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赤の広場の記事ですでに紹介したとおり国立歴史博物館の横にはマネージ広場から赤の広場への出入口となるヴァスクレセンスキー門があります。この門は赤の広場からマネージ広場への出口にありましたがソ連時代には赤の広場での軍事パレードのじゃまになる、という理由で撤去(1931年)されていました。ソ連崩壊後、復活(1995年)したそうです。上の写真は赤の広場側からみたヴァスクレセンスキー門です。

こちらがマネージ広場側から見たヴァスクレセンスキー門です。門の真中に小さな建物があります。今回は、その建物を紹介したいのです。


その小さな建物を拡大してみました。朝の7時54分の時点では、この小さな建物の扉は閉まっていました。そしてヴァスクレセンスキー門も閉まっていました。


赤の広場からの帰りの8時49分には、その小さな建物の扉が開いていました。実は、その小さな建物は、お祈りをささげる建物だったのです。調べてみると、この小さな建物はイベルスカヤ礼拝堂でした。


この礼拝室で壁には聖像(イコン)が飾られ、多くの信者の方が祈りを捧げられていました。イベルスカヤ礼拝堂は「門の聖母マリア」とも呼ばれているそうです。女性の方が多かったです。


イベルスカヤ礼拝堂は沢山の信者の方によってまもられてきたことを実感いたしました。


イベルスカヤ礼拝堂の前からヴァスクレセンスキー門を見上げた写真です。礼拝堂の屋根には金色の像が飾られています。


屋根の上の像を拡大したしました。