写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2017年6月17日にスカシユリ系の20種類の百合が満開の公園を紹介しましたが、オリエンタル系(ハイブリッド系)の8種類の百合はまだ咲いていませんでした。そろそろ咲き始めたのではないかと思い2017年6月22日に見に行ってきました。すると上の写真のように「サルタレロ」が満開でした。蕾の感じから最初に咲くのは「クリストファー」で「サルタレロ」は1~3番目に咲くと予想していました。完全ではないけれども予想は半分当たりました。

やはり気になって再度ユリの公園に位置関係を確認に行き、撮った写真を確認すると6月17日の説明板が間違えていたことが分かりました。6月17日~6月22日の間に説明板の位置を正しく設置しなおしたと思われます。つまり今にも咲きそうだったのは「サルタレロ」で予想は正しかったのです。下記の画像はホームページに掲載されていた会場案内図をアレンジしたものです。


見事な大輪が沢山咲いて迫力がいっぱいでした。
サルタレロは日本原産のゆりを基に改良したものだそうです。すっきりしたアプリコットオレンジの大輪花でした。


上の花の部分を拡大いたしました。


この株では3つの花が咲いていてさらに蕾が2つついていました。


他のの百合は咲いていませんでしたが、蕾が大きくなってきていたので、これからさらに迫力のある景色を見せてくれると思います。第2回目のユリまつりの7月8日~7月14日が見ごろなのだと思います。右の写真は6月17日の状態です。5日間でこんなにも変わりました。クリックすると案内板が交換されていることも判ります。


黄色の枠内がオリエンタル系(ハイブリッド系)の8種類の百合の植えられていたエリアです。これから、いろんな花が楽しめると思います。④のカサブランカに大きなエリアが使われていました。カサブランカだけで7000株(2014年)だそうです。濃く着色している部分はまだ蕾の状態です。紫系の色は今咲いているか、すでに咲き終わった百合です。ヤマユリ以外は栽培種です。ここは「桜の広場」と呼ばれている場所で、沢山の桜の木が植わっています。
 ① サルタイロ   Lilium 'Saltarello'  
 ② シーラ     Lilium 'Sheila'    ?
 ③ クリストファー Lilium 'Christopher'
 ④ カサブランカ  Lilium 'Casa Blanca'
 ⑤ ラベンナ    Lilium 'Ravenna'  ?
 ⑥ コンカドール  Lilium 'Conca D'or'
 ⑦ ヤマユリ    Lilium auratum
 ⑧ レイクキャリー Lilium 'Lake Carey'



2017年6月17日掲載 タイトル:ユリの公園 村上緑地公園
 オリジナル記事 → ポチッ

我家から車で10分程度で行ける公園に沢山のユリ(百合)が植えられていることを2017年6月15日に初めて知りました。上の写真のように、いろんな色の百合が植えられていました。こちらの写真はクリックすると特別に大きく拡大するように設定いたしました。是非ともクリックしてみてください。

普段から良く通る道で、少し前から下の写真のようなカラフルなユリが咲いているのに気が付いていました。ただし見えている範囲だけで上の写真のように沢山の百合が咲いているとは思ってもいませんでした。この公園には、昔に何度か来たことがあるのですが、その時はユリの花は植わっていなかったからです。道沿いのユリの花の写真を撮るために車を駐車場に停めてここに来てみて、初めて沢山のユリの花が咲いていることを発見したのでした。立てられていた説明書きを見るとユリを植栽して5年目だそうです。つまり2012年にユリが植えられたことになります。八千代市の事業報告書も各年度に植えられたユリの数が記載されていました。年々増えてきたことが判ります。
 2013年(平成25年度 P13) 3000球
 2014年(平成26年度 P11) 2000球
 2015年(平成27年度 P14) 6909球 一部の植え替えも含む
 2016年(平成28年度 P13) 6505球 2016年4月1日~2017年3月31日


上に登るまでは、ここに写っているユリだけだと思っていました。ここに上がってきて左に驚くほど沢山のユリが植わっていることを知ったのです。クリックして拡大すると判ると思いますが、左端に少しだけ写っています。
今でも私のように車を止めて見に来る人はいるとは思いますが、もっともっと知ってもらうためには、わざわざ車を止めて上に登ってきたくなるほど沢山植えることをお薦めします。


今回咲いていたのはスカシユリ(透百合)系の園芸種で、この写真の中に20種類の百合が植えられていたのです。確かにカラフルでした。右の写真はWikimediaから転用させていただいた野生のスカシユリです。
 界:植物界    Plantae
 門:被子植物門  Magnoliophyta
 綱:単子葉植物綱 Liliopsida
 目:ユリ目    Liliales
 科:ユリ科    Liliaceae
 属:ユリ属    Lilium
 種:スカシユリ  Lilium maculatum Thunb.


