2010年の1月の記事に追記いたしました。
ジャカルタの象徴である独立記念塔・モナスにも訪れました。前回と違っていたのは駐車場から無料の連絡バスが出ていたことです。左の3連結の乗り物が連絡バスです。

我々は、よく事情が分からなかったので歩きました。かなりの距離がありました。
モナス (Tugu Monas トゥグ・モナス)はインドネシアの首都ジャカルタの中央ジャカルタ地区にある公園「ムルデカ広場」の中心部にある国家独立記念塔です。モナスとは「Monumen Nasional (英語でNationnal Monument)」を略した造語だそうです。


前回と違うことがもう一つありました。前回はモナスの周りが工事中でしたが、今回はその工事中の部分に広い庭園が出来ていたことです。


ここがモナスへの入口です。モナスが写っていませんが、実はモナスは私の背中側にあるのです。この入口から入って地下道を通ってモナスに行くのです。この日も沢山の小学生たちが来ていました。


入場料(CAWAN DEWASA / UMUM)は2500ルピア(22円)でした、ただし塔の上まで行くには中に入ってから、さらに7500ルピア(66円)の入場券(PUNCAK DEWASA / UMUM)を買う必要がありました。DEWASAは大人でUMUMは一般の意味です。CAWANはカップでPUNCAKはトップです。 


塔の上に登るつもりで来たのですがエレベーターには長蛇の列が出来ていたので塔に登ることは断念いたしました。この日は日本に帰る日のため、あまり時間がなかったのです。料金が2種類に分かれていたために無駄な入場料を払わなくてすみました。


モナスの地下の歴史展示場です。前回も書いたのですがこの歴史博物館の中には48個のジオラマパネルがあり、古代から現代までのインドネシア史の主な出来事が描かれています。ここは22円の入場券で入れるエリアです。


48個のジオラマパネルの2つを紹介します。
こんな感じのジオラマが部屋の周囲にありました。


このモナスにはスカルノ元大統領の直筆サインの独立宣言文が左の扉の中に展示されいるのですが、右の時間にしか開ないのです。ていました。タイミングが悪く40分待つ必要があったために独立宣言文も見ることを断念しました。興味のある方は下の前回の報告で掲載させてもらっていますので見てください。ここも22円の入場券で入れるエリアです。前回と扉のデザインが違います。時間によって違うのでしょうか。
クリックすると前回の扉を表示します。


入口と同じところに地下道を通って出て来ました。そこでは下の大きな写真のようにインドネシアらしいイスラムの服装の女性たちが記念撮影をしていました。髪をスカーフで覆うだけと思われがちですが他にも普通の女性の服装と違うことがあります。赤道直下にも関わらず長袖の服を着ていることと、厚手の黒いレギンスあるいはスパッツをはいていることです。肌を出さないための服装だと思います。しぐさは普通の人たちと変わることはありませんでした。右のような写真の女性はジャカルタでは一度だけしか見ることはありませんでした。その一度というは実は、このモナスだったのです。つまりジャカルタの一般的なイスラムの女性のほとんどが下のような服装なのです。
これがイスラムの若い女性のファッションなのでしょうね。


駐車場に戻るのは無料の連絡バスを使いました。


バスの中からの景色です。遊園地のバスのようで昔を思い出しました。


駐車場に戻ってくると、こちらでも小学生たちがこれからモナスに向かうところに出会いました。



2010年1月24日掲載 タイトル:ジャカルタの景色
が表示された写真はクリックすると拡大します。

ジャカルタの中心街です。高層ビルが立ち並ぶ人口は1100万人の巨大都市です。写真は南の方向です。
車の保有台数は400万台とのことで渋滞は慢性化していました。

北の方に海が見えます。


上の2枚の写真は独立記念塔モナスからの景色です。
Monas(Monument National) 中央ジャカルタ、ムルデカ広場中央にあります。1945年にスカルノ初代大統領が独立宣言したのを記念して1975年に建てた高さ137mの塔だそうです。


エレベーターで展望台に上がれます。頂上部には高さ14メートル、直径6メートル、重さ14.5トンの青銅製のレリーフがあり、レリーフは77のパーツから構成された炎の形で、重さ35キロ分の純金めっきがされています。


塔の台座部分の地下に大きな部屋がありました。その部屋の中に右の写真の金ピカの扉がありました。最初はエレベーターの入口かと思いました。すごく豪華な入口だなと思いましたが、なにか雰囲気が違うためエレベーターの入口ではないことは、すぐにわかりました。
実はその中に下の写真のようにガラスケースがあり、その中にスカルノ元大統領の直筆サインの独立宣言文が展示されていました。金ピカの扉が開いて、下の独立宣言文が出てきます。
モナスの地下の大きな部屋は歴史博物館(Museum Sejarah Nasional)だったのです。部屋の壁と床は大理石で出来ており、広さは80メートルx80メートル、天井の高さは8メートル。歴史博物館の中には48個のジオラマパネルがあり、古代から現代までのインドネシア史の主な出来事が描かれています。その中の一番のエポックが独立だったのでしょうね。


独立宣言文です。クリックすると拡大するので読めると思います。
ただしインドネシア語が解ればですが!


独立記念塔モナスから西の方向の写真です。


南北西とくれば東方向ですね。こちらにはガンビル駅(Gambir Station)が見れます。


東西南北だけでなく、ここからはゆ8方向に放射状に道が伸びています。これは南西方向です。


塔のてっぺんは子供たちであふれていました。遠足か課外授業なんでしょう。


小学生も沢山来ていました。遠くに見える凧揚げは結構人気だそうです。遠くに有名な東南アジアで最大のイスラム寺院であるイスティクラル大寺院の塔(ミナレット)が見れます。


入場券は7500ルピア(約75円)です。


これはホテルからの景色ですが建設中のビルも沢山見れます。夜は建設中のビルも照明されておりきれいです。この2枚は同じ場所です。


衛星写真を拝借しました。中央が独立記念塔です。