最後はテイクアウトのビザでホテルでのんびり [ハワイ]
前記事で紹介したホノルル動物園を見た後は夕食を買いにテイクアウトできるお店を探してみました。ハワイ旅行の最後の夜なのでホテルの部屋から毎晩行われている右下の花火を見ながら食事をしてみたかったのです。この日が最後のチャンスだったのです。探していると100人を超える団体の方があるいておられて驚きました。今までに1度だけ384人の団体の観光客に北海道の洞爺湖にあるザ・ウィンザーホテル洞爺で出会ったことがあり、それ以来のことでした。その時は韓国の保険会社の社員旅行(または契約者旅行)でしたが、今回のどのような団体旅行なのかは知る由もありませんでした。
洞爺湖の384人の団体旅行の記事→ポチッ
テイクアウト出来そうなお店を見つけました。写真はお店の中です。買ったときはお店の名前は気にしていなかったのでわかりませんでしたがピザを入れていた右のパッケージでわかりました。お店の名前はウルフギャング パック エクスプレス(Wolfgang Puck Express)です。ホノルル動物園の入口のすぐ近くでした。海側(ビーチ側)には右の小さな写真のように沢山のテーブル席が並んでいました。
こちらがメニューです。夕食はピザにすることにして2枚買いました。明日の朝食用にサンドイッチも買いました。Wolfgang Puck Expressは大手町と原宿竹下通りにもお店があります。Wolfgang Puck Cafe(愛知 池袋)やWP PIZZA(横浜)やWolfgang Puck Pizza Bar(赤坂 品川 大阪)やWOLFGANG PUCK PIZZA(大阪国際空港)やWOLFGANG PUCK KITCHEN+BAR(武蔵小杉)も加えると日本に10店舗もあることになります。
お店の中から外を見ると、先ほどの団体旅行の人達の行列は続いていました。これは100人どころではなく洞爺湖の時のように数百人になるのではないかと感じました。
お店(Wolfgang Puck Express)があった建物のSVを紹介します。建物の右の奥に少し木が見えるところが動物園の入口の前の広場です。お店の場所は道路沿いに2つの赤いパラソルが立てられているところです。右の小さな写真の看板も確認できると思います。
お店(Wolfgang Puck Express)の場所をGoogleマップの航空写真で3D化された画像でも紹介します。中央のレストランマークのところです。ワイキキビーチに沿ったKalākaua Ave(カラカウア通り)に面した角位置の最高の場所にあることが判っていただけると思います。
画面をクリックするともう少し広い範囲を表示します。
ホテルに戻ってきて、さっそくバルコニーで夕食を始めました。ピザの生地は結構よかったです。この時18時26分でした。
ポテトも買ってきました。ちなみに今回のような構造のバルコニーをハワイの建築用語でラナイ(ハワイ語: Lānai、英語: Lanai)と呼ぶそうです。
欠かせないのがビールです。ビールはホテルに併設しているラッセルズ コンビニエンス(Russell's Convenience)で買ってきました。缶には「1PINT 9FL. OZ.(74 CL)」と書かれていることから量は74センチリットルつまり740mlと大ビン並みの量が入っています。キリンのカルフォルニアの工場で作られているようです。
アメリカは州によってビールの税金が違います。ハワイ(HI)は1ガロン(約3.8リットル)あたり$0.93です。最も安いのが$0.02(MY)で高いのが$1.29(TN)です。ちなみに日本のビールの税金は絶対額ではなく価格に対する比率です。現時点では45.1%がビールの酒税です。
朝食用に買ってきたサンドイッチですが、サンドイッチが美味しそうだったのと、ピザの方が翌日の鮮度が良さそうなのでサンドイッチを夜に食べてピザの一部を朝食用に残しておくことにいたしました。
サンドイッチであることをわかっていただくために断面を紹介します。
あとはゆっくりとバルコニーでビールを飲みながら花火が上がるのをゆっくりと待つだけでした。
暗くなってきました。
大型のクルーズ船も出てきました。
大型のクルーズ船が正面まで進んできました。小型のクルーズ船も出ていました。
ヘリコブターも飛んでいました。もしかしたら遊覧飛行かもしれません。
前日までの記憶から花火が上がりそうなところを撮りました。ビルの明かりもよるらしくなった来ました。
ホテルの下の広場では火のついた棒を回していました。回しているのは女性でした。周囲には仲間の人しかいないので、ショーのための練習を行っていたのかもしれません。5枚の写真を数秒ごとに表示しています。写真をクリックする明るく調整して広い範囲を表示します。
先ほどの大型のクルーズ船が戻ってきました。おそらく花火を見るのに絶好の場所に向かっているのだと思います。乞うすぐ花火が始まる予感がしました。
きれいな夜景になってきました。
ビルの明かりもきれいでした。
拡大いたしました。
花火が上がり始めました。上の写真とは違う場所でした。この写真の右端の部分が上の写真の場所です。レンズは100mmで撮っています。
大きな花火です。ワイキキビーチでは2012年から姉妹都市である長岡の花火がフェスティバルで打ち上げられているそうです。右の小さな写真はホノルル・フェスティバルで打ち上げられた長岡花火です。
立派な花火だったので上の写真をトリミングしてみました。ビルの大きさと比べてもらうと花火の直径が大きいことが判っていただけると思います。
最大400mmのズームレンズで285mmで撮りました。
4枚の連続写真です。こちらも285mmで撮っています。きれいなビルをバックに海の方から見る花火は格別でした。
花火の動画も撮ったので紹介します。こちらは最大400mmのズームで285mmで撮った動画です。本動画は撮ったオリジナルから後ろを6秒間カットしています。オリジナルだと花火の日が完全に消えてから16秒間ほど花火が上がらないので本動画は最後のフィナーレではないかと思います。動画が終わるとまた頭から繰り返すように設定しています。
コンデジで撮った動画も掲載します。オリジナルは9秒の動画なので繰り返して長く致しました。写真だと遠いようですが、実際に見ると近くに感じる上に音も聞こえてくるので楽しめました。上の動画と同時にプレーボタン( ► )をクリックすると同時に見れるので時間短縮になると思います。
花火は思っていた場所より遠い場所で打ち上げられていました。実感を感じていただくために花火の動画と写真の範囲を紹介いたします。黄色の枠が285mmで撮った動画で橙色が100mmで撮った右の花火の写真の範囲です。花火を大きく撮った写真は動画と同じ285mmなので高さは違いますが黄色の枠と同幅です。
夜景では建物などがはっきりわからないので、ホノルル動物園に行く前の朝の明るいときに撮った写真で、285mmで撮った動画と、100mmで撮った写真の範囲を表示しています。この写真自体は同じカメラで28mmで撮っています。上の夜の写真も28mmです。ヤシの木のところに枠があるのはこの写真を撮った時のバルコニーの中のカメラの位置のためです。
撮った写真から花火の打ち上げ場所(黄色の丸いマーク )を割り出してみました。花火の打ち上げ場所はワイキキビーチの最も北西側にあるデューク・カハナモク・ビーチ(Duke Kahanamoku Beach)です。
赤色マーク( )が目印のビルの左端で、紫色マーク( )がホテルの我々の部屋の位置です。花火を間近で見たい方は参考にしてください。ハワイに到着した1日目に右下の夕食を食べたお店Blue Water Shrimp and Seafood( )が近い場所で帰りに花火が打ち上げられていたので同じ場所なのだと思います。ただし、この時はビルが多くてチラリとしか見えなかったです。やはり近くても海の見える場所に行く必要がありそうです。その時は土曜日で、ホテルから見たのは金曜日でした。ホテルの部屋のバルコニー( )から花火の場所( )までは2.75kmの距離で、ホテルの部屋から目印のビルの左端( )までは 3.6kmの距離があります。目印のビルはこの日の午前中に買物に行ったアラモアナセンター(Ala Moana Center)の近くでした。橙色のラインがワイキキビーチ(8つ又は9つのビーチの総称)です。ネットで調べた結果、若干東にずれますが、やはりデューク・カハナモク・ビーチで、ほぼ一致していました。→ポチッ
ホテルの部屋から見た目印のビルと花火の位置関係です。写真はビルの輪郭が判るように画像処理しています。写真をクリックするとオリジナルの写真を表示します。花火の場所と目印のビルは近いように見えますが1.85km離れています。
花火が終わっても皆さんまだ、まだ楽しまれていました。我々はバルコニーでビールを楽しみました。写真をよく見ると飛行機が飛んでいます。クリックして拡大するとわかると思います。右から左上の方向に飛んでいます。
バルコニーからの帰国日の朝の景色の動画です。最後の朝の景色と思うと少し寂しくなります。どうがの最初は前日に花火が行われた場所にズームしてから右方向にカメラを向けていきます。その後いろんな場所にカメラを向けます。
同じく帰国日の朝の写真です。帰国の日にふさわしい晴天でした。
少しズームしました。前日の夜にあった花火は右端の辺りで打ち上げられていました。
サンドイッチの代わりに残しておいたヒザとホテルの部屋に備えてあったコナコーヒーで朝食にしました。右のように空港のラウンジでたっぷり食べれるので軽めにしたのは良かったです。
ホテルのバルコニーからホノルルの町の方向のを撮った2枚の写真をつなげてみました。
ホテルの前の広場の朝の風景です。キャンプを行っている人が沢山おられました。
帰国のフライトは14時50分発でしたが、空港で買い物をしたり、JALのラウンジでゆっくりしたかったので10時15分にホテルをチェックアウトするために右の写真のロビーに下りて、タクシーを頼んで待っている間に朝食を2日目と6日目と7日目の3度食べたレストランHau Tree Lanai(ハウツリーラナイ)の写真をあらためて撮らせていただきました。
ロビーに昔の創業当初と思われるホテルの写真があって写真を撮らせていただいたので紹介します。こちらはレストランHau Tree Lanai(ハウツリーラナイ)の写真です。白黒写真であることからホテルがオープンした1963年からそんなに経っていない時期の写真だと思われます。
レストランHau Tree Lanai(ハウツリーラナイ)での屋外バーベキューかもしれません。
こちらもレストランHau Tree Lanai(ハウツリーラナイ)です。水平線に沈む夕日が写っています。右は同じレストランで朝食をいただいたときの写真です。このホテルの歴史は1903年に、この場所に建てられたMcInerny Cottage(マキナニー・コテージ)にさかのぼるそうです。
こちらはホテル内の日本食店だと思います。日本食店があったということは、このころからニューオータニ・カイマイビーチ・ホテル(New Otani Kaimana Beach Hotel)だったのかもしれません。
調べてみると1963年に建てられたカイマナビーチホテルは、2020年11月まではザ・ニューオータニカイマナビーチホテル(The New Otani Kaimani Beach Hotel)という名称でしたが、12月から新しいオーナーに変わり、ホテル名もカイマナビーチホテル(Kaimana Beach Hotel)に変更されたそうです。新型コロナで日本人観光客が減ってしまった影響なのかもしれません。
海から上がってきて飲み物を楽しんでいるところでしょうか。このホテルが1963年に建てられ、日本人の海外渡航自由化は1964年4月1日だったそうです。丁度このころですが、日本からのハワイツアー代金は現在の物価に換算すると400万円(JTB 9日間36万4000円=国家公務員大卒初任給の19倍)だったようで、ハワイはまだまだアメリカ人のリゾート地だったようです。
ホテルの客室です。外の景色の雰囲気から我々が停まった部屋に近い場所だと思われます。
こちらが我々が泊まった部屋のベット側です。この部屋はハワイ島ツアーに行く前の部屋で514号室で、ハワイ島ツアーから戻ってからは512号室でした。つまり上で紹介した花火の景色など撮ったのは512号室です。
海から見た我々が泊まったKaimana Beach Hotelです。
昔の航空写真も飾られていました。黄色い矢印がKaimana Beach Hotelです。バックにある険しい山がダイヤモンドヘッドです。色が変色していますが、カラー写真です。
空港に向かうタクシーの中からダイヤモンドヘッドを撮りました。本議事がハワイ旅行の記事を終了します。ハワイ旅行(2018年5月19日~5月27日)の記事は途中で中断していたので、すべて掲載するのに4年5ケ月かかったことになります。着色したタイトルをクリックすると記事を表示します。
01 5月19日からハワイ旅行に行ってきます。
02 ハワイ旅行の出発便を紹介します。JL786
03 ハワイ旅行の帰国便を紹介します。JL789
04 ハワイに着いて最初にビーチに出てみました。 カイマナ ビーチ(Kaimana Beach)
05 路線バス'The Bus'に乗ってホノルル美術館を目指しました。
06 ホノルル美術館 絵画編
07 ホノルル美術館 Art of Hawaiʻi エリア編
08 ホノルル美術館 特別展編 Erick Swenson
09 ホノルル美術館 モダンアート編
10 ホノルル美術館 日本・中国・韓国美術編
11 ホノルル美術館 本館2階展示室
12 ハワイ旅行の初日の夕食はロブスターテールとガーリックシュリンプ
13 泊まったホテルの朝食 エッグベネディクト(Egg Benedict)
14 ダイモンドヘッドに登りました。
15 ハワイモンクアザラシ かも
16 ハワイの4億円のオープンハウス
17 ココヘッド周辺はホノルルの最も東に位置するベットタウン
18 ハワイのパラグライダー
19 ハロナ潮吹き岩(Halona Blowhole)
20 ワイナマロビーチ(Waimanalo Beach)
21 ハワイ旅行2日の夕食は地元で超人気のベトナム料理店 Hale Vietnam Restaurant
22 3日目の朝食はワイキキビーチのレストラン
23 朝の公園の景色 カピオラニ公園(kapiolani Regional Park)
24 素敵な時間に出会えました。 カワイアハオ教会
25 イオラニ宮殿(ʻIolani Palace)
26 カメハメハ大王像 Kamehameha Statue
27 アリイオラニ・ハレ(Aliʻiōlani Hale) ハワイ州最高裁判所
28 ビショップ博物館 Bishop Museum
29 オアフ島からハワイ島へ
30 ツアー出発前にコナの町(Kailia-Kona)を散策
31 マウナケア・ツアー その1 ホテル→マウナケア州立公園
32 マウナケア・ツアー その2 マウナケア州立公園→オニヅカ・ビジター・ステーション
33 マウナケア・ツアー その3 ギンケンソウ(銀剣草)
34 マウナケア・ツアー その4 マウナケア山頂(標高4205m)へのルートからの景色と山頂..
35 マウナケア・ツアー その5 星座観察
36 ワイピオ渓谷(Waipio Valley) ハワイ島2日目のハワイ島一周ツアーの最初の目的地
37 アカカ滝(Akaka Falls) ハワイ島一周ツアー
38 カメハメハ大王像 と ビッグ・アイランド・キャンディーズ ハワイ島一周ツアー
39 ハワイ島一周ツアーのランチ ナニマウガーデン(Nani Mau Garden & Restaurant)
40 ランの植物園 アカツカ・オーキッド・ガーデン ハワイ島一周ツアー
41 キラウエア火山には行けませんでした。 ハワイ島一周ツアー
42 プナルウ黒砂海岸はウミガメを間近で見れるビーチでした。 ハワイ島一周ツアー
43 ハワイ島の溶岩の大地を実感 その後はロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ ハワイ島一周..
44 ハワイ島からオアフ島に戻っての最初の朝食
45 パンチボール(Punchbowl)
46 ヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)は強風の名所
47 日立の樹 モアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)
48 Laniakea Beach 日立の樹の次に目指したのはオアフ島の北のビーチ
49 オアフ島ノースショアでの昼食は超人気の海老料理 Giovanni's Shrimp Truck
50 オアフ島ノースショアの サンセットビーチは日本のサーフィンのオリンピック選手が育っ..
51 昼食後のデザートはドール・プランテーション(Dole Plantation)でのドールホイップ..
52 パールハーバー
53 ハワイの地元の人達の御用達店でハワイ料理 Young's Fish Market
54 ハワイ7日目の朝食はPancakes Supreme とFruit Plattr
55 帰国前日にハワイ最大のショッピングモールのアラモアナセンターにお土産を買いに行きま..
56 コモドドラゴンに出会えたホノルル動物園(Honolulu Zoo)
57 最後はテイクアウトのビザでホテルでのんびり
2018年掲載:01~28 2019年掲載:29~33
2020年掲載:34~35 2022年掲載;36~57
飛行機の窓からの写真で、右端に見えているのはホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)の4つ滑走路の中の一つで、1977年10月に完成したリーフ・ランウェイと呼ばれている完全に岸から独立した形の滑走路です。ハワイの陸が写った最後の写真です。まさに離陸してハワイを離れる瞬間です。沢山のハワイの記事にお付き合いいただきありがとうございました。
コモドドラゴンに出会えたホノルル動物園(Honolulu Zoo) [ハワイ]
前記事で紹介したように帰国前日(7日目)はアラモアナセンター(Ala Moana Center)でお土産を買って昼食をフードコートで食べて、泊っているホテルに戻りました。この日は夕方までアラモアナセンター過ごすかもしれないと思っていたので、特に午後は予定を入れていなかったのですが、時間はまだ15時だったので簡単に行ける場所に行ってみることにしました。選んだのがホテルから歩いて行けるホノルル動物園(Honolulu Zoo)でした。上の写真はホテルを出発する直前の14時57分にホテルの部屋から撮ったワイキキビーチです。このようにまだ明るかったです。
左下の濃い青色マーク( )が泊まってカイマナいたカイマナビーチホテルです。カピオラニ公園(Kapi'olani Regioal Park)の横のカラカウア通り(Kalakaua Ave)を青いライン(━━)のように歩いてホノルル動物園( )に行きました。緑色のライン(━━)で囲ったところがホノルル動物園の敷地です。動物園の右側に前記事の中で紹介したクイーン・カビオラニ・ガーデン(Queen Kapi'olani Garden)があります。橙色ライン(━━)がワイキキビーチです。ワイキキビーチは北西から南東に連なっている8つ(又は9つ)のビーチの総称です。その中でホノルル動物園に一番近いのはクイーンズ ビーチです。
右がカピオラニ公園で左の道がカラカウア通り(Kalakaua Ave)です。
カピオラニ公園の名前に使われたカピオラニ王妃(カラカウア王の妻)の銅像がありました。カラカウア王は史上初めて日本を訪れた外国の国家元首で、初めて明治天皇と会見した外国の国家元首でもあります。
ホノルル動物園前に来ました。動物園の入口の写真を撮っていなかったのでストリートビュー(SV)のハードコピーを転用させていただきました。画面をクリックするとSVを表示します。
説明板には不思議とに日本語は書かれていませんでした。
ホノルル動物園の前身の起源は1876年に王国所有の土地を国民に開放したことにさかのぼります。その土地はカピオラニ王妃公園となり、その後もカラカウア王が異国の鳥など自身の個人的なコレクションの場としてこの公園の一部を使い続けられていました。その後も動物の展示がつづいて、1952年に現在の場所に動物園を移設したそうです。
入園料の説明板です。これだけは日本語が書かれていました。我々は19ドル/人でした。米軍人とハワイ在住の人は半額以下です。ここからはおおむね写真を撮った順番に紹介していきたいと思います。
一般 19ドル/11ドル
ハワイ在住 米軍人 8ドル/4ドル
2歳以下 無料 大人料金(13歳以上)/子供料金(3~12歳)
入口に入ってすぐに迎えてくれるのがフラミンゴでした。名はベニイロフラミンゴ(Phoenicopterus ruber)だそうです。オープンなエリアに飼われいました。ホノルル動物園は町の中にありながら動物たちがゆったりと暮らしている動物園だと思われます。同じように町の中にある上野動物園と比べてみました。
ホノルル動物園 上野動物園
敷地面積 17万㎡ 14万㎡
頭数 1,230頭以上 3000頭以上
密度 72頭/万㎡ 214頭/万㎡
種類 約220種 508種
大きな木が植わっていました。ハワイで同じ種類と思われる木は見かけましたが、これは一番大きかったです。動物園の入口の外側にも同じ種類の木があったと思いますが、こちらははるかに大きかったです。左側に置かれているガーデンテーブルセットと比べると大きさが判ってもらえると思います。
根元の部分の写真です。この木の周囲はSVでも確認できます。航空写真でも格段に大きな木であることが判っていただけると思います。
航空写真を見ると大きな木であることを実感してもらえると思います。点滅する黄色の円が上の写真の木です。点滅する青色ラインがGoogleマップのストリートビューが見れるところです。大きな木の周辺に青色ラインが集まっているのが判っていただけると思います。
White-Handed Gibbon(シロテナガザル)です。Lar gibbonとも言われています。生息値は右下の地図の濃い緑色の着色部分である中国南西部、インドネシア(スマトラ島北西部)、カンボジア、タイ、ベトナム、マレーシア(マレー半島)、ミャンマー東部です。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
目 サル目 Primate
亜目 真猿亜目 Haplorrhini
下目 狭鼻下目 Catarrhini
上科 ヒト上科 Hominoidea
科 テナガザル科 Hylobatidae
属 テナガザル属 Hylobates
種 シロテテナガザル Hylobates lar
住んでいる環境を紹介したいので広い範囲の写真も紹介します。池に囲まれた島に住んでいます。
上のサルの名前が判ったのは、こちらの説明板を撮っていたからです。ただし、今回は時間があまりないこともあり説明板の写真はあまりとりませんでした。そのために名前の判らないものも沢山あります。この説明板を見て不思議に思う方もおられるのではないでしょうか。ハワイでは外国からの観光客は日本人が一番多いこともありほとんどの説明板は、少なくとも名前だけは日本語が併記されているのに、ホノルル動物園は動物の説明板に関しては日本語併記はありませんでした。接滅危惧種(ENDANGERED)のENレベルの表示がされています。
こちらはSiamang Gibbonと書かれていました。学名にはSymphalangus syndactylusと書かれていたので日本語名はフクロテナガザルになります。
ぶら下がっている姿の写真も紹介します。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
目 霊長目 Primates
科 テナガザル科 Hylobatidae
属 フクロテナガザル属 Symphalangus Gloger
種 フクロテナガザル Symphalangus syndactylus
Siamang Gibbonの説明板も撮っていたので紹介します。White-Handed Gibbonと同様にENレベルの接滅危惧種の表示がされています。
こちらは説明板は撮っていませんでしたが、よくテレビに出てくるワオキツネザルと思われます。こちらもENレベルの接滅危惧種です。
こちらも飼われている環境を紹介します。マダガスカル南部の固有種で、マダガスカルの国獣に指定されています。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
目 霊長目 Primates
亜目 曲鼻亜目 Strepsirrhini
下目 キツネザル下目 Lemuriformes
上科 キツネザル上科 Lemuroidea
科 キツネザル科 Lemuridae
属 ワオキツネザル属 Lemur Linnaeus, 1758
種 ワオキツネザル Lemur catta
陸ガメの種類は多かったです。みんな広い敷地で飼われていました。
陸ガメが地面に生えている草を食べているところの動画も撮ったので紹介します。オリジナルは9秒の動画だったので繰り返して長く致しました。BGMでIndian Walk(2分39秒)を流しています。
こちらは上とは別の種類の陸ガメだと思われます。この写真で飼われている環境が判っていただけると思います。SV
上の亀の大きな写真が撮れなかったので上の写真から切り取りました。動物園の入口にあった案内板にはハワイ動物園には貴重なガラパゴスゾウガメ(Galápagos tortoise)とアルダブラゾウガメ(Aldabra tortoise)が飼われていると書かれていました。もしかしたらの、このカメか下のカメがガラパゴスゾウガメなのかもしれません。ガラパゴスゾウガメが飼われているエリアの航空写真はこちらです。→ 航空写真 SV カメ
アルダブラゾウガメが飼われているエリア→ 航空写真 SV カメ
こちらの陸ガメも別の種類に感じます。過去にはガラパゴスゾウガメを1つの種 Chelonoidis nigra として各島のゾウガメの分類群は亜種とする意見もあったが、今は単独の種として考えれるのが主流なようでガラパゴスゾウガメ種群と呼び、ミトコンドリアDNAの解析から17種前後の系統に分けられているようです。ただし亜種は驚くほど沢山あって種が多くの人に認められるのは、まだまだ時間がかかると思われます。
真っ白のニシキヘビのように大きな蛇でした。いろいろネットで調べた結果、インドニシキヘビ(Python molurus)の亜種のビルマニシキヘビ(Python molurus bivittatus)のアルビノ(白化個体)でした。右の地図の緑色の部分がビルマニシキヘビの生息場所です。
右下の上段の写真は白化していない普通のビルマニシキヘビです。下段は私がベトナムのミトに行ったときにビルマニシキヘビを肩に掛けてもらって撮った写真です。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 爬虫綱 Reptilia
目 有鱗目 Squamata
亜目 ヘビ亜目 Serpentes
科 ニシキヘビ科 Pythonidae
属 ニシキヘビ属 Python
種 インドニシキヘビ Python molurus
亜種 ビルマニシキヘビ Python molurus bivittatus
英名 Burmese python → 翻訳
上の塒(とぐろ)を巻いた蛇の顔はこちらの説明板の写真と思われます。ハワイではハワイ固有の貴重な鳥を守るためにヘビ(蛇)の輸入が禁じられていて、ハワイ動物園も例外ではなくハワイ農務省に没収されたものが展示されているようです。ヘビをハワイに持ち込んだ罰則は厳しく最大 3 年の懲役&20 万ドル(現レートで約3千万円)の罰金です。記載内容を枠内に転記いたしました。→ 翻訳
Keep Hawai'i Snake Free
Hawai'i has no wild snake populations (with the exception of a tiny, burrowing worm snake). Hawai'i ‘s native bird species evolved without exposure to snake predators. This is true for other islands and their native birds. The introduction of the brown tree snake in Guam resulted in the extinction of 9 of 13 endemic birds.
Honolulu Zoo snakes were illegally imported and surrendered to State of Hawai'i Department of Agriculture. Snakes are illegal to import, possess, and transport in Hawai'i. Penalties include a Class C felony, up to 3 years in jail and a fine up to $200,000. They are a threat to endangered, endemic birds.
トゲトゲのトカゲです。我々にとってはめずらぃトカゲでした。
上の写真をクリックすると特別に大きく拡大しますが、クリックの面倒な方のために顔の部分を拡大しました。もちろんこの写真もクリックすると拡大いたします。画像検索で探した結果、アルマジロトカゲ(Armadillo girdled lizard)か近い種類の可能性が高い感じがします。アルマジロトカゲは南アフリカ共和国西部の固有種です。
象(ぞう)の飼われているエリアは驚くほど広かったです。これほどの広さは初めて見ました。
いっぱいのズーム(105mm)で撮った写真をトリミングしました。まさか動物園で400mmはいらないと思いホテルに置いてきてしまいました。耳の形から写っているゾウはアジアゾウと思われます。
現存のアジアゾウには次の4つの亜種がいます。
インドゾウ Elephas maximus indicus Cuvier
セイロンゾウ Elephas maximus maximus Linnaeus
スマトラゾウ Elephas maximus sumatranus Temminck
ボルネオゾウ Elephas maximus borneensis Deraniyagala
現存のアフリカゾウには次の亜種がいます。シンリンゾウとマルミミゾウを同じ亜種にする説と別の亜種にする説もあります。
サバンナゾウ Loxodonta africana africana
シンリンゾウ Loxodonta africana cyclotis Matschie
マルミミゾウ Loxodonta africana cyclotis Matschie
ちょっと珍しそうな動物がいました。こちらは説明板を撮っていました。名前はBongo Antelopeで日本語ではボンゴと呼ばれています。学名は両方共にTragelaphus eurycerusなので同じ種です。
大きく撮った写真です。生息地の色の区別はLowland bongoとMountain bongoです。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
目 ウシ目 Artiodactyla
亜目 ウシ亜目 Ruminantia
科 ウシ科 Bovidae
亜科 ウシ亜科 Bovinae
属 ブッシュバック属 Tragelaphus
種 ボンゴ Tragelaphus eurycerus
こちらも説明板を紹介します。
イボイノシシでしょうか。贅沢な住まいです。幸いにも説明版の写真を撮っていました。名前にはWarthogと書かれていて学名はPhacochoerus aethiopicusなのでイボイノシシに間違いないようです。
上の写真から切り取りました。地図内の黄緑色は生息地域で、茶色は生息の可能性がある地域です。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
目 ウシ目 Artiodactyla
亜目 イノシシ亜目 Suina
科 イノシシ科 Suidae
属 イボイノシシ属 Phacochoerus
種 イボイノシシ Phacochoerus aethiopicus
英名 Desert warthog
説明板を紹介します。保全状況評価はLEAST CONCERN(低危険種 LC)です。
こちらの鳥はアフリカヘラサギ(African spoonbill)です。広いエリアで自然の状態で飼われていました。名前が判ったのは説明板を撮っていたからです。
アフリカヘラサギの説明板です。日本でサギと呼ばれているサギ科の鳥とは分類的にペリカン目までしか一致していません。どちらかと言えばサギよりもトキに近いようです。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 鳥綱 Aves
目 ペリカン目 Pelecaniformes
科 トキ科 Threskiornithidae
属 ヘラサギ属 Platalea
種 アフリカヘラサギ Platalea alba
穴の中に動物がいます。シッポと左の後足だけが見えています。この謎の動物は説明板からツチブタ(Aardvark)であることが判りました。学名はOrycteropus aferです。
こちらの説明板にツチブタ(Aardvark)の写真が載っています。ツチブタの顔が見れなかったのは残念です。ブタの名前がついていますが、分類的に共通なのは哺乳綱(Mammalia)なのでほとんど縁がないと言えます。管歯目の現生種はツチブタただ1種のみで、他は化石種だそうです。管歯目の上位のアフリカ獣上目にはキンモグラ、ハネジネズミ、テンレック、ツチブタ、ハイラックス、ゾウ、マナティー等が含まれるそうです。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
上目 アフリカ獣上目 Afrotheria
目 管歯目 Tubulidentata
科 ツチブタ科 Orycteropodidae
属 ツチブタ属 Orycteropus
種 ツチブタ Orycteropus afer
英名 Aardvark Antbear
アフリカの、いろんな草食動物が入ったエリアです。
キリン(9亜種)とシマウマ亜属(3種)の分布を紹介します。小さいので文字が読みにくいと思いますが、クリックすると拡大地図を表示します。
動物園には珍しく蟻塚がありました。
アリ塚の説明板です。スマホの場合は画面を拡大すると文字が読めると思いますが、パソコンの場合はクリックすると読める大きさの写真を別画面で表示します。
ライオンも広いエリアで、遠くにいるので大きくは撮れませんでした。
トリミングするとメスとオスが写っていることが判りました。我々と隔てているのは分厚いガラスです。
クジャクは道路で放し飼いになっていました。GoogleマップのSVでも道を歩いているクジャクがいました。
こちらの方も、この後に正面に回ってスマホで写真を撮られていました。
やはり皆さん撮られていました。
サイも広いエリアに飼われていました。
こちらは説明板は撮っていませんが、毛の模様からリカオンではないかと思います。学名はLycaon pictusで、ENレベルの絶滅危惧種です。ここも広いエリアで飼われていました。比較のためにWikipediaから右下に写真を転用させた頂きました。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 哺乳綱 Mammalia
目 食肉目 Carnivora
科 イヌ科 Canidae
属 リカオン属 Lycaon Brookes, 1827[2]
種 リカオン Lycaon pictus
めずらしい花が咲いていたので撮りました。ここは動物園ですが、植物園のようでもありました。
我々もケージの中に入って鳥たちを観察できるエリアもありました。
こちらはマントヒヒ(Hamadryas baboon)?でしょうか。 いずれにしてもヒヒ属(Papio)には間違いなさそうです。ヒヒ属(狒々族)には下記の6種がいます。写真のヒヒは、6種の中ではマントヒヒが最もよく似ています。
和名 学名 ( 英名 )
アヌビスヒヒ Papio anubis ( Olive Baboon )
キイロヒヒ Papio cynocephalus ( Yellow Baboon )
マントヒヒ Papio hamadryas ( Hamadryas Baboon )
ギニアヒヒ Papio papio ( Guinea Baboon )
チャクマヒヒ Papio ursinus ( Chacma Baboon )
キンダヒヒ Papio kindae ( Kinda baboon ) キイロヒヒの亜種の説あり
説明板を撮っていました。やはりHamadryas Baboon(マントヒヒ)でした。
撮った写真をトリミング加工した写真も紹介します。
6秒ごとに2つの画面が切り替わるようにしています。
こちらはフェネック (Vulpes zerda) だと思います。ネットで調べてみました。いずれも広いエリアで飼われていました。
トラはトリミングはしていますが、比較的大きく取れました。やはりトラは迫力があります。まだまだ見るエリアがたくさん残っていたのですが、時間的に説明板を撮る余裕はなくなってきました。
植物園と言ってもいいほど沢山の花が咲いていました。これはハワイでよく見かけた花だと思います。
広い敷地も沢山ありました。自然の鳥たちがたくさん来ていました。
雰囲気を感じていただきたくて、人が沢山写ったGoogleマップのSVを転用させていただきました。動かしていくと私が写真を撮った場所も探せるかもしれません。右の小さなSV画像のように撮影機材がガラス戸に写り込んでいたことからトライクと呼ばれる三輪自転車であることが判りました。撮影機材を調べた記事→ポチッ
下記のホノルル動物園内の青いラインのところがSVで見れる場所(トライクが走行したルート)です。地図の中に表示される右の人形マークを青い線のところにドラッグして持っていくと、その場所のSVを表示します。地図を表示→ホチッ
大きなトカゲもいました。画像検索ではKomodo dragon(コモドドラゴン/コモドオオトカゲ)の可能性が高いと出てきました。さらにネットの動画で確認するとホノルル動物園にコモドドラゴンがいることが判ったのでコモドドラゴンで間違いなさそうです。最大のコモドドラゴンは全長が3mを超える世界最大種のトカゲで、前から見たいと思っていたので念願がかないました。コモドドラゴンが見れただけでもホノルル動物園に行く価値がありました。下記の地図の
赤色は過去に生息していて、今は絶滅(Extirpated)したところで、現在生息しているのは緑色のところです。西洋の科学者によって初めて発見されたのは今から112年前の1910年です。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 爬虫綱 Reptilia
目 有鱗目 Squamata
科 オオトカゲ科 Varanidae
属 オオトカゲ属 Varanus
亜属 オニオオトカゲ亜属 Varanus
種 コモドオオトカゲ Varanus komodoensis
英名 Komodo dragon(コモドドラゴン)
ホノルル動物園のコモドドラゴンの動画をネットから転用させていただきました。残念ながらこの動画のように歩いている姿は見れませんでした。
動物園内内の案内板の中にもKomodo Dragonの文字がありました。比較的動物園の入口に近い場所でした。入る前に案内板をじっくり見て入ればいろんな発見があったと思います。クリックすると敷地全体を表示します。
動物園には220種以上の動物がいるそうですが、その代表的な動物やグループが右の案内板に書かれていました。海側(下側)から紹介すると、Flaming、Duck pond、Australasian Birds、Kipuka Nene Sanctuary、Parrots、Orangutan、Primates of the World、Komodo Dragon、Alligator、Aldabra Tortoise、Galapagos Tortoise、Reptile House、Sunbears、Tiger、Gharial、Elephant Habitat、Hippo、Crocodile、African Wild Dogs、Lion、Black Rhino、Warthog、Baboon、Cheetah、Aardvark、Flamingo、Meerkat、Manyara Bird Sanctuary、Giraffe、Rhino、Hornbill、Rock Cove Reptiles、Chimpanzee、Zebra、です。→ 翻訳
ランも沢山植えられていました。
こちらの鳥も自然な形で飼われていました。名前はハワイガン(Nēnē/Hawaiian goose)です。説明板を撮っていましたが、画像からネットでも探せました。ハワイ(カウアイ島、ハワイ島、マウイ島)の固有種だそうです。ハワイの固有種を見れたことは値打ちがあります。18~19世紀における生息数は25,000羽でしたが、その後激減して1951年には30羽まで減ってしまったそうです。人工ふ化などの繁殖活動を行い徐々に数を増やすことが出来ているそうです。
こちらがハワイガンの説明板です。簡単な策で囲まれた広いエリアで飼われているのが判っていただけると思います。
目の高さにきれいな花が咲いていたので撮りました。
珍しい感じの花が咲いていました。
ヤシ科の植物だと思います。目の前で見る機会があまりないので撮りました。
こちらはカンムリバトのようです。インドネシアの
いくつかの島(サラワティ島、ニューギニア島北西部、バタンタ島、ミソール島、ワイゲオ島)の固有種だそうで、接滅危惧種のVUだそうです。
閉館時間になったころは鳥のエリアでした。いろんな鳥がいました。これはハトの種類でしょうか。金網がありますが鳥にピントを合わせることが出来ました。よく見ると翼の羽が緑色をています。もしかしたらニジハバト(英名:Common Bronzewing/学名:Phaps chalcoptera)かもしれません。
