九寨溝の樹正群海の中にこのような小屋がありました。小屋は水の流れる上に建てられており趣のある景観を見せてくれました。

このような激流の中に建てられていますが、流されることもなく小屋が残っているのは水量が安定しているためだと思います。


建物の下には珍しい木製の水平の水車が取り付けられていました。実は水車小屋だったのです。表示板に書かれていた小屋の名前は樹正磨房でした。「磨」の文字から日本語で言えば粉搗き小屋というところでしょうか。


これが小屋の全景です。大きな水車は少なくとも2つ確認できたので、おそらく3つ以上の水車があったものと思います。この写真でも真中の渡り通路の少し右側の建物の下に水車が確認できると思います。


水車小屋の中にはマニ車もありました。これも水の力で回しているマニ車です。


小屋の外にはもっと大きなマニ車が回っていました。水の力はいろんな形で利用されているようでした。