関西に行っている間にクリスマスが過ぎてしまいました。もうすく正月で、とんでもなく遅くなりましたが、とりあえず Merry Christmas !
そこでカザフスタンのクリスマスツリーを紹介いたします。カザフスタンには11月29日から12月2日まで滞在いたしました。町のあらゆるところにクリスマスツリーが飾られていました。上の写真は首都アスタナの宿泊したホテルRixos President Hotel Astanaの中に飾られていたクリスマスツリーです。

こちらは世界最大のテントとして紹介したアスタナにあるショッピングモールの中に飾られていたクリスマスツリーです。高さ150mの大きな建物なのでクリスマスツリーが小さく見えますが、かなりの大きさのクリスマスツリーでした。 


こちらはカラガンダにあったクリスマスツリーです。
車の中から建物を撮った写真の中にクリスマスツリーが写っていました。このようなクリスマスツリーが屋外でよく見かけました。この建物はKazakh Drama Theater(Театр Казахской драмы)です。


こちらもカラガンダです。ショッピングセンターと思われる建物の近くの広場に立てられていました。飾りつけはこれからのようでした。


12月1日だったので作りかけているものもありました。こちらもカラガンダです。すでにお気づきの通りカザフスタンのクリスマスツリーはきれいな円錐状ですが、その構造をこの写真で知ることが出来ました。こちらは消防自動車(はしご車)で作っていました。
アメリカなどでは生木が使われますがカザフスタンは木の少ない国なので人工的な円錐のツリーが使われているような気がしました。この写真をクリックすると拡大するのでツリーの構造がよくわかると思います。


アクトベで泊まったHOTEL DASTANの前でも偶然ですがクリスマスツリーが作られていました。こちらでは高所作業車が使われていました。


夜には完成してきれいな姿を見せてくれました。


アスタナのバイテレックからの景色の中にもクリスマスツリーがありました。大統領官邸の少し手前に円錐形のクリスマスツリーがあります。


アスタナで泊まったRixos President Hotel Astanaの部屋からの景色の中にもクリスマスツリーがありました。小さい写真はクリックすると拡大します。
カザフスタンの宗教の比率はイスラム教が47%、正教会が44%、プロテスタントが2%、その他7%とイスラム教が多いけれどもクリスマスも重要な行事のようです。
ちなみにカザフスタンのクリスマスは1月7日だそうです。ロシア正教の降誕祭がクリスマスに相当するようです。もちろん12月25日もクリスマスなので2回のクリスマスがあるような感じだそうです。したがってクリスマスツリーも1月7日までは飾られると聞きました。ネットで調べてみると「正教会のうちユリウス暦を使用するものは、グレゴリオ暦の1月7日に該当する日にクリスマスを祝う」と書かれていました。


ホテルの窓から見えた同じクリスマスツリーが写った昼間の動画です。


夜のクリスマスツリーが写った動画も紹介します。左端にかろうじて写っています。


アスタナ(赤)とカラガンダ(青)とアクトベ(緑)の場所を地図にマークを入れました。
アルマトイ(黄)はトランジトのためツリーの紹介はありませんがカザフスタン最大の町なので黄色のマークを入れました。

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参考にクリスマスツリーに関するネットでの記載内容を紹介します。
クリスマスツリーの用材には、常緑の針葉樹のおもに幼木が用いられる。アメリカでは、年間数千万本もの生木のツリーが流通しており、最も生産本数が多いオレゴン州だけでも700万本を超える。これら商業目的で生産されるツリーのほとんどは、規模が大きいため森林ではなく農地で生産されている(アメリカのツリー生産の統計は、農業センサスで集計されている)。この点で環境破壊と指摘されることは少ないが、クリスマス後に一度に大量に発生するツリーのゴミの方が環境問題視されることがある。このためニューヨーク州を始めとした都市部や住宅地では、2000年代以降、リユース(鉢植えで使用後に農場へ戻す)やマテリアルリサイクルを行う取り組みが見られる。