写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2015年4月22日追記
タイトル : 一人でしたが、活き造りの刺身を頼みました。 桜二号店

中国の地方都市で日曜日(2015年4月12日)を過ごす機会がありました。夕食は、前回紹介したホテルから歩いて行ける日本食店「桜二号店」で食べることにいたしました。新鮮な刺身が食べたかったので一人でしたが黒鯛(チヌ)の活き作りを頼みました。こちらのお店の活き造りは噛みつかれるほど活きがいいのです。これが138元(約2600円)で食べれるのです。

こちらの生簀から黒鯛(チヌ)を網ですくって活き作りを作ってもらいました。中国では、鯛ではなく黒鯛の養殖が盛んです。したがって鯛と言えは黒鯛となることが一般的です。きっと赤い色の鯛に馴染みがない人が多いので黒鯛が養殖されていて活きた鯛と言えば黒鯛になるのだと思います。


生簀(水槽)には黒鯛(138元/匹)以外に、ヒラメ(138元/匹)とミル貝(188元/匹)とオマールエビ(198元/500g)とアワビ(48元/個)が入っていました。この時は伊勢海老(178元/500g)は品切れでした。
左から象鼻蚌がミル貝で、鮑魚が鮑で、比目魚が平目で、紅龙(紅龍)が伊勢海老で、波斯龙(波斯龍)がオマールエビだと思われます。


生ビールがやっぱりいいですね。


海老の天麩羅も頼みました。やっぱり美味しいです。値段は56元(約1000円)です。大きな海老の天麩羅が5匹で、この値段はお得だと思います。


注文したものが全てそろいました。1人なのでこれで十分の量でした。
この町では2月20日の記事で紹介しているように日本食が食べれるお店が沢山ありましますが、活き造りの刺身が食べれるのは、この桜二号店だけです。
つまり、この町(市:384万人)で活き造りか出来る唯一の板前さんが、こちらのお店にいるのです。この板前さんが活き造りを作り始めると弟子たちがスマホを持ち出して動画を撮っていました。これには驚かされました。中国のお客さんもヒラメの活き造りの刺身を注文されていました。地方都市でも、活き造りの刺身を食べる中国の人が増えて来たことを実感いたしました。


活き作りの黒鯛の骨の唐揚げが出来るとのことなので頼みました。骨が太いので結構時間がかかるためかサービスの一皿が出てきました。、


かなり時間がかかりましたが、太い骨も食べる骨せんべい(骨の唐揚)が出てきました。ここでまた生ビールを追加してしまいました。結局、4杯も飲んでしまいました。みんなで飲むときは、いつも、もっともっと沢山飲みますが、一人で4杯もビールを飲むのは初めてだと思います。みんなの時は話が盛り上がって沢山飲んでしまいますが、今回は料理のおかげで沢山飲んでしまいました。



2015年2月20日掲載
タイトル : 一人で日本食を食べました。 ある地方都市の日本食店の変遷

この日、2015年1月18日(日曜日)は安徽省の地方都市で、一人で日本食店に昼食を食べに行きました。
今回で中国は95回目96回目になりますが、不思議と1人で日本食を食べたことがありませんでした。今回のお店は、よく泊まるホテルから歩ける場所にあることから、日本から到着した日は現地に赴任している人たちと夕食をよく食べるお店です。
地方都市と言えども、現在は、この町には下のリストにあるように、日本食が食べれるお店が沢山ありますが、今から10年前は日本食店は名月(or 夕月)という名のお店が1軒あるだけでした。記載している年数は類推のため正確ではありません。これ以外に大型スーパーのフードコートにも日本食店があります。十分に把握していませんが、合わせれば20店は超えると思います。その地方都市の日本料理店に関して詳しく紹介されているブログ中国的薫風によると回転寿司まで出来たようです。現在、本格的な和食が食べれるのは、桜と西京だと思います。桜は平目や鯛の活き作りも食べれます。
この町の日本料理店は 名月 → 遥の川 → 桜 → 多様化 の流れで進んできた気がします。この町ではホテルに日本食専門店が出来るまでには至っていません。味千ラーメンは熊本市に本店を置くチェーン店です。
名月2000年~2006年廃業居酒屋
遥の川2006年~2011年廃業本格和食
千味ラーメン2005年~2008年廃業味千から訴訟を受ける
味千ラーメン2008年~数店舗に拡大 全土で600店以上
桜一号店2010年~本格和食
桜二号店2011年~本格和食 活き作りが食べれる。
桜三号店2012年~
桜四号店2013年~本格和食 ファンタワールド入口
桜五号店2014年~
桜六号店2014年~焼肉
西京2013年~合肥で展開の本格店が進出
(塩焼きの店)2013年~2014年廃業
にんにん2014年~イタリアンも食べれる人気店
金太郎2011年~
万歳(寿司)2012年~
将軍(回転寿司)2013年~
〇は訪問したことがあるお店

今回の食事をしたのは桜二号店で、いつも夕食をいただいています。
この時(2015年1月15日~23日)も夕食で桜二号店を2度ほど利用しました。にんにんも2度利用し、西京は1度利用しました。2回の「にんにん」の内1回は結婚式の二次会として参加させていただきました。
こちらがメニューの寿司の部分です。寿司だけで4ページになります。写真付きメニュー自体が日本式です。


こちらが頼んだ「寿司盛り合わせ 竹」68元です。


寿司を拡大いたしました。にぎり寿司が9個に鉄火巻きが6個でした。目の前で握ってもらえるお寿司は美味しかったです。


一人で食べにくる機会がないので天ぷら蕎麦も頼みました。にぎり寿司の後なので、おなかはいっぱいでしたが美味しくいただけました。つゆの味は日本で食べるのとそん色のない味でした。なんといっても大きな海老の天ぷらが良かったです。海老以外にも野菜の天ぷらが沢山入っていました。十分な量があるところが中国式です。


こちらが麺とごはん系のメニューです。天ぷら蕎麦の値段の部分は光って見えませんが50元だったと思います。私が食べている間に中国の人が家族で3組ほど入ってこられました。10年で日本食店は1店から約20店に増えたことになります。10年前はこの地方都市に住んでいる日本人は10名足らずでした。今は80名程度と聞いていますが、沢山の日本食店が成り立つのは80名の日本人は難しく、大部分のお店は中国人の客で成り立っているといえます。あらためて中国の人の食生活が変わってきているのだと感じました。