沢山の種類のユリが満開でした。こちらもクリックすると特別に大きく拡大いたします。


百合が植えられていたのは千葉県八千代市の村上緑地公園です。この公園は南北に長い公園ですが、最も北のエリアにユリが植えられていました。
村上緑地公園の全体の面積は11万㎡(11ha)で、周長は2.5kmです。ユリが植えられていたエリアの面積はGoogle地図で測ると約5000㎡でした。ここは春には桜も楽しめる場所です。一度、家族5人で花見をしたことがありますが、ユリは植えられていない時代でした。
 場所 村上緑地公園の最北部
 住所 千葉県八千代市上高野1733 千葉県八千代市村上744
 電話 047-483-1151 八千代市役所 公園緑地課
 最寄 東洋バス 村上団地第一・バス停 勝田台駅から乗車


ユリが植えられている場所は公園内の八千代市村上と八千代市上高野の境にありました。赤色ラインの左側が村上で右側が上高野です。青色の星マーク()が沢山のユリが植えられていた場所です。


ユリの名前は立てられている説明板で分かりました。20種類は次の通りです。
 レヴィ        ブルネロ       クーリア
 スルピス       ロリポップ      アーセナル
 アイライナー     レッドツイン     サマーブリーズ
 アルバタックス    アルブフェイラ    ヤルトノティ
 オレンジココット   ホワイトピクセル   ピンクブロッサム
 イヤルサンセット   ストロベリーバニラ  イエローダイヤモンド
 ブライトダイヤモンド インディアンダイヤモンド



きれいに咲いていた20種類の百合のなかの10種類を紹介したいと思います。
アルバタック


沢山の花をつけたアルバタックです。


ホワイトピクセル


サマーブリーズ


スルピス


レッドツイン


ストロベリーバニラ クリックすると特別に大きく拡大いたします。


ロイヤルサンセット(?) 
説明板の中で一番似ている名前にしましたが少し違う感じもします。きれいな花なので掲載いたしました。


ブライトダイヤモンド


アルブフェイラ


イエローダイヤモンド


ユリまつりの説明板が立てられていました。オリエンタル系のユリはまだ咲いていなかったのです。どうやらオリエンタル系のユリの見ごろは7月8日~7月14日のようです。その中の土曜日と日曜日にはイベントが行われることが書かれていました。今回紹介のスカシ系のユリの見ごろは6月3日~6月9日だったようですが、まだまだきれいなユリが咲いていました。


スカシ系のユリはいろんな種類は一緒に植えられていましたが、オリエンタル系(ハイブリッド系)は種類ごとにエリアが分かれていました。それぞれが沢山の株が植えられているのですばらしい景観になると感じました。
まだ花は咲いていませんが、オリエンタル系(ハイブリッド系)の全てエリア(8種類)の2017年6月15日の状態を紹介したいと思います。
レイクキャリー
驚くほど鮮やかで、発色が鮮やかな赤が特徴
沢山の蕾が付いていました。ただし他の種類に比べるとまだ小さいので比較的遅く咲きそうです。


シーラ
和の雰囲気漂う落ち着く薄いピンクが特徴
こちらの蕾もまだ小さかったです。上のレイクキャリー
よりもさらに遅くに咲きそうです。
かなり沢山の球根が植えられていました。


コンカドール
大輪で芳香のある花を咲かせるのが特徴
黄色い大きな花のようで見るのが楽しみです。
迫力の景観になると思います。


ラベンナ
カサブランカよりひと回り大きな、濃桃花弁に白縁が入る超大輪の花が特徴
有名なカサブランカより大きな花だそうなので見るのが楽しみです。


カサブランカ 学名: Lilium 'Casa Blanca'
純白の大輪の花を咲かせ「ユリの女王」といわれているのが特徴
説明が要らないくらいに有名ですね。近くでも栽培している農家があります。


クリストファー サルタレロ
草姿がよく、豪快な大輪の深紅色花が特徴
すでに蕾が大きくなっており色づいていました。
どうやら最初に咲きそうです。
2017年6月23日追伸
本ユリはサルタレロであることが分かりました。説明板は変更されていました。つまり最初に咲きそうなのはサルタレロでした。


サルタレロ クリストファー
公弁で綺麗なオレンジ色が特徴
こちらの蕾も大きくなって色づきかけていました。蕾を見る限りでは3番目までには咲きそうな感じでした。
2017年6月23日追伸
本ユリはクリストファーであることが分かりました。説明板は変更されていました。つまり3番目までに咲きそうなのはクリストファーでした。


ヤマユリ
花びらの中の「そばかす」が特徴
このヤマユリ以外はすべて園芸種です。この公園には昔からヤマユリが自生していた環境にあります。公園の中を歩くと今でも自生しているヤマユリを見ることが出来ると思います。
 界:植物界    Plantae
 門:被子植物門  Magnoliophyta
 綱:単子葉植物綱 Liliopsida
 目:ユリ目    Liliales
 科:ユリ科    Liliaceae
 属:ユリ属    Lilium
 種:ヤマユリ   Lilium auratum Lindl.


ユリを見終わった後、駐車場に戻りました。途中に薔薇が植わっている場所がありました。


バラを科ころ用に並べられたレンガには子供たちが絵や文字を書いていました。


駐車場に戻ってきました。見えている建物は村上団地です。


下記( )は、ゆり園など「ゆり」の名前の付くユリの名所です。→ポチッ
全国で沢山のユリが植えられている場所で、多いパターンがスキー場のゲレンデでした。雪のない時期を活用したいいアイデアです。
日本で最大級の有料ゆり園は150種・200万株(球)で、次のレベルで50種・30~50万株(球)です。そんな中で無料の公園で28種は多いと思います。