上海は海外の町の中で本格的な日本食店が最も多い街だと思いました。それだけに競争も激しく味もよく値段も安いことで有名で、そんなお店に行って食べるのが楽しみの一つでもあります。2000円くらいでお店のメニューが食べ放題です。もちろん飲み物も飲み放題のお店も沢山あります。
それだけにホテルの日本食は高く感じてしまいます。
今回泊まったホテル花園飯店(Garden Hoeel Shanghai)はフランス租界地区にあることから、そのような日本食店にはタクシーで行くことになりますが、上海の夕食時はタクシーもなかなか来ないうえに渋滞が激しいことからホテルの日本食店で夕食を食べることになりました。花園飯店の日本食店は上海の中でも屈指のお店だと思いますので紹介させていただきます。

こちらのお店で単品で頼むとかなりの金額に行ってしまうことからコースにいたしました。6種類のコースがありますが、不思議と山里会席と寿司会席に希望が集まりました。私は山里会席を頼みました。
これが山里会席の前菜です。不思議なことに寿司会席の前菜とは内容が違っていました。この辺が日本食店「山里」のこだわりなのかもしれません。


やっぱり最初はビールですね。


椀物の具を不思議なものが入っていました。一見は豆腐のようでしたが弾力のある食感のものでした。生腑か胡麻豆腐のような感じでした。


定番の御造りはカンパチと鯛とマグロでした。


焼き物は西京焼きでした。


鍋物は3種類から選びました。3種類の鍋は蟹鍋と牡蠣鍋と鯛チリ鍋でしたが、私は蟹鍋を選びました。寿司会席には鍋物はありませんでした。


大きな蟹が沢山入っていました。これで一人鍋なのです。


こちらは別の方が選んだ牡蠣鍋です。味噌仕立てのつゆに沢山牡蠣が入っていたそうです。ただし身が少し小さいといわれていました。


天婦羅もありました。


最後の食事はいろんなものが選べます。私は寿司を選んでみました。


寿司会席の場合は最後の食事の選択はありません。これが寿司会席の最後に出てくるお寿司です。寿司会席の中の寿司だけのことはあるようです。


山里会席の中で別の人が選択した鰻丼です。


最後はデザートが出てきました。こちらは寿司会席も山里会席の場合も同じでした。唯一同じだったのがデザートと説明した方が正確かもしれません。前菜から途中の焼き物など料理では同じものはありませんでした。