた溶岩はカポホの集落を壊滅させカポホ湾(Kapoho Bay)を埋め立てしまったそうです。そのため海岸線の形も変わりました。右上の写真はレイラニ・エステーツの住宅地区の溶岩流(2018年5月5日)です。Google Mapで、132号線と137号線が交差する辺りのストリートビュー(SV)が比較できます。→ 2010年SV 2021年SV
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上の地図と同じ程度の範囲のGoogle Mapの航空写真を紹介します。
カポホ湾は確認できるので2022年3月31日時点の表示は、まだ溶岩の被害は反映されていないようです。将来、更新されることを考えて画面のハードコビーを残しておきます。→ポチッ ポチッ


今は消失してしまった溶岩湖(オーバールック火口)の動画を紹介します。キラウエア火山のキラウエアカルデラにあるハレマウマウ火口の中にあるオーバールック火口が溶岩湖だったのです。プレーボタン( )をクリックしていただくと夜の溶岩湖を表示します。動画が終わると先頭に戻って昼間の動画を表示します。


キラウエア火山のハレマウマウ火口やプウ・オオ火口や溶岩流が多量に出たレイラニ・エステーツを追加でプロットいたしました。州道で赤色ライン(━━)で着色した部分は停止禁止(徐行も禁止)です。
今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を6つの記事で紹介したことになります。小さな写真の最後はキラウエア火山が2018年に噴火した時の写真です。
クリックすると拡大クリックすると拡大 宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
 ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
 パーカー・ランチ・ショッピング・センター
クリックすると拡大クリックすると拡大 ワイピオ渓谷展望台
 ハマクア・コースト(車窓から)
 アカカ滝
クリックすると拡大クリックすると拡大 レインボー滝(時間の関係で断念)
 カメハメハ大王像
 ビッグ・アイランド・キャンディーズ
クリックすると拡大 ナニマウガーデン(ランチ)
 アカツカ・オーキッド・ガーデン
 火山国立公園入口(通過)
 プナルウ黒砂海岸
 オーシャンビュー
 ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
 コナ空港

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