写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2020年2月07日修正 タイトル:紹介の絵画のタイトルを修正
コメント頂いたじみさんの指摘により掲載した絵画のタイトルが間違えていた(別の絵のタイトルを記載)ことが分かりました。修正のために再掲載させていただきます。間違いが出ないように絵画の下に額縁の下の説明板(右の写真)を3枚の絵画の下に追加させていただきました。
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追伸
2020年2月7日~2月18日まで関西に行きます。ネット事情の関係で皆様の所に訪問出来ないことをお許しください。

2016年9月20日掲載 タイトル:戦闘の回廊 Galerie des Batailles

この写真は「王子の階段」から小さな入口から入って最初に目に入って来る「戦闘の回廊」です。

今回紹介する「戦闘の回廊」はヴェルサイユ宮殿の中で最も大きな部屋です。この回廊は、下の航空写真でも判るように、南翼の2階全体を占めていて、1837年にルイ=フィリップ王によって作られました。ちなみにルイ=フィリップ王の在位は1830年8月9日から1848年2月24日です。ヴェルサイユ宮殿自体は1624年にルイ13世の狩猟の館として建てられたのが始まりで、その後に増築が行われて1682年にルーブル宮殿から、政府と宮廷が移されて宮殿となり、その後も増改築が行われました。
  ヴェルサイユ宮殿    1682年建設 Château de Versailles 本館
  鏡の回廊  長さ 73m 1687年完成 Galerie des Glaces
  戦闘の回廊 長さ120m 1837年完成 Galerie des Batailles


ヴェルサイユ宮殿で最も大きな部屋の大きさは
 長さ 120 m
 幅   13 m   です。


壁に掛けられた35点の絵画は、トルビアックの戦い(496年)からワグラムの戦い(1809年)まで、フランス軍の歴史における最も重要な出来事を描いたもので、ウジェーヌ・ドラクロワ作の「タイユブールの戦いの聖王ルイ」、フランソワ・ジェラール作の「アンリ4世のパリ入城」、オラス・ヴェルネ作の「フォントノワの戦い」などがあります。


上の写真と似ていますが見ている方向が違います。こちらの写真は窓が左にあり、上の写真は右にあります。つまりこの写真は南から北方向を撮った写真なのです。この部屋では600人から800人までのディナーパーティーを開催することができます。


こちらの写真も窓が左にあるので南から北方向を撮った写真です。「戦闘の回廊」では北端と中央と南端にそれぞれ8本(北端)、32本(中央)、8本(南端)の柱が建てられており、それが回廊のアクセントになっていました。写真に写っているのは中央と北端の柱群です。


中央の32本の柱群からの「戦闘の回廊」の景観です。ここが回廊の中心部になります。片側が60mで総長さが120mになります。


天井は天窓になっていました。


天窓と梁の間の天井の装飾です。


中央の32本の柱群と天井の飾りです。


その柱群の部分の天井の装飾を拡大いたしました。


35点の絵画はいずれも大きかったです。


絵画をいくつか紹介したいと思います。こちらは1807年6月14日の戦闘を描いたもののようです。額の下の説明板の拡大写真を追加いたしました。
BATAILLE DE FRIEDLAND

GAGNÉE PAR L'EMPEREUR NAPOLEON.

14 Juin 1807.



絵画と絵画の間には沢山の石像が飾られていました。


こちらの絵画は1242年7月21日の戦闘を1837年に描いた作品のようです。こちらも額の下の説明板の拡大写真を追加いたしました。タイユブールの戦いで1242年7月21日にセントルイスで勝利した瞬間のようです。コメント頂いたじみさんによれば、ウジェーヌ・ドラクロワ(Fedinand Victor Eugene Delacroix 1798年~1863年)の作品だそうです。クリックするときれいな飾りも含めた拡大写真を表示します。(2020年2月6日追記)
BATAILLE DE TAILLEBOURG

GAGNÉE PAR SAINT LOUIS

21 Juillet 1242.



こちらの絵も大作です。こちらは1214年7月27日の戦いのようです。こちらも額縁の下の説明板の拡大写真を追加いたしました。
BATAILLE DE BOUVLNES

GAGNÉE PAR PHILIPPE AUGUSTE

27 Juillet 1214.



回廊の一番北側の部分です。


その北側の壁の絵がこちらです。


そして、こちらが南の端です。


南の端の壁の絵を拡大いたしました。


回廊の南端に近い場所から見た外の庭園の景色です。


回廊の南端からは元の場所に戻る細い廊下がありました。その廊下の写真を紹介したいと思います。
  戦闘の回廊
  廊下


戦闘の回廊の南端の出口を出てすぐの通路(廊下 )です。突き当りを左に曲がるとまっすぐな廊下を見ることが出来ます。


こちらが、その長い廊下です。回廊と呼んでもいいかもしれません。石像が沢山並んでいました。


途中で窓がなく暗くなる所かせありました。


暗いところを過ぎるとまた明るくなりました。


外には煙突が沢山見えました。


出発地点である「王子の階段」に戻ってきました。


下から見上げた「王子の階段」です。ここから1階に下りました。


追伸
今日2016年9月20日から9月27日まで関西に行っています。その間はネット事情の関係で皆様のところに訪問できないことお許しください。


2016年9月20日 14時10分追伸 タイトル:飛行機が欠航になりました。
成田空港11時55分発で関西空港行きのフライトに乗るつもりで成田空港まで行きました。台風16号のために、結局12時20分に欠航との結論になりました。今日の新幹線に乗るつもりで、搭乗口を一番で離れて駅に向かいましたが、念のため航空会社のチェックインカウンターの一部に欠航扱いカウンターが開かれたので、話を聞いてみようと行ってみると、先頭に並ぶことが出来ました。今日のフライトは満席だったので、明日の朝一のフライトを聞くと空いていたので、そちらに変更してもらい、先ほど家に帰ってきました。幸いにも台風16号は9月20日21時ごろに、静岡県沖で温帯低気圧に変わりました。