写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

シャッタースピード : 1/5s  Fナンバー : F4.9
少し前のことですが朝のワンコの散歩の時に水星 を見ることが出来ました。写真の中央より少し上あたりの小さな点が水星です。この時期は天気がよければ毎日見えるはずでしたが意識していないと気がつかないのが水星です。金星は比較的よくみかけますが、水星は太陽の近い位置にあるため日の出前(時期によっては日没直後)の短い時間しか見えません。早いと水平線の下にあるし遅いと明るくなって見えなくなってしまうのが水星です。その水星を見ることが出来ました。上の写真は大きな写真の水星あたりを切り取って拡大したものです。コンパクトカメラで精いっぱいの拡大写真です。

月と金星は写真を撮る機会は結構ありましたが水星の写真は初めてでした。
この日は月と金星も、くっきりと見ることが出来ました。小さい写真だと区別が付かないと思いますので矢印をつけました。写真をクリックすると拡大するので水星と金星がわかると思います。拡大しても小さな点です。下記の写真はシャッタースピード1/13sでFナンバーがF2.8で撮りましたが、1/4sのF3.5で撮った写真では水星は写っていませんでした。結構、微妙でした。
2012年6月6日は金星の太陽面通過がありました。→ポチッ
ネットでいろいろ調べいると水星の日面通過 と言う現象もあるそうです。一度は見てみたいものですが、次に地球上で見れるのは2016年5月9日と2019年11月11日ですが、日本で見れるのは2032年11月13日だそうです。

シャッタースピード : 1/13s  Fナンバー : F2.8

水星と金星と地球と火星を比較してみました。地球と水星と金星を比較して見ました。 比較のための火星のデーターも記載しました。下の写真は左から水星、金星、地球ですが、クリックするとWikimediaから拝借した火星も入った写真を表示します。
水星金星地球火星
質量(対地球)5.53%81.50%100%10.75%
赤道直径(対地球)38.30%94.90%100%53.30%
公転半径(対地球)38.70%72.30%※A 100%152%
表面温度 最低-183℃-45℃-89℃-140℃
       平均167℃464℃15℃-63℃
       最高427℃500℃60℃20℃
自転周期(対地球)58日243日1日1.026日
公転周期87日225日365日687日
大気の主成分O2(42%)CO2(96.5%)N2(78.084%)CO2(95.3%)
Na(29%)O2(20.848%)
H2(22%)※B
大気圧力(対地球)※C9200%100%約0.8%
  ※A 地球の平均公転半径 149,597,870.7km 太陽半径 696,000km
  ※B Ar : 0.934%  CO2 : 0.032%   %=Vol%
  ※C 水星の大気圧は地球の0.0000000000001%~0.0000000001%