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家族がバスルームにカミキリムシのような虫がいると騒いでいました。行ってみるとクワガタでした。家のあたりの雑木林ではカブトムシを見かけることはありました。クワガタも探し続けていたのですが見つけることが出来ませんでした。その滅多に見れないクワガタが家に入ってきたのです。

写真を何枚かとって庭の木に放してやると、上に登るのではなく下に向かって歩いて草むらに逃げていきました。クワガタも家の近くの雑木林に住んでいるのに感激してしまいました。頭には泥が付いており、羽はきれいなエンジ色で頭などに比べると光沢があるので羽化したばかりかもしれません。
種類はノコギリクワガタのようです。ノコギリクワガタ(鋸鍬形、学名:Prosopocoilus inclinatus)は、コウチュウ目・クワガタムシ科・ノコギリクワガタ属の1種で、5亜種に分類されています。日本国内に広く生息している代表的なクワガタムシです。 鋸のように歯が数多く並んでいることから名付けられました。また、学名のinclinatus(インクリナトゥス)とは「傾斜の」という意味であり、大アゴの形に由来している。 比較的個体数も多く、人々によく親しまれている種です。体長はオスが26~74.5mmでメスが19.5~41mmと書かれていました。今回のクワガタは撮った写真で計ってみると足を入れないで60~65mmで足まで入れると75mm前後になります。ネットに書かれている体長は足を入れるのかどうか判りませんが、どちらにしても大きい方のノコギリクワガタのようです。最初に見た瞬間、ドキッとするサイズでした。
クワガタの体長の定義をネットで調べて、判りました。足や大顎を入れない長さだそうです。今回の場合の足や大顎を入れない体長は50mm程度で中くらいになるようです。ちなみに大顎を入れた長さは全長と呼ぶそうです。


どのような場所なのか気になる方もおられると思うので航空写真を添付いたします。住宅地の間や周りに雑木林がありますが、そこにカブトムシやクワガタが生息しているようです。①と②の場所の景観を下に紹介します。


こちらが①です。7月19日のワンコの散歩のときに5時40分に撮った写真ですが、家から5分歩くとこのような場所に行くことが出来ます。丁度、このときに前から3人の子供たちとすれ違いました。おそらくカブトムシやクワガタを採りに行った帰りだと思います。実は、この先にカブトムシが集まることが、子供たちの間で知られている木があるのです。私も昔、子供と一緒に行ったことがある場所です。


こちらは②で家から10分程度の場所です。こちらも7月19日5時46分の写真です。稲が元気に育っています。秋になると案山子(カカシ)が並ぶ場所です。この雑木林の近くを朝早くワンコの散歩していると、木から落ちたカブトムシをよく見つけます。家族に見せてやりたくて、ワンコの散歩用の袋に入れて、よく持ち帰りましたが、恐ろしく力強く元気で、自然のカブトムシの力に驚かされたものです。持ち帰って数日は飼う事もありましたが、結局は逃がしてやるので、最近はカブトムシを見つけても持ち帰ることはありません。