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先々月のことになりますが2013年10月28日に、日光東照宮に行ったときに参道を進んで表門に入る手前の右の林の中で菊花展が行われており、一番手前の、よしず張の展示場の中を覗いて見事な花と多様な花の形に驚かされましたので、菊の花を紹介したいと思います。私が見た、よしず張の展示場には大菊が展示されており大別して三種類菊が展示されていました。菊に関しては詳しくないので調べた範囲で記載いたします。もし間違いがあれば修正いたしますのでご指摘を、お願います。上の菊は「大菊 厚物」で私の中で大菊と言えばこの菊がイメージされていました。

下の菊は「大菊 管物」で2種類が展示されていました。こちらも見事な黄色の菊でした。


こちらも「大菊 管物」で見事な臙脂色の菊でした。見事な長さの花びらです。針金は輪台で、白い紙は台紙と呼ぶそうです。


こちらは「大菊 一文字」に分類されるようです。「御紋章菊」とも言われるそうです。その名の通り、天皇の「菊のご紋」のように、平たい花弁が一重で並んでいます。花弁の数は14~16枚程ですが「菊の御紋」と同じ16枚が理想とされています。


上の臙脂色の菊の花を拡大いたしました。どうやら理想的な16枚の花弁のようです。


こちらは菊の御紋のように黄色の一文字です。


こちらはピンクの一文字です。今回、紹介した「厚物、「管物」、「一文字」以外に「厚走り」や「大つかみ」があるそうです。沢山の展示場所があったのですが、時間の関係で一つの展示場だけになってしまいました。次回には、すべてを周ってみたいと思いました。


一文字菊は綿玉を使って花の形を優しく整えるそうです。そのやり方を紹介したいので写真をネットから拝借いたしました。左端が整える前で右端が完成した姿です。



表門から参道方向を撮った写真で菊花展が行われていた場所をあらためて紹介します。左端の大きな杉の木裏の建物が、今回の菊の花の写真を撮った「よしず張の展示場」です。もっと左の奥に沢山の「よしず張の展示場」がありました。すぐ横の白いテントでは福餅が売られており人気でした。