羽の緑色が判るように画像処理で明るくしてみました。額の部分が白いこともわかりました。
こちらはインコ科かオウム科だと思われます。近い色合いの鳥としての候補はSun parakeet(学名:Aratinga solstitialis)です。和名にはメキシコが入っていますがメキシコには生息していないそうです。絶滅危惧種です。
界 Animalia
門 Chordata
亜門 Vertebrata
綱 Aves
目 Psittaciformes
科 Psittacidae
属 Aratinga
種 Aratinga solstitialis(学名)
英名 Sun parakeet
和名 コガネメキシコインコ
こちらもインコ科かオウム科ではないでしょうか。
候補としてはScarlet macaw(学名:Ara macao)です。日本名は金剛インコです。
動物園内で最後に撮った写真でrす。鳥の種の候補はMoluccan king parrot(学名:Alisterus amboinensis)です。撮ったのは17時22分でした。閉園時間との放送があったので急いで外に出ました。ただし入園料の説明板を見直してみるとOpen from 9:30 a.m. to 4:30 p.m.と書かれていました。
動物園から外で最初に撮った写真です。時間は17時25分でした。Googleマップのストリートビュー(SV1)で確認すると動物園の入口辺りから撮った写真であることが判りました。この後は夕食ですが、ホテルのバルコニーで景色を見ながら食事をしたかったので、近くでテイクアウトの食べ物を買ってホテルに帰ることにしました。
上の写真の撮影場所を知りたかったのでSVで探してみました。動物園の出口の前から撮ったものでした。水平に180度回転させると動物園に出入口の前にあることが判ると思います。
帰国前日にハワイ最大のショッピングモールのアラモアナセンター(Ala Moana Center)にお土産を買いに行きました。 [ハワイ]
ハワイ旅行7日目は帰国日の前日であったことから、お土産を買う目的でハワイ最大のキョッピンクモール(ショッピングセンターと言われている上の写真のAla Moana Center(アラモアナセンター)に行きました。東西の長さは歩いて30分程度とネットで書かれている細長い3階建ての大きな建物でした。
上の写真をクリックすると特別に大きく拡大するのでALA MOANA HAWAII'S CENTERの文字が読めると思いますが、クリックの面倒な方のために文字の部分を切り取りました。
ホテルからアラモアナセンターへはバスで行きました。1日目からバスを利用したので、だんだんとバスでの移動方法が分かってきました。ホテルの近くにあるバス停から見たダイヤモンドヘッド(Diamond Head)です。
ダイヤモンドヘッドの頂上部分です。ダイヤモンドヘッドの名は、イギリスの水夫たちがこの山を登った時に火口付近の方解石の結晶をダイヤモンドと間違えて名付けたと言われています。一方、ハワイ先住民は「マグロの額」という意味でハワイ語でレアヒ(Lēʻahi)と呼んでいるそうです。Lēが額でAhiがマグロです。右上の小さな写真は4日目にオアフ島からハワイ島へ移動する飛行機から撮りました。ダイヤモンドヘッドに登った記事はこちらです。→ポチッ
ホノルルは一方通行の道が多くてバス1本ではいけませんでした。この表示板のQueen Kapi'olani Gardenの前でバスを乗り換えました。Googleマップで、この表示板のストリートビュー(SV)を見つけました。表示板はバス停の少し手前のモンサラット通り(Monsarrat Ave)とパキ通り(Paki Ave)の交差点にありました。
Queen Kapi'olani Gardenの前の道の景色です。バスの切符は1日券を買っているので、何度乗り換えても損はなかったです。場所をSVでも見つけました。
乗り換えたバス停の前には白い花が沢山咲いている気もありました。
アラモアナセンター(Ala Moana Center)の最寄りのバス停に着きました。すでに紹介しているようにホノルルは一方通行が多いので、降りた場所の前にはアラモアナセンターの入口はなく少し歩くことになりました。この場所のSVで確認するとショッピングセンターの中心とは反対方向を撮っいました。
アラモアナセンター(Ala Moana Center)の配置を示した地図を紹介します。画面をクリックするとアラモアナセンターの店舗マップを表示します。Wikipediaによれば、居間から63年前の1959年8月13日に開業し、一時、アメリカ最大のショッピングモールでした。2018年10月時点の店舗数は361で、現在の表現は「全米最大規模」あるいは「オープンエアーで世界最大のショッピングモール」などです。2022年マップ → 1階 2階 3階
上のマップの中央にセンターステージと書かれているところで、写真のフラ・ダンスが行われていました。ステージ上に書かれている文字は全ては写っていませんが、ALA MOANA CENTERSTAGE(アラ・モアナ・センターステージ)と思われます。最前列で車椅子の方が見ています。ホノルルではバスに何度も乗りましたが、車椅子の方が乗り降りする場面に驚くほどの回数で出会いました。日本では電車では車椅子を利用している人をよく見かけますが、バスにも車椅子で乘れる表示がされていますが、未だに日本で乗り降りする場面に出会ったことがないことから、車椅子に対するみんなの見る目はハワイは差別がなく自然なのだと感じました。
動画も撮ったので興味のある方は是非ともプレーボタン( ► )をクリックしてみてください。
オープンエアが分かる写真を撮っていなかったのでWikipediaから転用させていただきました。
アラモアナセンターは全てのフロアを歩きましたが、お店の写真を撮ったのは2つだけでした。1つはこちらのBig Islandです。
もう1枚がSee's Candiesでした。アラモアナセンターのことは2日目の午後と6日目に、4億円のオープンハウスやワイナマロビーチなど、いろんな場所を案内していただいた右の写真の中のお二人に教えていただきました。
こちらがハワイ旅行の帰国便の記事で紹介したお土産の写真ですが、半分程度はアラモアナセンターで買ったと思います。お土産を買った場所は下記の通りです。着色文字をクリックすると記事を表示します。
5日目 ハワイ島 パーカー・ランチ・ショッピング・センター
5日目 ハワイ島 ビッグ・アイランド・キャンディーズ
5日目 ハワイ島 ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
6日目 オアフ島 ノースショアのKahukuの土産物店
7日目 オアフ島 アラモアナセンター
8日目 オアフ島 ホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)
買物が終わったころにはお昼になったので、フードコートで昼食を食べました。まだ時間はたっぷりあったので午後に身軽に出歩くために、一旦ホテルに荷物を置きに戻ることにいたしました。この通りの名前はAla Moana Boulevard(アラモアナブールバール/略:Ala Moana Blvd)です。Boulevardはフランス語で大通りのことです。
アラモアナセンターの海側には道路を挟んで大きな公園がありました。公園の名前はアラ・モアナ市立公園(Ala Moana Regional Park)です。その前のバス停からバスに乗ってホテルに帰りました。この場所から撮った写真が冒頭の写真です。場所はSVでも確認できました。SVを表示させて回転させて海の方を見るとバス停と公園が確認できます。
アラ・モアナ市立公園とショッピングモール(アラモアナセンター)の位置関係です。橙色のラインで囲った敷地面積は23.5万㎡です。
追伸
2022年10月15日の装置用から関西に行きます。戻って来るのは11月6日の予定です。
ハワイ7日目の朝食はPancakes Supreme とFruit Plattr [ハワイ]
ハワイのオアフ島で泊まったホテルのレストランHau Tree Lanai(ハウツリーラナイ)で人気の右の写真の Egg Benedict (エッグベネディクト)を2度食べました。もう一つ気になった朝食が上の写真のパンケーキでした。ものすごい量なので迷っていたのですが、6日目の朝食を食べた時に隣の席のカップルが、一つだけ頼んでシェアして食べていたので次は同じように、このパンケーキを頼んでシェアすることを決めて、翌日(7日目)の朝食に食べたのが写真のパンケーキです。価格は20ドルですが、税金とチップを入れると約26ドルになります。2人で食べると量も値段も丁度よさそうです。
この日もいつもと同じように沢山の人が並んでいました。
通路確保のために「FOR RESERVATIONS」と「FOR WALK-INS」と書かれは表示板もいつも通り置かれていました。
この日の飲み物はコーヒー(Coffee B)とパイナップルジュース(Pine'ple Juice)を頼みました。
パンケーキのための3種類の蜂蜜が出てきました。ハワイは蜂蜜も沢山あるところでした。
色の違いが判るように並べて撮りました。ハチミツの味の違いを楽しむのにもパンケーキは良かったです。クリックすると特別に大きく拡大します。
シェアーして食べるパンケーキ以外に、同じようにシェアーして食べるフルーツの盛り合わせを頼みました。こちらもこのお店の名物のFruit Plattrです。なにしろ量に驚かされます。いろんな果物が乗っていました。
迫力を感じてもらうために別の角度からの写真を紹介します。
パイナップルの上に載っているのはマンゴーです。
メロンも2種類が乗っていました。果物を確認してみると赤肉メロン、青肉メロン、バナナ、パイナップル、マンゴー、イチゴ、ラズベリー、ブラックベリー、ブルーベリーと少なくとも9種類の果物が盛り付けられていました。
続いてお目当てのパンケーキが出てきました。前日の6日目に来た時のように海がよく見えるいい席に案内していただいたのです。頭上に写っている木はレストランの名前でもあるハウツリーラナイ(Hau Tree Lanai)で樹齢は200余年だそうです。
海の方が明るいのでフラッシュを使って撮ってもらいました。
上の写真からパンケーキとフルーツの盛り合わせの部分を切り取りました。フルーツはかなり食べていました。両方共に巨大なお皿であることが分かっていただけると思います。
大きなパンケーキ(Pancakes Supreme)が来た時には上の写真のように、フルーツ(Fruit Plattr)はある程度食べてしまっていたので、それぞれ食べる前のFruit PlattrとPancakes Supremeを並べてみました。この2つを1枚の写真で撮れなかったのは残念ですが、お店の人はフルーツを食べ終わるころにパンケーキが出るように作り始めているのだと思います。
これがPancakes Supreme です。バターミルクパンケーキ スペシャルトッピングです。クリームの上にトッピングされているのはハワイ名物のマカダミアナッツです。アイスクリームに果物も沢山盛り付けられていました。
お皿の大きさが判っていただけるでしょうか。それぞれに取り皿も用意していただきました。
パンケーキは断面を見たいので半分に切りました。前に並べたのはラズベリーとブラックベリーです。ラズベリー(raspberry)もブラックベリー(Blackberry)もキイチゴ属の中のいくつかの種を含む亜種を示しています。ただしヨーロッパではヨーロッパキイチゴ(Rubus idaeus)の1種に対してラズベリーと呼ばれているようです。
界 植物界 Plantae
門 被子植物門 Magnoliophyta
綱 双子葉植物綱 Magnoliopsida
目 バラ目 Rosales
科 バラ科 Rosaceae
亜科 バラ亜科 Rosoideae
属 キイチゴ属 Rubus
亜属 ラズベリー Rubus (Idaeobatus)
亜属 ブラックベリー Rubus (Rubus)
白い蜂蜜をかけてみました。最初に白い蜂蜜をかけたのは理由があります。もちろん残りの2種類もかけて食べてみました。
3種類の中の白いハチミツはオアフ島からハワイ島に1泊旅行に行った時に買った、このRare Hawaiian Organc White Kiawe Haneyだと思います。ハワイ島の火山乾燥地帯に広がる海抜ゼロ地域に生息するKiaweという木の花蜜だけを集め特別な製法で作られていて、非加熱で瓶詰めされた生はちみつ(Raw Honey)は、急激に結晶化しますが、Kiaweはちみつは結晶の小さいために滑らかな白い蜂蜜になるようです。蓋が凹んでいるのはハワイ島からオアフ島の飛行機で、ハチミツは手荷物で持ち込むことが禁止されていることを知って、そのままリュックごと預けた時に凹んだものです。ガラス容器が割れなくてラッキーでした。後で反省してしまいました。
日本のネットでは同じ量の226.8g(8oz)が6,480円で売られていました。
残りの2種類の蜂蜜は帰国する時にホノルル空港で買った3種セットの左右の2種類の蜂蜜かもしれません。色が似ていました。
ここまで食べました。写真は撮りませんでしたが、すべて完食しました。
税金とチップを入れて65ドルです。白抜きのところに部屋番号と名前とサインを書いて支払い完了です。楽しませていただきました。
1 Pancakes Supreme 20ドル
1 Fruit Plattr 18ドル
2 Coffee B 10ドル
1 Pine'ple Juice 5ドル
計 53ドル 税とチップ込み 65ドル
ホノルルの中心街から南東方向の場所( )です。
前記事で紹介した6日目夕食のYoung's Fish Marketは地図外で左上の方向にあります。マイナス(―)のアイコンを2度クリックすると表示されます。
1日目夕食 Blue Water Shrimp and Seafood
2日目朝食 Kaimana Beach Hotel 宿泊ホテル
Hau Tree Lanai 2日目と6日目と7日目の朝食
2日目夕食 Hale Vietnam Restaurant
3日目朝食 LuLu's Waikiki
追伸
2022年9月27日は関西から山口県の周防久保と岩国の2ケ所に墓参りに行って、関東の家に帰る予定です。写真は新幹線の中で撮りました。左につり下がっているのはお墓用のお花2対(周防久保の墓と岩国の墓)と仏壇用のお花です。新岩国に着くと大雨で。夜のように暗かったです。
大雨の中でしたが、なんとか墓参りを済ませることが出来ました。
こちらが今回のお花です。強い雨が降っていたので、車の中で線香に火を付けて線香立てまで持ってきて線香を立てて拝みました。
ハワイの地元の人達の御用達店でハワイ料理 Young's Fish Market [ハワイ]
パールハーバーを見学すると夕食の時間になったのでの日にオアフ島ノースショア(North Shore)を案内していただいたご夫妻に夕食を誘われました。
ハワイに来てから昔からのハワイ料理を食べていなかったので、同じハワイ料理を食べるのであれば、地元の人が食べているハワイ料理が食べた見たかったので、ご夫妻に「観光客の人が行かないようなお店でハワイ料理が食べたい」とお願いしました。本記事ではそのお店で食べた料理を紹介したいと思います。その一つが上の写真の料理です。ちょっと残念なことにカメラの設定を間違えたようで店内で撮った写真は手ぶらがひどくなってしまいましたが雰囲気は伝えられると思い掲載いたしました。さらにミケシマさんの「キハダマグロでポキ」の記事に刺激を受けたことで、後押ししてもらいました。上の写真は今回食べた料理の一つで、タロイモの葉で包んで蒸し焼きにした古来からのハワイの郷土料理のラウラウ(Laulau)です。容器や取り皿は全て使い捨てのお店でした。
我々が食事をする前に、この日一日頑張ってくれた車にもエネルギーを入れるためにガソリンスタンドに寄りました。
日本でも有名なスーパーマーケットのコストコ(COSTCO)が経営するガソリンスタンドですが、すごい数の給油機と車の数でした。おそらく一般のガソリンスタンドよりは安いのだと思います。
給油機の画面です。0.051ガロン入ったところで0.16ドルなので1ガロン当たりの価格は3.137ドルと言うことになります。1ガロンは3.78541178リットルなので1リットルあたりは0.8287ドルと言うことになります。
参考にアメリカの1ガロン当たりのガソリン税を紹介します。州によって大きく変わります。画像をクリックすると数値が判る大きさに拡大しますが、色が濃いほど税金が高いです。税金の例も数字で紹介します。日本のガソリン税は53.8円/㍑なので1ガロン当たりに換算すると203.66円になります。それを1ドル = 143.93円で為替換算すると141.50¢になるのでアメリカの2.74倍~8.45倍になります。税金を差し引いて比較すると分かりやすいと思います。
高い方から PA:51.60¢ NY:45.99¢ HI:45.10¢(ハワイ州)
安い方から SC:16.75¢ OK:17:00¢ MO:17.30¢
こちらが、今回ハワイ料理を食べたYoung's Fish Marketです。到着寸前の車の中から撮りました。
GoogleマップのストリービューでもYoung's Fish Marketを紹介します。Googleマップで検索するとオアフ島で、今回のお店だけでなく計2ケ所で見つかりました。同じ名前のYoung's Fish Marketがアメリカ本土のマサチューセッツ州のオルレアン(Orleans)でも見つけましたが関係はないようでした。
車から降りてお店の前まで来ました。
店名 Young's Fish Market
住所 1286 Kalani St, Honolulu,HI 96817
電話 0808-841-4885
店内の写真です。ハワイの地元のお店の雰囲気が出ていました。
毎週火曜日はシニア割の張り紙があの増した。あなたの会計から 10%割引だそうです。ただし、この日は木曜日でした。米国でのシニア(Seniors)は一般的に60歳からだそうです。
下のメニューの写真の部分から、単品メニュー部分をリストに取り出しました。この中に注文した料理があると思われますが、実は料理の名前は聞き忘れてしまったので、料理の写真は撮ったけれども説明できないことから、このメニューから料理名を探し出すことにしました。ハワイ料理の名前で知っているのはポキなのでポキに関してはすぐにわかりました。料理名でPoke(ポケ)と書かれていいるのがポキです。ネットの写真などとも比べて赤色文字にしているのが我々が食べた料理と思われるものです。メニューの写真の中ではオレンジ色(━━)の下線の部分です。自身ががないのが2~3品ありますがご容赦ください。使えるクレジットコードにJCBがないのは日本人観光客はほとんど来ないためかもしれません。M.P.は時価(Market Price)でマグロや新鮮な魚が入ったものが対象のようです。メニューの写真をクリックすると文字が読める大きさに拡大いたします。
料理名 | 価格 | 料理名 | 価格 | ||
LAULAU | SEAFOOD | ||||
Pork | $5.50 | Ahi Shoyu Poke | M.P. | ||
Chicken | $5.50 | Ahi Limu Poke | M.P. | ||
Vegetable | $5.50 | Poke Bowls | M.P. | ||
Butterfish | $8.50 | Tako Shoyu Poke | $15/lb. | ||
Beef | $6.75 | Lomi Salmon | $8/lb. | ||
KALUA PIG Hot & Cold | $11.00 | RaW Crab | $9/lb. | ||
MEATS | Sea Asparagus Salad | $6.25 | |||
Pipikaula | $11.00 | Taegu | $4.75 | ||
Char Siu Pork | $9.75 | Sashimi Platters | M.P. | ||
Char Siu Ribs | $9.50 | Dried Opae | $8.50 | ||
Roasted Turkey Tails | $6.00 | Dried Aku | $25/lb. | ||
Chinese Style Roast Pork | $11.25 | Dried Ahi | $25/lb. | ||
STEWS/LUAUS | Limu Kohu Balls | $4.75 | |||
Beef Stew | $9.25 | Inamona | $4.75 | ||
Tripe Stew | $9.00 | Opihi | $48/lb. | ||
Chicken Long Rice | $7.00 | Salted Salmon | $13/lb. | ||
Squid Lu'au | $8.80 | Salted Buttefsish | $20/lb. | ||
Plain Lu'au | $8.25 | Pickled Ogo | $4.50 | ||
Pua'a Na'au Lu'au | $8.50 |
Delivery($250以上) $750以上は無料 $750未満は配達料$30
こちらがマグロを使った有名なポキです。正式にはポケ(ハワイ語: Poke)ですが実際には英語風にポキと発音されることが多いそうです。日本でもポキと呼ばれていると思います。このポキの名前はAhi Shoyu Pokeなので日本名はマグロ醤油ポケと言うことになります。この器は意外と大きいのでたっぷりと食べれました。こちらのお店ではマグロを使った料理の値段はMarket Price(時価)と書かれていました。こちらのポキも、もちろんMarket Price(時価)でした。
もう一つポキを注文していただきました。名前はAhi Limu Pokeです。Limuはハワイ語で海藻のようなのでマグロ海藻ボキと言うところでしょうか。
メニューにあったPokeの名が付いた料理は下記の4つです。
Ahi Shoyu Poke マグロ醤油ポキ
Ahi Limu Poke マグロ海藻ボキ
Poke Bowls ポキ丼
Tako Shoyu Poke タコ醤油ポキ.
皿に取り分けたボキの写真です。
この料理はチキンのハワイの郷土料理であるラウラウ(Laulau)です。ラウラウ(Laulau)はタロイモとティの葉で包んで蒸し焼きにしたハワイの郷土料理です。ポリネシアのよく似た料理があるので人の移動とともに伝わったのかもしれません。蒸し器がない時代にはタロイモの葉でくるんだラウラウを、さらにバナナの葉でくるんでイム(地中のオーブン)で、熱い石と一緒に埋めて調理されたそうです。メニューによると下記の5種類がありましたが、我々が食べたのは2番目のChicen Lau Lauです。つまり葉で包んだ鶏肉料理でした。上で紹介したようにこの日は木曜日だったのでチキンのラウラウ(Laulau)が食べれたわけです。
豚肉(毎日) Pork(Daily) $5.50
チキン(月曜と木曜) Chicken((Mondays & Thursdays) $5.50
野菜(冷凍のみ) Vegetable(Frozen only) $5.50
バターフィッシュ(火曜と金曜) Butterfish(Tuesdays & Fridays) $8.50
ビーフ(水曜日と土曜日) Beef(Wednesdays & Sturdays) $6.75
この写真から中身がChicken(鶏肉)であることが判りました。
Young's Fish Marketさんのfacebookから蒸し焼きにする前のラウラウ(Laulau)の写真を転用させていただきました。左が葉に包む前です。
これはStews / Luausの分類の中のChicken Long Riceだと思われます。チキンロングライススープはハワイで何世代にもわたって食べられてきたそうです。つまりこれもハワイの郷土料理と言うことになります。Long Riceと書かれていますが、ネットの記載内容などから緑豆はるさめだと思われます。
こちらは見た目からSEAFOODの項目の中のLomi Salmon(又は Lomi-Lomi Salmon/ロミロミサーモン)と思われます。右の小さな写真はWikipediaから転用させていただいたものです。Wikipediaの中の写真とも似ています。こちらもハワイの郷土料理です。ロミロミサーモンは、新鮮なトマトとサーモンを使用したサラダになるそうです。ロミロミサーモンという名前は、塩を振ったサーモンとその他の材料を手でマッサージするように混ぜることから名付けられたそうです。ロミロミ(lomi-lomi)とは、ハワイの言葉で「マッサージする」という意味だそうです。
この辺りから料理名が怪しくなってきます。メニューの中のSTEWS/LUAUSの項目の中でトマト色の汁ものの料理はBeef StewとTripe Stewだけなのです。Tripe(もつ)ではなさそうなのでBeef Stewと言うことにいたしました。意外と高さのある大きな器でした。
この写真からもBeef Stewつまりハワイアン・ビーフシチューの可能性が高いように感じます。
こちらの肉料理の名前が最も悩みました。MEATS(肉料理)の項目は下記の5品です。ネット上で出てくる料理の姿とは違いますが、Pipikaula(ピピカウラ)は塩漬けにして乾燥させたビーフのハワイ料理なので、MEATSの中では最もハワイらしいハワイの郷土料理で、今回の夕食の趣旨から見てこれを選んでくれているようにも思いますので、料理名はPipikaula(ピピカウラ)といたしました。いずれにしても美味しそうな肉料理でした。ネット上で最も似ていたのが右の小さな写真です。我々が食べた料理はしっとりしていました。
Pipikaula $11.00
Char Siu Pork $9.75
Char Siu Ribs $9.50
Roasted Turkey Tails $6.00
Chinese Style Roast Pork $11.25
もちろん、ごはんも注文していただきました。
食べている途中の写真できれいではないけれども雰囲気を感じていただきたくて掲載いたしました。下の写真の中にある、紹介した料理以外のパテのような料理はポイ(Poi)のようです。ポイは ハワイ人の主食であったカロ(タロイモ)をペースト状にしたものです。右の写真は下の写真からポイと思われる料理を切り取って回転したものです。沢山の伝統的ハワイ料理があったわけです。PoiとRiceはメニューの写真の中のSide Ordersの中にあります。
下記の5秒ごとに切り替わる画面はWikipediaから転用させていただいたポイ(Poi / PoPoi)を作っている1890年の写真とポイを食べている1889年の絵とタロイモをすりつぶすPoi Pounderです。
じっくりと見たい方は画面をクリックすると3枚を並べて表示します。
食べ終わって外に出ると空き地に白い鳥がいました。ハワイにも白サギがいることが判りました。ハワイの白鷺(white egrets)などで検索した範囲では種類はアマサギの可能性が高い感じです。ちなみにシラサギ(白崎)という種はなく、サギ科に属する鳥のうち全身白色の鳥の総称だそうです。日本では、コサギ、チュウサギ、ダイサギ、カラシラサギ、アマサギの白羽時、クロサギの白色型などだそうです。アマサギは真っ白の時期と右下の写真のように胴体上部が飴色の時期があります。右の写真はWikipediaから転用させていただきました。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 鳥綱 Aves
目 ペリカン目 Pelecaniformes
科 サギ科 Ardeidae
亜科 サギ亜科 Ardeinae
属 アマサギ属 Bubulcus
種 アマサギ Bubulcus ibis
英名 Cattle Egret 古名:Buff-backed Heron
ホテルに戻る途中です。暗くなりました。友人のお姉さんご夫婦に案内していただいて書くことが出来た記事のタイトルを紹介します。着色したタイトルをクリックすると記事を表示します。
15 ハワイモンクアザラシ かも
16 ハワイの4億円のオープンハウス
17 ココヘッド周辺はホノルルの最も東に位置するベットタウン
18 ハワイのパラグライダー
19 ハロナ潮吹き岩(Halona Blowhole)
20 ワイナマロビーチ(Waimanalo Beach)
21 ハワイ旅行2日の夕食は地元で超人気のベトナム料理店 Hale Vietnam Restaurant
45 パンチボール(Punchbowl)
46 ヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)は強風の名所
47 日立の樹 モアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)
48 Laniakea Beach 日立の樹の次に目指したのはオアフ島の北のビーチ
49 オアフ島ノースショアでの昼食は超人気の海老料理 Giovanni's Shrimp Truck
50 オアフ島ノースショアの サンセットビーチは日本のサーフィンのオリンピック選手が育っ..
51 昼食後のデザートはドール・プランテーション(Dole Plantation)でのドールホイップ..
52 パールハーバー
53 ハワイの地元の人達の御用達店でハワイ料理 Young's Fish Market
2018年掲載:01~28 2019年掲載:29~33
2020年掲載:34~35 2022年掲載;36~57
お店の場所を紹介します。が今回のYoung's Fish Marketの場所です。着色文字をクリックすると記事を表示します。1日目朝食は日本から飛行機の機内で、4日目朝食は地図の中の左端にあるホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)で食べて、5日目朝食はハワイ島のホテルで食べました。
1日目夕食 Blue Water Shrimp and Seafood
2日目朝食 The New Otani Kaimana Beach Hotel 宿泊ホテル
Hau Tree Lanai 2日目と6日目と7日目の朝食
2日目夕食 Hale Vietnam Restaurant
3日目朝食 LuLu's Waikiki
6日目夕食 Young's Fish Market
パールハーバー [ハワイ]
右の写真のドールホイップ(Dole Whip)を食べたドール・プランテーション(Dole Plantation)の次に向かったのはパールハーバー(Pearl Harbor/真珠湾)です。パールハーバーには記念館や博物館として下の例のようにいくつかの施設があります。上の写真の右側の白い構造物がアリゾナ記念館アリゾナ・メモリアルで右側の軍艦が戦艦ミズーリ記念館です。
アリゾナ記念館 USS Arizona Memorial
戦艦ミズーリ記念館 Battleship Missouri Memorial
ボーフィン潜水艦博物館 USS Bowfin Submarine Museum
戦争への道の資料館 Road to War Museum 例1 例2
攻撃時の資料館 Attack Museum
パールハーバー航空博物館 Pearl Harbor Aviation Museum
先ずはドール・プランテーションを出発するところから紹介します。この写真はドール・プランテーション出入口の写真です。ここを左に曲がってホノルル方向に行きました。この時、15時10分でした。
まだ15時16分ですが、夕方のラッシュアワーが近づいている感じがしました。
高速道路に入るとホノルルから離れる方の道がすでに混み始めていました。この時15時29分でした。
ホノルルに近づくと反対車線は、すでに渋滞となっていました。この時15時31分でした。
反対車線がよく見える場所の写真です。右側がホノルルの中心に向かう車線で、左側がホノルルから帰る(離れる)車線です。
30年前(1992年)のアメリカのケンタッキーでも会社勤め人が早い時間に帰るのに驚かされました。聞くと、遅くまで明るいので早く来て早く帰って、それからレジャーを楽しむのだと言われました。こんなとこからもアメリカの余裕の底力を感じたことを思い出しました。この時15時32分でした。
Pearl Harbor National Museum(アリゾナ記念館/Arizona Memorial)の入口です。ここへの入場は無料でした。
ドール・プランテーション(Dole Plantation)から、ここまでのルートです。
Pearl Harbor National Museumの入口から見た駐車場方向です。
戦艦アリゾナの錨(USS Arizona Anchor)です。
右側には下記のように書かれていました。
Rememember Uederstand Honor
Dedicated to thode who made the ultimate sacrifice
December 7, 1941
We will never forget
Dedicated to thode who made the ultimate sacrifice
December 7, 1941
We will never forget
同じ場所に水兵の銅像が建てられていました。Lone Sailor像(Statue)ですべての水兵のオマージュのようです。水兵のモニュメントの背景に古い潜水艦が写っていました。
こちらが潜水艦の写真です。冒頭で紹介したボーフィン潜水艦(USS Bowfin Submarine)です。クリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
冒頭の写真です。戦艦アリゾナのアンカーの場所から正面に見える景色です。
白い建造物は戦艦アリゾナのメモリアル(USS Arizona Memorial)で、この下に戦艦アリゾナが沈んでいます。
資料館にあった、水没したアリゾナの上に建てられたメモリアルの模型です。
Googleマップの航空写真でも、うっすらと船影が写っています。
こちらが戦艦ミズーリ(USS Missouri)です。
1944年1月29日に進水した戦艦で、太平洋戦争の降伏文書の調印式が行われたことは有名です。
右のCG画像の2012年のSF映画のバトルシップの中で活躍した戦艦でもあります。
戦艦ミズーリを真上から撮った写真をWikipediaから転用させていただきました。湾岸戦争の時の写真です。Googleマップの航空写真でも確認できます。3D航空写真でも確認できます。
航空写真で場所や位置関係を紹介します。
戦艦アリゾナのメモリアルが見える海沿いは沢山の説明パネルが設置されています。こちらが日本軍の第1波攻撃を示したパネルです。
沢山の軍艦が写っています。
こちらが第2波攻撃の説明パネルです。
写真には時間が書かれていました。こちらは午前9時の写真です。
こちらは午前9時05分の写真です。
軍艦の被害も詳細に書かれていました。
説明パネルは皆さんよく見ていました。
日本側の写真のパネルもありました。
記念館の説明パネルです。
ここから屋内の資料館を紹介します。「戦争への道」と「攻撃内容」です。
奇襲成功の暗号「トラトラトラ」の説明もありました。上の写真の左端に写っています。日本軍の真珠湾攻撃により2,334人の戦死者に加えて68人の民間人も亡くなったそうです。
戦争に至った状況が詳しく書かれていました。
いろんなパネル以外に日本側の軍艦の模型も置かれていました。
上の写真の軍艦の模型です。空母・赤城です。天城型巡洋戦艦を改造して飛行甲板を付けて空母にしたそうです。真珠湾攻撃では、空母としては赤城、加賀、蒼龍、飛龍、瑞鶴、翔鶴の6隻が参加したそうです。空母(航空母艦)以外は、戦艦2隻、重巡洋艦2隻、軽巡洋艦1隻、駆逐艦9隻です。空母を入れて合計は18隻の艦隊だったそうです。
レーダーや無線機の展示も沢山ありました・
子供も含めて沢山の人が見たのだと思います。
大切な人の思いを感じる展示もありました。
原爆で亡くなった禎子の展示もありました。
出口資料館の出口です。人それぞれの思いは違うのだと思いますが、今までと違った、何かを感じるのだと思います。。
昼食後のデザートはドール・プランテーション(Dole Plantation)でのドールホイップ(Dole Whip) [ハワイ]
友人のお姉さん御夫妻に案内していただいたGiovanni's Shrimp Truckで右の写真の人気の海老料理を昼食として食べた後はホノルルへの貝り道に目指したのは上の写真のドール・プランテーション(Dole Plantation)でした。ここで人気のスィーツを食べるのが目的でした。途中で前記事で紹介したサンセットビーチ(Sunset Beach)にも寄りました。
海老料理のお店からドール・プランテーションは下の地図の青色ライン(━━)です。州道99号線沿いのパイナップル農園に作られたテーマパークで、途中休憩するにもピッタリの場所でした。右下の写真のドールホイップ(Dole Whip)を食べるのが目的でした。
A海老料理のお店(Giovanni's Shrimp Truck)
海老の養殖場
サンセットビーチとラニアケア・ビーチ
Bドールプランテーション(Dole Plantation)
こちらが州道99腺で奥側(北西方向)から車で来て、写真の右の道に入るとドール・プランテーション(Dole Plantation)がありました。
真っ赤な車が停まっていたので写真を撮りました。根得ている建物がプランテーション・センター(Plantation Center)です。
こちらがテーマパークの中心のプランテーション・センター(Plantation Center)です。
駐車場に車を降りて先ずはレストランのあるプランテーション・センターに行きました。
こちらが園内の配置の一部を示した地図です。⑤のPlantation Garden Mazeは巨大迷路です。時間があれば入って見たかったけれども時間がありませんでした。迷路の写真はネットから転用させていただきました。
② Plantation Center
③ Refreshments
④ Restrooms
⑤ Plantation Garden Maze 迷路→
⑥ Plantation Garden Tour
⑦ Pineappie Display Gargen
⑧ Pineappie Express Train Tour
⑨ Fish Feeding Pond
プランテーション・センターの建物の中のRefreshments(③)でも食べれますが屋外エリアで食べることにいたしました。右の方の赤い屋根の細長い建物が園内を走るトレーンの駅です。
丁度、トレーンが出発するところでした。パイナップル農場からホノルルまで鉄道でパイナップルを運んでいた時代を模して園内のテーマパークにトレーンが作られたようです。
こちらが機関車部分です。
Pineappie Express Trainの線路をGoogleマップに黄色のラインでプロットしてみました。1周が3.5kmと意外と規模が大きいことが分かりました。
鐡道(O'ahu Railway and Land Company)でパイナップを運んだ歴史に関する説明板がありました。説明内容を枠内に転記する形で紹介します。
1800年代以来、鉄道はハワイにおいて重要な役目を果たしてきました。オアフ島最大の鉄道会社「オアフ・レイルウェイ&ランドカンパニー(OR&L)」は、1889年にベンジャミン・フランクリン・ディリンガムによって創設されました。OR&Lによりサトウキビ農場のあるアイエア、ワイパフ、エヴエ、ワイアナエ、ワイアルア、カフク、そしてここワヒアワにあるジェイムズ・ドールのパイナップル農場がホノルルのダウンタウンと繋がると、オアフ島におけるサトウキビ産業とパイナップ産業は飛躍的に発展しました。
農場からホノルルへ鐡道が通ったおかげで、ドールはホノルル港近くの缶詰工場に収穫したパイナップルを輸送できるようになりました。ホノルルから戻る列車には、農場で働く人々の食料や服、建築資材、肥料などが積み込まれました。OR&Lの蒸気機関車はオアフ島の農業を支えただけでなく、ローカルやツーリストの足としても活躍しました。第二次世界大戦が勃発した際には、軍関係の人や物の輸送手段としてこの鉄道が利用されました。今日、ハワイには通勤や物流目的の列車は走っておらず、エンターテイメントや教育目的のためだけに走っているだけです。
上のオアフ島の鉄道の説明板には3枚の写真があったのでそれを紹介します。こちらは蒸気機関車が貨車を運ぶ写真です。
パイナップルの収穫期には、列車はひっきりなしにホノルルとワヒアナ間を往復していました。ワイパフとワヒアワ間の急勾配では各列車に2~3台の機関車両が必要だったと言います。
上の写真の蒸気機関車の部分を拡大しました。なんと2重連(Double Train)でした。煙は先頭側の蒸気機関車しか出ていませんが、上り坂では2本の煙を見ることが出来たのだと思います。先頭と運転室の横に書かれている番号は32です。おそらく型式ではなく作られた順番だと思います。後ろの機関車の番号は22(or 12)です。同じタイプの機関車で85と書かれた機関車の写真をネットで見つけました。沢山の機関車が作られたことが感じられました。右の写真はDole Plantationのトレーンの機関車ですが、昔の機関車をモデルにしている努力が感じられます。
こちらは1922年の脱線事故の写真です。
パイナップルをたくさん積んだ列車がホノルルに向かう際の下り阪も大変危険でした。1922年7月には下り坂で列車が脱線し、収穫したパイナップルが散らばってしまったことがありました。
こちらは貨車の写真です。
これらの貨車は、パイナップル出荷ようにOR&Lが1907年に作りました。2ケ所のドアから人力で積み降ろしをするのは大変な作業でした。
こちらでテーブルが空いたので確保いたしました。トレーンは写っていませんが左側を走っています。
ドールホイップ(Dole Whip)は建物中に買いに行きましたが、すごい行列でした。
車で1日オアフ島を案内していただいた方です。私が会社に入ってからの親しい友人のお姉さんの旦那(夫)です。初対面でしたが、ご夫婦にハワイ旅行中に2度(2日目と6日目)もオアフ島を車で案内していただきました。自宅にも招待いただきました。右下の小さな写真は2日目にホノルル地区とウインドワールト(Windward)地区を案内していただいた時にワイナマロビーチ(Waimanalo Beach)で撮ったご夫婦の写真と4人で撮った記念写真です。案内いただいた2日目の記事は下記です。着色文字をクリックすると記事を表示します。
