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家族6人で2013年8月24日に箱根・塔ノ沢温泉の福住樓に泊まりました。
福住樓の明治時代の建物大正時代の風呂食材にこだわった夕食はすでに紹介させていただいたので、ここでは翌朝の朝食を紹介したいと思います。朝食は前日の夕食と同様に大広間の一部を仕切った左の図の「食事の部屋」と書い一番奥の床の間のある18畳の部屋でいただきました。
上の写真がコの字型に並べられた朝食の膳です。
おかげさまで、夕食と同様に、ゆったりとした贅沢なスペースでの朝食を楽しむことが出来ました。

下の写真が縁側から見た大広間の写真です。タイムスリップしたような空間でした。左上の図のように大広間全体が独立した建物で周囲が庭で囲まれていました。


こちらが福住樓の朝食です。この膳の上に、ご飯とみそ汁が乗せられます。見た目は普通の朝食ですが地元の食材へのこだわりを感じた朝食でした。
つまり地元である箱根、小田原、伊豆、駿河湾などの食材が使われていました。


朝食では珍しい豆腐の冷奴です。
福住楼から500mの場所には豆腐の名店である豆腐処・萩野があるくらい箱根には美味しい豆腐があるようです。
萩野の豆腐かどうかはわかりませんが、一品として出されるだけのことはある豆腐らしい豆腐でした。豆腐と言えば水ですね。だから箱根と言えば豆腐なのかもしれません。右の写真のネギと鰹節とおろし生姜の入った醤油でシンプルにいただきました。


しらす、かまぼこ、わさび漬けも地元の食材と判る一品でした。佃煮も地元の山の幸なのかもしれません。


箱根の名前が入った小田原の海苔もうれしい一品でした。
菊大の「ふじ娘」です。
パッケージの色合いが、夕べ出てきた右の写真の特注のビールに似ているので、この海苔も箱根旅館向けの特注品なのかもしれません。ビールのラベルはクリックすると拡大します。


朝食と言えば魚の干物です。干物と言えば、やっぱり小田原のアジの干物です。特に説明はありませんでしたが鯵の干物といえばやっぱり小田原ですね。


熱々の白いご飯に合っていました。味噌汁の部には、細い麩(ふ)が入っていました。麩も地元にこだわった食材のような気がしました。紹介の料理以外に全体の写真を見ていただいたらわかるようにキンピラと漬物がありました。