鷲倉温泉に泊まった翌日2013年7月23日は8人でゴルフでした。ゴルフ場の名前はボナリ高原ゴルフクラブですが、名前の由来は近くにある母成峠(ぼなりとうげ)から来たのだと思います。母成峠と言えばNHK大河ドラマの「八重の桜」で有名な会津戦争の中で
上の写真はクラブハウスからコースの方向を撮った写真です。ここは磐梯山を見ながら出来る絶景のゴルフ場でした。その磐梯山を背景に記念写真を撮りました。
こちらが会津の象徴である磐梯山です。
頂上部分には雲がかかっていましたが磐梯山を見ることが出来ました。
鷲倉温泉から到着した時に撮った写真で、車寄せ側から見たクラブハウスです。木をふんだんに使った1階建ての3棟で構成された格調高い建物でした。
クラブハウスの中からの景色です。
ここは標高850mで磐梯朝日国定公園の大自然に囲まれたコースは四季折々の景観が美しく、紅葉に染まった秋には最高の眺望が広がるそうです。 世界各国で110余りの名コースをデザインしたロナルド・フリーム氏 による設計で、東京から遠く離れていますが人気のあるコースだそうです。
名前 ボナリ高原ゴルフクラブ
住所 福島県耶麻郡猪苗代町沼尻2855
電話 0242-67-1234
開場 平成12年6月
標高 850m
設計 ロナルド・フリーム 18ホール 7010ヤード パー72
地図 http://goo.gl/maps/Twbiv
磐梯山が正面に見える11番ショートホールです。
18番の途中からの景色です。クラブハウスが近づいてきました。というよりは昼食が近づいてきたというのが実感でした。
昼食をみんなで食べるひと時もいいですね。いろんな話をしながら楽しく生ビールと食事を楽しみもした。
昼食は蕎麦定食を頼みました。なんとゴルフ場でありながら地元の農家の蕎麦を使った十割手打ち蕎麦でした。さすが蕎麦の産地のゴルフ場だけのことはありました。
前日も蕎麦専門店の蕎麦物語・遊山で十割手打ち蕎麦を食べましたが、同じように真白ののど越しのよい蕎麦でした。
黄色のマークがボナリ高原ゴルフクラブで赤いマークが会津戦争の戦いが行われた母成峠(ボナリ峠)です。緑のラインがゴルフ場から家に帰った母成グリーンラインで母成峠を越えていきます。
より大きな地図で 母成峠 を表示
有名な母成峠を越えているという知識がなかったので、良い写真はありませんでしたが母成グリーンラインで母成峠を越えて帰るときに偶然に撮った前方の景色です。母成峠は、慶応4年(1868年)に土方歳三率いる会津藩・旧幕府軍・新選組を中心とした東軍800名と新政府軍の西軍3000名(or 2600名 or 2200名)が決戦を行なった古戦場として知られています。
右下の地図はクリックすると拡大します。
1868年10月6日(旧暦8月21日)午前9時頃から濃霧の中で戦闘は砲撃戦で始まったそうです。
旧幕府軍は母成峠から山麓にかけて築いた3段の台場陣地と勝岩の台場陣地に布陣していましたが、先ず木砲のみの第1台場陣地があっけなく陥落したそうです。旧式大砲2門を置いた第2台場陣地も新政府軍のアームストロング砲攻撃と長州藩兵の側面攻撃で炎上、陥落したそうです。
大砲5門が設置された頂上(母成峠)の第3台場は、制圧された第2台場から大砲20余門でを攻撃や濃霧の中、背後を襲われるなどして午後4時過ぎにはほぼ勝敗は決したそうです。
下記の絵は明治中期に描かれた薩摩藩の戦記写本「母成峠大戦争図」の母成峠の戦闘シーンです。すでに戦闘は遠い距離からの銃撃戦に移行して、近代の戦闘シーンに近いものになっていることが伺えます。