ハワイモンクアザラシ かも
ハワイの4億円のオープンハウス
ココヘッド周辺のベットタウン
ハワイのパラグライダー
ハロナ潮吹き岩(Halona Blowhole)
ワイナマロビーチ(Waimanalo Beach)
ハワイ旅行2日の夕食はベトナム料理店
こちらはドールホイップ(Dole Whip)です。切った生のパイナップルも入っていました。クリックすると特別に大きく拡大するように設定したので、クリックするとよく分かると思います。
滑らかな食感でした。
日本で見かけない鳥がいたので撮りました。スズメのような存在でしょうか。
別の鳥もいました。ムクドリ科のインドハッカのようです。Wikipediaによれば、ハワイには移入され英語で"myna bird"として知られているそうです。ハトもいましたが、日本にいるハトと同じなので掲載は省略しました。
食べ終わった後にパイナップル畑に行ってみました。紅い色のパイナッブルでした。パイナップル(Pineapple)の分類を記載します。
界 植物界 Plantae
被子植物 angiosperms
単子葉類 monocots
ツユクサ類 commelinids
目 イネ目 Poales
科 パイナップル科 Bromeliaceae
属 アナナス属 Ananas
種 パイナップル Ananas comosus
なぜかパイナップル畑にはニワトリもいました。写真の右上に黒いニワトリと白いニワトリの2羽が写っています。
ここからは前記事と同じようにサンセットビーチからドール・プランテーションに移動する途中の車からの景色を紹介したいと思います。さらに写真を撮った場所の同じ構図のストリートビューSV)のURLも記載します。
SV01:https://goo.gl/maps/XbmMofmxvDVFKRQQ7
景観のきれいなビーチがありました。名前はワイメア・ベイ・ビーチ(Waimea Bay Beach)です。
SV02:https://goo.gl/maps/WxRFCE7wEudN9tEf8
ワイメア・ベイ・ビーチに流れ出ているワイメア川です。上流にはワイメアの滝(Waimea Falls)やワイメア渓谷もあります。
SV03:https://goo.gl/maps/gVhbhC2HT1oq41dP7
ここはアッパーズ・ビーチ(Uppers Beach)にある岩礁です。
SV04:https://goo.gl/maps/ky3ut6QSAbne28A48
ラニアケア ビーチ(Laniakea Beach)あたりの進行方向の景色です。
SV05:https://goo.gl/maps/cTibviy7bGfiWydR9
幹から実の房がぶら下がった木がありました。ハワイ島2日目のツアーで昼食を食べた植物園で見た木に似ていますが、このように房状にはなっていませんでした。こちらも苦労してストリートビュー(SV)を見つけました。是非ともSVを見てほしいです。
SV06:https://goo.gl/maps/Gaay7hGSzJnr6dcB7
SVが更新されると実がない状態になるかもしれないので、SVのハードコピーを掲載いたします。車の速登勢制限は35mile/h(
56.32704km/h)でした。もしかしたら住宅への騒音を考えた速度制限なのかもしれません。
豪邸の石塀に沿って植えられていました。こちらもSVのハードコピーです。
この辺りは海岸沿いに豪邸が立っていてその塀の石垣の上に花が見えました。こちらの場所も石垣の石の形から見つけました。SVには花は咲いていませんでした。石組みの形が比較できるようにクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。面積で16倍です。
SV07:https://goo.gl/maps/ndxCHtWuexxbkmZ66
こちらは2019年7月(juil. 2019)にGoogleによって撮影されたSVのハードコピーです。上の写真の石垣の模様が同じになる範囲を切り取ってみました。同じ場所だと分かっていただけるでしょうか。
ノースショア(North Shore)で最後に撮ったビーチの写真です。ここは昼食を食べたGiovanni's Shrimp Truckに行く時に寄ったラニアケア ビーチ(Laniakea Beach)です。すでに紹介したように、ウミガメが見ることが出来るビーチとして有名です。
SV08:https://goo.gl/maps/Af4gEotq2NgCbSkW7
ここからドール・プランテーションまでは2分半の距離です。畑の向こうに見える山の名前はKaʻala又はMountain Kaʻalaです。
SV09:https://goo.gl/maps/jAJTz48hCs7vWL6D9
ドール・プランテーション(Dole Plantation)の入口に着きました。
SV10:https://goo.gl/maps/cbA9obvdK6uu9AqcA
上で紹介した車の中からの写真と同じ構図のストリートビュー(SV )のSV01~SV10の場所を紹介します。ワイメアの滝(Waimea Falls)の場所も分かりました。
オアフ島ノースショア(North Shore) の サンセットビーチ(Sunset Beach)は日本のサーフィンのオリンピック選手が育った場所でした。 [ハワイ]
昼食にGarlic Shrimp(ガーリックシュリンプ)を食べたGiovanni's Shrimp Truckからホノルルへ戻る途中でサンセットビーチ(Sunset Beach)で車を停めて砂浜に出てみました。サンセットビーチ(Sunset Beach)の正面方向(北西方向)を撮った写真です。ノースショア(North Shore) のビーチらしいビーチなのだと思います。ホノルル近くのビーチに比べると華やかさはないけれども、自然がきれいで人が少なくて波が大きいように感じました。本記事内のビーチの写真はクリックすると特別に大きく拡大(面積で16倍に拡大)するように設定しています。
左方向(南西方向)の景色です。朝食に向かうときにウミガメを見るために寄ったラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)から見えたカエナ岬(Ka‘Ena Point)が同じような角度で見えていました。この辺りのビーチは波が大きいのでサーフィンには絶好だと思います。サーフィンの上級者には喜ばれるビーチではないでしょうか。
砂浜の辺りを拡大いたしました。カエナ岬も大きく見えます。東京オリンピックの女子の日本代表の前田マヒナさんは、まさにオアフ島ノースショアのサンセットビーチ育ちだそうです。4歳でサーフィンを始めて、ジュニア時代に世界トップレベルに上り詰めたそうです。最後で紹介しますが、前田マヒナ選手は、ビーチとは道路を挟んだ場所にあるサンセットビーチ小学校(Sunset Beach Elementary School)の卒業生であることもわかりました。さらにその小学校の卒業生の中で3人も東京オリンピックに出場したことも知りました。
20ft級(約6.1m)の波でサーフィンをした中では、前田マヒナ選手は最年少の女性と言われているそうです。前田マヒナ選手の動画→ポチッ
ちなみに東京オリンピックでサーフィン会場になったのは千葉県九十九里浜の南端にある右の航空写真の釣ヶ崎海岸サーフィンビーチです。
右方向(北東方向)の景色です。ホノルルあたりのビーチのような華やかさはないけれども美しいビーチでした。
少し突き出た部分をズームで撮った写真です。泳いでいる人が見受けられないのは、普段よりは強い流れになっていたようです。オレンジ色の旗の下の右の写真の警告板(WARNING)には STRONG CURRENT(強い流れ)と書かれていました。そして一番下に小さくYOU COULD BE SWEPT AWAY FROM SHORE AND DROWN(岸から離れて溺れる可能性がある)と書かれていました。サンセットビーチ(Sunset Beach)に滞在したのは、撮った写真の撮影時刻から推測すると14時06分~14時11分の5分間程度でした。
写真の上に書かれているURLはGoogleマップでのこの場所のストリートビュー(SV)です。
SV:https://goo.gl/maps/PCAoDNmshmsbpEZx5
別のタイプの警告板もありました。2つの内の右側の警告板です。DANGEROUS SHORE BREAK(危険なショアブレイク)と書かれているようです。ショアブレイク(SHORE BREAK)はサーフィン用語で、岸近くで崩れる波のことだそうです。小さな文字の注意書きにはCan cause serious injuries or drowningとIF IN DOUBT, DON'T GO OUTと書かれています。
キーワード「WARNING Hawaii Beach」で検索してみると他にもいろんな警告板があります。
本当に海に入っている人がいないのかを、撮った右の北東方向の写真をじっくりと見ていると、沖合にサーフィンをしている人を沢山見つけました。クリックして拡大すると確認できると思います。左端の人は上の写真にも写っています。
別の写真(南西方向)でも1人見つけました。小さくて解像度は良くないのでサーフィンをしているのか泳いでいるのかは分かりません。でもサーフボードなしで単に泳ぐのは危険なのでサーフィンをしている人の可能性が高いと思います。
こちらが航空写真で見たサンセットビーチです。航空写真でも波が大きいことが判ってもらえると思います。サンセットビーチ・パーク(Sunset Beach Park)と名前に公園(Park)が付けられています。強い貿易風は北東あるいは東北東方向から吹いています。
ノースショア(North Shore)で昼食を食べたお店( )とサンセットビーチ(Sunset Beach )の位置関係を紹介します。
海老料理のお店(Giovanni's Shrimp Truck)
海老の養殖場
サンセットビーチ(Sunset Beach)
昼食を食べたGiovanni's Shrimp TruckからSunset Beachまでの車の中からの写真を紹介します。Giovanni's Shrimp Truckを出発してすぐの辺りはいろんなお店が建っていました。
SV:https://goo.gl/maps/UnLBohZx6T9Mau2DA
Giovanni's Shrimp Truckの近くにはフードトラックも多かったです。
SV:https://goo.gl/maps/C8bUnxpargg6BBAz6
Giovanni's Shrimp Truckの周辺には、いろんなお店がありました。
SV:https://goo.gl/maps/qpHeSELx2M75f5KU6
車の前方に風力発電の風車が沢山ありました。この辺りは風が強い場所なのだと思います。
SV:https://goo.gl/maps/u8YncCaZGTdsCbTm7
ジェームズキャンベル国立野生生物保護区(James Campbell National Wildlife Refuge)です。
SV:https://goo.gl/maps/LYk6jYFPtGM6k4mb8
海老の養殖場です。
SV:https://goo.gl/maps/8LSamyRvxrM92Vu16
海老の養殖場が続きました。
SV:https://goo.gl/maps/aSYpZ518CVNnKVhv9
海老の養殖場は広かったです。養殖場の周りにはお店も沢山ありました。右の写真は最も繁盛しているように見えたところです。
SV:https://goo.gl/maps/yU1LG9mvW2AQ53pb8
SV:https://goo.gl/maps/fLAFZXfdnkkqVXfr5
写真に写っていた小屋をSVで探してみました。
SV:https://goo.gl/maps/iafyokh68dqysaoi8
馬の牧場もありました。
SV:https://goo.gl/maps/TbCjnLeModQ9au5dA
海が見えてきました。岩礁で位置が判りました。
SV:https://goo.gl/maps/sfVs8TvgUBnxtEny9
サンセットビーチの近くです。
SV:https://goo.gl/maps/Ftp2RaDHK4c3pfdZ6
サンセットビーチで、すでに紹介した写真です。SVは道路からの景色です。Sunset Beachと一体のビーチ(砂浜)にはʻEhukai Beach、Pūpūkea Beach、Rock Piles Beach、Banzai Beach、Pūpūkea Beach、Ke Iki Beachなどがありました。
上段 左方向(南西方向)
中段 正面方向(北西方向)
下段 右方向(北東方向)
SV:https://goo.gl/maps/pckVtrHHUUnonnJfA
ビーチと反対側の方の景色です。広場はSunset Beach Neighborhood Parkで建物はSunset Beach Elementary School(サンセットビーチ小学校)です。
SV:https://goo.gl/maps/XJUNffipk5F5ERaR8
サンセットビーチ小学校の広場で、上で紹介した東京オリンピックの女子の日本代表の前田マヒナ選手がトレーニングをしているシーンが動画にありました。動画のハードコピーが下の画面です。そしてネットで調べてみると前田マヒナ選手はサンセットビーチ小学校(Sunset Beach Elementary School)の卒業生でした。さらに驚いたことに3人の卒業生が東京オリンピックに出場したことでした。偶然にも前田マヒナ選手の通った学校を見て写真も撮ったことになりました。名前の右の先月は生まれた年月です。右の写真は、ネットの写真を転用させていただいて作成いたしました。下の写真をクリックするとそのシーンからの動画を表示します。
東京オリンピックに出場した3人の卒業生(Trio of alumni)
サーファー 前田マヒナ 1998年02月 Mahina Maeda
サーファー ジョン・フローレンス 1992年10月 John Florence
スケートボーダー ジョーディン・バラット 1998年12月 Jordyn Barratt
似た角度のGoogleマップのSVです。
サンセットビーチ小学校(Sunset Beach Elementary School)の卒業生の中で、東京オリンピックに出場した3人の選手の中で最も有名なのが最高峰チャンピオンシップ・ツアーの試合で2年連続チャンピオンとなり、世界一のサーファーとして周知されたJohn Florence/John John Florence(正式名:John "John John" Alexander Florence)です。その彼の動画を紹介します。
追伸 2022年8月14日
新大阪6時00分発の新幹線で関西から千葉の家に移動中です。
オアフ島ノースショア(North Shore)での昼食は超人気の海老料理 Giovanni's Shrimp Truck [ハワイ]
オアフ島のノースショア(North Shore)での昼食は写真の海老料理でした。
North Shoreで食べた海老料理は、今回のハワイ旅行の初日にホノルルで食べたGarlic Shrimp(ガーリックシュリンプ)に近い料理ですが、もっとガーリックとバターを効かせたワイルドな料理でした。
実はノースショア(North Shore)に来た最大の目的は下の写真のように長蛇の列が出来る超人気店で海老料理を食べることだったのです。今回のハワイ旅行の中で食事のために、これほどの行列を見たのは初めてでした。
お店の名前はGiovanni's Shrimp Truck(ジョバンニ・シュリンプ・トラック)で、名前の通り料理を作るのはフードトラック(キッチンカー)です。ただし食事する場所は常設の建物でした。Googleマップにはジョバンニ・ アロハ ・シュリンプ(Giovanni's Aloha Shrimp)とも書かれていました。Giovanni's Shrimp Truckは、ハワイのガーリック・シュリンプブームの火付け役になったことでも有名なようです。
ノースショア(North Shore)のカフク岬(Kahuku Point)あたりの地図でお店の場所を紹介します。黄色マーク( )が昼食を食べたお店です。右の小さな地図だと小さな赤色の●がお店の場所です。橙色マーク( )のLaniakea Beac(ラニアケア・ビーチ)が前記事で紹介したウミガメに出会えるビーチで、Sunset Beach(サンセットビーチ)はホノルルに戻るときに寄ったビーチです。茶色のマーク( )は海老の養殖場と思われる場所です。ただしGiovanni's Shrimp Truckが地図内の養殖場の海老を使っている記述は見つかっていません。お店で使われるエビの量から考えても、別のルートから仕入れているように感じます。
海老料理のお店(Giovanni's Shrimp Truck)
ラニアケア・ビーチ(Laniakea Beac)
と サンセットビーチ(Sunset Beach)
海老の養殖場
さっそく行列に並びました。まだ早い時間だったので、行列は出来ていますが、テーブルは空いていました。
並んでいる間にテーブルが埋まってきました。屋外にも沢山席があるのですが、出来れは屋根のあるところで食べたかったのです。
サーフボードの形の飾り(看板)が沢山ありました。
フードトラックの受付の窓に少し近づきました。
右側の窓で注文して料金を払うと番号の書かれたレシートを渡され、トラックの前で待っていると番号を呼ばれるので、左側の窓から受け取ります。
料理を注文して料金を払って、料理が出来るのを待っている人達だけでこんなにおられました。つまり料理が食べれるまでかなりの時間が必要なことが分かっていただけると思います。
少し離れて撮りました。
席はかなり埋まってきました。黒いシャツの男性と青いズボンの女性が座っている左側の一番手前のテーブルが空いたので、テーブルが確保できました。我々は案内していただいた方と合わせて計4人だったのです。案内していただいた2人は私の親しい友人のお姉さん夫妻なのです。そのお姉さんはもちろん日本人ですが、ハワイ大学の教授をされて、オアフ島に永住されておられました。我々がハワイに滞在している間に2日間(2日目と6日目)ほどオアフ島を案内してもらったのです。
これは別のフードトラックです。隣りでジュースやアイスなどを売っていて、海老料理を食べに来ている人が買っていました。お店は繁昌していたので共存共栄という感じなのだとおもいます。お店の名前は右端に見えているようにIce Cold Coconutsです。
上のフルーツ関係のフードトラック(Ice Cold Coconuts)が冒頭2枚目の写真に写っていたので切り取って掲載いたしました。建物のすぐ横だと分かっていただけると思います。
トラックの横に書かれている絵をネットから探して写真を転用させていただきました。トラックの横にはHawaiian Island X-treme Smoothie & Shave Iceと書かれています。
写真を見直してみるとIce Cold Coconutsの看板(左側)とGiovanni'sの看板(右側)が正面に並べて置かれていました。この建物は2つのお店(フードトラック)の共同運用なのかもしれません。Coconutsの文字の下にat the Smoothie Truckと書かれていることからフードトラックの名前はthe Smoothie Truckと思われます。
これが我々が食べた海老料理でした。4人とも同じものを食べました。どうやらこのガーリックシュリンプ(Garlic Shrimp)が海老料理の中で一番人気のようでした。
皿を拡大いたしました。B級グルメツアーにも出てきていました。
海老の部分を拡大いたしました。
さらに拡大いたしました。
ライスにも海老と同じタレが少しかけられていました。どうやらこのタレが人気なようです。秘伝のタレということなのだと思います。
ネットで確認すると海老料理は3種類の味がありました。我々が食べたのはガリーック味のShrinp Scamp Iでした。どうやらShrinp Scamp Iが一番人気のようです。ネットで確認すると海老料理以外にJumbo Garic Hot Dog($5)がありました。下の写真の右の写真はネットから転用させていただきました。
Shrinp Scamp I $15
Hot & Spicy Shrimp $15
Lemon Butter Shrimp $15
焼トウモロコシもいただきました。
飲み物はこちらです。
ライチもいただきました。
ハワイ島の植物園でもライチがあったので、ハワイはライチが沢山作られているように感じました。
海老の殻を剥いたりするために手が結構汚れるので食事の後は土地らで手を洗いました。もちろん食べる前にも洗います。
屋外で食べるスペースも沢山ありました。アウトドアが似合う料理でした。
いろんな場所にテーブルが置かれていました。こちらも気持ちがよさそうでした。
フードドラクの近くの屋外にもテーブルがありました。
これが反対側から見たフードトラックです。落書きが沢山かかれていました。ネットの記事によれば、1993年に起業したGiovanni's Shrimp Truckは1995年この場所の土地を購入して、この建物を建てたそうなので、20年以上の歴史があることになります。枠内はその記載内容です。→Google翻訳
Having started in 1993, in 1995 Giovanni’s purchased the property they do business on next to the Old Kahuku Sugar Mill, erecting a permanent pavilion, with their gigantic white bread truck-turned-kitchen parked next to it, so patrons can enjoy their highly acclaimed sauteed garlic & butter shrimp plates come rain or shine.
人が集まる為か沢山の土産物店がありました。
こちらの屋店でお土産を買いました。
いろんな土産物店がありました。
こちらも珍しいものが売られていました。
でも服を売っているお店が多かったです。この先にも行ってみました。
お店が続いていました。
周辺の雰囲気をGoogleマップで紹介します。近くのビーチは規模も大きいです。お店がある場所はKahuku(カフク)という場所です。マイナスをアイコンをクリックするとビーチが表示されます。
ここにはバスで来ることもできます。ただし本数は少ないので、帰りのバスの時間を確認してから、食事することをおすすめします。
ここのバス停(Kamehameha Hwy + Opp Pualalea St/Kamehameha Hwy + Pualalea St)は1つ手前ですがお店までの距離は350mです。一番近いバス停(Kamehameha Hwy + Kahuku Sugar Mill/Kamehameha Hwy + Opp Kahuku Sugar Mill)はお店の目の前でした。バス停の名前を2つ書いているのは手前方向と向こう方向です。Kamehameha HwyはKamehameha Highway(カメハメハ・ハイウェイ)のことです。Kahuku Sugar Millは紹介のお店のあるエリアのことを示しています。ここはSVでも確認しました。
ラニアケア・ビーチ(Laniakea Beac)から、こちらのGiovanni's Shrimp Truckに来る間に海老の養殖場と思われる池が沢山ありました。ただし、Giovanni's Shrimp Truckは地元の仕入れ業者を使っていて、ここのエビは使っていないと書かれた記事を見つけました。この写真は戻る時に撮った写真です。この場所はストリートビュー(SV)でも確認しました。
海老の養殖場の一角には、お店も作られていて海老も売られていて沢山の車が停まっていました。
下の画面はGoogleマップのSVです。建物の写真を撮ったのですが、残念ながら右の写真のようにブレていしまったのでSVを使わさせてもらいました。
お店の赤色の看板には「THE ORIGINAL/FARM-RAISED/PRAWNS AND SHRIMP」と書かれています。GoogleマップではRomy's Kahuku Prawns & Shrimp Hutと記載されているところです。
Giovanni’sのライバルの2社の3ケ所のお店は養殖場の近あります。その3ケ所のお店の写真をネットから転用させていただきました。味に関しては雑誌Honolulu MagazineはGiovanni’sに軍配が上げていますが、2社(3店舗)は養殖場の新鮮なエビを使っているので、実際に食べ比べてみるのも楽しいかもしれません。上段がFumi’s Kahuku Shrimpの2ケ所のお店で下段がRomy’s Kahuku Prawns & Shrimpです。
こちらが海老の養殖場( )の地図です。今回紹介のお店(Giovanni's Shrimp Truck)から1.4km(━━)の距離です。
ここの海老の養殖場の動画が登録されていました。
Laniakea Beach 日立の樹の次に目指したのはオアフ島の北のビーチ [ハワイ]
モアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)の日立の樹の次に目指したのはオアフ島の北側ノースショア(North Shore)にある上の写真のラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)でした。
先ずはビーチの景色を紹介します。並は大きくサーフィンには向いたところのように感じました。海沿いには立派に家も沢山ありました。
ノースショアには沢山のきれいなビーチがある中で、ラニアケア・ビーチを目指した理由は後で説明いたします。ヒントはこの写真の中にあります。
モアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)からラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)までのルートを青色ラインでしまします。正確に通った道を書くために車の中から撮った写真とGoogle地図のストリートビュー(SV)を突き合せたところが青色マーク( )です。モアナルア・ガーデンからラニアケア・ビーチまでは47kmの距離です。
Ⓐモアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens) 日立の樹
Ⓑラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)
パール・ハーバー アリゾナ記念館
ドール・プランティション(Dole Plantation)
先ずはラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)に着くまでの車窓からの景色を紹介したいと思います。高速道路に入る高架道路から大きな建物が見えました。調べてみるとTripler Army Medical Center(トリプラー陸軍医療センター)でした。1907年設立され1920年に南北戦争の伝説的な衛生兵(チャールズ・スチュアート・トリプラー)の名前にちなんでTripler Hospital(トリプラー病院)となったそうです。この角度のSVが撮れる場所を見つけました。
高速道路に入ってすぐの進行方向の写真はこちらです。
高速道路は結構渋滞していました。
黄色い花を沢山付けた木がありました。
ここはノースショア(North Shore)方面ルート99への分かれ道です。ノースショア方向の右側の道に入りました。ここはSVで位置を確認した場所です。高速道路を真直(左方向)に行くとワイアルア(Waialua)の町に行きます。我々はハレイワ(Haleiwa)の町を通って目的地のビーチに向かうことになります。
次のSVの確認場所です。見えている山はKaʻala(Mount KaʻalaまたはMountain Kaʻala)です。Kaʻalaの標高は1,227mで、オアフ島で最も高い山です。山の下に見えている茶色の部分は畑です。色合いの錯覚で最初は土手のように見えましたが、よく見ると広く広がった畑でした。
こちらは野菜が植わっているので畑だと分かると思います。こちらもSVで場所が特定できました。
こちらの写真のSVの場所はすぐに見つけられました。
海岸近くの町Haleiwaに下りていく道です。見えている先を右に曲がります。最初はこの曲がり角を見つけられませんでした。後部座席から撮っているので写真は高倍率撮っているために見つけられませんでしたが拡大したSVで見つけることが出来ました。
Laniakea Beachの道路沿いの駐車スペースです。ビーチのために道路沿い駐車スペースが設けられているのは珍しかったです。この位置もSVで特定すること出来てビーチの名前もLaniakea Beachであることが分かりました。
道路から見た海岸の写真です。なぜか沢山の人が海の方を見ています。
海岸まで降りて左側の海岸を撮った写真です。やはり海の方を見ています。
右側を撮った写真ですが、やはり海の方を見ています。日本人に比べて欧米の人はカメラで写真を撮る人は少ないのですが、この写真の中の人はカメラやビデをカメラを構えている人がいることが分かってもらえると思います。
わかりやすいようにカメラを持った人の辺りを拡大いたしました。
こちらがみんながカメラを向けている方向の写真です。右上にサーフィンをしている人が写っています。
ピントは手前の水面に合わせているので遠くは画像は良くありませんがサーフィンの人を拡大してみました。ただしみんなのカメラはサーフィンをしている人の方向ではありませんでした。
大きなレンズのカメラの人もいました。レンズは波打ち際の水面方向に向いています。私も24mm~105mmの標準ズームレンズを100mm~400mmの望遠ズームレンズに交換しました。
スマホで撮っている人も沢山いました。やはり波打ち際の水面を取っています。
みんなが撮っている方向を同じように撮りました。
何枚も撮りました。実はLaniakea Beachはオアフ島でウミガメが多いことで有名な海岸だったのです。この日はなかなか見ることが出来ませんでした。せっかくここまで来たのでウミガメが見れるまで粘って見ることにしました。
そして撮れたのがこちらの写真です。一瞬のことなので目だけで見ている人は見逃した人の方が多いほどの一瞬でした。
せっかくなので写真を拡大いたしました。海亀が写真に撮れたのは2枚だけでした。ウミガメの種類はアオウミガメのようです。
もう1枚がこちらです。ヒレ(足)の先がちょこっと水面に出ている写真です。つまり全体が撮れたのは上の1枚だけでした。レンズはこの写真も上の写真も焦点距離400mmで撮りました。
せっかくなのでヒレ(足)の先の写真を拡大いたしました。ピントは水しぶきの方に合ってしまいました。
海亀の写真が撮れたので、すぐに次の目的地に向かいました。せっかくなのでウミガメを待つ合間に撮った景色の写真を紹介したいと思います。こちらはカエナ岬(Ka‘Ena Point)です。
ネットでラニアケア・ビーチを調べてみると、オアフ島には、ウミガメに出会えるスポットがいくつかありますが、その中でも、” 出会える率(遭遇率)が高いビーチ” として有名だと紹介されていました。ハワイに来て自然のウミガメを見たのは2回目となりました。1回目は右上の写真のハワイ島のプナルウ黒砂海岸のウミガメでした。今回は泳いでいる自然のウミガメを見れたという意味で貴重な経験となりました。
ラニアケア・ビーチ(Laniakea Beach)からの角度だと岬の本当の先端は見えていないと思われますがカエナ岬(Ka‘Ena Point)の先端あたりを撮った写真です。
ラニアケア・ビーチ は、波が高い海岸でした。そして高級住宅地でもありました。
大きな波でサーファーは楽しんでいるようでした。
大きな波を感じてもらうために拡大いたしました。
日立の樹 モアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens) [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
ハワイ旅行でヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)の次に向かったのはモアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)でした。上の写真は標高356mの昔の峠のヌウアヌパリから市街地に下っているところです。
モアナルア・ガーデンが見えてきました。目的の一つである巨大な木が見えてきました。
こちらがモアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)の入口です。入口部分に、いくつかの立て看板が置かれています。
公園の内側から立て看板(案内板)を撮りました。バスや車などが置かれているところが公園の駐車場です。
門らしいものがなかったので無料だと思っていましたが、「園内に入る前に入園料をお支払いください。」と書かれていました。
入園料は大人が3ドルでした。ただし、ハワイ住人や軍関係者は1ドルとも書かれていました。
大人 3ドル
子供 無料(12歳以下)
ウエディングイベントも行われていました。
事務所の建物です。
こちらがモアナルア公園に来た目的の日立の樹(Hitachi tree)です。
この木の形を見ていただくと、日立グループのテレビでのCMを思い出す方もおられると思います。この木を1973年から企業シンボルとして使用していてCMにも使用されてきたのです。ただし、CMでは背景のヤシの木が写っていなかったので、ハワイとは思ってもいませんでした。
こちらがCMの中の日立の樹です。上の写真の背景には高いヤシの木が写っていますが、やはりCMの動画にはヤシの木は写っていませんでした。そのことを、はっきりと覚えていたら、ヤシの木が写らないCMと同じ方向から撮ったと思います。公園内には同じような木が何本か生えているので別の木の可能性もありますが、案内の人が付いた何組かの観光バスの団体の方たちは全て、上の木のところに案内されていたので上の木が「日立の樹」である可能性は高いと思われます。
木をイメージしたCMが始まったのは1973年だそうですが、イメージした木が見つからなかったためにアニメーションだったそうです。オアフ島のモンキーポッドがCMに初めて登場したのは1976年だそうです。3代目~5代目はモンキーポッドではなくマンゴー(3代目)の木やバニヤンツリー(4代目)やカリフォルニアオーク(5代目)が使われましたが、それ以降は全てモアナルア・ガーデンのモンキーポッドだそうです。つまり赤色の代にハワイのモンキーポッドが使われたわけです。特に1986年4月19日からTBS系列で毎週土曜日21:00~21:54に放送された世界・ふしぎ発見!のCMで見た方が多いと思います。
初代 1973年~1975年 2代目 1976年~1979年
3代目 1979年~1980年 4代目 1981年~1982年
5代目 1982年~1984年 6代目 1984年~1989年
7代目 1989年~2001年 8代目 2001年~2005年
9代目 2005年~
写真に写っている家族の人も、この木のところで記念写真を撮っていました。木の種名はアメリカネムノキあるいはSamanea samanですが別名のモンキーポッド(Monkey Pod)の方が有名です。降雨前に葉が閉じることから、レインツリー(rain tree)という呼び名もあるそうです。右の写真はWikipediaから転用させていただいた花と蕾です。
界 植物界 Plantae
被子植物 Angiosperms
真正双子葉類 Eudicots
コア真正双子葉類 Core eudicots
バラ類 Rrosids
マメ類 Fabids
目 マメ目 Fabales
科 マメ科 Fabaceae
亜科 ネムノキ亜科 Mimosoideae
属 ネムノキ属 Albizia
種 アメリカネムノキ Albizia saman
Samanea saman
別名 モンキーポッド / レインツリー
英名 Monkey Pod / Rrain Tree
花が咲いていたので撮りました。こちらもクリックすると特別に大きく拡大します。
こちらは葉を寝ていただくとわかるようにモンキーポッドではありませんが、こんな大きな実をつけた木も植わっていました。おそらくパンノキ(Breadfruit)だと思います。
界 植物界 Plantae
被子植物 angiosperms
真正双子葉類 eudicots
目 バラ目 Rosales
科 クワ科 Moraceae
属 パンノキ属 Artocarpus
種 パンノキ Artocarpus altilis
英名 Breadfruit
我々は早く来たので最初は我々以外はほとんど人はいませんでしたが、その内に何組かの団体の人が来られました。我々は引くが少ないときに右の記念写真を撮ることが出来ました。
樹齢:約120年
高さ:25m
幅 :40m
少し近づいて撮りました。似た形状の複数の木の中の一本のためガイド方がおられないと、どれがCMの木か探すのに苦労するそうです。CMの木にはゴミ箱が置かれていないため、それで区別が出来るとネットに書かれていました。CM撮影時には高速道路が写らないよう、また孤高の1本に見えるアングルを探して収録が行われたそうです。
違う角度からも撮りました。
さらに違った角度で少し離れたところからの写真も紹介します。公園の広さや沢山の大きなモンキーポッドが植わっていることが判ると思います。
木の下に入ると迫力がありました。
少し近づきました。
上を眺めた景色です。
日立の樹のCMの動画を紹介します。下の動画の歌詞は下記の通りです。動画の歌詞は割愛されているので歌詞を検索してみました。→ポチッ1 ポチッ2 ポチッ3 ポチッ4
①この木なんの木 気になる木
名前も知らない 木ですから
名前も知らない木になるでしょう
②この木なんの木 気になる木
見たこともない 木ですから
見たこともない花が咲くでしょう
④この木なんの木 気になる木
みんなが集まる 木ですから
みんなが集まる実がなるでしょう
同じような大きさの木が沢山あることが実感していただけると思います。
形はや大きさは似ていますが、こちらは日立の樹ではありません。木の幹の周辺が違うことが判ると思います。また左側の枝の下に木が置かれていることでもわかると思います。
その木がこちらです。ベンチとなどに使えるように加工して磨かれていました。
こちらの木も迫力がありました。幹の横に立っている女の子と比べていただくと木の巨大さが分かっていただけると思います。画面は12秒ごとに変わるように設定いたしました。
この木の脇(右側)には小川があり水が流れていました。
こちらがその小川です。今回は行きませんでしたが池のある景観も楽しむことが出来ます。
こちらも別の木です。
さらに別の木も紹介します。
太い幹に銘板が作られた木もありました。黄色の丸印のところです。
幹に取り付けられた銘板を紹介します。モンキーポッドに対してネット上では学名は2種類でてきますが同じ植物のようです。Albizia samanとSamanea samanです。
EXCEPTIONAL TREE
PROTECTED BY CITY ORDINANCE
SAMANEA SAMAN
MONKEYPOD
FABACEAE TROPICAL AMERICA
FOR INF ORMATION CONTACT HONOLULU BOTANICAL GARDENS
部分的に伐採されたモンキーポッドもありました。木の高さから見て、非常に大きな木だったと想像されます。
こちらが公園の中にあった「日立の樹」の説明板です。クリックすると文字が読める大きさに拡大いたします。カメハメハ5世の王子時代に建てられた右の写真のカメハメハ5世のコテージ(小別荘)も公園内に現存しているそうです。右の写真はWikipediaから転用させていただきました。
幸いにも予備のコンデジでカメハメハ5世のコテージの写真を撮っていました。カメハメハ5世の王子時代に王子(王子名:ロット)によって建てられたものだそうです。厨房と食堂、寝室及び居間、娯楽の間と3つに分かれた平屋を屋根付きの回廊で繋いだ構造になっているそうです。 1884年に死去したバーニス・パウアヒ・ビショップ王女の遺志により、サミュエル・ミルズ・デイモンがこの建物及びモアナルアのアフプア・アを相続することになり、デイモンはコテージを修繕して住居として用いていたそうです。
オアフ島の海岸沿いの開けたところには、必ずと言っていいほど、下の写真のようにモンキーポッド(Monkey Pod)が沢山植わっていました。そんな中でモアナルア・ガーデンの木は格別に見事でした。この写真は泊まったホテルの近くの公園の木です。
日立の樹はホノルルの町の中心から北西方向にあります。着色文字をクリックすると掲載した記事を表示します。
日立の樹(モアナルア・ガーデン)
ヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)
パンチボール(Punchbowl)
ビショップ博物館(Bishop Museum)
イオラニ宮殿(ʻIolani Palace)
ホノルル美術館(Honolulu Museum of Art)
モアナルア・ガーデン(Moanalia Gardens)のGoogleマップの航空写真を紹介します。大きな木(モンキーポッド)が沢山あることが判っていただけると思います。ギフトショップと書かれているあたりが、駐車場からの公園への入口です。公園の広さは9万7千㎡です。ギフトショップと書かれた右側'(東側)にカメハメハ5世のコテージも写っています。
ヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)は強風の名所 [ハワイ]
