写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2023年11月24日再掲載
タイトル:ミラノのナヴィリオ・グランデ運河(Naviglio Grande)
前記事「兵庫運河 第85回ハイク参加」で日本最大級の兵庫運河と日本一長い貞山運河を紹介したのを機会に、私が海外で見た運河の中で最も魅力的だったイタリアのミラノのナヴィリオ運河(Naviglio Grande)の13年前の過去記事をブラシュアップ(写真など18画面追加)して再掲載したいと思います。
 2010年09月09日 初掲載 全て 0
 2023年11月24日 閲覧数:2,886 nice!:129 CMT:22 再掲載時
 2023年11月25日 閲覧数:3,066 nice!:165 CMT:32
 2023年11月26日 閲覧数:3,229 nice!:191 CMT:34
 2023年11月27日 閲覧数:3,363 nice!:202 CMT:38
 2023年11月28日 閲覧数:3,484 nice!:205 CMT:42
 2023年11月29日 閲覧数:3,573 nice!:215 CMT:44
 2023年11月30日 閲覧数:3,610 nice!:217 CMT:44 次記事掲載
 2023年12月01日 閲覧数:3,632 nice!:218 CMT:44
 2023年12月02日 閲覧数:3,655 nice!:219 CMT:44

2010年09月09日掲載
タイトル:ミラノのナヴィリオ・グランデ運河(Naviglio Grande)

観光客の人が、ほとんど来ない場所を紹介いたします。
以前にもNaviglio Grande(ナヴィリオ・グランデ運河/ナヴィリオ運河)に来たことがあるのですが、またナヴィリオ運河にやってきました。Grande(グランデ)は大きいと言う意味で運河の意味がないけれども、Naviglioは固有名詞ですが運河の意味も含まれているようなので、Naviglio Grandeの日本語訳はナヴィリオ・グランデ運河あるいはナヴィリオ運河としました。理にかなった日本語訳のグランデ運河と表現しているサイトもありました。グランデ運河と表現するとベネチアの運河のカナル・グランデ(Canal Grande)と間違われる可能性があります。Canalの日本語訳は運河です。冬と違い、天気もいいので景色も映えます。
以前にも来た冬の時(12月)の空の色とは対象的です。ヨーロッパを旅行をする時期の参考にしてください。今回は6月でした。

水底を撮るのは難しです。いかがでしょうか。水の深さは1mくらいでしょうか。右の写真の教会の影が水面に映っています。冒頭の写真の中にも、右の教会が確認できると思います。教会の名前はChiesa Parrocchiale di Santa Maria delle Grazie al Naviglio(聖マリア・ナヴィリオ教会)です。探してみてください。


きれいな水の運河沿いの道はワンちゃんたちの散歩道でもありました。カメラを向けていると判ると、ちゃんとポーズをとってくれました。3枚の写真を6秒 or 12秒ごとに切り替えています。ミラノのワンちゃんたち→ポチッ


建物には花が飾られています。


ヨーロッパらしい明るい雰囲気です。


雰囲気を感じていただくために花が飾られた窓をアップしました。


橋は船が通れるように地面より高くなっているために階段を登って橋を渡るのです。


Wikipediaに掲載されていたナヴィリオ・グランデ運河の昔の写真を紹介します。2枚目の写真のように1920年頃には水泳大会も行われていたようです。最初の写真には本記事の中の写真にある聖マリア・ナヴィリオ教会も写っています。



3つ前の記事「ミラノの路面電車」の中のこの写真はナヴィリオ・グランデ運河(Naviglio Grande)の終点のポルタ・ティチネーゼ・ドックの傍で撮った写真でした。


その場所のストリートビュー(SV)です。左の先がナヴィリオ・グランデ運河のミラノ側の終着地点であるドック(Porta Ticinese dock)です。


ここが長さ約50kmのナヴィリオ・グランデ運河のミラノ側の終着地点であるドック(Porta Ticinese dock)のストリートビュー(SV)です。もう一方の端(出発地点)はティチーノ川(Ticino river)との合流地点です。→SV



以前の冬(2005年12月8日)にグランデ・グランデ運河に来たときの写真も紹介いたします。つまりグランデ運河には2度も訪れました。この時も底が見えるほど水は透き通っています。以前は写真をクリックしても拡大しませんでしたが再掲載を機会に特別に拡大するようにいたしました。


魅力的な家もあります。El Brellinという名のレストランです。こちらも再掲載を機会に拡大するようにいたしました。


運河の横の教会です。名前はChiesa Parrocchiale di Santa Maria delle Grazie al Naviglio(聖マリア・ナヴィリオ教会)です。こちらの写真は再掲載で追加しました。


ミラノの中心から郊外に離れていく方向の写真です。こちらも再掲載を機会に掲載いたしました。


ここには郊外電車で来ました。 SV1 SV2


航空写真です。右上から左下への直線的な線がナヴィリオ運河(Naviglio Grande)です。ミラノ観光の定番のドゥオモ、スフォルツェスコ城、教会、中心部の街並み、ガッレリア( アーケード 、夜景 )、美術館などとはまた違った下町が味わいがある場所です。右下の地図の赤色ラインが運河です。
ポルタ・ティチネーゼ・ドック(Porta Ticinese dock)から南方向への運河があります。名前はNaviglio Paveseです。ミラノから東方向にはNaviglio Martesanaと言う名の運河もあります。さらに、右の地図の左端にはNaviglio Bereguardo(Naviglio di Bereguardo)があり、右上端にはNaviglio di Padernoと言う名の運河もあります。Naviglioが運河ならば、正確な翻訳ではグランデ運河、パヴェーゼ運河、マルテザーナ運河、ベレグアルド運河、パデルノ運河になるのかもしれません。パナマ運河は英語はPanama Canalですが、イタリア語ではCanal di Panama(Canal Panama)となるわけです。ちなみにイタリア語と近い言語のスペイン語ではCanal de Panamáです。

Wikipediaから郊外のNaviglio Grande(ナヴィリオ運河)の写真を転用させていただきました。そのWikipediaによりナヴィリオ運河は95年をかけて1272年に完成した古い運河であることが分かりました。
 長さ 49.9 km  高低差 34m
 着工 1177年  完成 1272年
 始点 トルナベント近郊のティチーノ川
    Ticino river near Tornavento
 終点 ミラノのポルタ・ティチネーゼ・ドック
    Porta Ticinese dock in Milan


ミラノのポルタ・ティチネーゼ・ドック(Porta Ticinese dock)からティチーノ川(Ticino rive)までのナヴィリオ運河(Naviglio Grande)の全体を紹介します。ミラノから西に伸びてさらに北のミラノ・マルペンサ国際空港近くまで行っている臙脂色ライン(━━)がナヴィリオ運河(Naviglio Grande)です。ティチーノ川の近くではVecchio Naviglio Grande(古いナヴィリオ運河)という表現もありました。運河沿いの道にはAlzaia Naviglio Grandeの名前も付いていました。Alzaiaは運河の船を曳く右の写真のような曳舟道(ひきふねみち)のことです。つまりナヴィーリオ運河・曳舟道と言う意味になるようです。右の写真は2頭の馬が船のマストの先端に結んだロープを曳いています。