上海に到着した日は海鮮料理にすることにしました。美味しい中華料理と言えば紹興酒は外せません。
せっかくのいい素材がそろったので十年物の紹興酒にいたしました。もちろん本場中の本場、浙江省紹興の紹興酒です。
ブランド名は浙江古越龍山紹興酒です。十年陳花雕とも書かれいてます。日本のレストランでもこの銘柄が記載されていました。記念に陶器の入れ物は4本ともにもらって帰りました。おねがいすると親切に袋に入れてもらえました。

海鮮料理と言えば伊勢海老も外せないです。伊勢海老と言えば当然、刺身です。美味しい料理のおかげで紹興酒を4本も飲んでしまいました。
さっそく大きな皿に乗った伊勢海老の刺身が出てきました。回転テーブルと比較してもらうと大きさがわかってもらえると思います。伊勢海老は、やっぱり美味しいです。


伊勢海老の刺身のおいしさを伝えるために拡大写真も掲載させてもらいました。


紹興酒(しょうこうしゅ)は中華人民共和国浙江省紹興市付近で製造させる代表的な黄酒です。10年ものなので長期熟成させたものを老酒(ラオチュウ)に分類される紹興酒になると思います。きれいな琥珀色のお酒です。日本酒と同じ醸造酒なのでアルコール濃度は16%程度です。もち米が原料の醸造酒なのに琥珀色をしているのはカラメルで色調整をしているためだそうです。
造っている会社名はズバリ「浙江古越龍山紹興酒股份有限公司」です。
日本や台湾では中国の酒と言えば紹興酒ですが広い中国全土では紹興酒は単なるブランドで上海や杭州あたりのお店以外では紹興酒を置いていないお店の方が圧倒的に多かったです。最近では醸造酒で必ず置いているのがワインです。でも、やっぱり上海あたりではみなさん紹興酒でした。


お酒が進んだ伊勢海老以外の料理も紹介いたします。
活きた海老をシンプルに茹でたものもおいしいですね。台湾は必ずと言っていいほど出てきました。海鮮料理には欠かせないです。醤油系のタレにつけて食べます。


活きマテガイも新鮮だから美味しいです。


アワビも一人一個でした。小ぶりですが鮑はやっぱり美味しい食材です。


活き平目も刺身にしてもらいました。


活きホタテも中国では高級食材です。


ここまでがすべて生きた食材の料理でした。
この料理に使われているイカは活きてはいませんでしたが十分においしい料理になっていました。


海鮮ばかりではなく卵と木耳の料理も頼みました。


やっぱり最後は伊勢海老を使ったおじやです。シンプルな塩味だけのおじやにしてもらいました。伊勢海老の身が沢山入っていました。


ここは一度紹介したことのあるお店ですがあらためてお店を紹介いたします。
   店名 東駿燕窩魚翅海鮮酒家
   住所 上海市淮海西路518号
   電話 021‐6281-1978
     東駿燕窩魚翅海鮮酒家
     花園飯店 ( 泊まったホテル )

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こちらのお店は本格的な海鮮料理のチェーン店で最初に出来たお店です。人気のお店のため水槽に入った沢山の魚介類がいつも新鮮です。


器の裏側は洒落た絵が描かれているのです。
持ち帰った紹興酒の器はフラワーベース(花瓶)に使わさせていただきました。写真の花は2014年7月2日に蓼科で買ってきたスターチスのドライフラワーです。
蓼科はワンコを連れての初めての旅行で別荘地にある友人宅に2泊3日で泊めていただきました。

 2014年台風8号のルート動画 → ポチッ