前記事で紹介した国立太平洋記念墓地があるPunchbowl Crater(パンチボール・クレーター)の次に向かったのは強風で有名なヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)です。下で沢山の写真で紹介していますが静止画では強風の雰囲気を伝えるのは難しいので先ずはプレーボタンをクリックして動画を見ていただきたいと思います。プレーボタン( ► )をクリックする前の画面(サムネイル)は旧道です。残念ながら今は落石や崖崩れで旧道を通ることが出来ません。この画面(サムネイル)でも道が崖崩れて土砂に埋まっていることが判ってもらえると思います。
パンチボール・クレーターを出発してヌウアヌパリに向かっていくところです。この辺りはハワイでも涼しい場所だと聞きました。
ヌウアヌパリ展望台(Nuʻuanu Pali LOOKOUT)に到着しました。みなさん記念写真を撮られていました。アジア系の観光客は結構来られていましたが、ハワイ旅行で最も多いはずの日本人は少なかったです。奥に行く道を行くと展望台に行きます。
振り返ると大きな駐車場でした。観光バスが来るほど有名なところのようでした。
展望台への道はかなりの広さがありました。人が立っているところが展望台です。展望台の長さもかなりのものでした。
パンチボールを出発するときには右の写真のように青空でしたが、ここに来ると空は雲に覆われていました。近い位置だし時間もたっていないのに不思議でした。ここは高い場所であることから地形が関係しているのかもしれないと関しました。展望台まで行って景色を見て可能性を感じました。
沢山の観光客と思われる人たちが来ていました。
展望台からの景色です。展望谷近いところの空は雲に覆われていましたが、遠くは晴れていました。
上の写真の方向の景色の説明板が設置されていました。
①~⑩までの説明が詳しく書かれています。右の写真はWikipediaから転用させていただいたウルパウ・クレーター(⑨ Ulupaʻu Craterr)です。写真をクリックすると文字が読める大きさに拡大いたします。
① Hoʻomaluhia Botanical Garden
② Kāneʻohe
③ Mokoliʻi Island
④ Heʻeia Fishpond
⑤ Kāneʻohe Bay
⑥ Moku o Loʻe
⑦ Mōkapu Peninsula
⑧ Kapaʻa Quarry
⑨ Ulupaʻu Crater
⑩ Kawainui-Hāmākua Marsh
下記の地形図の中の がヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)展望台です。実はヌウアヌパリ(Nuʻuanu Pali)は扇状の山脈の真中の峠だったのです。強い貿易風が右上(北東)方向から吹いていることから貿易風が扇状の山脈で集められて、強風になるのだと思います。また山脈で貿易風が上昇気流となることで雲も発生しやすいのだと感じました。ちなみに が前記事で紹介したパンチボールの場所です。
②のKāneʻohe(カネオヘ)の町の辺りの写真です。
こちらはKapaʻa Quarry(⑧)とUlupaʻu Crater(⑨ ウルパウ・クレーター)辺りの写真です。右端の山脈があることで、こちらに貿易風が回ってくるのだと思います。
左端の部分が貿易風を受け止めている地形となっています。ここが昔の道の峠だったそうです。ハワイ語で「ヌウアヌ」は涼しい高台を、「パリ」は崖のことをいうそうです。峠名は探し出せていませんがヌウアヌパリ峠としておきます。右に雲のないときの写真を観光案内のサイトから転用させていただきました。ただし、画像検索しても雲のない写真は本当に稀なので、地形と貿易風で雲が発生しているようで、我々が運が悪かったわけではなさそうです。
ここの峠の道の昔の写真の説明板がありました。説明板のタイトルはPali Road - From Trail to Highwayです。ネットの写真はこちらです。→ポチッ
その5枚の写真を順番に表示いたします。写真をクリックすると5枚の写真を同時に表示します。
昔の道はこちらです。ただし柵がが付けられていて、表示板にはDANGER Falling !( 危険 落石 !)と書かれていて、今は通ることが出来ません。よく見ると左側の崖から土砂が崩れてきていて道のほとんどが埋まっています。Nuʻuanu PaliのPaliは崖のことだそうです。ここはカメハメハがハワイの島々を統一するための最後の戦いの場でもあります。つまりハワイの歴史に残る古戦場なのです。
こちらがヌウアヌパリ展望台(Nuʻuanu Pali Lookout)です。
写真の背景にある尖った山は、右の昔の写真や戦いを描いた絵の中にある尖った山と同じなのかもしれません。戦いは「カレレカアナエ」と呼ばれていて、この闘いの勝利してカメハメハ1世はハワイを統一します。
上の展望台の写真よりも1段下にある展望エリアです。
冒頭の動画に出てきた場所で記念写真を撮りました。展望広場の下に回り込んで行ける場所です。我々もその場所に行きました。我々の後ろになる道を進むと上の写真の旧道の入口に出ます。風の強さを実感していただくためには、やはり冒頭の動画を見ていただくしかなさそうです。
冒頭の動画ほどではありませが、風の強さを実感できる写真が撮れました。
パンチボール(Punchbowl) [ハワイ]
掲載が途切れていたハワイ旅行(2018年)の続きを記載したいと思います。ハワイ島からオアフ島に戻ってきた翌日(ハワイ旅行6日目)に、最初に目指したのは、上の航空写真の左上のパンチボール・クレーター(Punchbowl Crater)でした。沢山の日本人の方がハワイを訪れていますが、初めてハワイに来られた方が、観光場所としてパンチボール・クレーターを選ばれる方は少ないと思うので本記事では詳しく紹介したいと思います。パンチボール・クレーター(橙色の円)は有名なダイヤモンドヘッドクレーター(紫色の円)の北西7kmにあります。オアフ島にはダイヤモンドヘッド・クレーターや今回のパンチボール・クレーターや以前に紹介したココ・クレーターなど沢山の火山の痕跡が残っています。これらの火山は、オアフ島が今のハワイ島の辺りで形成された時代に出来たものでその後に太平洋プレートの移動と共に現在の場所に移動してきたことからオアフ島の下にはマグマがないことから噴火の恐れはないのです。
1日目~3日目 オアフ島
4日目~5日目 ハワイ島
6日目~8日目 オアフ島
9日目 帰国
下の写真は、泊っていたホテル( )からパンチボールに向かう車内から撮った景色です。高速道路を通っていきました。ホノルルは一方通行の道が多いので、ルート検索しても高速道路を通るルートになりました。
こちらはパンチボールの辺りの航空写真です。ここを音連れる人の目的は概ね次の3つです。ワシントン郊外のアーリントン国立墓地と並んでアメリカに2つしかない国立墓地がここなのです。着色している部分の面積は26.7ヘクタール(26万7千㎡/8万768坪)です。
① 展望台からのホノルル一望の景色
② 国立太平洋記念墓地(National Memorial Cemetery of the Pacific)
③ 歴史施設「ホノルル・メモリアル」
こちらはパンチボールに車で登ってきたところにあるローターからの景色です。正面に 歴史施設「ホノルル・メモリアル」がありました。
本記事でも①から③の3つにわけて紹介していきたいと思います。
こちらは展望台の辺りから出来る限り広い範囲が採れているパンチボールの写真です。
ここから①②③を紹介していきたいと思います。
① 展望台からのホノルル一望の景色
車をこちらの写真の駐車スペースに置いて先ずは展望台を目指しました。
この道を真直ぐ行くと展望台です。
展望台は目の前です。道路の両脇に銅板が埋め込まれた石が並んでいました。
その中の2つを紹介します。
歩いてきた方向をふり返りました。
ここが展望台です。標高は164mだそうです。
展望台は広くて何か所にも分かれていることから、見る場所によって景色はかなり変わってきます。最も西側の展望台からの写真を4枚紹介します。
展望台からの景色です。ホノルルの町がよく見れます。右方向です。
上の写真の方向をズームで撮った写真です。
こちらは正面の景色です。
左側です。
最も東側の展望台に移動して真中の展望台方向を撮りました。ここから6枚目までが同じ展望台から撮った写真です。
展望台から正面の景色です。
上の写真の右側をあたりをズームで撮った写真です。3日目に行ったイオラニ宮殿が写っています。写真の右側には1日目に行ったハワイ州立美術館も見えました。
南東方向には小さくダイヤモンドヘッドが見えました。
ダイヤモンドヘッドの右側のビル群を拡大いたしました。
ダイヤモンドヘッドを画面いっぱいまでズームいたしました。クリックすると特別に大きく拡大します。
海と反対側の展望台に移動しました。
パンチボールは住宅地に囲まれていました。
芝生の上に木が沢山生えているところが国立墓地です。
上の写真の住宅地あたりを拡大しました。
珍しい花が咲いていたので写真を撮りました。
② 国立太平洋記念墓地
こちらがアメリカにある2つの国立墓地の一つである国立太平洋記念墓地です。太平洋戦争などで戦没した人達が4万人以上眠っています。戦没者だけでなく国に貢献したて亡くなった人の墓もありました。
墓碑はパネル状の平たい石板を芝生の地面に置くスタイルでした。遠くから見ると芝生の広場のようですが、近づくとこの写真のように墓碑であることが分かります。
たくさんの石板があるのが分かっていただけると思います。その芝生の上に沢山植わっているアメリカネムノキ(Albizia saman)、別名モンキーポッド(Monkey Pod)が独特の雰囲気を感じさせてくれました。
展望台への道から撮った墓碑群の広場です。所々に花が飾られていました。
広大な敷地でした。
上から見下ろすとよくわかります。
花を飾りに来られている人もおられました。
本当に広い敷地でした。
墓石(墓碑)の位置まで降りてくると墓地であることが伝わってきました。最初にこの墓地に埋葬されたのは1941年12月7日の真珠湾攻撃の776人の犠牲者だそうです。
広さを実感していただけると思います。写真をクリックすると更に広範囲を表示します。
木の根元が独特になっているので写真を撮りました。
例外中の例外ですが、石板タイプではない墓碑を1つだけ見つけました。
こちらが標準的な墓碑です。名前から日系人だと思われます。亡くなったのは1944年10月22日に23歳で亡くなっているので太平洋戦争で戦没してのだと思います。沢山は見ていませんが1944年に亡くなった方が多かったです。戦況を表しているのかもしれません。
こちらも日系人だと思われます。 WORLD WAR Ⅱと書かれているので第二次世界大戦で戦死した思われます。太平洋戦争は1945年8月15日に終戦となりましたが、この方は太平洋戦争の終戦の3日前の1945年8月13日に26歳で亡くなりました。
こちらの方は太平洋戦争の終戦から3日後に45歳で亡くなりましたが、WORLD WAR Iと書かれていることから第一次世界大戦の功労者として埋葬されたのだと思います。名前の上のマークからクリスチャンだったと思われます。上の墓碑の方の場合は名前の上のマークから仏教だったと想像されます。
お墓の前に沢山の人が立てるように石板が並べられた墓がありました。
上の写真の中の3つの墓碑の真中は有名な日系三世の宇宙飛行士のエリソン・ショージ・オニヅカ(Ellison Shoji Onizuka/日本名:鬼塚 承次)氏でした。
1986年1月28日にスペースシャトル・チャレンジャー号爆発事故により39歳で殉職したことは有名です。ハワイではコナの飛行場の名前(エリソン・オニヅカ・コナ国際空港)になるほど尊敬されています。
③ 歴史施設 ホノルル・メモリアル(Honolulu Memorial)
正面に見えている建物がホノルル・メモリアル(Honolulu Memorial)です。左のテントは5月の最終月曜に行われるメモリアルデー(戦没者追悼記念日)のためだとおもわれます。
建物に近づきました。
正面に上がりました。女神像はレディー・コロンビアで高さは30Ft(9.1m)だそうです。
像の大きな写真を掲載します。
月桂樹の枝を左手に持ち、空母の船首に立っています。空も澄み切っていました。記念写真を撮りました。
クリックすると特別に大きな写真(2800x3200 1.8MB)を表示します。
女神像の顔の表情を紹介します。ネットによると悲嘆に暮れる母親を代表しているとも書かれていました。
斜めからの顔の表情も紹介します。写真をクリックすると全身の写真を紹介します。この写真は記事の最後の写真から切り取ったものなので上の写真に比べると解像度は劣ります。切り取りに使った最後の写真は右の小さな写真です。
レディー・コロンビア像の下には下記のように書かれていました。
THE SOLEMN PRIDE THAT MUST BE YOURS
☆☆ TO HAVE LAID ☆☆
SO COSTLY A SACRIFICE UPON THE ALTAR OF FREEDOM
☆☆ TO HAVE LAID ☆☆
SO COSTLY A SACRIFICE UPON THE ALTAR OF FREEDOM
建物から入口の方向を撮りました。正面の芝生の広場にも墓碑が並んでいます。クリックすると墓碑の配置が判ると思います。遠くにロータリーが見えます。
Googleマップの航空写真でも一つ一つの墓碑の配置が判ります。左上の方にホノルル・メモリアル(Honolulu Memorial)の建物と女神像が右下の方向に入口のロータリーがあります。
ホノルル・メモリアル(Honolulu Memorial)の中には太平洋戦争と朝鮮戦争とベトナム戦争の戦況が書かれていました。朝鮮戦争とベトナム戦争の説明は僅かで、ほとんどが日本軍との戦い(太平洋戦争)の説明でした。
これは全体ですが、局地戦ごとに説明もされていました。どれほど沢山の説明が行われていたのか実感していただくために沢山の説明図を掲載させていただきました。
こちらは1943年6月1日~1944年8月31日の戦いを示したものです。
こちらは1944年8月1日~1945年9月2日の戦いを示したものです。
こちらは日本周辺での攻撃を示しています。
こちらはハワイ周辺の動きを示した図です。
こちらはインドネシア周辺の攻撃の状況です。
上のインドネシアのパネルがあったアリアの写真です。大きなパネルであることが判っていただけると思います。
こちらはフィリピン周辺です。
硫黄島の戦いのパネルもありました。1945年5月16日~3月16日の1ケ月間の戦いであったことが書かれています。
珊瑚海諸島(Coral Sea Islands)での1942年5月4日~8日の戦いのパネルです。
クェゼリン環礁での1944年2月1日~4日の戦いのパネルです。
アリユーシャン列島での1943年5月11日~30日の戦いのパネルです。
タラワ環礁での1943年11月20日~23日の戦いのパネルです。
ロイ=ナムル島での1944年2月1日~2日での戦いのパネルです。たった2日間の戦いであったことから虚しさを感じます。
マリアナ諸島での1944年6月15日~8月10日の戦いのパネルです。
住民も巻き込んだ悲惨な戦いがだった沖縄戦の図を掲載するかどうかを迷いましたが、現実を知ってもらった方がいいと思い掲載させていただきました。沖縄戦は1945年3月26日~9月7日ですが、パネルの日付は1945年3月26日~6月26日とあることから沖縄戦の前半を示しているのだと感じました。
ここから下の2枚が日本軍との戦い以外のパネルです。
こちらは朝鮮戦争の説明図です。
こちらはベトナム戦争の説明図です。実感してもらうために撮ったパネルの写真はすべて掲載いたしました。日本軍との戦いのパネルの多さに驚きました。それぞれの戦いで沢山の人が亡くなったのだと感じました。
ホノルル・メモリアルの建物の中にはチャペルも作られていました。ホノルル・メモリアルの中は戦争の説明のパネルばかりだったので、少し救われた感じがしました。
見学が終わって建物から出るときれいな空でした。斜めから見たレディー・コロンビア像は正面からとは少し雰囲気が違うようにも感じました。この写真から上で紹介した女神像の顔の写真を切り取りました。この写真もクリックすると特別に大きく拡大します。
追伸
2022年6月11日の早朝から関西に行きます。帰ってくるのは7月3日の予定です。その間はフォローがおろそかになるかもしれませんがお許しください。
ハワイ島からオアフ島に戻っての最初の朝食 [ハワイ]
ハワイの記事の続きを再開します。ハワイ旅行での前記事はハワイ島一周ツアーの8番目の記事「ハワイ島の溶岩の大地を実感 その後はロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ」でした。ハワイ島一周ツアーでコナ空港でバスを降ろしてもらって、コナ空港20時19分発→ホノルル空港21時04分着のHA0307便でハワイ島からオアフ島に移動しました。ホノルル空港からホテルまではツアー会社が予約してくれたリムジンバスで移動するのですが、リムジンバスが来たのは30分後であったことからホテルには22時を過ぎていました。ぐっすり寝て朝起きて窓の外を見たのが上の写真です。風はかなり強かったけれども晴れていてきれいな景色を見せてくれていました。
オアフ島のホテルで朝を迎えたのは4回になりますが、この日までにホテルで朝食を食べたのは初日だけだったのでので、今回が2回目になります。1度はホノルルの町まで散歩がてら歩いて町のレストランで、食べたのと、ハワイ島に移動する日は朝が早いことからホテルのレストランは開いていなかったので空港で朝食を食べたのです。この写真のようにレストランの入口には行列が出来ていました。ここに来てから知ったのですが、ここの朝食は評判で外からの人が食べに来ていたのです。右の小さな写真が下の写真から切り取った表示板で、左側の人が並んでいるところは「FOR RESERVATIONS and HOTEL GUESTS」と書かれています。時間によってはホテルの客以外は予約した方がよさそうです。
朝食とコーヒーを注文すると、すぐにコーヒーが出されてきました。
こちらが私が食べた朝食が載ったメニューです。緑色の枠は前回の朝食の時に食べたClassic Egg Benedict (クラッシック・エッグ・ベネディクト)で、今回、選んだのが橙色の枠で囲ったCrab Benedict(クラブ・ベネディクト)です。メニューの説明によれば、「グリルしたインクリッシュマフィンの上に、ミニクラブケーキ・ポーチドエッグをのせオーランデーズソースをかけたベネディクト。ポテト添え」と説明されていました。む
これがCrab Benedict(クラブ・ベネディクト)です。見た目は前回食べた右の写真のClassic Egg Benedict (クラッシック・エッグ・ベネディクト)に似ていました。でもよく見るとソースの下が違うようでした。両者をクリックして拡大写真を出すとわかるかもしれません。
クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたします。もちろんこちらをクリックすると拡大いたします。
マフィンの上に乗っているものが判りやすいように切ってみました。ミニクラブケーキが下で、ポーチドエッグ(卵白が半凝固、卵黄が半熟)が上です。こちらも比較のために前回のClassic Egg Benedict (クラッシック・エッグ・ベネディクト)を切った写真を右に掲載しました。
家内が食べた朝食が載ったメニューです。前回は家内が食べたのは緑色の枠で囲ったkaimana Breakfast(カイマイ ブレックファースト)で、今回は橙色の枠で囲ったCroissant Breakfast(クロワッサン ブレックファースト)でした。
こちらがkaimana Breakfast(カイマイ ブレックファースト)です。チーズクロワッサンに挟んでいるのはスクランブルエッグ・ベーコン・ダイストマトです。パイナップルもついていました。
クロワッサンの部分を拡大いたしました。
記念に店員の方に写真を撮っていただきました。我々が食事をした1年前に、この海岸でハワイモンクアザラシが出産して育てた場所でした。親子のアザラシが写った右の小さな写真はネットから転用させてもらいましたが、まさに我々が朝食を食べた場所です。
朝食が並んだテーブルを上の写真から切り取りました。
同じ方向の海の景色を紹介します。食事の前に撮った写真です。6秒ごとに出てくる黄色の枠の部分が月に紹介する写真です。
上の写真にはパラセーリングが写っていました。
写真の解像度がよくないのは、上の写真からパラセーリングの部分を切り取ったからです。切り取ったのは上の写真で6秒ごとに出てくる黄色の枠の部分です。パラセーリングはパラシュートの形から左奥から右手前に進んでいるので右下の船が曳船(パラセール船)と思われます。
今回はレストランの写真を撮らなかったので前回の時の朝食の写真を紹介します。人気なのが判っていただけると思います。この中の海に近いベストの中のテーブル(中央から少し左)に案介してもらえました。
参考に伝票も紹介します。チップは17~20%(9.435~11.1ドル)なので10ドルと書いたと思います。
場所を紹介します。ダイヤモンドヘッドの近くです。そのダイヤモンドヘッドには2日目に登りました。地図内のマイナスのアイコンを数回クリックするとホテルの位置が判ると思います。
店名 Hau Tree Lanai ハウツリーラナイ
場所 ニューオータニ カイマナビーチホテル
The New Otani Kaimana Beach Hotel
住所 2863 Kalakaua Avenue, Honolulu, Oahu, HI 96815
電話 +1 808-921-7018
営業 7:00~21:00
定休 無休
利用 2日目の朝食 6日目の朝食(本記事) 7日目の朝食
Hau Tree Lanai(The New Otani Kaimana Beach Hotel)
地図内の他のレストラン(着色店名をクリックすると記事表示)
1日目夕食 Blue Water Shrimp and Seafood
2日目夕食 Hale Vietnam
3日目朝食 LuLu's Waikiki
━━ 1日目夕食のタクシールート
ハワイ島の溶岩の大地を実感 その後はロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ ハワイ島一周ツアー [ハワイ]
ハワイ島の溶岩の大地を実感
前記事で紹介させていただいた沢山のアオウミガメが日光浴をしていたプナルウ黒砂海岸(Punaluu Black Sand Beach)の次に訪れたのが上の展望エリアです。ここからはハワイ島最南端のカ・ラエ岬(Ka Lae)を見ることが出来る場所です。カ・ラエ岬はハワイ島の最南端の岬というだけでなくアメリカ合衆国の最南端(South Point)の岬なのです。霞んでいて醜いけれども、この写真をクリックすると中央あたりにカ・ラエ岬を確認することが出来ますが、私にとって印象的なのが、あたり一面に広がっている溶岩でした。そのことからタイトルの一部に「ハワイ島の溶岩の大地を実感」と書かしていただいたのです。2日間のハワイ島ツアーで車の中から溶岩の大地を何度も見てきましたか、車を止めて実際に溶岩の上を歩かせていただいたのは初めての経験となりました。右上の地図で東方向(右方向)から走ってきました。車は日本と反対の右側通行なので海側に停めるためにいったん通り過ぎてから左折して回り込んだと思われます。
この溶岩は標高4169mで世界最大の体積の山でもあるマウナ・ロア(Mauna Loa)の噴火で流れ出てきたものなのです。この場所からはマウナ・ロアは北になります。我々が行ったときはキラウエア火山が噴火していましたが、ガイドさん曰くはハワイで最も危険な山はマウナ・ロアだと説明されました。有史以来、活発に活動していて世界最大の体積の巨大な活火山だからです。黒い部分が新しい溶岩で茶色の部分は1000年以上前に流れてきた溶岩です。植物が生えている部分はさらに古い部分ですがすべてが溶岩なのです。この航空写真で右下の岬がアメリカ合衆国の最南端のカ・ラエ岬(カラエ岬)です。航空写真のプラス(+)のアイコンを2度クリックしていただくと分かりますが、展望場所は新しい黒い溶岩の中に島のように古い茶色の溶岩が取り残された場所の目の前に作られています。
先ずはプナルウ黒砂海岸から冒頭の写真の場所までの車窓からの景色を紹介いたします。この場所は山の形からSVから特定できました。
牧場もありました。昔は木や草も生えていな溶岩大地だったのだと思いますが、数千年の間に豊かな土壌に変わったのだと思います。
小さな町もありました。この場所もSVで特定できました。緑の屋根の建物は教会のようです。
この建物もSVで見つけました。Naalehuという名の小さな町のようです。The Land Office, LLCとUnited States Postal Serviceに挟まれた建物です。
町から少し進むと溶岩地帯に入りました。
この辺りにはHawaii Volcanoes National Park Kahuku Unitがあります。
冒頭の写真の展望場所に着きました。我々が乗ってきたバスです。SVでも確認できます。
冒頭の写真です。2010年1月(janvier 2010)に撮影されたGoogleのSVには説明板は写っていないので2010年1月から2018年5月の間に設置されたものと思われます。2021年6月に撮影された個人投稿のSVには、今回の説明板に加えて新しい説明板も写っていました。
展望場所(Scenic Point)の説明板(Story Behind the Scenery)を紹介します。クリックすると文字が読める大きさに拡大いたします。Pali o kūiani の場所には風力発電の風車が見られます。
(1) Pali o kūiani
(2) Ka Lae (South Point) カ・ラエ岬
(3) Wai' Ahukini
(4) Kipuka
(5) Pu' u Mou
少し拡大しました。クリックすると拡大するので、上の(1)~(5)が辛うじて確認できると思います。SVでも確認できます。
こちらの写真をクリックした方が(1)~(5)を確実に確認できると思います。
道路から離れて溶岩の方に入って走ってきた道の方向を撮りました。近い場所から撮ってSVに登録した人がおられました
同じ方向を撮った写真ですが、こちらの方が溶岩のところから撮ったことが判ると思います。
これから進んでいく方向も撮りました。
茶色に変わって木が生えているところは溶岩が流れてきて1000年以上は経過しているだろうとガイドさんから説明されました。
大きな石が転がっているところもありました。
展望場所からハワイ島を一周するママラホア道路(Māmalahoa Highway)あるいはまたの呼名のハワイ・ベルト・ロード(Hawaii Belt Road)の半分を構成する州道11号線まで歩いていき北方向を撮りました。
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
溶岩の大地からカ・ラエ岬などが見ることが出来る展望場所を出発して次に目指したのはコナコーヒーが売られているロイヤル・コナ・コーヒー・ショップでした。こちらが途中の景色です。
こちらがロイヤル・コナ・コーヒー・ショップです。SVで遠くから見ると雰囲気が判ると思います。
こちらが入口です。Wikipediaによれば、コナコーヒーはブルーマウンテンやキリマンジャロに並びぶ世界三大コーヒーの1つではありますが、生産量が少ないことから貴重で高価なコーヒーと言われています。高価なのはコーヒー生産国で唯一先進国であることも理由の一つだそうです。
定休日はなく営業時間は7時30分から17時までです。写真は海側から見た建物の外観です。
こちらがショップから見た海側の景色です。
上の写真と並べてみてください。左側の屋根が上の写真の真中の建物です。
お店に最初に入ってきたときの写真です。青い服の人が我々のツアーのガイドの方です。
コナ・コーヒーのいろんな種類の試飲が出来ました。ある意味で外の景色を見ながらコーヒーはおいしかったです。コナ・コーヒーの特徴は嫌味のないすっきりとした酸味があることで、ブルーマウンテンに次ぐブランドで高価だそうです。ハワイ島では昔からコーヒーがつかられていましたが、評判はよくありませんでしたが、世界的なブランドになったのは日本の移住者の努力が大きかったとツアーのガイドさんが話してくれました。
試飲のための沢山のポットが置かれていました。
いろいろと飲み比べてみたかったけれども沢山は飲めないので、2杯程度飲みました。
マカダミアンナッツラムケーキも試食出来ました。マカダミアンナッツもラム酒もハワイに円が深いもので、それを使ったケーキでした。
こんな形で試食出来ました。結局、買いませんでしたか、旅行中に食べるつもりで買うのもよかったかなと後で思いました。
お土産で持ち帰ったコナコーヒーです。写真は5パックの5種類ですが、お土産として持ち帰ったのは合計9パックで、その中で貴重と言われているピーベリー(Peaberry)豆が5パックでした。普通のコーヒー豆は2つが対になっていますが、ピーベリーは片方の種子が死んでしまい、残った1つの種子に栄養が集中して丸い種子になったのがピーベリー豆です。
こちらがハワイ旅行で買ったすべてのお土産です。この写真をクリックすると文字が読めるように特別に拡大いたします。いつもならば2倍(面積4倍)ですが、この写真に関しては4倍(面積16倍)に拡大いたします。この中でハワイ島で買ったのが、コナコーヒーとビッグ・アイランド・キャンディーズのクッキーと蜂蜜でした。ビッグ・アイランド・キャンディーズのクッキーと蜂蜜は足らないと思ってオアフ島でも買いましたが、同じものでもハワイ島の方が安かったです。
こちらはコナの町です。ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップを出ると我々がオアフ島に帰るコナ空港にまっすぐに向かいました。ということで泊まったホテルがあったコナを素通りしてコナ空港に向かいました。我々以外はコナの町のホテルかヒルトン・ワイコロア・ビレッジからツアーバスに乗られました。本ツアーはオプションですが、夕食ツアーなので、コナ空港に我々を送り届けた後は、コナの町に戻るのだと思います。我々だけ荷物をバスに乗せていました。と言ってもスーツケースはオアフ島のホテル(ニユーオータニ カイマルビーチホテル)に預けています。一旦チェックアウトして荷物を預けて、また同じホテルに戻ってチェックインするようにホテルを予約していました。オアフ島からのハワイ島2日間のツアーはオアフ島のホテルでのピックアップから、ホテルに送り届けるまでが入った契約となっていました。ツアーバスの中で、この日にオアフ島に帰るのは我々だけなので、荷物はすべて持ってバスに乗りました。SVも見つけました。泊まったホテルの近くでレストランでFoster's Kitchenと2階の渡り廊下でつながったところです。航空写真の3D化で見るとわかりやすいです。
コナ空港に着きました。正式名はエリソン・オニヅカ・コナ国際空港(Ellison Onizuka Kona International Airport at Keāhole)です。1986年のチャレンジャー号爆発事故により殉職した宇宙飛行士でハワイ島コナ出身のエリソン・オニヅカに由来しているそうです。写真では明るく写っていますが、実際にはかなり暗くなっていました。カメラで追いながら写したのでAIRPORTの文字周辺以外は画像がぶれているのはそのためなのです。本当はオアフ島からハワイ島のフライトの記事と同じようにハワイ島からオアフ島のフライトの記事を書くつもりでしたが、暗かったので写真を撮ること自体を断念したのです。オアフ島に戻るフライトはコナ空港を20時19分発のHA0307で、オアフ島のホノルル空港に到着するのは21時04分でした。
今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を8つの記事で紹介したことになります。これでハワイ島の記事を終了します。ただし、ハワイ旅行後半のオアフ島の記事はまだ残っています。
①宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
①ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
①パーカー・ランチ・ショッピング・センター
①ワイピオ渓谷展望台
②ハマクア・コースト(車窓から)
②アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
③カメハメハ大王像
③ビッグ・アイランド・キャンディーズ
④ナニマウガーデン(ランチ)
⑤アカツカ・オーキッド・ガーデン
⑥火山国立公園入口(通過)
⑦プナルウ黒砂海岸
⑧オーシャンビュー
⑧ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
⑧コナ空港 20時19分発(HA0307)
プナルウ黒砂海岸はウミガメを間近で見れるビーチでした。 ハワイ島一周ツアー [ハワイ]
ハワイ島2日目のハワイ島一周ツアーで、全記事で紹介したキラウエア火山の近くを通って着いたところはプナルウ黒砂海岸(Punaluu Black Sand Beach)でした。海の方を見ると荒々しい波が打ち寄せるきれいな景色の場所でした。本来は晴天のそらですが、この時はキラウエア火山の噴煙が空を覆っていました。火口から出た噴煙は貿易風で南西方向に流されて海岸の沖合を流れているようで、海岸自体の空気はきれいでした。
こちらがプナルウ黒砂海岸の全景です。1枚の写真では入らないので2枚の写真をつなげてみました。左側の方がビーチ(海岸)で、上の写真の岬のように見えるところは、この写真の右端です。キラウエア火山の噴煙がはっきりとわかります。 この光景はSVでも確認できます。
プナルウ黒砂海岸は小さな入江の奥にありました。その入江が上の写真です。左下の駐車場(青色ラインが楕円のループになっているところ)の辺りから撮りました。青色ライン(━━)が我々のバスが通ったコースです。
海岸の名前の由来の黒砂(Black Sand)です。火山の爆発で噴出した溶岩が冷えて固まった玄武岩が波で砕かれてできた黒砂のビーチだと考えられているそうです。クリックすると同じ縮尺で広い範囲を表示します。
こちらがビーチ(海岸)の部分です。人は沢山おられますが、不思議と泳いでいる人やサーフィンをしている人は見かけませんでした。ある目的のために観光客の人が来ていたのです。
こちらの写真を時間をかけてじっくりと見てほしいのです。二人の女性たちの足元に少し色の違った岩らしきものがあるのが判っていただけると思います。少し色の違った岩らしきものは、実は絶滅危惧種のアオウミガメ(青海亀)なのです。
こちらの角度からの方が判りやすいと思います。黄色の楕円のところにウミガメが集まっています。クリックすると拡大するので、わかりやすいと思います。
こちらがウミガメ(海亀)たちです。この1枚の写真の中で数えただけで10匹ほど写っています。人間は危害を加えないことが判っているようで安心して日光浴をしています。人が近づいても逃げようとしません。1匹だけが海から離れていました。動かないのでじっとしているので産卵ではなく単に休んでいるだけのようです。ネットに記載されている内容では、ウミガメがプナルウ黒砂海岸で甲羅干しする目的は日光浴だそうです。そのため、沢山のウミガメを見たい時は午後の時間帯に来ることを推奨されていました。
でも近づいてはいけません。ウミガメと接する3つのマナーが書かれた看板が立てられていました。立て看板は逆V型看板(A型看板)の移動可能なタイプでした。
① ウミガメには近づかず、離れたところからご覧ください。
② ウミガメに乗ったりさわったりしないでください。
③ ウミガメにエサを与えないでください。
見える範囲で、マナーの看板が置かれていたのは2ケ所だけで、周囲に石が並べられていることからウミガメたちが登ってくる場所が決まっているのか、ウミガメが上がってきたところに置いているのだと感じました。写真をクリックすると右のような横長のパノラマ写真で広範囲を紹介します。
海から一番遠くに離れたウミガメを前方から撮りました。
1匹を拡大しました。ウミガメと呼ばれているのはカメ目ウミガメ上科で、現生種としてはウミガメ科(5属6種)とオサガメ科(1属1種)です。ウミガメ(ウミガメ上科)の中の最大種はオサガメですが、ウミガメ科の中の最大種は、今回のアオウミガメです。そのアオウミガメの分類を紹介します。ワシントン条約附属書Ⅰに記載されているため、国際取引は全面禁止され、ほぼどの国でも法令でその捕獲禁止がうたわれているそうです。IUCNのRed List Ver.3.1 (2001)では絶滅危惧ENになっています。日本の環境省のRed Listでは絶滅危惧II類(VU)になっています。右の海の中の写真はWikipediaから転用させていただきました。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 爬虫綱 Reptilia
目 カメ目 Testudines
科 ウミガメ科 Cheloniidae
亜科 アオウミガメ亜科 Cheloniinae
属 アオウミガメ属 Chelonia Brongniart, 1800 1属1種
種 アオウミガメ Chelonia mydas
英名 Green Sea Turtles
のんびりと甲羅干ししているアオウミガメはかわいらしいです。もしかしたらこのビーチの小さくて丸い溶岩の砂が気持ちがいいのかもしれません。今回は見つけられませんでしたがタイマイも浜辺に上がってくるそうです。タイマイの甲板は鼈甲(ベッコウ)の材料ですがワシントン条約で捕獲は禁止されていて甲板の輸入も停止されているそうです。タイマイが上陸するのは主に産卵のためなので夜だそうです。
もう一枚、アオウミガメの写真を紹介します。日本では主に小笠原諸島で産卵し、南西諸島でも産卵するそうです。産卵以外で今回のように身近で見ることが出来るわけではなさそうです。和名ではアオウミガメですが英語ではGreen Sea Turtlesです。信号の青色を海外では緑(Green)と呼ばれているのと似ています。体が緑色(青色)系なのは主食の海藻類の色素が体脂肪に取り込まれているためそうです。
やはり日本人ツアーの人たちはウミガメの写真を撮られていました。カメさんたちは、いつものことのように気にするそぶりはありませんでした。
沢山の人間に囲まれても、まったく動じる感じはありませんでした。クリックすると2倍に拡大して右のような横長のパノラマ写真(面積で11.47倍)で広範囲を紹介します。
ウミガメの甲羅の上に女性が乗ったモニュメント(または記念碑)がありました。モニュメントにはKAUILA AND THE SEA TURTLES OF PUNALU'Uと書かれていて、ネット上ではKauila and the Sea Turtles of Punalu'u Markerと説明されていました。説明板の内容から想像するに女性の名前はKauila(カウイラ)で、人の姿になることが出来る特別なウミガメのようです。詳しくは下で紹介している説明板を拡大して読んでいただけると判ると思います。 Ka’uのコミュニティーによって建てられたそうです。記念碑の後ろの白い車が我々ツアーメンバーのバスです。
説明板を紹介します。書かれている内容を枠内に転記いたしました。Google翻訳をしてみました。雰囲気は分ると思います。→ポチッ
KAUILA AND THE SEA TURTLES OF PUNALU'UThe mystical turtle, Kauila, makes her home in the Ka’u District at Punalu’u Bay. According to Hawaiian mythology, Kauila was empowered with the ability to turn herself from turtle into human form and would play with the children along the shoreline and keep watch over them. The people of Ka’u loved Kauila as the guardian of their children and also for her spring that gave them pure drinking water.
The presence of Kaulia can still be felt today by the sea turtles that inhabit this special place. The Hawaiian Hono (Green Sea Turtle) can be regularly seen in the bay feeding on limu growing in the shallows. In addition the honu’ea (Hawksbill Turtle) sometimes enters the bay at night to crawl ashore and deposit eggs in the black sand. Both species of sea turtles are fully protected under the U.S. Endangered Species Act and wild life laws of the State of Hawaii. Enjoy watching these marvelous creatures but do not touch or disturb them in any way.
Created in 1995 in honor of the turtles of Punalu’u through the cooperative efforts of the Community of Ka’u, UH Hilo Marine option program, County of Hawaii, NMF’s and the Honu Project made possible by the generosity of the Gummow favily, and artist Dave Zarrilla.
