ここの記事の写真はすべて太原空港の土産物売り場で撮ったものです。山西省はお酢が有名です。生産量も中国一と言われています。特に清除県は有名だそうです。日本のサイトで「清除県」と検索すると沢山表示されました。⇒ポチッ
地図を見ると太原市の中に清除県があります。「県」と言っても日本の「県」とは違いますね。お酢の名前になっている寧化府も地名なんです。会社の住所は太原市寧化府60号と書かれていました。清除県は太原から平遥古城に行く途中にあります。と言うか平遥古城にすごく近いところです。写真の箱にも老陳酢の文字が読み取れます。ネット検索では老陳酢は35,000件も出てきます。
空港の土産物屋さんにはお酢が沢山売られていました。山西省の太原空港から北京空港に飛んだときは北京空港の荷物のターンテーブルに、お酢が沢山廻っていました。皆さん、すごい量を買い込んでいたと言うことですね。上のは1450ccのお酢が3~4本入っています。私は1450ccを一本買いました。10元(166円)でした。液体の機内持ち込みが出来なくなったので日本まで持ち帰るのが大変でした。2重にビニール袋で包んでスーツケースに入れました。もし漏れたら、たぶん衣類が使えなくなってしまいます。
降脂酢や降糖酢や保険酢の文字が目を引きます。「脂肪を下げる酢」「健康酢」と言ったところでしょう。お酢の名前は「寧化府」と書かれています。検索しても日本語では出てきません。会社名は太原市寧化府益源慶酢業有限公司と書いてありました。創業1377年の文字が読み取れます。パッケージに書かれている益源慶の文字はネットでも出てきました。
日本のお酢の原料はお米ですが中国の高級なお酢の原料は高粱(こうりゃん)と言う穀物だそうです。イネ科モロコシ族で学名は Sorghum nervosum⇒ポチッ
高級なお酒の芽台(マオタイ)酒の原料も高粱と書かれていました。右の高粱の写真はネットから拝借いたしました。

こちらの酢は少し高級品です。


この中央の酢は高いですね。値札は428元(7100円)が付いています。量は2480mlです。でも右側は小さい(500ml)のに120元(1990円)なので、これが一番高いかも知れません。普貴酢が高級ブランドのようです。