写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

すでに報告させていただいたオランダ館デンマーク館オーストリアの家を見た後はPASSPORT(プレミアムパス)で7ケ所の異人館を廻りました。プレミアムパスで見た順番は次の通りです。PASSPORTの中には右側のように入館時に印を押してもらうページがあります。この日に見なくてもいつでもOKでした。時間切れになっても印が押されていない異人館に関しては次回の時に使えます。期限はありません。8つ目は異人館ではなくドレスサービスです。ドレスを着て記念写真を撮るようです。
それでは最初の「うろこの家」を紹介したいと思います。
 Ⓓ うろこの家/うろこ美術館 旧ハリアー邸
 Ⓔ 山手八番館        旧サンセン邸
 Ⓕ 北野外国人倶楽部     旧フリューガ邸
 Ⓖ 坂の上の異人館      旧中国領事館 旧チン邸
 Ⓗ ベンの家         旧アリソン邸
 Ⓘ 洋館長屋         旧ボシー邸
 Ⓙ 英国館          旧フデセック邸

うろこの家に向かいました。
オーストリア館から細い坂道をまっすぐに登ると「うろこの家」があります。


「うろこの家」付近から登ってきた坂道をふり返って写真を撮りました。急な坂道であることが分かってもらえると思います。


やっと、「うろこの家」に到着しました。


庭に入って建物を撮りました。一見は一つの建物のように見えますが2つの建物です。右側が「うろこの家」で、左側が「うろこ美術館」です。


こちらが「うろこの家」です。建物の中央の塔屋は商館の主であった貿易商が船の入出港を見守るための展望塔でした。建物は1905年(明治38年)頃に神戸旧居留地に外国人向けの高級借家として建設されて、大正年間に北野町の現在の場所に移建された西洋館です。後にドイツ人R.ハリヤーの住居となったことから。旧ハリヤー邸とも呼ばれていますが「うろこの家」という通称の方が一般的です。


名前の通り、建物の外壁を飾る天然石のスレートが魚の鱗(うろこ)のように見えることから「うろこの家」と呼ばれてきました。


うろこ状の壁を拡大いたしました。


内部を紹介したいと思います。ステンドグラスが見事でした。


見事な食器も沢山並べられています。


上の部屋の暖炉の近くに置かれていたステンドグラスのランプも気になります。


アンティーク・マイセン(Meissen Antique Doiis)のコレクションも圧巻でした。食器類も高価なアンティークの名磁器ばかりでした。


部屋の入口は意外と狭く作られていました。


階段から玄関の方を見た景色です。


階段かの見た2階の廊下です。天井から下がったステンドグラスのシャンデリアも見事でした。


階段から別の角度から見た2階の廊下です。


2階の部屋も見事でした。ステンドグラスの卓上ランプ(Tiffany Lamp)が沢山ありました。ほんと一流品ばかりで、これらを見るだけでも博物館/美術館のようでした。


ステンドグラスの卓上ランプだけを切り取り拡大いたしました。


別の角度からの写真です。


この卓上ランプも見事でした。このようなランプを見るだけでも値打ちがある異人館でした。クリックすると特別に拡大いたします。


書斎あるいは執務室です。ここの主は貿易商を営んでいたそうです。見事な調度品ばかりでした。


机も凝っています。やはりタイプライターが置かれていました。


可愛らしいランフが置かれていました。よく見ると大きくトンボが表現されていました。


トンボのランプが置かれていたのがこちらの部屋でした。こちらの部屋にもソファーが置かれていました。蓄音機もおかれていたので音楽を楽しむ部屋だったのかもしれません。


こちらがマホガニー・ホーン付きの蓄音機で、この家に住んでいたドイツ人の愛用品で、現在でも使用可能だそうです。この蓄音機は1905年製造されたドイツ製でした。


ゴルフ屋スキーの道具が印象的でした。神戸は日本最古のゴルフ場がありました。六甲山でスキーを楽しんだのかもしれません。今は六甲山の人工スキー場が外国人の方に大人気だそうです。


そり(橇)が置かれていました。この橇には「王家の橇」という名前が付けられいて、バイキング船の船首像に見るようなドラゴンの彫刻が施されています。右が説明文です。クリックすると読めるサイズに拡大します。


ドラゴンの彫刻の写真を紹介いたします。


庭の景色を紹介します。異人館の中で最も明るくて開放的な庭でした。神戸の街も一望できます。ソリが置かれていたサンルームからの景色です。


うろこの館の庭で、一際目立っているのがイノシシの像です。


立派なイノシシの像です。


イノシシの像の前に行列できていました。イノシシの鼻に触っているところの写真を順番待ちで撮っているのです。このイノシシはカリドンの猪と呼ばれていて、実はパワースポット(Power Spot)なのです。イノシシの愛称はボルチェリーノです。


異人館にはほかにもPower Spotがあります。 今回のイノシシの鼻は開運のパワースポット(HAPPINESS)です。最強のパワースポット(WISH)と、幸運のパワースポット(LAVE)は、それぞれの異人館の記事を掲載するときに紹介したいと思います。 
 開運のPower Spot カリンドの猪  Ⓓ うろこの館
 最強のPower Spot サターンの椅子 Ⓔ 山手八番館
 幸運のPower Spot 狛犬      Ⓖ 坂の上の異人館


皆が鼻に触るので、つるつるになっていました。
どれだけの方が触ったことでしょう。


私も記念のために触っているところの写真を自撮りいたしました。


下記の航空写真の中のが「うろこの家」です。
 Ⓐ オランダ館        旧オランダ総領事邸 旧ヴォルヒン邸
 Ⓑ デンマーク館       旧ヨハン・フラウベルト邸跡
 Ⓒ オーストリアの家     旧W.クンツェ邸跡
 Ⓓ うろこの家/うろこ美術館 旧ハリアー邸
 Ⓔ 山手八番館        旧サンセン邸
 Ⓕ 北野外国人倶楽部     旧フリューガ邸
 Ⓖ 坂の上の異人館      旧中国領事館 旧チン邸
 ━━ 2016年3月16日の散策ルート