円形部分のウミガメと女性(カウイラ)を切り取りました。クリックすると円形部分全体を表示します。カウイラはまさに海亀の化身だと感じました。
こちらは前記事「キラウエア火山には行けませんでした。」の最後に掲載した、キラウエア火山あたりから噴煙が上がっていることが判る写真はプナルウ黒砂海岸から撮った写真だったのです。
今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を7つの記事で紹介したことになります。あとはオーシャンビューとロイヤル・コナ・コーヒー・ショップです。プナルウ黒砂海岸を出発したのは15時50分ごろでした。オアフ島に戻るフライトはコナ空港を20時19分発のHA0307で、オアフ島のホノルル空港に到着するのは21時04分でした。
①宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
①ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
①パーカー・ランチ・ショッピング・センター
①ワイピオ渓谷展望台
②ハマクア・コースト(車窓から)
②アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
③カメハメハ大王像
③ビッグ・アイランド・キャンディーズ
④ナニマウガーデン(ランチ)
⑤アカツカ・オーキッド・ガーデン
⑥火山国立公園入口(通過)
⑦プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港 20時19分発(HA0307)
キラウエア火山には行けませんでした。 ハワイ島一周ツアー [ハワイ]
上の写真はハワイ島一周ツアーでバスの中から撮った写真です。ハワイ旅行出発の寸前にキラウエア火山が噴火したことで閉鎖となったハワイ火山国立公園の入口です。電光掲示板にINCREASED VOLCANIC ACTIVITYと表示されていました。日本語で「火山活動の増加」となります。本来ならばこの中に入って世界に7つしかなかった右の写真の溶岩湖が見れる予定でした。カメラがまだ白黒設定になっていることに気が付かづに撮り続けていました。後で紹介させていただいている通り、ハワイの旅行(2018年5月19日~5月16日)を決めて、最後にハワイ島の1泊ツアーを予約したのは2018年03月14日でした。ところが2018年5月4日にキラウエア火山の噴火が始まってハワイ島へのツアーの有無を心配していましたが、2018年5月16日にメールで届いな内容の趣旨は枠内で、キラウエア火山は見れませんが2日目のハワイ島一周ツアーは中止にはなりませんでした。1日目のマウナケア山のツアーは予定通りに行けました。当時はハワイ旅行を中止した人も多かったと思います。右上の溶岩湖の写真はWikipediaから転用させていただきました。
1日目【マウナケア夕日と星空ツアー】には、全く影響がございませんので、通常通り催行しております。
2日目【ハワイ島一周ツアー】はハワイ火山国立公園の部分を他の観光スポットに変更して催行致しております。
なお、キラウエア火山を主体とした下記の5つのツアーはキャンセルを決定いたしました。
【キラウエア火山とマウナケア星空ツアー】
【エクスプレス・キラウエア火山・溶岩ハイキングツアー】
【ヒロの街と火山ツアー】
【オアフ島発 ハワイ島日帰りツアー】
【オアフ島発 日帰り火山・溶岩ハイキングツアー】
こちらの写真は上と同じ場所のハワイ火山国立公園の入口です。同じように電光掲示板が写っていますが表示文字は変わっています。バスが少し進んでいる間に表示はPARK CLOSED DUE TOになったのです。上の表示の文字とつなげるとPARK CLOSED DUE TO INCREASED VOLCANIC ACTIVITYとなり日本語では「火山活動の増加により公園が閉鎖されました。」と表示されていたことになります。ある意味で、貴重な写真だと思うので掲載させていただくことにいたしました。我々が走った州道11号線は溶岩湖(オーバールック火口)に最も近づくのは2.6kmと噴火活動中であるとこからスリリングことでした。ただし、本当に危険な場所は、ここから36km離れたレイラニ・エステーツ(溶岩が噴出した場所)だったことはネットで調べて知りました。
2種類の表示を並べてみました。もしかしたらこれ以外にも表示されていたのかもしれません。つなげるとすでに紹介の通りPARK CLOSED DUE TO INCREASED VOLCANIC ACTIVITY(火山活動の増加により公園が閉鎖されました。)となります。参考に旅行の予約とキラウエア火山噴火関係を時系列的に紹介します。
ハワイ往復の航空券手配 JAL 2017年06月30日 マイレージ
オアフ島のホテル予約 ホテルズドットコム 2018年03月14日
ハワイ島1泊ツアー予約 ジャックスツアーズ 2018年03月14日 $595x2
ESTA申請/即承認 公式ウエブサイト 2018年05月03日 $14x2
キラウエア火山噴火開始 2018年05月03日
火山国立公園が封鎖 2018年05月11日
キラウエア火山最大噴火 2018年05月17日
ハワイ旅行出発 記事 2018年05月19日
オアフ島→ハワイ島 記事 2018年05月22日
キラウエア火山の横を通過 本記事 2018年05月23日
ハワイ島→オアフ島 2018年05月23日
ハワイ旅行帰国 記事 2018年05月27日
前記時で紹介したアカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens 略して AOG)を出てからの写真を順番に紹介したいと思います。こちらはAOGの出口から進行方向を撮った写真です。ストリートビュー(SV)でも確認いたしました。この時の時間は14時46分42秒でした。
こちらも同じ場所(AOG出口)から撮った写真ですが、上と反対(ヒロの町から来た)方向です。こちらもSVで確認いたしました。この時の時間は14時46分45秒でした。
すぐに上り坂になりました。AOGの標高が858mで、冒頭のハワイ火山国立公園の入口の標高が1209mなので当然なのかもしれません。SVで確認するとAOGから写真の中で左に入る脇道までの距離は1.1kmでした。この時の時間は14時48分01秒でした。
電光掲示板が設置されていました。そこにはNEXT 12 MILESと書かれていることから、ここから12マイルの間は何らかの規制がされていることをしめしているのだと感じました。SVで確認するとAOGから7.1kmの場所でした。右に入る道はHaunani Rdで、この時の時間は14時53分37秒でした。大きなバスの真中あたりに座っているので、バスの前方向と左側方向は窓まで遠いので解像度は下がってしまいます。下の写真は右の写真から切り取りました。
少し進むと電光掲示板の表示はDO NOT STOPに変わりました。上の表示とつなげるとDO NOT STOP NEXT 12 MILESとなります。ここから12マイル(19.3km)は車をノンストップで走らせなさいということになります。ガイドさんの説明によると徐行もダメだとのことでした。キラウエア火山に近い場所の滞在時間を短くする意味もありそうでした。ハワイ火山国立公園の入口まで1.4km手前の位置です。この時の時間は14時53分38秒でした。
さらに進むと三角コーンがセンターラインに並べられていて、いよいよキラウエア火山に近づいてきた雰囲気になった来ました。 SVで確認すると標高は1191mでAOGから8.7kmの距離で時間は14時54分14秒でした。
冒頭の写真を撮ったハワイ火山国立公園の入口の目の前です。写真の左端の部分か入口の道路です。SVで確認するとOGから9.5kmです。標高はすでに説明している通り1209mで、この時の時間は14時55分19秒でした。
冒頭で紹介したハワイ火山国立公園の入口の写真です。入口の写真として2枚紹介していますがINCREASED VOLCANIC ACTIVITYと書かれた電光掲示板が写った方の写真です。見えている建物は入口のゲートと思われます。SVでもケートと思われる建物が写っています。この時の時間は14時55分25秒でした。
もう一枚のPARK CLOSED DUE TOと表示された電光掲示板が写ったハワイ火山国立公園の入口の写真です。バスが進んだのゲートは写っていません。写真と似た角度のSVでもゲートは写っていません。この時の時間は14時55分26秒でした。AOGを出たのが14時46分25秒でここまでの距離が9.5kmなのでバスの平均スピードは1.056km/分(63.33km/時)です。同じスピードでこの先も走ったとしたらハレマウマウ火口に最も接近するところまでは4.79kmであることから4分32秒で着くことになります。通過時刻は14時59秒58秒ごろと思われます。この先の写真にも通過時間を書いているので最も接近した時の写真が判ってもらえると思います。
さらに登っていきます。最も標高の高い1229mは公園の入口から先に1.3kmであることから1分14秒後の14時56分40秒です。この時の時間は14時56分23秒なので、見えているところが最も標高が高いところだと思われます。最も標高の高いところはSVで見えているところとも一致します。
ガイドさんがハレマウマウ火口に接近していると言われると皆さんカメラで写真を撮られていました。この時の時間は14時59分25秒でした。計算上、あと33秒ほどでハレマウマウ火口への最接近のはずです。キラウエア火山に最も近い入口やキラウエア・カルデラの淵まで380mの位置は、この辺りにあると思われます。
15時00分13秒の写真です。通過予定時刻は14時59秒58秒なので最も火口に近い写真だと思われます。空が靄っているのは雲なのか噴煙なのか分かりませんでしたが、後で遠くの海岸からカラーで撮った写真から判断すると噴煙だと思われます。ただし、ハレマウマウ火口とは限らなくて、もっと東のプウ・オオ火口やレイラニ・エステーツからの噴煙の可能性もあります。
15時00分26秒の写真です。今まで車内から写真を撮っていたのは私だけでしたが、ここだけは、ほとんどのグループの人が写真を撮られていました。このツアーに申し込んだグループは皆さんハレマウマウ火口を見るのが最大の目的だったはずだからだと思いました。
15時05分01秒の写真です。こちらは間違いなく噴煙だと思いました。
キラウエア火山を通り過ぎで落ち着いたところで、メインのカメラがモノクロ(白黒)に設定されていたことに気が付きました。カラーに設定を戻して最初に撮った写真です。時刻は15時09分36秒だったので火口最接近から9分40秒程度過ぎたところです。
プナルウ黒砂海岸に来てキラウエア火山方向を撮った写真です。噴煙が出ているあたりは黒くなっていて、空も噴煙で全体が色づいていました。このことからも火口の近くを通過中の靄が雲煙だと確信したわけです。時刻は15時41分51秒でした。噴煙は貿易風で平均的に東北東からの風で常に流されているので、島内への噴煙被害は比較的少ないようです。
2018年5月24日7時53分から48時間の1時間ごと48回の風向き(吹いてくる方向)を調べると、次の比率でした。つまり平均風向きは方位角(北:0° 北東:45° 東:90°)表示において61.4°からの風となります。
北東 45.0° 15回(31%)
東北東 67.5° 31回(65%)
東 90.0° 2回( 4%)
Wikipediaから噴火前と後のハレマウマウ火口(Halemaumau Crater)の写真を転用させていただきました。キラウエア火山は溶岩湖を持つ世界で7つしかない貴重な火山の一つでした。溶岩湖はハレマウマウ火口の中にあるオーバールック火口(Overlook Crater )でしたが、今回の噴火により下の写真のようにハレマウマウ火口が陥没して溶岩語が消滅してしまいました。原因はハレマウマウ火口から36km離れたレイラニ・エステーツで多量の溶岩が噴出したことから地下のマグマ溜まりが縮小してしまったのが原因だそうです。参考に世界の溶岩湖を紹介します。右の写真はニカラグアのマサヤ火山の溶岩湖です。
キラウエア火山 ハワイ 溶岩湖消失
エルタ・アレ火山 エチオピア
マルム火山 バヌアツ
ベンボウ火山 バヌアツ
マサヤ火山 ニカラグア
ニーラゴンゴ火山 コンゴ
エレバス火山 南極
(ストロンボリ火山 イタリア)
噴火前 噴火後
参考にWikipediaに掲載されていた住宅地のレイラニ・エステーツ(Leilani Estates)からの溶岩の流れを紹介します。溶岩流は、レイラニ・エステーツとその付近の住宅を破壊して東端部へ流れた溶岩はカポホの集落を壊滅させカポホ湾(Kapoho Bay)を埋め立てしまったそうです。そのため海岸線の形も変わりました。右上の写真はレイラニ・エステーツの住宅地区の溶岩流(2018年5月5日)です。Google Mapで、132号線と137号線が交差する辺りのストリートビュー(SV)が比較できます。→ 2010年SV 2021年SV
上の地図と同じ程度の範囲のGoogle Mapの航空写真を紹介します。
カポホ湾は確認できるので2022年3月31日時点の表示は、まだ溶岩の被害は反映されていないようです。将来、更新されることを考えて画面のハードコビーを残しておきます。→ポチッ ポチッ
今は消失してしまった溶岩湖(オーバールック火口)の動画を紹介します。キラウエア火山のキラウエアカルデラにあるハレマウマウ火口の中にあるオーバールック火口が溶岩湖だったのです。プレーボタン( ► )をクリックしていただくと夜の溶岩湖を表示します。動画が終わると先頭に戻って昼間の動画を表示します。
キラウエア火山のハレマウマウ火口やプウ・オオ火口や溶岩流が多量に出たレイラニ・エステーツを追加でプロットいたしました。州道で赤色ライン(━━)で着色した部分は停止禁止(徐行も禁止)です。
今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を6つの記事で紹介したことになります。小さな写真の最後はキラウエア火山が2018年に噴火した時の写真です。
宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
カメハメハ大王像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港
ランの植物園 アカツカ・オーキッド・ガーデン ハワイ島一周ツアー [ハワイ]
ハワイ島2日目のハワイ島一周のナニマウガーデンのランチの次はアカツカ・オーキッド・ガーデンでした。アカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens)はラン(蘭)の植物園でした。建物の色を知っていただきたくてホームページのカラー写真を右に転用させていただきました。ナニマウガーデンから車で31.3kmの距離のところにありました。ここには2万ドルのランも展示されていました。その2万ドルのランの写真は最後に紹介したいと思います。
きれいな花をつけたランが沢山展示されていました。残念ながらアカツカ・オーキッド・ガーデンでは間違って白黒設定してしまっていたメインのカメラでしか写真を撮っていなかったので、すべての写真は白黒(モノクロ)となってしまいました。
ランの生産もしている温室です。と言うか圧倒的に栽培エリアが広かったです。調べてみると蘭栽培農園と書かれていたので納得でした。創設者は日本でもラン栽培の事業の経験を持っておられた赤塚充良氏です。ちなみにオーキッドは蘭なので、漢字を入れると赤塚・蘭ガーデンとなります。数百種類のランが栽培されていて、新種の開発もされているそうです。ハワイ島最大級のオーキッド(蘭)のガーデンでもあるそうです。ここの標高は858m(Googl Map表示)です。ここを出た後はキラウエ火山近くで最も高い標高が1223mのところを越えた後はプナルウ黒砂海岸まで下ります。
現在のアカツカ・オーキッド・ガーデンでは10万鉢の洋ランを生産しているそうです。3大生産拠点として、ハワイ、ブラジル、タイの農場を持っている赤塚グループのホームページに書かれていた沿革を紹介します。1964年~1967年の間にランの組織培養技術(メリクロン)を確立して洋ランの大量生産が出来るようになったそうです。創設者の赤塚充良氏が今までに受けた賞等は、オザスコ市名誉市民権、農林水産大臣賞、天皇杯、黄綬褒章、三重県県民功労者、園芸文化賞、学術研究アカデミア賞、津市市政功労者、大勲位世界平和賞皇帝ドンペードロ一世称号付、旭日双光章、三重大学名誉博士称号などです。
1933年 創業者の赤塚充良が三重県河芸郡高野尾村に誕生(11月9日)
1956年 赤塚充良がカリフォルニア農業研修生として渡米(22歳)
1961年 赤塚植物園を創業(1月11日)
1964年 洋ラン苗をカリフォルニアから輸入し栽培に着手
1967年 洋ランの大量生産を開始
1972年 サンパウロ州アチバイア市にブラジル赤塚植物園を設立(9月)
1974年 ハワイ赤塚植物園を設立(5月)
2002年 タイにアカツカナーセリー・タイランドを設立(11月)
ランの展示場所の正面の主審です。Akatsuka Orchid Gardensと書かれた文字が判っていただけると思います。
蘭の写真を紹介していきます。
立派な花のランでした。
こちらのランへの表現としては「見事な花のラン」というところです。
その見事な花を拡大いたしました。
クリックすると特別に大きく拡大いたしました。
こちらのランも立派な花でした。
上の立派な花のランの全体の写真です。
説明板が設置されたランもたくさんありました。説明板のランはオドントグロッサム(Odontoglossum)のようです。Google翻訳を試してみました。説明板の内容を枠内に転記いたしました。
ODONTOGLOSSUM ( Oh-don-toh-gloss-um )
・Quick growth & lush fohage
・blooms are oflen multihued & star shaped
・likes cool, moist conditions
こちらの説明板の内容を枠内に転記しました。こちらもGoogle翻訳を試してみました。Wikipediaによるとオンシジウムは中南米を中心に分布し約400種を含むラン科の大属で樹上で着生生活を営む蘭だそうです。
ONCIDIUM ( On-sid-ee-um )
・blooms resemble a dancer aka "Dancing Lady" orchid
・many small blooms/stem
・one type smells of chocolate
こちらのランにも説明板がありました。
FLASK
・40-50 baby orchids / flask
・Age : 18mos.
こちらが冒頭で紹介した2万ドルのランです。説明板には枠内のように書かれていました。2万ドルは現在の為替レートで243万円です。
Paph.はPaphiopedilum(パフィオペディルム属)だと思われます。分類上の種の学名はPaphiopedilum hirsutissimumで園芸品種の学名は「Paphiopedilum hirsutissimum var. esquirolei 'Volcano Queen' FCC/AOS」と思われます。
The $20,000.00
Paph. hirsutissimum var. esquirolei 'Volcano Queen' FCC/AOS
・First Place 91/100points
・Perfect summery & horizontal size petals
花を拡大いたしました。 色や模様が特別なのでしょうね。
気になったのでネットから「Paphiopedilum hirsutissimum var. esquirolei 'Volcano Queen' FCC/AOS」のカラー写真を転用させていただきました。さらにTwitterで今回のランと思われる右の写真も見つけました。iPhoneから2019年4月19日10時11分にTwitterされているので我々が見た2018年5月23日から11ケ月後に掲載されたことになります。
アカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens)の場所を紹介します。右上にすでに紹介したカメハメハ大王像( )やビッグ・アイランド・キャンディーズ( )があるヒロの町があり、その少し下に昼食(ランチ)を食べたナニマウガーデン(Nani Mau Garden & Restaurant)があります。ナニマウガーデン( )を出発して最初の訪問場所がアカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens)でした。
今回の記事を含めるとハワイ島一周ツアーに関しては下記の着色部分を5つの記事で紹介したことになります。小さな写真の最後はキラウエア火山が2018年に噴火した時の写真です。
宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
カメハメハ大王像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港
ナニマウガーデンからアカツカ・オーキッド・ガーデンまでの道の途中(3分の1程度のところ)にセブンイレブン(7-Eleven)がありました。Google MapのSVでも場所を確認いたしました。
上の航空写真にも7-Elevenと書き込みました。
セブンイレブン(7-Eleven)の場所の標高は205m(673pieds)
です。ちなみにナニマウガーデンの標高は65mです。
ナニマウガーデンからはハワイ・ベルト・ロード(Hawaii Belt Road)に戻るまでのルートは撮っていた3枚の写真とストリートビューを比較することでわかりました。③(SV3)がハワイ・ベルト・ロード(Hawaii Belt Road)に入るところです。ハワイ・ベルト・ロード(Hawaii Belt Road)はママラホア道路(Māmalahoa Highway)とも呼ばれていて州道11号線と州道19号線で構成されているハワイ島周回道路です。
① SV1 ② SV2 ③ SV3
ハワイ島一周ツアーのランチ ナニマウガーデン(Nani Mau Garden & Restaurant) [ハワイ]
ハワイ島の2日目のハワイ島一周ツアーのランチは右のヒロのカメカメハ大王像を見た後にビッグ・アイランド・キャンディーズに寄って、上の写真のレストランに向かいました。距離はビッグ・アイランド・キャンディーズから車で6kmの場所のナニマウガーデン(Nani Mau Garden & Restaurant)でした。徒歩でも6kmです。レストランの建物は写真で撮っていなかったのでGoogleのストリートビュー(SV)から転用させていただきました。
ナニマウガーデン(Nani Mau Garden & Restaurant)は植物園の中にレストランがあるような感じの場所でした。紫色のラインで囲まれた部分がナニマウガーデンの敷地です。敷地面積は8.25ヘクタールつまり82500㎡(25000坪)です。
こちらがレストランの中の写真です。ランチはビェッフェ形式でした。長いテーブルの上に並べられた料理から好きなものを好きなだけ皿の上に自分で乗せるのです。バイキング形式とも言われていますが、食べ放題をバイキングで通用するのは日本ぐらいなものだそうです。
上の写真で左奥にローストビーフを切ってくれるコーナーがありました。頼むと希望の量だけ切り分けてくれます。Google地図ではレストラン(ビュッフェ)の名前はPa'ina buffet nani mauと書かれていますが、ホームページではNani Mau Restaurant & Gardenとなっていました。
とりあえず最初に乗せた料理はこちらです。特に言わなくてもローストビーフは沢山乗せてくれました。
ローストビーフを切り分けている写真を拡大いたしました。
やっぱりビールが飲みたくなります。料理やソフトドリンクはツアー代に含まれていますが。アルコールは別料金なので、その場で現金を渡して受け取りました。
ビールはBIG WAVE Golden Ale(ビッグウェーブ ゴールデンエール)です。ハワイのKona Brewing Co.(コナブリューイング)という醸造所のクラフトビールだそうです。美味しくいただきました。
我々以外に沢山のツアーのグループの方がランチのために来られていました。我々は最初の頃に入りましたが、レストランを離れるころには広い部屋の沢山のテーブルがほぼ満席になっていました。
食事が終わったらガーデンを散策いたしました。この時点でもメインカメラは白黒設定のままでした。
ガーデン内には屋根付きの通路も設けられているので、仮に雨が降ったとしても、ある程度は楽しめると思います。上の写真にも屋根付き通路が写っています。
いい天気で外は気持ちが良かったです。
不思議な木がありました。幹の周りに沢山の実が出来ているのです。
カラーではありませんがこちらの方が幹の部分の全体が判ると思います。クリックすると面積で16倍に拡大いたします。
こちらの木の根元にはLipstick Tree(口紅の木)と書かれていました。
不思議な花がありました。花は花軸も含めて真っ赤でした。
上と同じ種です。花が開く前の形です。日本では、夢の島公園(東京都)や京都府立植物園(京都市)でみることができるそうです。
予備のカメラでも同じ花の写真を取っていたので紹介します。開いた花と開く前の花が写っています。花の名前はトーチジンジャー(Torch Ginger)です。カンタン(Kantan)と呼ばれることもあるようです。
果実は生食で、若い花序は香味野菜として、種子は香辛料に利用されるそうです。原産地はインドネシアからマレーシアあたりの熱帯アジアだそうです。ショウガ科にはショウガ属のミョウガやショウガが含まれます。
界 植物界 Plantae
門 被子植物門 Magnoliophyta
綱 単子葉植物綱 Liliopsida
目 ショウガ目 Zingiberales
科 ショウガ科 Zingiberaceae
属 エトリンゲラ属 Etlingera
種 トーチジンジャー Etlingera elatior
英名 Torch Ginger、Kantan、Philippine wax flower
Panama Flame Tree(パナマフレームツリー)という名の真っ赤な花の木もありました。中央のもじゃもじゃが花です。
マカダミアナッツ(Macadamia Nut)の木も植わっていました。ハワイ名物のお土産の一つがマカダミアナッツです。
ライチも植わっていました。
ツアーのガイドの方が、ナニマウガーデンで出来たライチをもらってきてくれたので、バスの中で1人2個づついただきました。さすがガイドの方は顔が効きます。
ナニマウガーデン(Nani Mau Garden & Restaurant)はヒロの町のカメカメハ大王像と書かれた近くの紫色マーク( )のところです。最も右側にあるマークでもあります。
今回の記事を含めて4つの記事で紹介したのが下記の赤色と緑色と紫色と橙色の場所です。写真をクリックするとそれぞれ記事を表示します。
宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
キング・カメハメハ銅像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港
ビッグ・アイランド・キャンディーズからナニマウガーデンまでの6km程度のルートが気になってとと途中で撮った下記の写真の場所をGoogleのストリートビュー(SV)で探して見つけました。沢山の小さな三角屋根はお墓のようにも見えますが、ハワイ島はハチミツも有名なので三角屋根はミツバチの巣箱を置く位置ではないかと思って写真を撮りました。写真をクリックするとこの場所のSVを表示します。別の角度のSVを見ると金網のフェンスにBEWARE of DOG(猛犬注意)の看板があることからもお墓よりは蜜蜂農園の方が可能性が高いように思えましたが、ハワイ州の旗も立てられているので謎の場所です。ナニマウガーデンまで900mの距離の場所でした。
ビッグ・アイランド・キャンディーズを出発してすぐの2枚の写真のストリートヒュー(SV1 SV2)も掲載しました。
上段が私が撮った写真で、下段がSVです。SV1の方は水平に180度回転させるとビッグ・アイランド・キャンディーズの建物が写っています。ビッグ・アイランド・キャンディーズを出発したのは12時44分(日本時間は7時44分 時差は-19時間)で、ナニマウガーデンで料理のテーブルを撮ったのが12時57分であることから13分で料理を見ることが出来たことになります。
追伸
2022年3月20日の早朝に関西に出発します。戻って来るのは4月17日です。
下に3月20日の新横浜を出発してすぐの新幹線の中の写真を追加しました。在来線から乗り換えた品川駅のみどりの窓口(切符売場)では、早朝の休日でありながら、いつもと違い、沢山の人が並んでいました。かなりの人が「指定席は満席です。」と言われていました。
カメハメハ大王像 と ビッグ・アイランド・キャンディーズ ハワイ島一周ツアー [ハワイ]
2つのハワイ島一周ツアーの記事の続き、今回が3つ目の記事になります。前記事で紹介したアカカ滝の駐車場を出発して次に向かったのはヒロ(Hilo)の町にあるカメハメハ大王像です。右のヒロにある右の写真のカメハメハ大王像はハワイ州(ハワイ諸島)にある3つの大王像の一つです。上の写真はアカカ滝州立公園の海沿いの町に出るまでにあった牧場です。ヤギの看板が沢山あってその一つにはPET BABY COATSと書かれていて小さな建物にはHONOMU GOAT DAIRYと書かれていいます。ストリートビュー(SV)でも確認すると、ホノムの近くのヤギ牧場のようです。
ホノム(Honomu)の町に入ってすぐの建物です。SVで位置も確認出来ました。
この辺りは木造の2階建てまでの建物が多かったです。こちらもSVで位置が確認出来ました。
町の名前であるホノム(Honomu)が書かれた建物もありました。やはりSVで位置を確かめてみました。ここまでの写真がホノム(Honomu)の町の道沿いの写真で、まだハワイ島一周の州道には出ていません。
アカカ滝に行くためにハワイ島一周道路であるハワイ・ベルト・ロード(ママラホア道路)から離れていましたが、州道であるハワイ島一周道路のハワイ・ベルト・ロード(ママラホア道路)にもどりました。道路沿いは牧場や住宅や林で構成されていますが、稀に畑も広がっていました。写真の位置のSVを探してみました。
ハワイ島一周ツアーで走る道路はママラホア道路(Māmalahoa Highway)あるいはハワイ・ベルト・ロード(Hawaii Belt Road)と呼ばれていて州道19号線と州道11号線で構成されています。19号線はコナから時計周りにヒロまでの北回りで、19号線はヒロから時計回りにコナまでの南回りです。下の地図のように州道19号線の一部を州道190号線を通るルートもあります。前日のマウナケアツアーでは州道190号線と200号線も通りました。ハワイ一周道路はカメハメハ大王の頃に建設開始されたと言われているそうです。本記事を含めて3つの記事で、コナのホテルを出発して州道11号線を走ってヒロのカメハメハ大王像まで来たわけです。本地図はWikipediaから転用させていただきました。
この辺りのママラホア道路(Māmalahoa Highway)はキラウエ山から流れてくる沢山の川を渡ります。幅のある川はRiveと呼ばれていますが、ほとんどが細い皮を意味するStreamと呼ばれています。こちらの川の名前はHonoli'i Streamです。SVで見つけました。
日本の墓石と同じ形の墓が並ぶ墓地のそばを通りました。気になったのでSVで場所を特定してみると名前はアラエ墓地(Alae Cemetery)でした。調べてみると1910年頃に日本からハワイに移民した人たちの墓もあることが判りました。ハワイ島の砂糖農場の村々に散在していた約3000の日本移住者の墓を集めた日本人先亡慰霊塔も敷地内にあることが判りました。
もう一枚、川を渡る写真を紹介します。SVで確認すると、川の名前はワイルク川(Wailuku Rive)で、この川の上流には右の有名なレインボー滝(Rainbow Falls)があります。クリックして拡大すると小さな滝が写っていることが分かっていただけると思いますが、レインボー滝ではありません。この橋から2.83㎞上流にあります。今回のツアーでは元々はレインボー滝にも行く予定が書かれていましたが、時間の関係で行かないことが告げられました。
ここはすでにはヒロ(Hiro)の市街地に入っていました。ヒロは4万4186人(2020年)が暮らすハワイ島最大の町です。こちらもSVで確認いたしました。
ハワイ島最大の町ですが、建物は2階建てまでがほとんどでした。こちらの建物には1910と書かれていました。SVで確認すると大きな建物でした。
ヒロの町をもうすこし紹介します。駐車場が続いていることをSVでも確認しました。
水曜日でしたが、大きなフリーマーケットも開かれていました。2019年10月撮影のSVにはフリーマーケットは写っていませんでした。
広い海岸沿いの開けた場所に出るとハワイ独特の木が生えていました。SVでもこの場所を探してみました。カメカメハ大王像はすぐ傍です。
バスから大王像が見えました。ヒロのカメハメハ大王像が写ったカラー写真はこの一枚だけなのです。すでに紹介した通りメインで使っていたカメラの設定がモノクロになっていることをまだ気がついていなかったのです。カラーの写真は予備のコンデジで撮ったものなのです。このアングルのSVを探して、この時の我々のバスの位置を探しました。
大王像は小さくしか写っていないので、解像度は悪くなりますが、上の写真から切り取った写真を紹介します。解像度は良くない上に、気の枝ではっきりとは見えませんが、右のホノルルで撮ったカメハメハ大王像に近いことが分かりました。台座は違うようでした。
こちらがハワイ旅行5日目((ハワイ島2日目)に撮ったハワイ島のヒロ(Hilo)のカメハメハ大王像です。
人が沢山来ているので正面からはどうしても写真に人が入ってしまいます。
こちらが、正面からで最も人が少ない写真です。このアングルのSVも探してみました。
こちらの右から角度からは人が写っていない写真を撮ることが出来ました。
左からの角度の写真も紹介します。
銘板の写真も紹介しておきます。
横からの写真も紹介します。
カメハメハ大王が身に着けている金色のケープは、今では絶滅した貴重な鳥Hawaiʻi ʻOʻOで作られたケープだと思われます。貴重な鳥の羽根を約50万枚も使うことから制作も数十年以上が必要だったそうです。そのケープはビショップ博物館に展示されています。それが右の写真です。カメハメハ大王像の詳しい説明はホノルルの大王像の記事に書かしていただいたので、興味のある方はそちらも見ていただきたいです。→ポチッ
帰り際に見学者がいなくなったので、写真を撮りました。
ワイロア・リバー州立保養地に大王像は建てられていました。
アメリカには4体のカメハメハ大王像が立てられています。Google地図にその4体のカメハメハ大王像の設置場所をプロットいたしました。ヒロのカメハメハ大王の台座のみKamehameha The Greatと書かれており、他の3体の台座にはKamehameha Iと書かれています。カパアウの大王像はホノルルに設置するために1880年にイタリアのフィレンツェで作られたものなのです。イタリアからハワイに輸送している時に海難事故で海に沈みましたが、1912年に発見されて修繕後にカパアウに設置されました。ホノルルの大王像は沈没したので、すぐに作り直されて1883年に設置された経緯があるのです。
オハフ島 ホノルル ハワイ州最高裁判所の前 1883年
ハワイ島 ヒロ ワイロアリバー州立公園 1997年
ハワイ島 カパアウ 旧コハラ裁判所の前 沈没したオリジナル
米国本土 ワシントン 合衆国議会議事堂の中 1969年 → 地図
カメハメハ大王像を見た後はハワイのお土産で人気のビッグアイランド・キャンディーズの工場に行きました。歩いてでも行ける距離でしたが、もちろんバスで行きました。SVで建物の色が確認出来ます。
こちらが製造工程の見学スペースです。
たくさんの人が働いておられました。
予備のカメラでも取っていたのでカラー写真もありました。黄緑色はパッケージでも沢山使われている色なので、カンパニーカラーと言えるのかもしれません。
もちろんショップもあってお土産を沢山買いました。
ホノルルで買うより、かなり安い値段に設定されていたのです。広いスペースなので種類も沢山置かれていたと思います。
試供品も沢山置かれていたので、味見をして気に入ったものを買いました。
アカカ滝→カメハメハ大王像→ビッグ・アイランド・キャンディーズのルートを航空写真で紹介します。赤色文字の部分が前々回に紹介した部分です。緑色文字が前回紹介した部分です。紫色部分が今回紹介した部分です。紫色マーク( )が今回のルートにある観光地です。右の小さな写真はワイピオ渓谷とアカカ滝でクリックすると記事を表示します。
宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
キング・カメハメハ銅像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港
アカカ滝(Akaka Falls) ハワイ島一周ツアー [ハワイ]
ハワイ島一周ツアーでのワイピオ渓谷の次の訪問地は、上の写真のアカカ滝(Akaka Falls)でした。本記事ではアカカ滝を主に紹介したいと思います。イメージも落差でも華厳の滝や那智の滝に近い滝でした。右の小さな写真は華厳の滝です。
アカカ滝 135m(422feet)
華厳の滝 97m
那智の滝 133m
地図内の左上のワイピオ渓谷( )から右下のアカカ滝( )までのバスま窓からの景色も紹介したいと思います。途中にハマクア・コーストのマーク( )もつけていますが、ハマクア・コーストは特定の場所を示したものではなくワイピオ渓谷やアカカ滝などを含んだ、この周辺一帯を示しています。それだけ風光明媚な地域なのです。
先ずはワイピオ渓谷展望台からアカカ滝の入口までを紹介します。こちらの写真はワイピオ渓谷展望台の駐車場です。道路の両側に駐車スペースが設けられていました。
少し進むとアメリカの西部の雰囲気の町に出てきました。
町の名前はホノカア(Honokaa)です。
町を通過中のバスの中です。
こちらはホノカア(Honokaa)の町の協会です。ストリートでも探してみました。→SV
少し進むと学校か教会のような雰囲気の建物がありました。写真を拡大してみるとThe Salvation Armyと書かれていました。The Salvation Armyは日本語では救世軍と呼ばれていて、キリスト教プロテスタントの慈善団体で宗教活動だけでなく社会福祉や医療事業を推進していて軍隊に近い軍隊を模した組織が特徴のため軍(Army)と呼ばれているようです。こちらもストリートビューで探してみました。→SV
町を過ぎると緑豊かな場所を通りました。
バスの中から滝も見ることが出来ました。下の滝の写真は右の写真から黄色枠部分を切り取ったものです。右の写真をクリックすると滝が写っていることが判ると思います。この辺りはハマクア・コースト(Hamakua Coast)と呼ばれていて、ワイピオ渓谷やアカカ滝のような景色のところが沢山あるところです。標高4205mのマウナケア山から流れてくる写真のような川(Stream)が数えきれないほど沢山ありました。
この川の名前はUmauma Stream(ウマウマ川)です。ここから13分でアカカ滝州立公園に着きました。
上の写真のウマウマ川の滝をドローンで撮った写真をGoogle Mapに、ストリートビュー(SV)として登録されている方がおられました。SVなので360°回転できます。ウマウマ川の上流にはさらに沢山の滝がありました。その滝にはUmauma Falls(ウマウマ滝)と名前が付けられていました。地図を見ているとThe Umauma Falls Experienceという施設もありました。
赤い花が沢山咲いていました。
アカカ滝州立公園(Akaka Falls State Park)の遊歩道の入口です。遊歩道に入るところには下記のように書かれた無人の券売機が置かれていました。最寄りの町の名前はホノム(Honomu)です。
$5.00 Per Vehicle Parked Within Gates
$1.00 Per Person For Walk-In Entry
現在の上の写真と同じ場所のストリートビユーです。券売機には囲いが付けられていて、太陽光パネルは高い位置に移されていました。
遊歩道に入ってすぐに道が分かれていました。左に曲がるとアカカ滝(Akaka Falls)で、右にまっすぐ行くとアカカ滝州立公園内にあるもう一つの滝であるカフナ滝(Kahūnā Falls)あります。時間的アカカ滝とカフナ滝の両方を見るのは難しいと思ったので、左方向のアカカ滝への遊歩道に向かいました。
アカカ滝州立公園(Akaka Falls State Park)の遊歩道のルートとアカカ滝とカフナ滝の位置関係を紹介します。
赤色ライン(━━)が遊歩道です。左下(南西)側の紫色マーク( )がアカカ滝(Akaka Falls)で右上(北東)側の紫色マーク( )がカフナ滝(Kahūnā Falls)です。カフナ滝(Kahūnā Falls)は遊歩道の右上(北東)先端だけでしか見ることが出来ないようです。遊歩道の入口は右下の青色ライン(━━)との接点あたりです。
こちらがアカカ滝に行ける遊歩道です。
小川を渡る橋です。
熱帯的な植物が沢山生えていました。
花も沢山咲いていました。
上の写真の中央の花のモノクロ写真です。
トカゲかヤモリの写真も撮りました。指の感じはヤモリぽいです。
上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大写真を掲載いたしました。この写真をクリックすると全体を表示します。
参考にしていただくためにネットからハワイのヤモリのカラー写真を転用させていただきました。カラーの写真のヤモリの名前はGold dust day gecko(学名:Phelsuma laticauda)ですが、今回のヤモリ(Gecko)かどうかは判りませんが、ハワイのヤモリとして最も多くネットに登場するヤモリです。ちなみにハワイではヤモリのことをゲッコー(Gecko)と呼ばれていています。ニホンヤモリの学名はGekko japonicusで属はGekkoで、英名はSchlegel's Japanese geckoです。
界 動物界 Animalia
門 脊索動物門 Chordata
亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
綱 爬虫綱 Reptilia
目 有鱗目 Squamata
科 ヤモリ科 Gekkonidae
属 ヒルヤモリ属 Phelsuma
種 ヒロオヒルヤモリ Phelsuma laticauda
こちらはバナナだと思います。
花は沢山咲いていました。
ツル性の植物の花です。
こちらの花も何か所かで見かけました。
シダの葉のような大きな植物も生えていました。
アカカ滝が見えてきました。
滝がよく見える角度からの写真です。
上の写真と同じ場所からの写真です。落差は冒頭で紹介した通り422フィートです。メーター換算すると135mになります。
滝つぼの部分です。
モノクロ写真も紹介します。滝つぼです。
アカカ滝の全景です。
滝の落ち口(銚子口/滝口)あたりの写真です。
川の名前はコレコレ川(Kolekole Stream)です。
縦長の写真でも紹介したいと思います。アカカ滝の下流にはカフナ滝(Kahūnā Falls 落差30m)があります。Googleマップを見るとさらに下流にも小さな滝があります。
遊歩道の先端からカフナ滝を撮った画像をGoogle Mapのストリートビュー(SV)として登録されている方がおられていていたので紹介します。画面の中央の少し上に小さくカフナ滝が写っています。カフナ滝方向に遊歩道を進んでも滝全体を見ることは難しかったようです。ネットで登録されているカフナ滝も少ないです。その中で転用させていただいたのが右の写真です。SVの写真と構図が似ていることから右の写真も遊歩道から撮ったものと思われます。
せっかくなのでアカカ滝の方のSVも紹介します。→ SV1 SV2
ハワイ島一周コースの大きな航空写真を紹介します。赤色文字の部分が前回紹介した部分です。緑色文字が今回紹介した部分です。紫色マーク( )が今回のルートにある観光地です。右の右の写真は前回紹介したワイピオ渓谷です。
宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
キング・カメハメハ銅像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港
ワイピオ渓谷(Waipio Valley) ハワイ島2日目のハワイ島一周ツアーの最初の目的地 [ハワイ]
新型コロナの感染拡大により墓参りを除いて旅行もには行っていません。もちろん海外旅行も2018年5月のハワイ旅行が最後です。そのハワイ旅行に関してはハワイ島のマウナケア・ツアーを掲載したところで止まってしまっています。もうすぐ4年が経過しそうですが、ハワイ旅行の続きを掲載したいと思います。マウナケア山・ツアーはハワイ島の1日目のツアーで2日目はハワイ島一周ツアーでした。右の地図の紺色マーク( )の我々が泊まったホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)から青色ラインを時計回りに廻って薄緑色マーク( )のコナ空港までのツアーです。ただしコナ空港までは我々だけで他のメンバーはそれぞれのホテルまでのツアーです。我々はオアフ島の泊っているホテルからそのホテルに戻って来るまでの1泊ツアーで申し込んだのです。その中の1日目がマウナケア山ツアーで2日目がハワイ島一周ツアーだったのです。今回の記事ではホテルから最初の場所であるワイピオ渓谷(Waipio Valley)までを紹介したいと思います。上の写真が展望台から見たワイピオ渓谷(Waipio Valley)です。本記事の中のカラー写真はコンデジで撮ったものです。ワイピオ渓谷(Waipio Valley)のカラー写真はコンデジで撮った1枚のみで最後に紹介します。
