上の写真を切取り拡大いたしました。近くに有名な御射鹿池があるために見向きされませんが、単独で存在したならば、結構きれいな池と思い掲載いたしました。
この池は御射鹿池と同じ目的で作られた人工的な溜め池です。御射鹿池は雪解け水を温めると同時に強酸性の水を薄めて農地に利用するために1933年に作られました。ところが御射鹿池から下流の農地に届けられる前に、伏流(流水が地面下を流れる)して酸性度が高くなっていまうことから再度酸性度の希釈(平均化?)と水を温める目的として、終戦(1945年8月)のすぐ後に作られたそうです。池の名前はまだ調べ切れていないので「もう一つの溜め池」とさせていただきました。
標高 築年
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冒頭の写真は道路側から撮ったものですが、こちらは堰堤側からの写真です。上の写真も切取り拡大いたしました。
御射鹿池と標高で300mの差があるので御射鹿池よりは紅葉は少し遅れているようでした。カラマツの紅葉が進むと、さらにきれいな景色を見せてくれると想像されました。左側に道路が見えます。
御射鹿池から流れて来る小川です。水はすばらしくきれいでした。この池の名前をご存じの方がおられたら是非ともお教え願います。
我家のムサシも小川の水を飲んでいました。強酸性とのことですが、PH4程度なので特に害はないと思い満足するだけ飲んでもらいました。
水を飲んでいるアップの写真です。さぞかし自然の伏流水は美味しかったと思います。