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2018年の正月は6年ぶりに実家(兵庫県宝塚)で過ごしたことは前記事で紹介いたしました。上は正月のおせち料理の写真です。ただし、急に実家に集まって正月を過ごすことになったので、お雑煮以外で家内が作れたおせち料理は2品だけでしたがスーパーなどで買って、上のおせち料理をそろえて元旦の朝を迎えました。お屠蘇は用意できませんでしたが、もちろん日本酒を用意いたしました。母と家内と私と次男と末娘の5人の正月でした。北海道に住んでいる長男家族(3人)は会社に入って初めて正月に仕事が入ってしまったので来れませんでした。もし来れていれば8人での正月でした。

こちらは元々お袋が自分用だけに予約してあったおせち料理で、1月31日に「フジッコ」から届いたものです。量は少ないけれどもいいアクセントになりました。


シマアジとヒラメの刺身は12月31日の夕方に買ってきました。元旦の朝でも新鮮でした。


こちらが12月31日に家内が作った筑前煮(煮しめ)です。筑前煮は普段から作りなれているので味はなかなかのものなのです。金時人参と椎茸は正月用に居れたようです。


この中の焼き豚は千葉で作って持ってきました。


数の子と田作り(ごまめ)は普段だったら家内が作っているのですが、今回は私がスーパーで質が一番よさそうなものを買ってきました。南天とハランの葉は千葉の家から家内が持ってきました。


こちらの広島菜の漬物は12月26日に山口県に母一緒に墓参りの時に買いました。全部で3袋買ったので千葉に持ち帰るほど十分にありました。


やはりお雑煮がメインです。


朝ご飯を食べた後は通称「宝塚の聖天さん」と呼ばれている七宝山了徳密院に初詣に行きました。ホームページ等では「東寺真言宗 宝塚聖天 七宝山了徳密院」と書かれています。
お袋は車椅子使うほどではないけれども足が少し悪くて長時間は歩けません。今、北海道に住んでいる私の長男が転勤になる前は関西に住んでいたので、その長男の車で初詣をすることが出来ました。今回は車が無いので1月1日だけ車椅子をレンタルいたしました。レンタルは1ケ月単位(1日~31日)となるので、少なくとも12月31日には用意しなければならないため2ケ月分のレンタル料になるとのことでした。利用は1月1日だけでしたが、休みもあり12月28日に持ってきてもらい1月4日に引き取ってもらいました。特に交渉しなくても結果的には1ケ月分のレンタル料になりました。市の補助もあり700円でした。


家から聖天さんまでの距離は900m ですが60mの高低差があります。階段などがあるとルートを考える必要があるため元旦の朝食前に下見に行ってきました。誰もまだ初詣には来ていませんでした。鳥居の扁額には宝塚聖天と書かれています。


幸いにも階段はなく賽銭箱の前まで車椅子で行けることが確認出来ました。真っ赤な幟には大聖歓喜天と書かれています。大聖歓喜天は「だいしょうかぎてん」と読むようです。正しくは大聖歓喜自在天(だいしょうかんぎじ ざいてん)で大聖歓喜天や聖天と呼ばれているようです。


さっそく皆で出発いたしました。平均で6.6%の坂道で、急なところもありました。実際に歩いた印象では1000mの距離で高低差は100m以上でしたが、記事を書くためにGoogle地図で確認したところ高低差は60mであることがわかりました。
聖天さんに着いて驚きました。長蛇の列だったのです。下見の時は誰もいなかったので予想を超える行列でした。最初は3枚目の写真のように車椅子も並んでいましたが、前後の人に迷惑がかかるので私とお袋だけ先に進ませてもらってみんなが来るのを待ちました。みんなが集まったところで4枚目の写真のようにお参りをいたしました。ちなみに寺が「お参り」で神社が「お詣り」です。「お参り」の後は5枚目の写真のように無料で振舞われている甘酒をいただきました。6枚目の写真は家の近くに戻ってきたところです。



これが行列です。


写真の建物が本殿です。正月気分にさせてもらいました。車椅子を借りることで出来た初詣でした。


参考にGoogle地図の高低差表示の例を紹介します。ずばり実家からではなく類似の場所からの表示にさせていただきました。また実際の表示はもっと縦長ですが一部を省略して高さを詰めました。下の画面のハードコピーをクリックすると富士山に登る例を表示します。