ハワイのマウナケア山頂(標高4205m)の記事でも紹介したのですが、ハワイ島に持ってきたカメラは一眼レフ1台とコンデジ1台ですが、夕日を撮ることからメインで使っている一眼レフの手動設定を調整している時にモノクロ(白黒)設定になってしまったのです。そのことに気がつかずに撮ったことからマウナケア山に上る途中から、この日のハワイ島一周ツアーの14時頃までの一眼レフで撮った写真は全て白黒になってしまいました。こちらの写真は朝起きてホテルの窓から目の前にあるフアラライ山の方向を撮った写真です。
ホテルの中央の空間を撮った写真です。
参考にハワイ島とオアフ島の、面積と人口と人口密度を紹介します。数値からもハワイ島とオアフ島が全く違う島であることが判ってもらえると思います。
記事「オアフ島からハワイ島へ」でハワイ諸島の主要8島の人口密度を紹介したことがあります。少しの間に少し変わりました。
ハワイ島 10432.5k㎡ 148,677人 14.25人/k㎡
オアフ島 1545.4k㎡ 907,574人 587.27人/k㎡
ホテルの1階から海の方向を撮った写真です。
海の写真をもう一枚紹介します。
こちらの鳥がスズメのように沢山いました。モノクロの写真なので特定はできませんが、1867年にハワイに持ちこまれて増えてしまったインドネシア原産のJava Sparrow(文鳥)のようです。
出発したツアーバスの中から撮った最初の写真です。コナの町の中にあるモクアイカウア教会(Moku`aikaua Church)です。1820年4月4日にアメリカ合衆国ニューイングランド州から、キリスト教徒の宣教師がハワイ島カイルア・コナの港に帆船サデウス号で到着し、1823年には初代の藁葺き屋根の教会が建設されましたが、焼失し1826年には宣教師、エイサ・サーストンがデザインした木製の教会が完成しましたが、こちらも1835年に焼失しまし、1837年に完成したのが現在の姿の教会だそうです。簡単に焼失しないよう、ニューイングランドの建築様式を採用し、ハワイ産の資材を使って貿易風を上手に取り入れ、天然の涼風が建物全体に吹き流れる構造になっています。コナの町はハワイで宣教師の最初の居住地となったところだそうです。
ツアーバスは我々のホテルが出発地点ですが、コナの町の中で4つほどのホテルでツアー客をピックアップした後、溶岩地帯をを進みました。
尖った葉の植物が溶岩の上に生えていました。
真っ黒の溶岩で覆われていました。溶岩の色と生えている植物で溶岩の年代が概ね分かるそうです。黒くて植物が生えていないところは比較的新しい溶岩だそうです。見えているなだらかな山は、活火山のまウナロアです。低く見えますが標高は4169mです。ハワイの火山の溶岩は粘性が小さく流動性があるので広く広がるのです。目の前の溶岩もマウナケアから流れてきたものです。マウナロアの体積は約75,000 km3(富士山は1,400 km3)で、地球で最も体積の大きい山といわれています。
私はバスの右側に座ったので見える景色は山側が多いのですが、左側には海が見えていました。
溶岩地帯のリゾートホテルでもツアー客を数組ピックアップするために、ヒルトン・ワイコロア・ビレッジに寄りました。トイレ休憩も兼ねていたので、こちらで初めてバスを下りました。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジの入口に停まった我々のバスです。正面の入口の反対側で、バス専用の出入口のようでした。
ホテルの内部の写真です。
正面に「オプショナルツアー バイ・ヒルトングランド・バケーションズ」と書かれているところで、今回のようなツアーを受け付けているようです。
溶岩の上ですが、リゾート地だけあって緑豊かでした。ゴルフ場も整備されていました。
リゾート地から一歩離れると溶岩大地でした。バスに乗り込んですぐに撮った写真です。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ( )からワイピオ渓谷( )までのルートを紹介します。途中にパーカー・ランチ・ショッピング・センター( )があります。
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷
マウナケアの近くを通ってパーカー・ランチ・ショッピング・センターに向かいます。
こちらの溶岩台地には草が沢山生えているので溶岩に覆われてから1000年以上は経過しているのだと思います。
海が見えましたが、すぐに海から離れて内陸に向かいました。
人が住んでいる地域に入ってきました。
教会らしき建物もありました。調べてみるとセントジェームスエピスコパル教会(Saint James' Episcopal Church)名前のようです。2DやSVでも確認しました。
パーカー・ランチ・ショッピング・センターに着きました。こちらのお店に入りました。トイレ休憩も兼ねています。
お店の中です。こちらの地域から牧場を発展されていったとのことで、その雰囲気のお土産が沢山並んでいました。
パーカー・ランチ・ショッピング・センターの駐車場です。
カーボーイの町のシンボルのモニュメントもありました。
首の長い動物も放牧されていました。種類は特定できませんが、リャマ(ラマ)、アルパカ、ビクーニャ、グアナコなどに近い種類なのでしょうね。
前日に頂上(標高4200m)まで上ったマウナケアもきれいに見えました。
大きな町を通りました。
海が見えてきました。
ワイピオ渓谷(Waipio Valley)に着きました。WAIPIO LOOKOUT(ワイピオ展望台)の看板が立っています。
この下が展望台になっています。WAIPIO LOOKOUTの看板を見ると実感が湧いてきました。
ワイピオ渓谷が見える角度から下の展望台も撮りました。
下の展望台から上の展望台を撮った写真です。
コンパクトカメラで撮ったワイピオ渓谷の唯一のカラー写真です。遠くから見るのはもったいないです。近くを歩きたくなります。調べるとハイキングコースが沢山あって人気の場所のようです。
上の写真から冒頭の白黒写真と同じ範囲を切り取りました。岬の岩山の名前はムリワイ(Mmuliwai)と呼ばれているようです。後で紹介している歩くコースの地図に出てきます。
更に大きく見えるように切り取りました。溶岩台地の岬の先端です。
溶岩台地に等高線の入った地形図を紹介します。画面をクリックすると右下のような広範囲の地形図を表示し、その画面で1回クリックすると等高線が見える大きさに拡大します。溶岩台地の最も高い標高ところは1020mを越えることが判っていただけると思います。溶岩台地とワイピオ展望台(Waipio Lookout)の間の谷がワイピオ渓谷(Waipio Valley)で、溶岩台地の左側の谷がワイマヌ渓谷(Waimanu Valley)です。
https://mapcarta.com/24054312/Map
クリックが面倒な方のために1020mの等高線があるところを切り取りました。浸食によって作られた地形だと思われますが、絶壁が作られた景観は非常に珍しいと思います。溶岩台地の名前はムリワイ(Muliwai)です。
溶岩台地の岬の地図の写真を撮っていたので紹介します。
右の小さな写真はネットで見つけた同じ看板の写真です。
ムリワイ・トレイル(MULIWAI TRAIL)とワイマヌ・キャンプ・グラウド・マップ(Waimanu Camp Grouds Map)です。右側の谷がワイピオ渓谷(Waipio Valley)で左側の谷がワイマヌ渓谷(Waimanu Valley)です。それぞれの砂浜がWaipio BayとWaimanu Bayです。Waimanu Baに9け所のキャンプ・グラウドがあるようです。 トレイル(Trail)とは登山道といった自然散策ルート(自然歩道、自然遊歩道)です。トレイルのルート沿いには緊急ヘリポート(Emergency Helipad #1/#2/#3/#4)が4ヶ所とトレイル・シェルター(Trail Shelter)が1ケ所あります。岬のテーブル部分にはハワイ語と思われるAinahouとOulchの文字が書かれています。
こちらの地形図の中の黄色のラインがトレイル・ルート(トラッキンク・ルート)です。4ヶ所の緊急ヘリポートやトレイル・シェルターの位置はは上の地図から想像してください。緊急ヘリポートが4ヶ所もある上にシェルターまであることから過去に遭難などの重大事故が沢山あったものと想像されます。
4ヶ所の緊急ヘリポートとシェルター(避難所)の位置をGoogle Mapにプロットしてみました。青紫色の家のマークがシェルター(避難所)です。
残念ながらGoogleマップにもムリワイ・トレイル(Muliwai Trail)のストリートビュー(SV)は登録されていませんでした。360°写真も右の航空写真の小さな青色の丸印の2枚のみでした。その1枚を下記に紹介します。もう一枚は次のURLです。2枚ともに緊急ヘリポート#1の近くであることから、まだまだ入口近くです。下の画面内の右端にあるコンパスの矢印をクリックする水平に回転します。
https://goo.gl/maps/2XBCcHCxWpBoBqBB8
白黒の写真ですがメインカメラの一眼レフで撮った高さ400mの溶岩台地の岬が見える範囲の全景の写真を紹介します。ワイピオ渓谷(Waipio Valley)は王の谷とも呼ばれるカメハメハ大王ゆかりの地だそうです。上の写真も含めて9枚のワイピオ渓谷の白黒写真をクリックすると面積で16倍に拡大するように設定しております。
最も迫力のある岬の先端部分です。
更に先端部分を拡大しました。
先端のテーブル状になった部分です。2枚の写真を8秒ごとに切り替えています。地図の中のこのテーブル部分にハワイ語と思われるAinahou(アイナホウ)とOulch(オルチ)の文字が書かれていました。
海岸線に沿って砂浜側の崖を撮りました。
砂浜の拡大写真です。この砂浜の名前ははワイピオ・ベイ(Waipio Bay)です。
砂浜の奥の部分です。建物があります。写真をクリックすると建物であることが分かると思います。この部分から左奥がワイピオ渓谷(Waipio Valley)です。川は手前側を流れていますが、展望台からは見れません。
この場所のGoogleマップでは、川にはWailoa Streamと書かれていて、砂浜のワイピオ・ベイにはWaipi'o Black Sand Beachと書かれています。
Strive for the highest , for the sacred platform of Liloa.と書かれた看板もありました。
展望台の近くに飾りをつけた十字架が立てられていました。
小さな動物がいたので写真を撮りました。夏炉冬扇さんが動物の種類に興味を持たれたので調べた結果、マングースであることが判りました。写真を見た時にマングースのように感じたのですが、ハワイは太平洋の真中の火山島で毒蛇はいないはずなので、マングースを導入するはずがないと思って調べていなかったのです。
サトウキビ畑のネズミの駆除のために1883年にジャマイカから72匹のマングースがハワイ島に放たれたのが始まりだそうです。ネズミ駆除にはあまり役に立たづ、作物やハワイの貴重な小動物が被害を受けて頭を痛めているそうです。詳しくはこちらを→ポチッ
ハワイ島一周コースの大きな航空写真を紹介します。赤色文字の部分が今回紹介した部分です。紫色マーク( )が今回のルートにある観光地です。本来のハワイ島一周ツアーのコースの中に右の写真の溶岩湖のキラウエア火山が含まれていましたが、出発直前に噴火したことからコースから抜けてしまいました。キラウエア火山の写真は2018年噴火時と噴火以前の溶岩湖です。Google Map上のハワイ島一周ツアーの走行距離は合計416kmです。
宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)
ヒルトン・ワイコロア・ビレッジ
パーカー・ランチ・ショッピング・センター
ワイピオ渓谷展望台
ハマクア・コースト(車窓から)
アカカ滝
レインボー滝(時間の関係で断念)
キング・カメハメハ銅像
ビッグ・アイランド・キャンディーズ
ナニマウガーデン(ランチ)
アカツカ・オーキッド・ガーデン
火山国立公園入口(通過)
プナルウ黒砂海岸
オーシャンビュー
ロイヤル・コナ・コーヒー・ショップ
コナ空港
マウナケア・ツアー その5 星座観察 [ハワイ]
マウナケア・ツアーは「山頂からの沈む夕日鑑賞」と「星座観測」の2つのビックイベントで成り立っています。「山頂からの沈む夕日鑑賞」はマウナケ・ツアーその4で紹介いたしました。残りの「星座観察」を本記事で紹介したいと思います。星座観察は星座の観察だけでなく上の写真のように天体望遠鏡を使った観察もありました。
マウナケア山頂に18時29分に到着して沈む夕日を見終わると、山頂の滞在時間制限があることから星座観測を行う場所に移動するために19時12分に山頂(❻ 標高4200m)を出発いたしました。星座観測を行う場所は標高2805mにあるオニヅカ・ビジター・ステーション(❺)の近くでした。
出発寸前に撮ったツアーバスです。その4で紹介した通り、メインのカメラがモノクロ(色黒)設定になっているに気付かずに写真を撮り続けていました。
<撮影時刻 19時07分>
出発してすぐに撮った外の景色です。
<撮影時刻 19時12分>
約4100mの高さからの夕焼けでした。
<撮影時刻 19時14分>
日没が終わって一斉におり始めたので沢山の車が連なっていました。我々の車は後方車を追い抜かさせるために何度か停止やいたしました。後で分かったことですが我々のツアーバスは重量があることたら悪路での車のダメージを防止するためだったのです。写真では道路が舗装されていますが、もうすくし下ると未舗装に変わるのです。その対策を実感したのは星座観測が終わって帰路の途中で、我々と同じツアー会社の同じタイプの車が故障して動けなくなっているのを見た時でした。我々の車が少しの間停車してして運転手同士少し話しましたが、我々の車に人が乘る余裕がないので代車が付くまでかなりの時間待ったと思います。
<撮影時刻 19時15分>
日が沈んだ後の天文台の景色です。
<撮影時刻 19時15分>
時間と共に幻想的な景色になってきました。
<撮影時刻 19時16分>
刻々と景色が変わっていきました。
<撮影時刻 19時18分>
暗くなってきたのでこれより先は鮮明な写真は撮れなくなりました。
<撮影時刻 19時19分>
観測場所に到着したのは写真の撮影時間から19時25分から19時52分の間で、その時の記憶と山頂を19時12分に出発したことから想定すると星座の観測場所への到着は19時45分頃だと思います。観測場所で最後に撮った写真は20時34分です。20時45分頃に出発したとすると、星座観測場所に滞在していたのは約1時間ということになります。写真はツアーバスに積んであった天体望遠鏡です。三脚しか見えませんが、立派なものでした。
星座観測場所のからの星空です。クリックすると星座が見えると思いますが、この回のツアーでの星座撮影は失敗でした。光は半月の月あかりのみでカメラの設定が出来なかったことや、星座撮影が初めてにも関わらずガイドの方の話の合間に、いろんな感度やシャッタースピードを試す時間が無かったことから、すべての写真が露出不足でした。PCで露出調整をして掲載させていただきましたが限界があります。旅行の出発前に試していればよかったと後悔いたしました。
この写真は北斗七星かと思って撮りましたが違っていました。少し星まの並び方の間隔が違うし、水平線近くにある北極星との位置関係も違っていました。本写真をクリックすると同じ縮尺で広い範囲を表示します。
<撮影時刻 20時03分>
上の写真の地面近くを撮りました。夏至に近いこの時期は北極星は地平線の下かもしれません。
こちらもクリックすると同じ縮尺で広い範囲を表示します。
<撮影時刻 20時04分>
星座らしいものがありますが名前は判りません。こちらもクリックすると同じ縮尺で広い範囲を表示します。
<撮影時刻 20時06分>
地表近くから空に伸びている光は、他のツアーのガイドの人がレーザー光を使って星座を説明している光です。我々のガイドの方も使っていました。こちらをクリックすると単純に拡大します。
<撮影時刻 20時07分>
4つの星が印象的だったので撮りました。ネットから転用させていただいた右の図の「からす座」に似ています。カラスは太陽のアポロンにつかえた銀色に輝く羽根を持つ言葉が喋れる鳥でしたが、カラスの嘘によりアポロンの子どもを宿していた恋人のコロニスを死なせてしまい、それに怒って言葉を奪い羽根を真っ黒に変えて、釘で空に貼り付けにしてしまったそうです。その釘の位置が星座の形だそうです。こちらはクリックすると同じ縮尺で広い範囲を表示します。
<撮影時刻 20時08分>
こちらが北斗七星でした。ハワイは北極星は地平線の近くにあるはずですが写真の範囲には入りませんでした。7つの星を右からたどると、ベミトナシュ→ミザール→アリオト→メグレズ→フエクダ→メラク→ドゥーベです。2番目のミザールのすぐそばにある小さな星がアルコル(死兆星)です。死兆星が見える人は一年以内に死が訪れる言伝えがあります。下の写真では死兆星が確認出来ますが、肉眼では見えなかったことにいたします。北極星はメラクとドゥーベの延長線上のメラクとドゥーベの距離の5倍のところにあるはずです。ほぼ真下の地平線の近くです。下の写真も右の図もクリックすると拡大します。
<撮影時刻 20時13分>
我々のツアーです。天体望遠鏡を捜査しているのがガイド兼運転手の方です。天体望遠鏡では木星も見せてもらいました。表面の模様や衛星がくっきりと見えたのが印象的でした。
<撮影時刻 20時14分>
カメラが動いて星が流れたようになっています。同じ方向でないのでカメラが回転してしまったようです。
<撮影時刻 20時26分>
星座観察中の唯一のカラー写真です。フラッシュを使った写真もこの一枚の身です。メインカメラも外付けのフラッシュを持って行きましたが星座観測の雰囲気を壊してしまうので使いませんでした。ただし雰囲気を伝えたくてフラッシュに気がつかれないように遠く離れてコンデシでフラッシュ撮影の1枚のみさせていただきました。上の天体望遠鏡のカラー写真はこの写真から切り取ったものです。
<撮影時刻 20時31分>
こちらの写真には貴重な星座が写っています。南半球から見ることが出来る南十字星です。北半球のハワイでも2月~6月に地平線の近くに南十字星を見ることが出来るそうです。写真をクリックすると地面も入った写真を表示します。こちらも写真では想像できないほどの美しい星空で、沢山の星座を見ることが出来ました。右の南十字星の写真はネットから転用させていただきました。
<撮影時刻 20時33分>
上の写真が南十字星であることを証明するためにネットから南十字星が写った写真を転用させていただきました。南十字星の形もそっくりですが、周辺の明るい星の配置も同じであることが分かっていただけると思います。もちろん十字の線は写真に追加されたもので実際にはありません。旅行会社のサイトの写真なのでマウナケアで撮られた写真の可能性が高いと思います。点滅する南十字星の文字は私が入れました。
南十字星の地平線からの位置がを紹介します。2枚上の写真はこの写真から切り取りました。沢山の星が判別できるようにPCで画面を明るくしています。南十字星の上および左に沢山の星がありますが、これらの星群がケンタウルス座(Centaurus)です。非常に大きな星座なので南十字星の近くにありながら上半分は東京近辺でも見ることが出来るそうです。全体が見えるのは西表島以南だそうです。右の図で緑色のラインで結ばれているのが南十字星とケンタウルス座です。ケンタウルス座の左には狼座(Lupus)があります。
<撮影時刻 20時33分>
上の写真を撮った後の12分後の20時45分頃に帰路につきました。
ケンタウルス座と、おおかみ座のイメージ図も紹介します。
その1とその2とその4の記事でも掲載していましたが、分かりやすいようにマウナケア・ツアーのルートを本記事でも紹介します。ホテルを13時50分に出発して9時間を超えるツアーとなりホテルに戻れたのは23時頃でした。昼間のコナの町を散策した時にコナ・イン・ショッピング・ビレッジ(Kona Inn Shooping Village)で買ってあったハワイ島名産のマカドミアンナッツとビールで最初のハワイ島ツアーを締めくくりました。翌日はハワイ島一周ツアーでした。
❶ チェックイン・ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
❷ 夕食用弁当などの積込み Wolmart
❸ 最初の休憩場所 アイランド・グルメ・マーケット
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2805m)
❻ 沈む夕日を見た場所 マウナケア山頂(4201m)
❺ 夜空の星座を見た場所 オニヅカ・ビジター・ステーションの近く
❶ 宿泊ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
下記の写真は翌朝7時25分にホテル正面玄関にお迎えに来たハワイ島一周ツアー用のバスです。ツアー終了後、我々だけオアフ島に帰るのでツアー終了後はこのバスが最初にコナ空港に着いて我々のみおろすことから、ホテルはチェックアウトして全ての荷物を持ってツアーバスに乗りました。と言ってもスーツケースなどはオアフ島のホテルに預けてきたので荷物は一人リュック1つでした。今回の記事掲載でマウナケア・ツアーは完結となります。まだ未掲載の記事はハワイ島一周ツアーや、オアフ島へ戻るフライトや、オアフ島に戻ってからのツアーです。着色文字をクリックすると記事を表示します。
マウナケア・ツアー
その1 ホテル→マウナケア州立公園
その2 マウナケア州立公園→オニヅカ・ビジター・ステーション
その3 ギンケンソウ(銀剣草)
その4 マウナケア山頂へのルートからの景色と山頂から見る沈む夕日
その5 星座観察
ハワイ旅行の出発便を紹介します。JL786
ハワイの全記事(将来掲載記事も追加) → 1/2(3記事+α) 2/2(30記事)
ハワイ旅行の帰国便を紹介します。JL789
オアフ島からハワイ島へ HA368
ハワイ島からオアフ島へ HA307 (後日掲載予定)
マウナケア・ツアー その4 マウナケア山頂(標高4205m)へのルートからの景色と山頂から見る沈む夕日 [ハワイ]
今年は7月に北海道に行くつもりでしたが、新型コロナのために中止しました。海外旅行も長く行っていないので、中断していたハワイ旅行の記事掲載を再開したいと思います。ハワイ島の標高4205mのマウナケア山(マウナケア)の中腹の標高2800mまで登ったところまで書いていたので、本記事では標高2800mのオニヅカ・ビジター・ステーションからマウナケア山頂までの景色と、山頂から見る沈む夕日を紹介したいと思います。実はオニヅカ・ビジター・ステーションでカメラに関して大失敗をしてしまったのです。カメラは一眼レフとコンデジ2台(1台は予備)を旅行には持ってきたのですが、夕日を撮ることからメインで使っている一眼レフの手動設定を調整している時にモノクロ(白黒)設定になってしまったのです。そのことに気がつかずに撮ったことからオニヅカ・ビジター・ステーションを出発してから翌日の14時頃までの写真が全て白黒になってしまい、そのために上の写真のように夕日が白黒写真になってしまいました。コンデシで撮った写真はもちろんカラーなのですが、山頂では1度も使わなかったために山頂の写真は1枚もカラーがないことになりました。予備のコンデシはオアフ島のホノルルのホテルに置いてきました。
Google地図の航空写真にルートを書き込みました。本記事(その4)はオニヅカ・ビジター・ステーション(❺)からマウナケア山頂(❻)までを紹介したいと思います。右の図はGoogle地図で表示されるプロフィールマップです。
オニヅカ・ビジター・ステーションには16時37分に到着して17時46分に出発いたしました。標高差(❻ - ❺)は1396mでした。写真には沢山の噴火口が写っています。下記に書いている標高はgoogle地図で表示された数字です。
車と同じルートですが徒歩でのルート表示も紹介します。→ポチッ
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2805m)
❻ 沈む夕日を見た場所 マウナケア山頂近く(4201m)
記念写真撮影場所 カルテクサブミリ天文台の前(4077m)
出発地の標高2805mにあるオニヅカ・ビジター・ステーションです。ここはホテルを出発してから3番目の休憩場所でした。このハワイ旅行はネットからの次の3つの予約(契約)で構成されています。③のハワイ島ツアーの予約にはハワイ島の1泊のホテル代と、オアフ島とハワイ島の往復のチケット代と、オアフ島のホテルと空港のリムジン手配が含まれています。2つのツアーとは1日目がマウナケアツアーで2日目がハワイ島一周ツアーでした。オアフ島内の旅行は自分たちで前日に計画して路線バスやタクシーなどを使って行いました。
① 往復の航空券の予約 航空会社(JAL)
② オアフ島のホテルの予約 ホテル予約サイト
③ ハワイ島の2つのツアーの予約 現地旅行会社
出発地点から登っていく方向を紹介します。よく見ると写真の一番上の辺りに土ぼこりが写っています。ガイドの方の話では、ここから先は個人の車は入れません。先住民に許可された旅行会社などの車だけが登ることが出来るそうです。
土ぼこりの辺りを拡大いたしました。この道を登っていくのです。ジグザクの道が見えます。
出発してすぐのバスの中からの景色です。バスの中からはコンデシと一眼レフで撮りました。カラーの写真はコンデジで撮った写真です。先ずは山頂の沢山の天文台が見える標高4077mのところまでノンストップで登ります。そこでバスから降りて写真撮影をした後に目的場所である山頂(4205m)近くの約4200m(Google地図では4201m)のところまでバスで登りました。先ずは標高4077mまでのバスの中からの景色を紹介いたしますので登っていく雰囲気を感じてもらえれば幸いです。メインのカメラは白黒ですが、登っていく途中ではコンデジも作ったのでその写真だけはカラーです。見えている建物はオニズカ国際天文学センターで山頂にある天文台の人達などの宿泊設備もあるようです。
標識を撮ってみました。書かれている文字を手前から紹介します。真ん中の標識を見るとこの先に登るためには4輪駆動車が条件のようです。
WARNING ROAD WORK IN PROGRESS
USE YOUR FOUR WHEEL DRIVE
ROAD NARROWS PROCEEF WITH CAUTION
出発地点のオニヅカ・ビジター・ステーションが見えました。遠くに見えるなだらかな山は世界最大の体積(75,000㎦)のマウナロア(標高4169 m)です。マウナロアは今でも噴火を繰り返している危険な火山です。
ほぼ同じ場所から広い範囲を撮った写真です。
バスの中から進行方向の景色を紹介します。バスの右側の一番前の席に座っているのでこのような写真を撮ることが出来ました。窓からの景色も進行方向に対して全て右側の景色だと思ってみてください。
南東方向を撮った写真です。雲海が広がっていました。
同じ構図の広い範囲の写真です。上の写真はズームで撮った写真です。
少し上り坂が急になってくると道路は舗装はされていません。
道が細くなっているところもありました。
小さな火山の間に道が見えます。そこに建物が見えるところがオニヅカ・ビジター・ステーションです。遠くのなだらかなな大きな山がマウナロアです。
雲海が広がっている景色です。
山肌に沿って登っていきました。
少し緩やかになり左右が高い場所もありました。なかなか山頂は見えてきませんでした。
遠くに高くなっている場所がありました。それぞれが噴火で出来たのだと思います。
左端の高い山に向かって道が伸びています。
ひときわ高い山があり、これから登る道が見えることから山頂があるところだと思います。
その山を拡大いたしました。
ここは赤色の溶岩ですが黒い溶岩もありました。バスは揺れながら走っているので近いところはぶれています。
山に近づいてきました。
上の写真の道がある山の真下まで来ました。
その山を登っていくと天文台が見えてきました。一番手前が日本のすばる天文台です。
さらに近づきました。
すばる望遠鏡の間近まで来ました。山頂から夕日を見る場所からは、夕日が沈む方向に最も近かったのが、すばる望遠鏡でした。
正式名称 国立天文台ハワイ観測所 大型光学赤外線望遠鏡
愛称 すばる望遠鏡
運用組織 日本自然科学研究機構国立天文台ハワイ観測所
観測開始年 1999年
標高 4,139 m (13,579 ft)
観測波長 可視光・赤外線
形式 主焦点/リッチー・クレチアン/ナスミス式
口径 8.2m
分解能 0.23 秒 ウィキデータを編集
開口面積 53m2
焦点距離 16.4m(主焦点)
架台 経緯台
ドーム cylindrical dome
ツアーバスの中から、いろんな天文台を見上げる形で見ることが出来ました。窓に反射が見えるのでバスの車内であることが分かっていただけると思います。
冒頭で説明した通り標高4077mのところで車を下りました。主な目的は写真を撮るためでした。この時18時12分でした。このドームはカルテクサブミリ波天文台(Caltech Submillimeter Observatory)です。
この場所の航空写真はこちらです。→ポチッ1 ポチッ2
車から下りて撮った写真です。これから一番高いところにある天文台の辺り(標高4201m)まで登ります。標高差は124mですが、一旦は4042mまで下がってから159m登ります。
我々のバスを入れて上の写真と同じ方向を撮りました。
別の方向からも撮りました。ここには12基の望遠鏡があります。
1インチは25.4mmです。
カルテクサブミリ波天文台 カリフォルニア工科大学
カナダ・フランス・ハワイ望遠鏡 カナダ、フランス、ハワイ大学
ジェミニ北望遠鏡 米国 英国 カナダ チリなど7ケ国
赤外線望遠鏡施設 NASA
ジェームズ・クラーク・マクスウェル望遠鏡 英国 カナダ オランダ
すばる望遠鏡 日本国立天文台
サブミリ波干渉計 台湾 アメリカ
イギリス赤外線望遠鏡 英国
ハワイ大学88インチ望遠鏡 ハワイ大学
ハワイ大学24インチ望遠鏡 ハワイ大学ヒロ校
超長基線アレイ 米国
W・M・ケック天文台 カリフォルニア天文学研究協会
沢山の天文台が写った航空写真を紹介します。判りやすいように縮尺の違う2つの航空写真を掲載しています。ケック天文台の左下隣りに、すばる望遠鏡が入ったドームがあります。青色ラインがツアーバスが通ったルートで、❻がマウナケア山頂近くでツアーバスが駐車した場所で、が夕日撮影場所(標高:約4200m)で、が記念写真撮影場所(標高:4077m)です。
これは旅行でのメイン(一眼レフ)のカメラで撮った写真なので白黒のはずですがカラーです。実はガイドの方に記念写真を撮っていただくためにオート(自動)に切り替えたのです。つまりカメラを自動にしていれば全てカラーだったわけですが、記念写真を撮った後に自動に戻しました。暗くなっていないのに手動にする理由はピントを合わせるところをスポット(1点)にしたいためです。自動にすると多点になってしまうので自分でピントを合わせたい点が選べないからです。そのために普段も手動ですが、シャタースピードと絞りは自動なのです。
数少ないカラー写真なので、天文台の部分を拡大いたしました。
標高4077m場所での写真撮影が終わったら標高約4200mを目指して出発し、本写真の頂上への分岐点(標高:4042m)に戻りました。左から大きく外側をカーブして右から曲がってくる道が登ってきた道です。その途中から左に曲がっているのが山頂への道です。
山頂に向かって登り始めると視界が広がってきました。
雲海も遠くに見えています。
遠くに見える標高4169mのマウナロアも水平線と同じ高さになってきました。空もきれいでした。
最後の急阪です。外の景色を水平に撮るとバスが急阪を登っていることが実感していただけると思います。
外の景色を拡大いたしました。高さ4200mからの景色です。これだけ見ていると飛行機からの景色のようにも見えます。
山頂近くの天文台が見え始めました。
さらに進むと車を停める場所に近づきました。我々のバスが停めた場所は車で行ける最も高い場所でした。Google地図で確認すると4201mなので山頂の目指す場所の標高は約4200mといたしました。今までに飛行機以外で標高4000mを越えたのは今回が2回目です。初めては九寨溝・黄龍ツアーで雪山梁峠(標高4007m)を越えた時です。
バスの中から撮った最後の写真です。写真で見えている最も高いところがマウナケアの最高峰(4205m)です。最も近くなる位置で最高峰を撮りました。直線距離で260mです。反対側の窓が反射しています。その中に太陽も見えます。
車から下りて東方向を撮りました。雲にマウナケアの影が映っています。
ズームを広角にして広い範囲も撮りました。マウナケアの大きさが間接的に分かってもらえると思います。
皆さん、日没の瞬間を見るために西側に集まり始めました。右の方に夕日があります。左端のドームはイギリス赤外線望遠鏡(UKIRY)です。
雲から山が覗いています。我々が建っている標高4200mの高さが実感できる景観でした。
北西方向の景色です。太陽は左方向にあります。
上の写真よりもカメラを太陽方向に向けました。一番左の天文台が日本の「国立天文台ハワイ観測所すばる望遠鏡」です。すばる望遠鏡のある標高は4139mです。
太陽に背を向けて東方向を撮った写真です。影が長く伸びていることから太陽から水平方向から日が差していることが分かっていただけると思います。右に見えている小山の部分がマウナケアの最高峰の標高4205mです。
こちらの場所から夕陽を見ました。皆さんが見ている雰囲気が伝わるでしょうか。右端の天文台がGemini Observatoryです。その左側がカナダ・フランス・ハワイ大学望遠鏡で、左端の天文台がNASAの赤外線望遠鏡施設です。
太陽を正面から撮れる暗さになってきました。太陽に最も近いのが、すばる望遠鏡です。すばる望遠鏡の右側の2つのドームがW・M・ケック天文台です。
上の写真から切り取りました。冒頭に使った写真でもあります。きれいな夕日でした。カラー写真で夕日を紹介出来なかったのが残念です。
すばる望遠鏡を中心に撮った写真です。
太陽から左方向の写真です。
少しづつ暗くなっていきました。
最も広い範囲で撮った写真です。
露出を少し変えて撮った写真です。実際の明るさは上と下の写真と同じです。
歓声が出る景色になってきました。
きれいな景色になったところで家内にポーズをとってもらいました。夕日が見れるかどうかは運次第のために夕日が見れない時もあるそうです。
朝出発した時から曇り空だったので実は心配していました。移動中も山頂には雲がかかっていたので、夕日が見えないこともあるとガイドさんが話していました。多分大丈夫だと感じたのはマウナケアに近づいてからでした。ハワイ旅行の目的の一つが達成された瞬間でした。
夕日は雲に隠れ始めました、これから見えなくなるまで早かったです。
拡大いたしました。すでに雲を通しての光になってきていました。
暗くなった来た雲海です。
少しづつ夕日が欠けていきました。
拡大するとカメラが露出調整するので、すでに太陽の一部が雲に隠れていることが分かりました。
上の写真よりさらに太陽が下がったことが分かっていただけると思います。
太陽の上の部分は雲に沈みました。雲の切れ目から太陽の一部が見えている状況となりました。肉眼では分かりませんがカメラを覗いていると判りました。
さらに太陽が沈んだ写真です。
上の写真から太陽の部分を拡大しました。
完全に太陽が見えなくなりました。
太陽が完全に沈んで見えなくなり、ツアー客の人たちも帰り支度を始めました。
さらに50秒後には人が少なくなりました。山頂に留まる時間は先住民の人たちとの間で決められているそうです。この時19時08分でした。バスに戻りながら振り向いて撮った写真です。
残念ながら山頂でのカラー写真が無いので比較のために下山途中の右の写真から切り取った写真を紹介します。時間は19時14分なので上の写真の6分後です。これを参考に山頂の白黒写真の色を想像してみてください。右の写真には道路脇にポールが立っていますが、下の写真ではそのポールを消しています。
バスに戻りました。オニヅカ・ビジター・ステーション(標高2805m)に到着したからマウナケア山頂(標高4201m)で夕日を見てしゅっば津するまでタイムテーブルは次の通りです。山頂で滞在時間は40分でした。標高2805mの出発地点から山頂までの所要時間は43分ですが途中ので10分間の写真撮影タイムがあったので標高差1396mの未舗装の道路を実質33分でツアーバスは登ったことになります。かなりのパワーがあるバスのように感じました。
標高 到着時間 出発時間 滞在時間
出発地点 2805m 16時37分 17時46分 1時間09分
記念写真撮影場所 4077m 18時12分 18時22分 10分
マウナケア山頂 4201m 18時29分 19時12分 43分
これから標高が約2800mの場所まで下ってツアーバスに積んであった天体望遠鏡を使って星座観測です。続きは、その5で紹介します。
その1とその2の記事でも掲載していましたが、分かりやすいように本記事でもハワイ島全体の航空写真にマウナケア・ツアー全工程を書き込みました。ホテルを13時50分に出発してホテルに戻ったのが23時頃だったので9時間を超えるツアーでした。さらに言えばオアフ島のホテルを朝の6時20分にチェックアウトしてからの旅だと考えるとこの日は16時間40分の旅だったと言えるかもしれません。翌日にはハワイ島一周ツアーに行きました。マウナケア・ツアーは全員がロイヤル・コナ・リゾートの宿泊客でしたが、翌日のハワイ島一周・ツアーはいろんなホテルの宿泊客で、ツアーバスはホテルを廻ってピックアップいたします。そのことからもマウナケア・ツアーの人気がうかがえました。マウナケア・ツアーでは同じ旅行会社のツアーバスを見かけました。マウナケア・ツアーもハワイ島一周・ツアーも我々のようにオアフ島から参加した人は我々2名だけでした。確認すると、ほとんどがJTBなどの日本の旅行会社のオプショナル・ツアーを申し込んだ人たちでした。
❶ チェックイン・ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
❷ 夕食用弁当などの積込み Wolmart
❸ 最初の休憩場所 アイランド・グルメ・マーケット
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2805m)
❻ 沈む夕日を見た場所 マウナケア山頂(4201m)
❺ 夜空の星座を見た場所 オニヅカ・ビジター・ステーションの近く
❶ 宿泊ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
追伸
2020年9月20日の早朝から関西に行きます。関西からは山口県まで日帰りで墓参りにも行ってきます。家に帰ってくるのは9月28日の夕方のフライトのため、それまではネット環境の関係で皆様のところに訪問出来ないことをお許しください。
2020年9月26日追記 タイトル:岩徳線に乗りました。
山口県の墓参の行き帰りのルートは下記の通りです。写真は岩徳線の一両編成のディーゼル車です。小学生の頃は蒸気機関車でした。周防久保(バス停名:久保駅前)は私の祖父・祖母が住んでいた場所です。私が子供の頃(右の写真)には広島の井口から祖父・祖母の家に行く時には岩徳線に乗りました。子供の頃の右の写真をクリックすると大きく拡大します。私が最後に岩徳線に乗ったのは20歳の時なので、今回の墓参りでは、岩徳線に乗るのも目的の一つでした。今までの墓参りでは母の弟にあたる私の叔父さんが新岩国から車で送ってくれたので岩徳線に乗る機会はありませんでした。叔父さんが車の免許を返納したため、徳山からタクシーで往復するのが一番順当な方法なのですが、新型コロナのために今回の墓参りは母は行かなかったので私一人で身軽だったことから岩徳線に乗ることにいたしました。近いうちに右下の写真の周防久保駅などを詳しく紹介したいと思います。
行き:逆瀬川→(阪急)→宝塚→(JR)→新大阪→(新幹線)→徳山→(防長バス 330円)→久保駅前
帰り:周防久保→(JR岩徳線)→岩国→(JR山陽本線)→広島→(新幹線)→新大阪→(JR)→大阪→(阪急)→逆瀬川
下の写真は山口県まで日帰りで墓参りに行ったときの帰りに広島駅で、その日の夕食用に買ってきた広島流お好み焼きと宮島口の名物の穴子飯です。2つ買ったお好み焼き(900円x2 税込)は母とそれぞれ食べて、1つだけ買った穴子飯(1400円 税込)は2つに分けていただきました。
マウナケア・ツアー その3 ギンケンソウ(銀剣草) [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
ここはハワイ島のマウナケア(山頂4205m)の中腹の標高2800mにあるオニズカ・ビジター・ステーションです。この扉の中にマウナケア(山)の固有種であるギンケイソウが生えているとガイドさんから聞いたので中に入って見に行ってみることにいたしました。どんな形の植物なのかは知る由もありませんが、見ると判るとのことでした。扉には次のように書かれていました。
STATE OF HAWALL
DEPARTMENT OF LAND AND NATURAL RESOURCES
DIVISION OF FORESTRY AND WILDLIFE HALE POHAKU EXCLOSURE
Estab. 1982; elev. 9000'
扉の左側にも次のような注意書きがありました。SILVERSWORDが植物の英語名だと思われたので、ネットで確認するとMAUNA KEA SILVERSWORDが英語名でした。DEPARTMENT OF LAND AND NATURAL RESOURCES
DIVISION OF FORESTRY AND WILDLIFE HALE POHAKU EXCLOSURE
Estab. 1982; elev. 9000'
AHINAHINA ENCLOSURE MAUNA KEA SILVERSWORD
STAY ON TRAIL
STAY ON TRAIL
扉があった場所は前記事で紹介したお弁当を食べたテーブルが並べられていた右の写真のエリアの奥でした。テーブルが空いていなかったので先に、ガイドさんに薦められたマウナケア固有種の植物を探しに行ってからお弁当を食べました。
中に入ってマウナケアの方を見た景色です。この中にギンケンソウが生えているかどうか分かりません。黄色い花が沢山咲いていました。一見して分かるとのことなので黄色い花の植物ではなさそうです。
黄色い花もきれいなので拡大写真を掲載いたしました。車で登ってくる時も沢山見かけた黄色い花だと思います。
こちらの写真にはいろんな植物が写っています。変わった植物も多いのですが、なんとなくギンケンソウとは違うように感じました。
白い花を咲かしている植物も咲いていました。
ハワイ諸島では在来自生種の植物は1800種ありますが、約85%がハワイ諸島の固有種です。鳥類では海鳥を別にすると、77種の在来種の内76種がハワイ諸島固有種で、哺乳類の在来種はコウモリの1種のみなのです。これらの数値からもハワイ諸島は、人類到達以前は世界からは隔離された場所であったことが分かっていただけると思います。何気なく生えている植物もハワイ諸島の固有種なのかもしれません。仮説ではありますが古代の人類は海鳥の移動を見て小舟を進めて新しい島を見つけて行ったと想像されています。つまり人類が移動した同じルートを火山噴火で島が出来た遥か昔に海鳥に種子が付着して植物が移動した可能性が高いことになります。それが進化して沢山の固有種になったと思われます。人類が住む以前は海亀や海蛇以外の陸生の爬虫類は住んでおらず、両生類も生息していなかったと考えられているのがハワイ諸島だそうです。昆虫などの節足動物は沢山の種類が生息していますが分類的には非常に偏っていることから海鳥に付着するなどしてハワイに到達出来た節足動物だけが繁栄して種類を増やしたと考えられているようです。南極大陸を除く象徴的なあらゆるエリアに進出したアフリカを起源とする人類(ホモ・サピエンス)ですが、人が住めるような温暖な地域において、ハワイは人類が到達するのが、最も遅いエリアの一つと言えるのかもしれません。ちなみに日本に人類が到達したのは4万年前~3万年前で、南アメリカ最南端辺りは1万2千年前で、グリーンランドは6000年前~4000年前です。それに対してハワイへの人類到達は1500年前~1000年前です。
白い花を拡大して見ました。高山植物だと思いますが、ギンケイソウではなさそうです。
探検している気分にさせられました。
敷地内に石組がありました。正面がマウナケア山頂です。マウナケアはハワイの先住民たちにとって数々の神が棲む聖地なのです。代表的な神は雪の女神ポリアフです。マウナケアの方向に向いていることから、神々に関係したものだと思われます。
ギンケイソウ探しは後回しにして、この石組を詳しく見てみることにいたしました。調べてみるとハワイ神話に登場する雪の女神・ポリアフの祭壇でした。祭壇のことはヘイアウ(heiau)で、捧げ物を置く台はレレまたはウヌだそうです。
祭壇を拡大いたしました。
ポリアフの神話をネットから転用させていただきました。
昔のハワイでは、山の斜面に石垣を築いて造った巨大な滑り台を、木製のそりに乗って滑るという王族の遊びがありました。
ポリアフは、そり滑りがとても得意でした。ある時、ポリアフが友人とそり滑りをしていると、そこに黒いマントを羽織った美女が現れ、自分とそり競争しようと言いました。さっそく美女とポリアフは、山の上から同時にそりに乗って滑り下りました。ポリアフの乗ったそりのほうが速いのは、誰の目に見ても明らかでした。競争の途中で、なにげなくポリアフは後ろを振り返ると、なんと後ろから、黒マントの美女が大きな炎の塊になって、山腹から噴出させた溶岩の上に乗って追い掛けてくる姿を目にして驚きました。黒マントの美女は、ペレだったのです!
