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南京の町には沢山の城壁があります。城壁の写真を撮りたくてタクシーに乗りました。城壁は一般的すぎて観光場所でないことからタクシー運転手がいい場所を知らなかったために迫力のある写真は撮れませんでした。でも写真は撮れました。このような城壁があちらこちらにありますが、数キロ続くところもあります。
本当は、そんな写真を撮るつもりでした。

孫文の墓である「中山陵」から見た景色です。緑に囲まれているのに驚きます。
こちらの写真は夏に来たときの写真です。中山陵は南京郊外紫金山の中腹に1926年から建設が始まり1929年に完成したものです。牌坊、墓道、陵門、碑亭、祭堂と墓室、これらは縦に一直線上に並んでいます。全て花崗岩とコンクリート等を使い建築されいるそうです。墓道の階段は392段で高低差は73mです。ここを登りきると祭堂があり、祭堂の奥に墓室があります。周辺には孫中山紀念館、音楽台、中山書院などがあり、これらの観光区を中山陵景区とよばれています。


こちらが中山陵です。建物の雰囲気から偉大な人物であったことが伺えます。
建物の額には天地正氣と書かれています。天地正氣は天地正気だと思います。
孫文(そん ぶん、1866年11月12日~1925年3月12日)は中国の政治家・革命家で、初代中華民国臨時大総統でもあります。
台湾では国父(国家の父)と呼ばれています。中国大陸と台湾の両方で尊敬される数少ない人物でもあります。
中国では孫文よりも孫中山の名称が一般的であることから中山陵と呼ばれているのだと思います。


航空写真でも中山陵を紹介します。一直線に延びた道の一番上が中山陵です。