上の写真はシベリア最大の町ノヴォシビルスクの空港です。
ロシアの航空会社であるS7航空に乗ったことはすでに報告いたしましたが、帰りのノヴォシビルスクからモスクワへはロシア最大の航空会社であるアエロフロート・ロシア航空に乗りました。

11月28日はモスクワまで行き、モスクワからは夜行便でカザフスタンの首都アスタナまで行きました。18:45発の20:00着のフライトですがモスクワとノヴォシビルスクは3時間の時差があるので飛行時間は4時間15分でした。


アエロフロートの機内食を紹介いたします。もちろん最初はビールです。ロシアとウクライナとカザフスタンの航空会社のビール全て500mlの缶ビールでしたが初めて350mlの缶ビールに出会いました。感激でした。やはりロシア最大の航空会社だけのことはあります。と変なことで関心してしまいました。


前菜はアスパラガスとチーズとビーフジャーキーでした。これはビールに合いました。アスパラは生でしたが不思議なことにやわらかくて美味しくいただけました。もしかしたら生のように見えたけれども茹であったのかも知りません。あるいは生食用の種類があるのかもしれません。


メインデッシュはビーフとチキンとサーモンが選択できましたが、私はサーモンを選びました。野菜はズッキーニとトマトとニンジンにワカメが添えられていました。米が出てきたのも珍しかったです。


いつも通りデザートに対して紅茶を頼みました。
正式名はアエロフロート・ロシア航空(Aeroflot - Russian Airlines/Аэрофлот - Российские авиалинии) で1932年に設立されました。1992年までは全てロシアあるいはウクライナ製の飛行機が使われていましたが最近では、ほとんどの機体がボーイングとエアバスになっていると聞かされました。今回の機体はA321でした。
最新の情報はありませんが2009年に25機保有していたツポレフTu-154Mも「2008年~2010年の間に順次退役、エアバスA320ファミリーと置き換えられる予定」と書かれていました。

ロシア機の名誉のためにロシア機ばかりが事故を起こしているわけではないことを紹介する目的で機種別の事故件数を集計してみました。人数は死亡された方の数です。事故件数とは機体損失あるいは同等の重大事故の数です。B747でも3722人の人がなくなっています。それに対してツボレフは1720人なのです。製造機数あたりは B747:2.62人/機 Tu9154:1.69人/機です。ほんとうは飛行時間や発着回数あたりの数値が分かれば比較になると思いますが、そこまでは分かりませんでした。ロシア機の数値は最近の判明している事故だけの集計なので、もっと多いというのが一般的な見解です。
         製造数   事故+ハイジャック  ハイジャック
 A320     3985機  441人/ 22回    1人/ 6回
 B757 B767  2019機  850人/ 11回   282人/ 5回
 B747     1419機  3722人/ 65回  22人/29回
 B737     5124機  3604人/213回  325人/96回
 B777     923機     0人
 I1-96-300   24機     0人
 Tu-154    1015機  1720人/16回(判明事故のみ)
         I1-96-300:イリューシン96-300
         Tu-154 :ツボレフ154