しかし、ポリアフは急いでその場でそりから飛び降りると、あわてて逃げたりせずに、その場にすくっと立って、ペレを真正面から見据えたのです。溶岩はポリアフに向かって流れてきます・・・・ところが、ポリアフの目の前まできた溶岩は、二手に分かれてポリアフを避けるように流れていったのでした。
ポリアフはマウナケアの山頂から、氷のように冷たい風をペレと溶岩に向けて吹きつけました。 溶岩は冷えて固まり、ペレは寒さにこごえて退散していきました。
中央の大きな石が印象的でした。神聖なものだと感じます。
雪の女神ポリアフと対立関係なのが火の女神ペレ(Pele)です。上で記載の神話に出てくる黒マントの美女が火の女神ペレです。今のペレはハワイ島の南半分である活火山のマウナロア(山)やキラウエア火山を支配し、ポリアフはハワイ島の北半分であるマウナケア(山)を支配していると言われています。右の写真はペレを題材として描かれた絵画です。
諸説ありますが、雪の女神ポリアフ(Poliʻahu)は一般的に下記のような4姉妹という説が多いそうです。リリノエもワイアウもカホウポカネも雪の女神とされることがあるそうです。カホウポカネはハワイ島のフアラライ山の女神との記述が多いのですがWikipediaではマウイ島のハレアカラ山の雪の女神(?)と書かれています。リリノエもハレアカラ山の雪の女神との記述もありました。右の2枚の写真はポリアフを描いた最近の絵画です。
長女 雪の女神 ポリアフ Poliʻahu
次女 霧の女神 リリノエ Lilinoe
三女 湖の女神 ワイアウ Waiau
四女 衣の女神 カホウポカネ Kahoupokane
ポリアフの祭壇あたりの航空写真です。❺がオニヅカ・ビジター・ステーションの建物で、紫色のマークが夕食のお弁当を食べたテーブルです。黄色のラインが右の写真のベンチマーク(水準点)がある山頂方向です。写真内のマイナスのアイコンを7回クリックすると山頂が表示されます。山頂近くにも祭壇があるようです。
マウナケアの雪の女神ポリアフのご利益(ごりやく)があったのか、遠くに銀色に輝く草が生えているのが目に飛び込んできました。「これがギンケンソウだ」とすぐに分かりました。ギンは「銀」でケンは「剣」だったのです。つまりギンケイソウは漢字で書くと銀剣草でした。確かに見ればわかる。でした。場所は、上の航空写真でポリアフの祭壇の少し東側(右側)のエリアでした。
近づいてよく見ました。サボテンや多肉植物のように見えますがキク科の植物だそうです。植物の分類を越えて環境が形を作るのだと実感いたしました。進化の不思議を感じました。
不思議な植物です。
次々とギンケイソウを見つけました。下記は十分に成熟した個体の特徴です。開花まで5年~50年もかかる非常に成長の遅い植物です。
葉長 30~40cm
花茎 70~250cm(最大高さ:300cm)
開花 7~10月
頭花 最大500~600個
標高 2100~3750m
葉が出ている部分を拡大いたしました。
1株だけですが、花を咲かせた後の花穂が残った株もありました。それが下の写真です。右下の花穂が伸びた縦長の写真はWikimediaから転用させていただきました。ハワイ諸島には2つの亜種があるのみです。1つが今回紹介のハワイ島のマウナケア(山)固有種のマウナケア・ギンケンソウ(Mauna Kea silversword)で、もう1つがマウイ島のハレアカラ山の固有種のハレアカラ・ギンケンソウ(Haleakala silversword)です。右の5秒ごとに切り替わる写真はハレアカラ山の固有種のハレアカラ・ギンケンソウの写真です。
界 植物界 Plantae
被子植物 Angiosperms
真正双子葉類 Eudicots
コア真正双子葉類 Core eudicots
キク類 Asterids
真正キク類Ⅱ Euasterids II
目 キク目 Asterales
科 キク科 Asteraceae
属 ギンケンソウ属 Argyroxiphium
種 ギンケンソウ Argyroxiphium sandwicense
和名 銀剣草
・ハワイ島マウナケア(山)
亜種 A. sandwicense subsp. sandwicense
英名 Mauna Kea silversword (マウナケア・ギンケンソウ)
・マウイ島ハレアカラ山
亜種 A. sandwicense subsp. macrocephalum
英名 Haleakala silversword 又は east Maui silversword
かなり広い範囲で見つけることが出来ました。
Wikipediaによるとギンケンソウ属(Argyroxiphium)には現有種が5種と絶滅種が1種が書かれていました。→翻訳
ギンケンソウ(銀剣草)にSilversword(シルバーソード)が使われているのに対して右の写真の別種にはGreensword(グリーンソード)の名が見られます。ただし和名として検索してもグリーンソードや緑剣草(ギョクケンソウ)は出てこないのでギンケンソウ属は日本ではあまり知られていないようです。Wikimediaによるとギンケンソウ属はハワイ諸島の固有属だそうです。5種すべてが高山にあるのではなくGreensword (Argyroxiphium grayanum)は湿地に生育しています。East Maui greenswordは公式に1945年以前に絶滅したことになっていますが、1989年にHaleakalā silversword(ハレアカラ・ギンケンソウ)との交配種と思われる個体が見つかりました。
現有種
Eke silversword
Greensword
Argyroxiphium × kai D.D.Keck (A. caliginis × A. grayanum)
Mauna Loa silversword (or Mauna Kaʻū silversword)
Silversword ギンケンソウ
亜種 Mauna Kea silversword ハワイ島マウナケア固有種
亜種 Haleakalā silversword マウイ島ハレアカラ山固有種
絶滅種(1945年以前)
East Maui greensword
以前は含まれていた(現在はDubautia属)
Dubautia gymnoxiphium
いろんな形を見せてくれていました。クリックすると特別に大きく拡大するように設定しています。ギンケンソウの英文のWikimediaでの種の保全状況にはG2と書かれていました。我々がよく見かけるCRやENやVUなどのカテゴリー分けとは表示が違うのでIUCNのレッドリストとNatureServeの保全状況を比較をしてみるとENに近いものと想像されます。G2レベルはGlobal LevelでのImperiled(typically having 6 to 20 occurrences, or 1,001 to 3,000 individuals)です。ギンケンソウが絶滅危惧種になった大きな原因は人間がハワイに持ち込んだ家畜が野生化した野ヤギや野ヒツジが食べたことだそうです。非常に成長の遅い植物なので動物に食べられてしまうとひとたまりもなかったのだと思います。一時は野生のものは36株まで減ったそうです。現在は人工繁殖をして絶滅しないように維持をしているようです。ギンケンソウが生えていたエリアが柵で囲まれていたのは、野ヤギや野ヒツジの食害からギンケンソウを守っていたのかもしれません。
EX:絶滅
EW:野生絶滅
CR:絶滅寸前
EN:絶滅危惧
VU:危急
CD:保全対策依存
NT:準絶滅危惧
LC:低危険種
DD:データ不足
NE:未評価
雰囲気を感じてもらうために沢山掲載させていただきました。
他の植物には過酷な環境だからこそ、環境に適用したことと、高い山のために他の場所への進出が難しいことから固有種になったのだと感じました。
葉の部分を拡大いたしました。
さらに葉を拡大しました。何枚かの葉はピントが合っていると思います。表面に細かな毛が付いています。これにより銀色に輝いているのだと思います。
さらに葉を拡大して見ました。是非ともクリックしてみてください。細かな綿毛は鉱山での保温の役目と紫外線を防ぐ役割もあるようです。このような植物の文献「セーター植物・温室植物にみる極限の適応」には、似た植物としてヒマラヤ地域に右の写真のキク科トウヒレン属のワタゲトウヒレン(Saussurea gossypiphora)など6種があると書かれていました。高山で「セーター」を着る意味は、加温や保温、雨や霧避けのほか、高山の強い紫外線を遮る意味もあると考えられているそうです。密生した綿毛は紫外線など波長の短い光を散乱させ、盛んに細胞分裂を行う茎頂や生殖器官を保護しているものと推測されるそうです。ヒマラヤの標高4300〜5600 mに生育しているワタゲトウヒレン(Saussurea gossypiphora)に関する上記の文献には、類似した植物としてハワイの高山帯に生えるギンケンソウ属(Argyroxiphium)が引用されていました。
今回、ギンケンソウ(銀剣草)の写真を撮ったのは❺のオニヅカ・ビジター・ステーションの近くでした。Googleマップでは、この辺りはMauna Kea State Park - Halepōhaku Areaと書かれていました。
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2801m)
❻ 沈む夕日を見る場所 マウナケア山頂(約4200m)
マウナケア・ツアー その2 マウナケア州立公園→オニヅカ・ビジター・ステーション [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
前記事(その1)では宿泊したコナのホテルから2回目の休憩場所であるマウナケアの山麓にあるマウナケア州立公園までを紹介しました。上の写真がマウナケア州立公園で、雲に隠れていますが正面がマウナケア山頂です。写真に写っているバスが我々のツアーのバスです。標高約1980mのマウナケア州立公園から右の写真の標高4200mの山頂を目指すわけですが、高山病予防と最後のトイレ休憩と夕食を兼ねて3回目の休憩場所である標高2800mのオニヅカ・ビジター・ステーションを先ずは目指すのです。
本記事(その2)はマウナケア州立公園(❹)からマウナケアの中腹にあるオニヅカ・ビジター・ステーション(❺)までを紹介したいと思います。オニヅカ・ビジター・ステーションも紹介します。
右の図はGoogle地図で表示されるプロフィールマップです。
名前の一部に使われているオニヅカはコナ国際空港の正式名(エリソン・オニヅカ・コナ国際空港)にも使われているハワイの英雄の名前(姓)です。名前の通り日系三世で宇宙飛行士でした。1986年1月28日にスペースシャトル(チャレンジャー)の爆発事故で亡くなったことを覚えている方もおられると思います。この公園には16時09分に到着して5分後の16時14分に出発いたしました。オニヅカ・ビジター・ステーションには16時37分に到着いたしました。標高差(❺ - ❹)は約820mでした。写真には沢山の噴火口が写っています。
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2801m)
❻ 沈む夕日を見る場所 マウナケア山頂(約4200m)
車と同じルートですが徒歩でのルート表示も紹介します。
画面内のPllus d'optionをクリックするとプロフィールマップを含んだルート図を別画面で標高差う辞します。
右側から着て休憩のために公園に入って休憩が終わって幹線道路に出たところです。左に曲がっていきます。
幹線道路の景色です。
マウナケアには沢山の小さな噴火口や小山(溶岩ドームや溶岩円頂丘がありました。左方向の遠くに見えるなだらかな山肌はマウアケアです。
マウナケアを登り始めました。
沢山の草木が生えていました。マウナケエは長く噴火していないことの証でもあります。最後に噴火は約4,500年前で現在は休火山だそうです。
傾斜は急になってきました。遠くに見える2つ小山は2枚上の写真に写っている小山と同じものです。
晴れていたのに急に霧に覆われることもありました。標高的に霧というよりは雲なのだと思います。
雲に覆われて暗いために見えにくい状態が続いていましたが、沢山の牛が放牧されているところを通ったので写真を撮りました。
車の正面を見てもらうと運息が分かると思います。ほんとうに山頂から夕陽や夜の星座を見ることが出来るのか、心配になってきました。
こちらの黒い岩のようなものも牛です。
溶岩ドームのような小山の間を進みます。傾斜があるのが分かってもらえると思います。
やっと晴れました。雲を抜けたのだと思います。遠くに見える雲のようなところを通ってきたのだと思います。晴れると一気にきれいな景色になりました。
オニズカ・ビジター・ステーションのエリアに到着いたしました。
オニズカ・ビジター・ステーションに到着して写真を撮りました。我々の車は右の白い車です。左の一番手前の白い車は我々と同じ旅行会社の車です。ここの施設はオニズカ情報ステーション(Onizuka Information Station)あるいオニズカ・ビジター・センターとも言われています。Wikipediaではオニズカ情報ステーションが使われています。元の名前はマウナケア展望台でした。上ですでに記載しているように1986年のチャレンジャー爆発事故で亡くなったハワイ出身の日系宇宙飛行士のエリソン・オニヅカを記念して命名されたそうです。休憩施設兼教育施設で売店、飲用給水、トイレ、DVD投影機があります。高山病予防に大きな役目を持った施設でもあります。ツアー会社では高山病予防のために、ここで30分以上滞在して体を慣す決まりになっているようです。
建物の正面です。ここから先はトイレがない上に帰りも深夜になることからホテルに着くまではトイレがないので休憩時間の間にトイレを済ますことも大切です。建物の反対側にトイレがあります。
正面に沢山のインホメーションが貼られていました。
そのインホメーションを拡大いたしました。HAZARDSの文字が書かれていることから、どうやらマウナケアにおける注意書きのようでした。クリックすると拡大するので雰囲気は分かってもらえると思います。内容までは読めませんがタイトルは判ると思います。
道路の入口から撮ったオニズカ・ビジター・ステーションです。
モノクロで撮ったオニズカ・ビジター・ステーションです。
近くにオニヅカ氏と思われる石碑がありました。
顔の部分を拡大いたしました。Wikipediaに掲載されていた右の写真と比べてみると、やはりエリソン・ショージ・オニヅカ(Ellison Shoji Onizuka)でした。彼はハワイ島コナのコーヒー農園を営む両親のもとに生まれたハワイ島出身の人でした。
奥の方から撮ったビジター・ステーションです。
オニズカ・ビジター・ステーションあたりの航空写真です。写真内の❺が上の写真の建物の位置です。
ここまで登ってきた道です。ここを左に入るとビジター・ステーションです。遠くの左の方には雲海が広がっています。
一般車は我々より少し低いエリアに誘導されていました。
一般の車は登れないのです。ハワイの先住民にとってマウナケアは神聖な場所なのです。そのことから外部の人間がマウナケアに登ることを嫌っているので、天文台を建設することも大きな反対運動が起こりました。現在も合計13基までと制限されています。旅行者に関しても強硬意見も多いのですが、折り合いをつけて旅行社の企画するツアーに関しては許可制で許されているのです。山頂に留まる時間も制限されています。
上の写真はこちらの写真から切り取りました。
すぐに夕食用の弁当が配られました。実はここ2800mの標高の場所で夕食を食べることも高山病予防になるとガイドの方が説明されていました。確かに他のツアーの人もみんな夕食を食べていました。
まさに日本のお弁当でした。ホテルを出てくすぐに立ち寄ったWolmartエリアで飲み物などと一緒に積み込んだのだと思います。
温かな味噌汁とお茶もついていました。おかずはいろいろ入っていました。右下が切り干し大根で、その上がお新香2種と昆布の佃煮です。日本のお弁当と遜色ありませんでした。味もハワイとは思えないほどの美味しさでした。
おかずは左から鶏のから揚げ、シュウマイ、玉子焼き、アジのフライ、分厚いハムでした。割りばしの袋にSUSHI寿司と書かれているので、お寿司も出す和食店のお弁当のようです。少し崩した文字はShionoのように読めます。
検索してみるとSushi Shionoはコナにある寿司店と出てきました。ただしそのお店かどうかはすぐには判りませんでしたが、食べログからホームページを見つけて確認してみると、やはりそのお店でした。右の写真をクリックするとお店の看板の写真を表示します。場所を調べてみると我々のホテルから歩いて3分の場所のお店だったのでWolmartに寄ったのは弁当以外を積み込むためだったのかもしれません。SUSHI POWERとも書かれていました。
テーブルが並べられたこちらのエリアで食べました。沢山の人がこちらで夕食を食べるので少し待ってから食べました。時間はたっぷりあったのです。後で計算すると1時間18分ほどビジター・ステーションに滞在していました。このエリアの奥の扉の先には次の記事で紹介する予定のマウナケア固有種の植物が生えていました。
天体望遠鏡が沢山置かれていました。ボランティアによる天体観測ができると書かれていました。ツアーで使われる天体望遠鏡も置かれていたのかもしれませんが、我々のツアーでは天体望遠鏡は車に乗せられていました。
実際に使われている天体望遠鏡もありました。太陽に向けられていました。覗くために行列がだ来た時もありました。黒点などが見れたので歯ないでしょうか。
月も出ていました。まだ雲がすこし邪魔をしていました。夜になると半月ではありますが、月は明るいので星座を見るのには邪魔な存在でもありました。
周辺の景色を紹介したいと思います。マウナケアの上の方です。頂上方向はもう少し左にあります。ただし、ここは近すぎて頂上自体を見ることは出来ませんでした。
重心から少し左辺りがマウナケアの山頂方向だと思われます。写っている建物はオニズカ国際天文学センター(Onizuka Center for International Astronomy)です。このオニズカ国際天文学センターの一部の設備としてオニヅカ情報ステーション(オニズカ・ビジター・センター)があります。この宿泊施設は頂上にあるすばる望遠鏡などのマウナケア天文台群の建設、保守、観測者などの宿泊用だそうです。
オニズカ国際天文学センターあたりの航空写真です。
山頂方向を拡大いたしました。
マウナケアは楯状火山(Shield volcano)に分類されています。楯状火山(たてじょうかざん)は右下の写真のように緩やかに傾斜する斜面を持つ底面積の広い火山です。隣のマウナロアも楯状火山です。流れやすい粘性の低い玄武岩質溶岩の噴出・流動・堆積の長い年月の繰返し形成されるそうです。山全体の形がよく分かる写真は撮れなかったのでWikipediaから右のマウナケアの写真を転用させていただきました。
山頂方向をさらに拡大しましたが何もありません。
別の方向の写真です。
モノクロ(白黒)の写真も紹介します。山頂方向の写真です。
少し南に降りて食事をしたテーブルがあった辺りを含めて山の方向を撮りました。左の端方向が産地用方向だと思われます。
ズームで撮ると溶岩だらけであることが実感できました。
マウナロア方向の景色です。
下方向にも建物がありました。一般の車が誘導されていたあたりです。
この時はキラウエ火山も噴火していたので、もしかしたら火山の噴煙かもしれないと思って撮った写真です。ガイドさんは噴煙が見えると言っていましたが、これかどうかは分かりません。
小山もありました。溶岩円頂丘か溶岩ドームなのだと思います。いずれにしても噴火で出来たものだと思います。
上の写真はモノクロなのでカラーの写真も紹介します。
小山の頂上付近が気になったので拡大して見ました。
雲海も広がっていました。標高が高いからこそ天体観測にもむいた山なのだと実感いたしました。
それでは登っていく方向を紹介します。この道を登っていきます。ここは舗装されていますが先に進むと地道になりました。
STOP HAZARDOUS CONDITIONS AHEADと書かれた標識が道路からビジター・ステーションに入るところに立てられていました。
少し位置を変えてマウナケアに登っていく道の写真も撮りました。
登る道を拡大いたしました。よく見ると写真の一番上の辺りに土ぼこりが写っています。
拡大すると降りてくる車が見えます。この土ぼこりだったのです。ジグザクの道が見えます。
上の写真の左側を撮った写真です。やはりジグザクの道がわかります。
こちらはレンズを右側の方に向けて撮った写真です。これからこの道を登っていくのだと実感が湧いてきました。
いよいよ出発の時間が迫ってきました。山頂に滞在できる時間は取り決めで決まっており、ツアーの目的は夕日が沈む景色おみることなので、ほぼ同時につぎつぎと出発する必要がありました。各ツアーのグループには防寒着が渡されていました。このグループでは上衣とズボンの組み合わせでした。我々は右の写真の長いコートタイプなので頂上に登ってから車の中で渡されて着ました。出発したのは17時55分でした。頂上までのレポートは、その4で行います。オニヅカ・ビジター・ステーションの周辺にはマウナケア固有種の貴重な植物が生えていたので、その4を掲載する前に、その貴重な植物の記事を、その3で紹介したいと思います。
前記事(その1)でも掲載していましたが、分かりやすいように本記事でもハワイ島全体の航空写真にマウナケア・ツアー全工程を書き込みました。ホテルを13時50分に出発してホテルに戻ったのが23時頃だったので9時間を超えるツアーでした。さらに言えばオアフ島のホテルを朝の6時20分にチェックアウトしてからの旅だと考えるとこの日は16時間40分の旅だったと言えるかもしれません。翌日にはハワイ島一周ツアーに行きました。
❶ 宿泊ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
❷ 夕食用弁当などの積込み Wolmart
❸ 最初の休憩場所 アイランド・グルメ・マーケット
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2801m)
❻ 沈む夕日を見る場所 マウナケア山頂(約4200m)
追伸
2019年10月10日朝から10月21日まで関西に行ってきます。その間は皆様の所に訪問出来ないことをお許しください。
台風19号が近づいています。それも台風15号と同じように千葉の家の近くを通るルートです。台風15号の時は中心が家の真上を通りましたが、今回は風が強く吹く北西側を通るルートが予想されています。家を離れているので心配です。電話で確認すると、我が家では被害はなかったそうです。ルート図を追加しました。
ルート図:http://www.imocwx.com/typ/tyani_19.htm
伊豆に上陸した10月12日19時の画像です。
太平洋に抜けた10月13日02時の画像も紹介します。
マウナケア・ツアー その1 ホテル→マウナケア州立公園 [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
2019年9月7日掲載 タイトル:マウナケア・ツアー その1
昨年(2018年)に行ったハワイ旅行の関連記事を今までに31掲載いたしました。オアフ島からハワイ島に移動してコナの町を散策したところまで掲載いてしました。次は標高4205mのマウナケア(山)に登って標高4200mの場所から沈む夕日を見て、夜空の星を見る「マウナケアの夕日と星空ツアー」を掲載する予定でしたが、数か月も開いてしまいました。ホテルを出発してホテルに帰ってくるまでを一つの記事で掲載するつもりでしたが、沢山の写真を整理するのに手間がかかることから、つい延び延びになっていたのです。このままではいつまでたっても掲載できそうもないので、分割する方式で掲載することに方針転換いたしました。今回の記事が第1回(その1)です。
日本人のハワイ旅行はオアフ島かハワイ島あるいはオアフ島&ハワイ島がほとんどですが、初めてハワイ島に行かれた方の多くが行かれるツアーが「マウナケアの夕日と星空ツアー」なので、経験された方は多いと思います。上の写真は標高4205mの山頂の近くまで登ってきた時にバスの車内から撮った写真です。つまり、ほぼ標高4200mまでバスで登れるのです。右の図はGoogle地図で表示されるプロフィールマップです。
ツアーのルートを紹介したいと思います。ホテルを13時50分(集合:13時40分)に出発して行きは海沿いの道を行き、帰りは内陸の道を走りました。ホテルに戻ったのは23時ごろで、全走行距離は235km(━━)になります。
今回の記事(その1)は宿泊ホテル(❶)からマウナケアの山麓にあるマウナケア州立公園(❹)までを紹介したいと思います。
❶ 宿泊ホテル ロイヤル・コナ・リゾート
❷ 夕食用弁当などの積込み Wolmart
❸ 最初の休憩場所 アイランド・グルメ・マーケット
❹ 2回目の休憩場所 マウナケア州立公園(1989m)
❺ 夕食および高度順応場所 オニヅカ・ビジター・ステーション(2801m)
❻ 沈む夕日を見る場所 マウナケア山頂(約4200m)
泊まったホテルのこの入口で待ち合せました。
この日はオアフ島のホテルを7時15分に出発して国内線でハワイ島に移動してハワイ島のホテルに11時少し前にチェックインてコナの町を散策し、マウナケア・ツアーに行ってホテルの戻ったのが23時だったのでかなりハードな1日でした。右の写真がツアーのバスです。全て我々が泊まったホテルの人だけで、ほぼ満席でした。
翌日のハワイ島一周ツアーでは5ケ所のホテルでピックアップしたので、やはりマウナケア・ツアーは人気のようでした。
集合すると先ずは同意書にサインいたしました。やはり標高4200m まで登ることから持病や体調や年齢の参加資格である12歳~84歳に入っていることなどの同意書です。つまり少なくとも11歳以下と85歳以上の人はツアーに参加出来ないのです。妊婦も参加できません。確かに山頂では、小さな子供さんは見ませんでした。翌日のハワイ島一周ツアーでは、同意書はありませんでした。
ここからはバスの中からの景色などを順番に紹介したいと思います。
これはコナの町のフリーマーケットの写真です。
出発して最初に寄った場所がスーパーマーケットのWolmartでした。標高2801mで食べるる夕食用の弁当などを積み込むためでした。この夕食が高山病を予防するのに重要であることを後で知りました。
道は全て溶岩の上を走っていました。新しい溶岩は真っ黒で、古くなるほど茶色だそうです。
野生化したヤギを時々見かけました。真っ黒の溶岩の上に立っている時は見つけにくかったです。ハワイ諸島は太平洋の真ん中に出来た火山島であることから、海が渡れるアザラシ類を除く哺乳類は全て人間と一緒に入ってきたものなのです。
こちらは草が生え始めた溶岩です。新しい溶岩は草も生えていませんでした。
見えている山はコハラ山地です。溶岩とコハラ山地の間には海が見えます。
海がよくわかるように拡大いたしました。
コナのホテルを出発して1時間後の道路です。このような道路が続いていました。
マウナケアが遠くに見えてきました。マウナケア(Mauna Kea)はハワイ語で「白い山」という意味です。日本語ではマウナケア山あるいはマウナ・ケア山とも言われていますが、マウナは山を表しているので本記事では、「山」をつけない呼び方であるマウナケアと呼ぶことにいたします。
山頂付近は天候が安定し、空気が澄んでいることもあり、世界11ヶ国の研究機関が合計13基の天文台(マウナケア天文台群)/望遠鏡を設置していjます。日本の国立天文台が設置した「すばる望遠鏡」もここにあります。ハワイ原住民との取り決めから、13基より多くの天文台を建設しないことになっており、山に登る観光も制限されています。
焦点距離100~400mmのズムレンズに取替て、最大の400mmで撮ったでマウナケアの山頂あたりです。振動の大きいバスの車内からの写真なので解像度は良くありませんが複数の天文台が確認出来ました。日本のカメラメーカーのレンズの手振れ防止機能の優秀さを実感いたしました。
ホテルを出発して1時間25分後に最初のトイレ休憩場所に着きました。名前はアイランド・グルメ・マーケットでした。
休憩場所の駐車場から写真ですが、雲の上にマウナケアの山頂が僅かに見えています。このツアーで一番気になっていたのが天候です。走っている間、雲に隠れていることが多かったので心配していました。
400mmのレンズに交換して撮ったマウナケアです。天文台/天体望遠鏡が確認できます。
さらに上の写真から山頂部分を切り取りました。雲に覆われている方が多かったです。撮影距離をGoogleで確認したところ44.3kmでした。手持ちで撮っているので解像度はもう一つですが雰囲気はマウナケアに近づいていることを実感いたしました。
上の写真を画像処理してみました。雲が多いことが分かりやすいと思います。左から3つ目の円筒形の建物が日本のすばる望遠鏡です。
溶岩の上に道路が作られていることが分かりました。正面に見えている山は標高4169mマウナロアです。なだらかな山なので4000mを越えているとは思えませんが、広大な広さに溶岩が流れて出来た山なのです。体積では世界最大(地球最大)の山と言われています。この写真の目の前の溶岩も58km離れたマウナロアから流れてきたのです。
溶岩の上を走る道路を拡大いたしました。休憩場所を出発するとこの道を走りました。ここからはマウナケアに向かって真っすぐに進みました。
火口だったと思われる起伏がいたるところにありました。
こちらも火口だったと思われます。マウナロアは今でも危険な火山ですが、マウナケア側は活動は無いようで、俗にいう休火山です。プレートが北西方向に移動しているために、数万年の時間軸では常に新しい場所(今はキラウエア火山やマウナロア)から噴火しているのです。
草が沢山生えている古い溶岩の部分も多くなってきました。
真っ黒ではないけれど草が少ない溶岩の大地もありました。
ズームしなくてもマウナケアが大きく見えるようになってきました。
木が生え始めた場所も多くなってきました。
こちらはマウナロアです。
私が座っている右側にマウナロアがありました。
周辺の景色で最も緑が多い写真です。
運転席の写真も紹介しておきます。運転している方は、ガイド、バスの運転、天体望遠鏡操作、星座の説明を一人でこなすスーパーマンでした。
なんとなく阿蘇山の雰囲気に似ていました。
小さな小山が沢山ありました。
軍関係の施設もありました。調べてみるとブラッドショー陸軍飛行場(Bradshaw Army Airfield)の関連施設のようでした。
ここがマウナケア州立公園の入口です。左に曲がると州立公園です。
ここが2回目のトイレ休憩場所でした。
マウナケア州立公園です。正面がマウナケアの山頂方向ですが、近すぎで遠くから見ていたのとは印象が違いました。ここまでホテルから2時間19分でした。
我々が乘ってきたバスとマウナケアとの2ショットです。
山頂方向を拡大いたしました。マウナケアの標高4205mとエベレストの標高8,848mより4,653mも低いけれども、裾野からの高さとなるとマウナケアは裾野が海底まで続いていることから山の高さは10,203mとなり、エベレストを抜いて世界で最も高い山となるそうです。マウナケアは約6,000mの深海から噴火で出来た巨大な山であることを知りました。
長い時間軸のことではありますが、自分自身の重さによって海底が押しつぶされて高さは徐々に減少しているそうです。
マウナケアとの反対側には世界最大の体積の山であるマウナロア(Mauna Loa)が広がっていました。マウナロアはマウナロア山あるいはマウナ・ロア山とも書かれます。マウナロアはハワイ語で「長い山」の意です。山頂にはモクアウェオウェオ(Mokuʻāweoweo)と呼ばれるカルデラがある。マウナ・ロア山の体積は約75,000 km3で、富士山(1,400 km3)の53.6倍の体積でまさに地球最大の体積なのです。
マウナロアはマウナロアは70~100万年前に噴火を始めましたが、人類がハワイに到達したのは約1000年前であり、文字をもたなかったことから噴火の記録が残っているのは1800年代前半からなのです。その1800年代前半からだけで33回の噴火が起こっています。1984年の3月から4月にかけて起こった噴火は世界的にも有名で、ガイドの方によればハワイで最も危険な火山と言われています。ただし、マウナロアから噴出する溶岩は珪長質に乏しく非常に粘度が低いために非爆発的なハワイ型噴火になる傾向にあることから人命にかかわる噴火は少ないようです。粘性が少ないことで火山斜面の傾斜は極めてなだらかなために、標高が4169mでありながら、地球で最も体積の大きい山となっているのです。
記念のためにバスの写真を撮りました。このバスが標高4200mまで連れて行ってくれるのです。
ドア側の写真も紹介します。ここからさらに約2200m登ってくれるわけです。
ハワイ島全体の地図で、今回の記事で記載した宿泊ホテル(ロイヤル・コナ・リゾート)❶→❷→❸→❹2回目の休憩場所(マウナケア州立公園)のルートを青線(━━)で紹介いたします。
宿泊ホテル(❶)を13時50分に出発して、マウナケア州立公園(❹)には2時間19分後の16時09分に到着いたしました。❶→❹の距離は96kmでした。
2019年9月9日緊急追記 タイトル:雨雲の動きを追加しました。
ハワイの記事とは関係ありませんが台風15号が私の住んでいる地域を直撃しそうなので、2019年9月8日20時30分から9日20時00分までの雨雲の動きを追加しました。雨雲の中心が台風15号です。雨雲の動き→ポチッ
9月9日の朝の写真を次の記事「台風通過後の近所の写真」に掲載いたしました。
やはり直撃したので、2019年9月9日5時05分前後の雨雲レーダーの画像も追加で掲載いたしました。画像はスライドショーの形式で4時10分、4時30分、5時00分、5時05分、5時25分、5時30分、5時35分の順に広範囲と拡大図の計14枚を表示しています。この5時05分に私の住んでいる場所が台風の目に入り風が止み、5時30分ごろから再び風が強くなり始め、5時35分には強風に戻りました。無風の時間が意外と長かったことからも台風の大きさを実感いたしました。28℃前後あった外気温度も下がり始めて6時5分の時点で24.9℃になったことから風向きが変わったのだと思います。画像をクリックすると台風の目に入った瞬間の5時05分の拡大画像を表示します。ニュースによると関東各所で観測史上最大の風速を記録、9日4時28分には千葉市で57.5m/秒の最大瞬間風速を記録したそうです。雨雲レーダー→ポチッ
千葉市に上陸寸前で、台風の中心が東京湾にある台風15号の進路予想図を8秒間表示した後に2秒間ほど雨雲レーダー(4時05分時)の画面を表示するように設定いたしました。
台風15号の進路の動画も紹介します。台風のルート(進路)をじっくりと確認できるように最後の画面は30秒間表示するように設定いたしました。
本動画の掲載サイト→台風経路図 国際気象海洋HP
台風01号 台風02号 台風03号 台風04号 台風05号
台風06号 台風07号 台風08号 台風09号 台風10号
台風11号 台風12号 台風13号 台風14号 台風15号
ツアー出発前にコナの町(Kailia-Kona)を散策 [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
