写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。 ドイツのベルリンに来て感心したことがあります。ベルリンは私が訪問した町の中での比較ではありますが、車が沢山通る町の中で最も安全に自転車が走れる街でした。上の写真のように車道と歩道がと自転車専用道が完全に分かれて設置されているのです。
車が沢山通る主要の道路のほとんどで歩道と自転車道路が完備していたのです。その割合の多さに驚かされました。つまり街の中のどの場所に行くにも自転車の専用道路を走って行けるのです。これはそう簡単には出来ることではないと思います。日本では歩道や車道が狭いために作ろうとしても難しいところが多いです。
同じような写真ですが実感してもらうために、いろんな場所の写真掲載いたします。
これほどまで徹底しているのには驚きました。自転車を置く場所も町中のいたるところにありました。
広い歩道があったので作れたのかもしれません。
交差点の色分けも徹底しています。レンガ色の部分が自転車専用です。この写真はクリックすると拡大するので細部もわかると思います。朝早い写真なので自転車は少ないけれど昼間は沢山の自転車が通ります。
住宅街の方の道も自転車道路がありました。歩道は右の大きな木のさらに右に作られていました。歩道も歩くと気持ちがいい場所にありました。
でも100%ではありませんでした。
自転車のマークの下にドイツ語で
Freiと書かれていました。英語で
Freeです。
こちらは歩道を自転車が走ってよいとの表示と思われます。自転車専用道路を作るにはスペースがなかったのでしょう。この道も散歩しましたが沢山の自転車に追い抜かれました。やっぱり自転車専用道路があったらいいなと贅沢な感じになってしまいました。
しかし歩道と自転車が兼用だったのは見て回った範囲ですが、ここだけでした。
珍しいのですが、もう一箇所、自転車の専用道路がないところがありました。これだけ沢山の自転車が走っていると車道が自転車道路のようです。この写真もクリックすると拡大するので、皆さんの楽しそうな顔を見てください。
主要道路には自転車道路が設けられていますが、車がほとんど通らない脇道には自転車道路はありませんでした。自転車道路にも中央線が引かれていました。
歩道と間違えてこの道を歩いていました。自転車によく追い抜かれるな。と思っていたら自転車専用道路でした。歩道はバスのさらに右側にありました。縁石の形から昔は歩道だったものを改造したのだと思います。
こちらでも地下鉄に自転車が持ち込めますが、他の町よりも自転車での地下鉄の利用者が圧倒的に多かったような気がします。それだけ自転車の活用者が多いのだと思いました。ベルリンは自転車にやさしい町でした。