11月27日に日本からモスクワ経由でシベリアの最大の町であるノヴォシビルスク(ノボシビルスク/Novosibirsk)に入りました。その町の景観を紹介いたします。
写真の右側に見える川は町の真ん中を流れるオビ川です。眼下にはシベリア鉄道が走っていました。この時の朝の気温はマイナス20℃前後でした。

上の写真にも写っていますが、これがオビ川鉄橋です。


同じ場所から川の方を撮りました。川沿いに並んだクレーンと線路が印象的でした。


上の2枚の景色の場所のGoogle航空写真です。+のアイコンをクリックするの上の写真の景色が確認出来ると思います。-のアイコンを数回クリックするとルヴォシビルスクがロシアのどの場所にあるのかもわかると思います。ここは太平洋戦争で日本軍捕虜が抑留(よくりゅう)された場所の一つです。


ノヴォシビルスク(Новосибирск)は、シベリアの中心的都市で「シベリアの首都」的存在です。ノヴォシビルスク州の州都でオビ川に沿うており、人口は約147万です。人口はロシア国内第3位で、冒頭で紹介の通りシベリアでは最大のまちです。建設されたのは19世紀末であり、ロシアでも新しい町になります。シベリア鉄道建設中の1893年に、ノヴォニコラエフスクという名で現在のノヴォシビルスクが建設されたそうです。1925年、ソビエト連邦成立後にかつての皇帝ニコライ2世を思わせる市名は改称され、「新しいシベリアの街」を意味するノヴォシビルスクとなったそうです。ノヴォシビルスクはモスクワの雰囲気と違います。


上の写真を拡大しました。我々のイメージしているロシアの雰囲気の服装の人が多いのです。この町の人たちの冬の服装を見てしまうと、モスクワの町の人の服装はどちらかと言えばヨーロッパに近いといえます。


ノヴォシビルスクで最も有名な劇場です。オペラハウスNovosibirsk State Academic Opera and Ballet Theatreです。オペラハウスの正面から撮ったものです。オペラハウスの中を紹介したサイトがありました。→ポチッ

オペラハウスを上から撮ったGoogle航空写真を紹介します。上の写真は左側(西側)から撮ったものです。ここは大きな広場になっており上から5枚目の写真もこの広場で撮ったものです。

広場の道路に面した場所には大きな銅像がいくつも立てられていました。


道を走っているのはロシアの古い車だと思います。実はノヴォシビルスクは日本車が沢山走っていることでも有名な場所なのです。その理由は日本の中古車が沢山輸入されたからです。今は関税がとんでもなく高くなって現実的に中古車の輸入はなくなってしまったそうです。でも新しい日本の車が沢山走っていました。だから下のようなロシアの車は珍しいので撮ってしまいました。


ここから町の風景を紹介いたします。


バス亭でバスを待っている光景です。シベリアの人たちの服装が分かってもらえると思います。駐車している乗用車はもちろん日本の車です。


古いトロリーバスも走っていました。