オアフ島からハワイ島に移動した前記事で紹介したようにハワイ旅行4日目は午前中にオアフ島からハワイ島のコナのホテルに移動しました。チェックインしてホテルの部屋に入ったのが11時で、マウナケア山ツアーの集合時間が13時40分と時間があったことからコナの町を少しだけ散策して見ることにいたしました。本記事では散策した範囲の写真を紹介したいと思います。右の写真はお土産で買ってきたコナコーヒーです。
1日目~3日目 オアフ島
4日目~5日目 ハワイ島
6日目~8日目 オアフ島
9日目 帰国
ハワイ島でコナと言えば、広い範囲のコナ地区と狭い範囲のコナの町を意味しているようです。コナ地区はノース・コナ(North Kona)とサウス・コナ(South Kona)を合わせた範囲です。狭い範囲のコナの町と言えばカイルア・コナ(Kailua-Kona)のことです。コナで有名なコナコーヒーは広い範囲であるコナ地区(ノース・コナ + サウス・コナ )で作られています。今回の紹介は散策時間が短かったことからカイルア・コナのほんの一部だけであることは最初にお伝えしておきます。ハワイ島の面積はハワイ州全体の62.7%に対して人口は13.7%です。反対にオアフ島の面積はハワイ州全体の僅か9.3%なのに70.1%の人が住んでいるのです。
NO | 名前 | ハワイ語 | 面積 | 人口 | 人口密度 | |
1 | ハワイ島 | Hawai'i | 10,432km² | 186,738人 | 17.9人/km² | |
3 | オアフ島 | O‘ahu | 1,545km² | 953,207人 | 617.0人/km² | |
参考 | ハワイ州陸地 | 16,638km² | 1,360,301人 | 81.8人/km² | ||
日本 | 340.8人/km² |
ホテルに飾られていたハワイ島の地図で町の名前がKailua-Kona(カイルア・コナ)であることを初めて知りました。この地図をクリックするとハワイ島全体の地図を表示します。その地図にハワイ島ツアーで訪問した場所に黄色の●を記載いたしました。
こちらが泊まったホテルのロイヤル・コナ・リゾートです。
こちらがホテルの前の海の景色です。ハワイの明るい印象と違い暗いと感じられたと思います。実は前記事でも紹介したように、この日のハワイ島は厚い雲に覆われていたのです。
最初はキラウエア火山の噴火の影響かと思いましたが、ハワイ島の広範囲が雲に覆われていたので、天候のためだったようです。
前記事で紹介しましたがマウナケア山とマウナロア山の山頂の直線距離から計算すると雲の高さは約2370mとなりました。クリックすると標高0mを書き込んだ大きな写真を表示します。コナの町(Kailua-Kona)は右端のマウナロア山の手前側になります。
町のすぐそばにそびえている標高2,521mのフアラライ山(Hualalai)も全く見えませんでしたが、ほんのわずかな時間だけ少し見ることが出来た時に撮ったフアラライ山です。
今回の散策ルーがオレンジ色の線(━━)です。本記事ではホテルに近いところから順番に紹介していきたいと思います。
ホテルから海岸沿いの道路に出たところです。
こちらは方向に町の中心部があります。
コナにもヨーロッパでよく見かけた無人のレンタルサイクルシステムがありました。
レストランなどが並んだエリアに入ってきました。
同じエリアを町の中心から撮った写真です。
レストランがさらに続いていました。ハワイは横断歩道に近づくだけで車がたまってくれました。
不思議な海藻が岩についていました。
海水がかかるような場所にも木が沢山生えていました。この写真の中にも上の黄色い海藻が写っています。
気になったので、その木の花の写真を撮りました。ハワイでは珍しい地味な花でした。
ハワイと言えばこちらのプルメリア(Plumeria)です。コナでも沢山のプルメリア(Plumeria)の花を見ることが出来ました。いろんな色があると聞いていましたが、確かにいろんな色に出会えたので紹介します。
赤色の花です。
黄色が多めの花もありました。ガイドの人曰く、7色があると言われていました。この周辺だけで5種類を見つけました。
オレンジ花の花もありました。
更に進むと教会がありました。
教会の庭にあったマリア像です。マリア像を覆っているのはサンゴだと思います。3秒間隔で拡大していくように設定しています。
コナ空港からホテルまで送ってくれた運転手の人に教えてもらった人気のレストランです。
そのレストランの近くから歩いてきた道路を撮った写真です。ここにもプルメリア(Plumeria)が咲いていました。
こちらの交差点が町の中心的な場所でした。冒頭の写真もこちらを使わさせていただきました。
更に先の方向の景色です。
沢山のお店が集まったショッピングセンターがありました。名前はコナ・イン・ショッピング・ビレッジ(Kona Inn Shooping Village)です。
人が少ないように感じました。日本のゴールデンウイーク明けの季節的な影響もあろうとは思いますが、キラウエア火山の噴火の風評も関係していたのかもしれません。
レストランやお店が沢山並んでいて、ここでビールやつまみや軽食や水の調達いたしました。さらに進むとフリヘエ宮殿(Hulihe'e Palace)などがありましたが、時間の問題でここで断念してホテルに戻りました。
コナ・イン・ショッピング・ビレッジ(Kona Inn Shooping Village)の部分の航空写真を紹介します。
同じルートでホテルの部屋に戻って、買ってきたサンドイッチで昼食を終わらせて、13時40分に集合場所のホテルの玄関に行き、右の写真のバスで「マウナケア山頂&天体観測ツアー」に出発いたしました。
追伸
2019年3月21日から関西に行きます。帰ってくるのは3月29日の予定です。その間は皆様のところに訪問が出来ないことをお許しください。3月23日には山口県にも行きます。
オアフ島からハワイ島へ [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
昨年のハワイ旅行の記事を掲載していましたが3日目を掲載したところで中断して、少し時間が経ってしまいましたが4日目から掲載を再開したいと思います。なんとか1年以内にはすべての記事を掲載したいと思っていますが、怠けていたために結構厳しくなってきました。
上の写真は飛行機から撮ったカホオラウェ島(手前)とマウイ島(奥側)で、下の地図のようにオアフ島とハワイ島の間にあります。
1日目~3日目 オアフ島
4日目~5日目 ハワイ島
6日目~8日目 オアフ島
9日目 帰国
2日間のハワイ島ツアーは4日目「マウナケア山頂&天体観測ツアー」と5日目「ハワイ島一周ツアー」の2つのツアーだけでなく、オアフ島の泊まっているホテルのピックアップから往復の航空券代とハワイ島のホテル代とオアフ島の泊まっているホテルまでの送迎を一括含んだツアーでした。依頼した会社は53年の歴史のある老舗ツアー会社でジャックスツアーズでした。今回のハワイ旅行の直前に噴火したキラウエア火山関係との時系列を記載しました。
ハワイ往復の航空券手配 JAL 2017年06月30日 マイレージ
オアフ島のホテル予約 ホテルズドットコム 2018年03月14日
ハワイ島1泊ツアー予約 ジャックスツアーズ 2018年03月14日 $595x2
ESTA申請/即承認 公式ウエブサイト 2018年05月03日 $14x2
キラウエア火山噴火開始 2018年05月03日
火山国立公園が封鎖 2018年05月11日
キラウエア火山最大噴火 2018年05月17日
ハワイ旅行出発 2018年05月19日
ハワイ旅行帰国 2018年05月27日
キラウエア火山の溶岩流出終了 2018年09月上旬
火山国立公園の一部開園 2018年09月22日
キラウエア火山噴火の事実上の終息宣言 2018年12月04日
火山国立公園の約80%解放 2018年12月18日
ESTAはビザなし入国に必須の渡航認証システム
本記事ではオアフ島のホテルのピックアップからハワイ島のホテル到着までを紹介したいと思います。オアフ島(O‘ahu)とハワイ島(Hawai'i)の間には順番にモロカイ島、ラナイ島、カホオラウェ島、マウイ島があります。噴火中のキラウエア火山から泊まるコナのホテルまでの距離は近いように見えますが、78kmあります。コナ空港までは80kmです。
空港 ホノルル空港 コナ空港
ホテル ニユーオータニ ロイヤル・コナ・リゾート
ジャックスツアーズから依頼されたスピーディーシャトルの車が6時45分に迎えに来ることになっていました。枠内が事前にメールでいただいた要領です。
スピーディシャトルの送迎の場合
1) ご連絡しましたお迎え場所にてお迎え時間 5分前にはお待ち下さい。
担当運転手がお迎えに上がります。
※右の写真が基本のスピーディーシャトルのバンの形です。違う色のバンもございますので御注意下さい。
なお、シャトルのため混載となります。交通状況、立ち寄るホテルの数、お迎え進行によってはご連絡していたお迎え時間より遅れることもございますのでご了承下さい。
15分以上遅れた場合は、スピーディシャトルへまずご連絡下さい。
英語のみとなります。(電話番号 1-877-242-5777)
また、弊社の営業時間内(月曜日から金曜日 8時から17時まで)は808-969-9507までご連絡下さい。(日本語可)営業時間外電話番号は808-938-7142 (英語のみ)になります。
ホテルは一旦チェックアウトして荷物を預けるために余裕を見て6時20分にロビーに降りてきましたが、まだ暗い状態でした。車はいろんなホテルの人をピックアップして空港に向かうのですが、我々のホテルは空港から一番遠いので最初に来るために時間通りに来るのではないかと予想していましたが、予想が外れて一番最後のピックアップだったので30分ほど遅れて車が到着いたしました。スピーディーシャトルの会社に近いところからピックアップして我々のホテルの近くから高速に乗って一気に空港に行ったのだと思います。
こちらがスーツケースの預かり証です。一泊だけなので飛行機に機内手荷物だけにするためにそれぞれリュック一つで出発いたしました。
こちらがEチケットのフライト部分を切り取ったものです。フライトの出発時刻は9時15分なのでホテルでのピックアップが遅れましたが、車が渋滞したとしても十分に余裕がありました。フライト時間は47分で、コナ空港への到着は10時2分でした。
助手席のみが空いた満席の状態で空港に向かいました。
こちらが我々が乘ったシャトルミニバスです。空港に着いた時に撮りました。
すぐにメールで送ってもらっていたEチケットでチェックインいたしました。こちらがホノルル→コナの搭乗券です。搭乗Gateは55番で座席は6Aと6Bです。
搭乗券の TSA Preの部分に赤いボールペンでマークが入れられています。TSAはTransportation Security Administrationなので安全検査の時にチェックされたのだと思います。
5月19日 JL786 成田→ホノルル(オアフ島)
5月22日 HA368 ホノルル→コナ(ハワイ島)
5月23日 HA307 コナ→ホノルル
5月26日 JL789 ホノルル→成田(翌日18時30分着)
朝食は空港の搭乗口の近くで食べることにしていました。ホテルの出発が30分遅れましたが、この時で出発時間の1時間10分前と、余裕のタイムスケジュールで計画されていました。まだ早いようで空港全体としては人が少なかったです。
さすがアメリカです。コーヒーも大きかったです。
ハンバーガーとサンドイッチの中間的なものでした。クロワッサンにハンバークと玉子が挟まれていました。
ポテトも一つたのみました。ハッシュドポテトでした。
我々が乘る55搭乗口(GATE)には人が集まっていました。
これが我々が乘る飛行機です。機種はボーイング717(Boeing 717)でした。低翼配置の主翼と胴体尾部のエンジンを特徴としたDC-9(マクドネル・ダグラス社)の流れを持つ機種ですが、ボーイング社には717とほぼ同じ客席数の737-600が存在したことから、2006年5月23日を最後に生産が終了しました。マクドネル・ダグラス社は1997年にボーイングに吸収されました。
飛行機はハワイアン・エアラインズ(Hawaiian Airlines)ですが、JALとの共同運航便になっていました。日本から早朝に着いた飛行機から乗り換えてハワイ島に行くのだと思います。
飛行機に乗って窓から撮ったホノルル空港の景色です。
オアフ島のホノルル空港の離陸の動画を紹介します。飛び立ってワイキキに沿って飛び、ダイヤモンドヘッドが目の前に見えるところまで写っています。ホノルル空港の正式名はダニエル・K・イノウエ国際空港(Daniel K. Inouye International Airport)で、有名な日系人の名前(ダニエル・K・井上)が使われています。
ホノルルの町やダイヤモンドヘッドがきれいに見えました。
ダイヤモンドヘッドがきれいなのでズームで撮った写真も掲載いたします。少しだけ露出調整いたしました。さらに本写真をクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。
まだオアフ島が見えますが、点々とした沢山の雲で島の景色が遮られています。
オアフ島から離れました。海面の点々とした黒い部分は雲の影です。
オアフ島を離れて最初に見えてきたのはモロカイ島(Molokaʻi )です。
標高1,512mのカマコウ山(Kamakou)がモロカイ島の最高峰です。
面積は673.4k㎡で、ハワイ諸島で5番目の大きさの島です。
左端の島がモロカイ島で、右端に写っているのがラナイ島です。遠くに見えている山がマウイ島の3,055mのハレアカラ火山です。マウイ島はハワイ諸島で2番目に大きい島です。この位置からだとマウイ島は2つの島のように見えます。元々は2つの島でしたがハレアカラ火山から流れ出た溶岩でつながって一つの島になったそうです。ちなみに1番目に大きな島がハワイ島で、3番目がオアフ島で、4番目がカウアイ島です。
マウイ島のハレアカラ火山をズームアップしました。
小さく見えていたラナイ島(Lānaʻi)が大きく見えてきました。これでもハワイ諸島で6番目に大きさの島です。
ここでジュースが出されました。Passion-Orangeのジュースでした。パッションフルーツとオレンジのミックスジュースのようです。
ここで機内の雰囲気も紹介します。
ラナイ島(Lānaʻi)に近づくとラナイ空港(Lānaʻi Airport)が目の前に見えました。
冒頭の写真です。左上のマウイ島の右手前にカホオラウェ島(Kahoʻolawe)が見えてきました。カホオラウェ島の面積は約116k㎡で、ハワイ諸島の主要8島では最も小さい島だそうです。乾燥した島で農作物が育ちにくく、現在は無人島ですが、カメハメハ3世時代には流刑地として使用していたそうです。
遠くにハワイ島の高い山が見えてきました。その山を目いっぱいズームいたしました。ハワイ諸島の最高峰(標高4,205m)のマウナケア山です。この日の晩のツアーの目的地でもあります。到着したホテルから13時に出発して4200mの山頂から沈む夕日を見るツアーです。澄んだ空の星座を見た後に長時間走ってホテルに戻ってきたのは23時頃でした。
左の山がマウナケア山で、全体が見えませんが右の山が標高4,169mマウナロア山です。マウナロア山はなだらかな山であることから世界一体積の大きい山として有名です。地上は雲に覆われていて2つの山以外は見えませんが、雲が無ければ大きなハワイ島が目の前に広がっているはずです。
地表が厚い雲に覆われていて標高4205mの高さの実感が湧かないと思うので写真から標高0mを割り出してみました。マウナケア山とマウナロア山の山頂の直線距離をGoogle地図で計測してみると40.8kmでした。飛行機の方向(オアフ島の方向)から40.8kmを投影すると38kmであることから38km対4.205kmの比率から標高0mの位置に水平線を書き込んでみました。雲の高さは約2370mとなり雲の上のマウナケア山の高さは1830mましたとなりました。つまり地表が雲に覆われていてもマウナケア山の山頂に行けば夕日や星はきれいに見える可能性があることを予感させてくれました。クリックすると標高0mを書き込んだ大きな写真を表示します。
この後、徐々に高度を下げていき雲の中に入ったために景色は見えなくなりました。雲の下に降りると写真の青い海が広がっていました。そのまま真直ぐにコナ空港に向かっているようでした。
ハワイ島に近づいた時にはすでに着陸態勢でした。
ハワイ島のコナ空港への着陸の動画の動画を紹介します。コナ空港の正式名はエリソン・オニヅカ・コナ国際空港(Ellison Onizuka Kona International Airport at Keāhole)で、ホノルル空港と同じように、有名な日系人の名前(エリソン 鬼塚)が使われています。CAの方の機内放送を聞いていただくと実際に乗っている雰囲気を感じてもらえるかもしれません。溶岩の上の空港であることも判っていただけると思います。
コナ空港の管制塔です。
ハワイ諸島の主要8島を、あらためて面積の大きい順に紹介します。
NO | 名前 | ハワイ語 | 面積 | 人口 | 人口密度 | |
1 | ハワイ島 | Hawai'i | 10,432km² | 186,738人 | 17.9人/km² | |
2 | マウイ島 | Maui | 1,884km² | 144,444人 | 76.7人/km² | |
3 | オアフ島 | O‘ahu | 1,545km² | 953,207人 | 617.0人/km² | |
4 | カウアイ島 | Kauaʻi | 1,456km² | 65,689人 | 45.1人/km² | |
5 | モロカイ島 | Molokaʻi | 674km² | 7,404人 | 11.0人/km² | |
6 | ラナイ島 | Lānaʻi | 364km² | 3,102人 | 8.5人/km² | |
7 | ニイハウ島 | ‘O Ni‘ihau | 180km² | 130人 | 0.7人/km² | |
8 | カホオラウェ島 | Kahoʻolawe | 116km² | 0人 | 0.0人/km² | |
参考 | ハワイ州陸地 | 16,638km² | 1,360,301人 | 81.8人/km² | ||
日本 | 340.8人/km² |
こちらがターミナルビルです。1階建てのハワイらしい建物でした。
飛行機からタラップで降りた後はターミナルビルまで歩いて移動します。
タラップを降りて、乗ってきた飛行機を記念に撮りました。
タラップと書きましたが、3つのスロープで構成されたボーディングブリッジでした。これならば車いすでも乗り降りできます。1階建てのターミナルビルだからこその工夫なのかもしれません。
ターミナルビルの入口です。国内線なので何のチェックもなく建物をスルーして外に出てしまいます。ホテルまでの車の運転手との待ち合わせは荷物受け取り場所なので、探すと最も道路に近いところにありました。待っているとジャックス・ツアーズの運転手の方が来られました。
預け荷物がないのに驚かれましたが、すぐに車に乗ってホテルに向かいました。
コナ空港は溶岩台地の上に建てられていますが、空港の周りだけ緑の木が植えられていました。
空港の敷地を離れると、このような溶岩に覆われた場所でした。
ただし、道路は整備されていました。車線が増やせるように道路の両脇にはスペースが設けられていると説明されました。この写真は運転席の横の隙間から撮った右の写真から切り取りました。
コナの町に入ってくると、観光地であることが伝わってきました。
海の向こうに見えているのがこの日に泊まるロイヤル・コナ・リゾートです。
ホテルが大きく見えてきました。
到着するとリゾートホテルという雰囲気が伝わってきました。
部屋に着いたのは11時でした。ツアー出発まで時間があったのでコナの町に出てみることにいたしました。マウナケア山頂ツアーの集合はホテルの正面玄関に13時40分でした。ツアーから戻ってくるのは深夜でレストランや売店は営業していないと思われたことからビールやつまみや軽食や水の調達も町で行うことにいたしました。これは大正解でした。
下の図はハワイ州観光局の資料に書かれていたキラウエア火山のハレマウマウ火口の図です。今回の噴火で火口は約600mも陥没し、噴火が収まり安全になったことから、右の写真のように現在は大きく深くなった火口を見ることが出来るようです。噴火活動前の火口の容積は5.4~6千万m³から噴火後は8.85億m³と16倍になりました。
今回のハワイ旅行の直前にキラウエア火山の噴火が始まったことで風評被害で地元の観光業は大きな打撃を受けたそうです。特に火山の噴火に敏感な日本の観光客の減少は大きく我々が利用した53年の歴史があるジャックスツアーズも廃業に追い込まれたそうです。
地元のメディアHonolulu Civil Beatによりキラウエア火山の火口部分のYouTubeによるライブ配信が2018年5月18日から始まりました。その5月18日にライブ配信された動画を紹介します。時差の関係から我々が成田空港を出発した前後の動画です。本動画は7時間17分ですが、埋込コードにstart=12000を入れているので、プレーボタン( ► )をクリックすると3時間20分(12000秒)の部分から動画が始まります。溶岩が流れいてるところ→ポチッ
コメントでコナコーヒーが話題になったのでお土産で持ち帰ったコナコーヒーの写真を追加しました。写真は5パックの5種類ですが、お土産として持ち帰ったのは合計9パックで、その中で貴重と言われているピーベリー(Peaberry)豆が5パックでした。
ビショップ博物館 Bishop Museum [ハワイ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
2018年の最後の記事となりました。最後の記事はハワイのビショップ博物館です。
カメハメハ大王が着ていた上の写真の貴重なケープ(マント)が展示されているとのことで、イオラニ宮殿のガイドの方に薦められてビショップ博物館(Bishop Museum)に行くことにいたしました。
イオラニ宮殿( )の近くのバス停から路線バス'The Bus'に乗ってビショップ博物館( )に行きました。距離は4.7kmでした。
ビショップ博物館
イオラニ宮殿
カワイアハオ教会
アリイオラニ・ハレ
カメハメハ大王像
ホノルル美術館
パンチボール
イオラニ宮殿近くのバス停です。ここを通るバスの番号が沢山書かれています。最初に来たバスの運転手の人にビショップミュージアム行きたいというと、乗るバスの番号を教えてくれます。
1Lか2番のバスに乗るように教えてもらいました。すぐに2番のバスが来たので乗りました。
次は降りるバス停が問題です。バス停には名前がないので、運転手の人にビショップミュージアムの近くで降りたいことを伝えておく必要があります。このような時はスマホの位置情報があると便利です。下の写真が降りたバス停で、このバスに乗って来たのです。このバス停を通るバスは1Lと2Lと2とW3です。
方向を感で見定めて歩くとBishop Museumの案内板を見つけました。これで安心です。
やっと到着いたしました。
広い敷地の中にあり、門を入ってからもかなり歩きました。
こちらの建物が入場券を買うところです。有料範囲に入ってから撮った写真です。
右側が入場券を買ったところで、左の建物がビショップ博物館(Bishop Museum)です。こちらの写真も敷地内を散策した時に撮った写真です。日本語でもビショップ博物館よりはビショップ・ミュージアムよ呼ばれる方が多いようでした。正式にはBernice Pauahi Bishop Museumだそうです。
住所 1525 Bernice Street, Honolulu, Hawaii
入口の建物の方からビショップ博物館を撮った写真です。博物館としてはハワイの歴史や科学などを展示しているところです。この博物館は、実業家として名をはせたチャールズ・リード・ビショップ(Charles Reed Bishop)が、妻が亡くなった時に彼女を称えて建設し1889年に設立されたそうです。彼の妻バーニス・パウアヒ・ビショップ(Bernice Pauahi Bishop)はカメハメハ王家の血筋を引く最後の直系の子孫でした。ハワイの最大の博物館でもあります。
ポリネシアの文化に関連したコレクションが数多く展示されていました。昆虫の標本が多いことでも知られ、その数およそ1350万に上るコレクション数は米国の中でも3番目に多いそうです。1982年7月26日に、アメリカ合衆国国家歴史登録財に登録されたそうです。
正面から撮った写真です。現在までに増改築を経て現在に至っています。建物の右側の大きな部分は1903年に増築された部分で、左側が1892年の設立当初からの建物です。
学習施設としての機能もあるそうです。
配置図があったので掲載します。増改築が色分けされていました。
1892年:建設 1894年:増築 1903年:増築 2007年:改築
配置図が乗っていた説明パネルです。
1892年建てられた状態の写真のようです。
1894年に建物の後ろ側に増築された状態の写真です。上の写真に比べるツタが壁を覆っていて黒っぽく見えます。
1903年に増築し現在の外観になった写真です。建物の外壁にツタがある部分が黒く見えます。右の建物には全くツタがないので1903年の増築間もないころの写真だと思われます。
別の角度から見た建物です。
正面入口から入った瞬間の景色です。目の前に2階に上がる階段がありました。
今では貴重品となったハワイ原産のコアの木が贅沢に使われてた階段です。これを見るだけでも値打ちがあるとガイドの方が説明されていました。ドアなどにもコアの木がふんだんに使われていました。コア((Acacia koa) はハワイ諸島に生えているマメ科ネムノキ亜科アカシア属の樹木です。
界 植物界 Plantae
被子植物 angiosperms
真正双子葉類 eudicots
コア真正双子葉類 core eudicots
バラ類 rosids
マメ類 fabids
目 マメ目 Fabales
科 マメ科 Fabaceae
亜科 ネムノキ亜科 Mimosoideae
属 アカシア属 Acacia
種 コア A. koa
コアの木の階段を堪能してください。さすが家具材でもあり素晴らしい風合いでした。
入口の正面階段の左側にうれしい案内板が置かれていました。
その案内版です。ビショップ美術館にはイオラニ宮殿のようなすべてを案内するようなガイド(有料)はありませんが、うれしいことに30分の無料のガイドがありました。さらにスマホで説明を聞くことが出来るアプリも用意されていました。
幸いなことに最後の2時30分のガイドの時間に間に合いました。若い女性のガイドの方で、おそらく事務所の職員の方のように感じました。
そのガイドの女性に最初に案内されたのがハワイの王族に関わるものが展示されているカヒリの部屋(Kahili Room)でした。写真をクリックすると内容が読める大きさに拡大いたします。内容は次の通りでした。
Abigail Kinoiki Kekaulike
Kāhili Room
These elegant feather standards stand guard in honor of the aliʻi nui(high chiefs) of the Hawaiian Kingdom.A desire to preserve and perpetuate the legacies of the Islands' royal families provided the impetus for the founding of Bishop Museum in 1889. Among the first museum collections were the kāhili(feather standarda) of Queen Emma Kaleleonalani, Princess Bernice Pauahi, Princess Ruth Keʻelikōlani, and Princess Victoria kamāmalu.
カヒリ・ルームと言うだけあって沢山のカヒリが展示されていました。カヒリ(Kahili)はハワイ語で、鳥の羽を棒の先端に縛り付けたものです。カヒリを完成させるには膨大な時間と技術と貴重な材料が必要であることから「王族のシンボル」とされてきたそうです。
それぞれ時代の王のカヒリが展示されているように感じました。
いろんなタイプのカヒリ(kahili)がありました。
材料の羽も展示されていました。
家系図も印象的でした。カメカメハ大王(初代王)以前も判ります。
歴代王たちや有名な人たちの肖像画や写真も並べられていました。その中から初代から第8代の王の肖像画や写真を紹介します。クリックすると拡大いたします。上段が初代から第4代で、下段が第5代~第8代です。
ハワイ王国・国王 在 位
初代 カメハメハ1世 1795~1819年 カメハメハ大王
第2代 カメハメハ2世 1819~1824年
第3代 カメハメハ3世 1825~1854年
第4代 カメハメハ4世 1854~1863年
第5代 カメハメハ5世 1863~1872年
第6代 ルナリロ 1873~1874年
第7代 カラカウア 1874~1891年
第8代 リリウオカラニ 1891~1893年
1903年に建てられた部分は3階まで吹き抜けのホールになっていた、3階の高さの部分に大きなマッコウクジラのモニュメントが置かれていました。ハワイはクジラとも関係が深かったようです。鮫も吊下げられていました。
クジラの反対面は骨格模型になっていました。3階から撮った写真です。
こちらは2階から撮った写真です。吹き抜けのホールの周囲が回廊になっていて展示物が置かれていました。
その展示物の中で最も重要な物の一つがカメハメハ1世(カメハメハ大王)が実際に使っていた黄色の羽根で出来たケープです。黄色の羽根があまりにも貴重であったことから、他の王たちのケープは赤色の羽根を基調として一部に黄色の羽根を使っていました。貴重な鳥の羽根を約50万枚も使うことから制作も数十年以上が必要だったとイオラニ宮殿のガイドの方から聞きました。
黒い羽根の中に僅かな黄色い羽根を持つハワイ・オーオー(Hawaiʻi ʻOʻO)の日本名はムネフサミツスイ(胸房蜜吸)です。鳥黐(とりもち)で捕獲して黄色の羽根を4枚のみ取って放したそうです。Hawaiʻi ʻOʻO以外にKauaʻi ʻOʻOとOʻahu ʻOʻOとBishop's ʻOʻOが生息していたようです。オーオー(ʻOʻO)以外の鳥の羽根を使う場合も飛翔に支障が出ないように数枚だけを取って放していたことから羽根から作られたケープや頭の飾り物は貴重だったわけです。この鳥の羽根のケープ(マント)はハワイ語「アフ ウラ/ʻAhu ʻula」と呼ばれています。
カメハメハ二世のケープです。こちらは赤色の羽根が基調になって一部に黄色の羽根が使われています。赤い羽根はハワイ固有種で現在では絶滅危惧種のベニハワイミツスイ(学名:Drepanis coccinea)が主に使われていました。ハワイ語ではイイヴィ(ʻiʻiwi)と呼ばれています。
カメハメハ三世のケープです。こちらも高価な黄色の羽が沢山使われたケープです。
上のケープの正面側です。
広げた状態のケープ(マント)も展示されていました。
背丈の短いケープです。もしかしたら女性用かもしれません。鳥の羽のケープ(マント)は通常は男性の王が着ますが女性は右のような羽根の装飾品が付けていました。すでに絶滅したオーオー(ʻOʻO)と呼ばれる黒色の鳥に僅かに生えている黄色い羽根で飾られたドレスです。これだけの羽根を集めるだけで何10年も必要だそうです。
羽根を使った飾り
ハワイ王国が出来る前の王と王妃の写真のようです。王妃がつけている飾りが展示されていました。
上の写真のものはこちらのケースの展示物の一つでした。
上の写真の2人は王族の家系図にも出てきていました。サンドイッチ諸島(Sandwich Islands)のBoki(ボキ)と妻Liliha(リリーハ)です。サンドイッチ諸島はクックによって名付けられた名前でハワイ諸島のことです。ハワイ王国が出来てからはカメハメハ大王の任命によりオアフ島の総監を務めたそうです。
Boki, Governor of Wahu the Sandwich Islands, his wife Liliha. Engraving after John Hayter, 1824
古い時代の女性が付けていた飾りが沢山展示されていました。
この鳥の羽根の冠り物(ヘルメット/兜)は主に戦争時に使われていたようでハワイ語で「マヒオレ/Mahiole」と呼ばれています。
大ホールの1階の中央には昔の住居が再現されていました。
これが再現された住居です。
住居が写った古い写真も展示されていました。
家の周囲にはこのような木の彫り物が置かれていました。
いろいろな木の彫り物が置かれていたようです。
小型の模型で住居周辺の配置を再現していました。
人類(ホモ・サピエンス)が初めてハワイに到達したと思われるルートが説明されていました。
上の図では人類が東ポリネシアに1100年~700年前に定住したことでハワイに到達したのはのように読みとれます。先日見たテレビ(地球史を読み解く)では約1000年前にハワイに到達したと説明されていて、下記のネットから転用させていただいた図では1500年前と書かれていました。1400年前の記述もありました。長期間の航海が必要であるため、航海技術が発達したからこそ到達できたのだと思われます。イギリス人のクックがハワイに到達したのは240年前の西暦1778年でした。
Tracing the migration of pacific peoples through Adzesと書かれていたことから、各地に残された石斧(Adze)により、人類の移住を追跡したようです。下の写真は各地の石斧の先端部分です。
ハワイの石斧と写真も展示されていました。斧は航海に必要な船を作るのに必要不可欠な道具なので注目されたのかもしれません。
博物館の内部は木がふんだんに使われていました。色艶から、これもコアの木だと思われました。
ガイドの方の説明は30分だけなので、重要な部分と博物館の見学の仕方の説明でした。おかげで、その後も興味深く見学することが出来ました。
これもハワイ王国統一前のもののように感じます。
漁の道具のようです。
首飾りです。
木の置物も沢山展示されていました。
ハワイ諸島に昔から伝わっていたものの展示物が多かったです。
織物も沢山展示されていました。
コア((koa)の木の展示ケースも素晴らしかったです。
鳥の羽を使ったものです。
いろいろなスポーツで活躍した人も紹介されたいました。
その中でオリンピックでいくつも金メダルを取った水泳選手のデューク・カハナモク(Duke Paoa Kahinu Mokoe Hulikohola Kahanamoku)です。そのデューク・カハナモクがサーフィンで優勝した時の展示物だと思います。
飾りのついた槍です。象徴的なものか儀式に使われたものだと思います。
釣り針も沢山展示されていました。ハワイは海に囲まれている場所であることを再認識いたしました。恵みが得られる海は古代から特別な存在だったことでしょう。
巨大な釣り針もありました。
こちらは貝が付いた巨大な釣り針です。
こちらも魚を獲る道具のように感じました。
絵が描かれた貝殻もありました。
展示は広範囲におよんでいました。
The Muriel Macfarlane Flanders Gardenの石板です。
敷地内の建物です。教育施設だったのかもしれません。
別の角度から撮った同じ建物です。
ビショップミュージアムの3D航空写真です。アイコンを2回クリックすると建物が画面いっぱいに表示されます。