写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

この時は成田ではなく羽田から関空経由で中国に入りました。
そして、すでに紹介している世界遺産黄山に来ました。断崖絶壁の部分には安全のために鎖が取り付けられていますが、その鎖に南京錠が沢山付いていました。
この願掛け南京錠の意味は? → なんとなく想像つきますが答えは最後に

さらに南京錠の付いた鎖の写真を紹介します。


ほんとうに沢山の南京錠が付けられていました。鎖に直接、南京錠を取り付けたいために最近は長いシャックル(Shackle)の南京錠が多くなっているようです。


こちらは20年前の1995年9月7日に同じ黄山に来た時の写真です。この頃からすでに沢山の南京錠が鎖に取り付けられていましたが、今に比べると少ないです。この時はデジカメはなかったのでアルバムの写真を掲載いたしました。


この場所が最も南京錠の数が多かった場所です。
下は100m以上の垂直壁で、鎖に囲まれている部分はオーバーハングしています。ここに立って記念撮影をいたしました。
髪の毛が寝癖でちょっとかっこ悪いけれども、いい記念になりました。カバンも落とさないようにタスキにかけて歩きました。


20年前の1995年9月8日に同じ場所で撮った写真がありました。今回は上の写真のように霧で景色が全く見えませんでしたが、晴れたらすばらしい景色であったことが判ってもらえると思います。


迎客松が一番有名ですが、この写真の松も有名な松の一つです。この写真を見れば、願掛け南京錠の意味が分ってもらえると思います。
願掛け南京錠の答えは次の通りです。
恋人同士(もちろん夫婦も)で南京錠を鎖に付けて鍵を谷底に投げるのです。決して離れることがないとのことです。確かに鍵を探し出すことは出来ません。
この松の名前は「連理松」で2つの松がくっついているのです。南京錠を付けるにふさわしい夫婦松だったのです。松の上の方を撮っていなかったので右の写真をネットから拝借させていただきました。連理松は黄山・十大松の一つです。十大松とは迎客松、望客松、陪客松、送客松、黒虎松、 連理松、探海松、臥龍松、竪琴松、団結松です。


有名な黄山の景色を紹介しておきます。是非とも写真をクリックしてみてください。
この景色に向かって二人の思いの鍵を投げるのです。


こちらも黄山(ふぁん・しゃん)の景色です。
西洋の錠前がなぜ南京錠と言われたのか調べてみました。「暮らしのことば新語源辞典」の記載内容は下記の通りでした。
わが国では外国から渡来したものに古くは「から(唐・韓)」を冠することが一般的であったが、近世には「南京豆」「南京虫」「南京更紗」などのように「南京」を冠することが多く、「南京錠」も同様で、外国から渡来した錠前の意で命名された。


どの景色をを見ても幻想的でした。ここまで来て南京錠を鎖につけてみる価値がありそうです。カップルで是非とも着てみてください。
左の断崖の天辺に乗った小さな岩は「猿石」と呼ばれています。黄山に住んでいた猿が人間の娘に恋をして、下界を眺めている内に石になったと言い伝えられています。数年前に、この猿石が倒れて、なおす工事が行われたと聞きました。


このようなところも歩きます。両方ともに同じ場所です。左が下から撮った写真で右が上からの写真です。霧のために下が、まったく見えませんでしたが上も下も100m以上の垂直の壁だそうです。晴れていたら相当に怖かったと思います。以前に紹介した美人のガイドさん(赤い服の人)は慣れた感じで軽やかに歩かれていました。


航空写真で黄山を紹介します。このあたり一体が黄山です。ほんの一部だけ人が近づけることが判ります。今までにロープウェイは3本とも乗りました。乗った回数は12回です。この時は太平ロープウェイで登って玉屏ロープウェイで下りました。
   北海賓館 宿泊したホテル
   訪れた絶景スポット 清凉台 白鵝峰 飛来石 光明頂 蓮花峰 迎客松
   太平ロープウェイ 1回 3704m長 1997年7月完 オーストリア製
   玉屏ロープウェイ 3回 2012m長 1996年9月完 オーストリア製
   雲谷ロープウェイ 8回 2804m長 1986年5月完 日本製

より大きな地図で 黄山 を表示
以前に「4分間だけの景色」というタイトル紹介した景色です。クリックすると記事を表示します。


日の出の時間帯の景色です。こちらもクリックすると記事を表示します。