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この日はカザフスタンのアルマトイ(アルマティー Almaty)からキエフにウクライナの航空会社であるアエロスヴィット航空で6時間25分のフライトでウクライナの首都キエフに着きました。本来は町で昼食をとることにしていたのですが、カザフスタンから飛行機が遅れていることもあり空港で昼食をとった後、すぐにウクライナの国内線でドニプロペトロウシク(Dnepropetrovsk)という町に着きました。
ウクライナに着いたらやっぱりウクライナ料理です。さっそく夕食は湖畔にある素敵なウクライナ料理のレストランに行きました。上の写真がレストランからの景色です。

オープンな雰囲気のレストランでした。ここでいろんな肉を焼いて出してくれました。


レストランからの別の角度の景色です。


こちらがレストランの入口の門です。これがレストラン? ワイルドナ雰囲気の入口に驚きましたが中に入って納得でした。


レストランの中ではプライベートなパーティーも行われており、そのパーティーも素敵な景色になっていました。


レストランは広大な敷地の中に個室が建てられている形式でした。この建物で食事を楽しみました。


個室の中のテーブルです。遠くからは個室は小さいように見えましたが実際に席に着くと結構広いテーブルでした。


分厚い皮張りのメニューにはPECYOPAHの文字とXymipの文字が読み取れます。一つがお店の名前でしょうか。もう一つがメニューの意味かもしれません。


さっそくビールです。民族衣装の方が持ってきてくれます。


ここから料理の紹介です。と言っても料理の名前は判りません。こちらはいろんなピクルス(日本流で言えば漬物)の盛り合わせです。ハーブも一緒に食べました。


これがウクライナの名物です。塩付けや燻製など5~6種類のいろんな肉が、出されました。カザフスタンと違い豚肉が自由に食べれるので豚肉も入っています。特に有名なのが豚の脂身の塩漬けサーロ(ウクライナ語:Сало 英語:Salo)です。サーロはボルシチやヴァレーヌィクと並んで、ウクライナの代表的な伝統料理とされています。


上の写真からサーロの部分を拡大しました。これが本場のサーロです。
サーロは、高カロリーの脂肪源として古来より重視されたそうです。農家や、戦争に出かけるウクライナ・コサックはいつもサーロを保存食として持参していたといわれています。18世紀初めのヘーチマン国家における忠心隊の1 日分の糧食にはサーロの割合が30.8 %を占めており、ウクライナの食文化におけるサーロの重要度を物語っているるそうです。ウクライナ人によるサーロへのこだわりは、東欧諸国においてしばしば笑いのネタにされており、ウクライナ人を「サーロ食い」と呼ぶこともあるそうです。
ウクライナ人の食生活では、以前はサーロはパンとならぶ主食の一つでしたが、生活様式の変化と、現代の人々の間に広まった低カロリー志向から、前菜的な役割のみ担うようになったそうです。


ウクライナ料理は自然な農村の中で食べるコンセプトのようです。以前ロシアでウクライナ料理を食べた時はレストランの中に農家を作って実際の動物や農夫がその中に居ました。
こちらではまさに自然の中にレストランを作ったのだと感じました。出てくるものも自然なものでした。生野菜がドーンと出てきました。


いかにもウクライナ人という雰囲気の方が民族衣装で沢山の料理を持ってきてくれました。


これがニシンの塩漬けです。ほとんど刺身状態と言えるほど新鮮でした。ニンニクやハーブと一緒に食べました。


写真を撮る前に2個食べられてしまいました。これもウクライナの独特の料理だと思います。なぜならばウクライナ独特の料理を選んで欲しいと頼んだからです。


ウクライナと言えばウオッカです。これは生姜を原料にして作ったウオッカです。初めて見ました。単にウオッカに生姜を入れたものではなく珍しいものだそうです。透明な普通のウオッカより飲みやすい気がしました。


ジャガイモ料理です。単に揚げたものですが味付けが良かったです。


春巻きのような料理でした。卵で巻いた物を揚げた料理でしょうか。


いよいよメインの登場です。最初に紹介した湖畔で肉を焼き始めました。


テーブルに出されてきました。やはり一番高級な牛肉だと思います。沢山出てきました。


カザフスタンでは肉はカリカリに焼きましたがウクライナでは多少ミディアム的な焼具合でした。タレは必要なく調理の時の塩と胡椒だけの味付けですが肉に含まれる脂の味だけて美味しくいただけました。クリックすると拡大します。


レストランの位置を探し当てました。フォークとナイフのマークの位置がこのレストランです。地図内のアイコンを数回クリックすると、この位置が判ってくると思います。もっとアイコンをクリックすると、この町ドニプロペトロウシクの位置もわかると思います。
 店名 Xytıp Restorant

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