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気分を変えてベトナムのホーチミンの記事を再掲載いたします。ベトナムに到着した日は、やっぱり地元料理を食べたくなります。それも好きなシーフードを食べたいので宿泊したホテルの人に紹介してもらったレストランに行きました。日本を出発して夕食には美味しいベトナム料理が食べれるとは信じられない気がします。
これは海老をココナッツ(椰子)の器にかけて、シンプルに蒸したものです。海老の頭の下にリング状に火がつけられて出てきました。雰囲気を盛り上げてくれる有名な料理です。暗いところで出てくると素晴らしい雰囲気ではないでしょうか。新鮮なエビはいつ食べても美味しいですね。

お店の入口に沢山の生簀があり、注文した料理の魚介類の素材はすべて生きたものでした。


ベトナム料理ではスープが大切と言うことで蟹と海老の身が入ったスープを頼みました。


これは巻貝をシンプルに蒸したものです。一緒に乗せてあるハーブは、なかなか癖の強いものでしたが意外と美味しく食べれます。


シンプルな料理をつけて食べるのが、このタレです。左が塩と胡椒にライムをかけたものです。右はナンプラー(魚醤)に唐辛子を入れたものです。どちらも美味しく食べれます。


メニューにはSwimming Crab(スイミング・クラブ)と書かれていました。なるほど渡り蟹ですね。危険を察知したとき泳いで逃げることがある蟹でした。上の塩と胡椒にライムをかけたものにつけて食べると最高です。値段はtheo mua(季節による)と書かれていました。日本流では時価ですね。一番恐ろしき記載の仕方です。


今回のメインの料理は、この魚です。Rockfish(ロック・フィッシュ)と呼ばれていました。ただしロック・フィッシュは底にいる魚の総称で固有名詞は判りませんが驚く形態でした。ところが、この魚が恐ろしく美味しかったのです。こちらも、おそらく時価ですが、この日の料理の半分以上の値段が、この魚と思われるほど高級魚な感じの魚でした。
なにしろ「お薦めの一番美味しい魚を出してください」と頼みましたから!
すると活きた、この怖い顔の魚を籠に入れてテーブルまで持って来てくれました。2匹のうち色の濃い方の魚を料理に頼みました。まさに岩のような魚でした。全体の形は鮟鱇(あんこう)に似ていますが、アンコウに比べて形はしっかりしており、口は小さい感じでした。


これが顔の前から撮ったものです。大満足させてくれる料理でした。食感や美味しさは、まさにフグです。味は違いますが、テッチリ(フグ鍋)に一番近い感じでした。フグよりも、もっとプリプリ感が強い魚でした。


活きていたときは柔らかそうでしたが、料理で出てきた身はプリプリしており、太い骨に、こびりついた身は魚とは思えないほどの食感でした。写真をクリックすると拡大するので、是非とも拡大写真を見ていただき食感を感じていただきたいと思います。


デザートの果物は、よく見かけるものばかりですが、左の端に写っている小皿の中の茶色い塩につけて食べると、ベトナムの味になります。この塩は唐辛子の入ったものだと思います。


隣の席は誕生パーテーでした。ローソクを消している人の誕生日のようです。女性の髪形は独特のものなので、座っているときから、この女性の誕生日をお祝いしているのだとわかりました。


メニューの一部です。左が蟹のページで右が海老のページです。メニューをクリックすると字が読める大きさに拡大いたします。


この下で紹介しているテーブルはいずれも1階席です。こちらのレストランは大きなお店で沢山のテーブルがありました。席の雰囲気も一般的な感じのものもあれば高級な雰囲気のところもありました。


個室も沢山あるようでしたが、3名での食事のためテーブル席を希望しました。我々が食べたところは2階席で、紹介の2枚写真とは、また違う雰囲気のテーブルでした。そのおかげで誕生パーティーも見ることが出来ました。お薦め出来るレストランなので、お店を紹介いたします。
 店名 Ngoc Suong restaurant
 住所 19 Le Quy Don St., District 3. Ho Chi Minh city.
 電話 08-9304209
 HP  http://www.ngocsuong.com.vn/vietnamese/lequydon.html