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11月30日に高野山に行ったことは、すでにいくつかの記事で紹介しております。一番東にある奥の院までバスで行き、後は歩いた高野山を散策いたしました。
奥の院からは参道を歩いて一の橋の近くで精進料理を食べました。そこから高野山の西の端に当たる大門までお寺を中心に歩いて行き、その後も女人堂も歩いて沢山のお寺を散策いたしました。
お寺にはいろんな庭がありました。枯山水(かれさんすい)と呼ばれる水のない砂の文様のお庭もありました。その中から二つのお寺の庭を紹介いたします。

一つ目が真言宗総本山である金剛峰寺の少し西にある親王院です。上の地図で見ると場所がわかると思います。この門をくぐると枯山水の庭が広がっていました。


門をくぐると枯山水の庭が広がっていました。丁寧に手入れされていました。枯山水は水のない庭のことで、池や遣水などの水を用いずに石や砂などにより山水の風景を表現する庭園様式です。例えば白砂や小石を敷いて水面に見立てることが多く、橋が架かっていればその下は水です。石の表面の紋様で水の流れを表現することもあるそうです。


同じ庭ですが少し遠目からの写真です。建物がよくわかると思います。ちょっと気になるのが梯子です。どのお寺にも同じように、梯子がかけられていました。これから雪が多くなってくるので雪下ろしのためでしょうか。


こちらは女人堂の近くにあった蓮華定院です。この門をくぐると枯山水が左右に広がっていました。


これが蓮華定院の枯山水のお庭です。模様のつけ方が面白かったです。


こちらの蓮華定院は、幾何学的な枯山水の文様が印象的でした。


蓮華定院は比較的、大きなお寺で塀の文様も趣がありました。高野山の沢山のお寺は奥の院と金剛峰寺以外は宿坊をやっているのです。上の地図の赤い「宿」のマークが宿坊のマークなのです。今回、紹介の2つのお寺も宿坊をやっていました。


場所を紹介します。緑色マーク( )の寺院に枯山水の庭がありました。


より大きな地図で 高野山の枯山水の寺院 を表示