写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

北海道の長男夫婦から父の日のプレゼントとして写真の殻付活牡蠣が届きました。牡蠣は北海道の厚岸町産で、カリスマ漁師の中嶋孝さんが作った牡蠣だそうです。
厚岸は「あっけし」と読むようで、厚岸産の牡蠣は有名なようです。
ちなみに昨年の父の日のプレゼントは北海道の地ビールでした。

牡蠣が届いたのは父の日(2015年6月21日)の一週間後の2015年6月28日(日曜)でした。長男夫婦は初めての子供(我々にとっては初孫)が6月12日に生まれるなど、6月前半は忙しかったことから、一週間後になったようです。


箱を開けると、ちゃんと「お父さん ありがとう 心からの感謝を込めて送ります」のカードが入っていました。やっぱり、うれしいですね。


大ぶりの殻付牡蠣が10個入っていました。前日の6月27日からワンコ(むさし)の手術の見舞いも兼ねて娘も来ていたので、3人で食べることにいたしました。


食べるためには、先ずは下記の殻を開ける必要があるので、食べる寸前に殻を開きました。かなり活きがいいので開こうとすると力強く殻が閉るので、少し手間取りました。力強くしまってからの隙間に薄いナイスを入れるのは難しかったので途中から、厚いテーブルナイフを使いました。本当は牡蠣ナイフがあると便利なのだと思います。右の写真をクリックすると詳しい説明書を表示します。
箱の中に下記の殻の開き方の写真入りの説明書が付いていたので紹介します。軍手も箱に入っていました。
牡蠣の殻の開き方
 ①ケガをしないように両手に軍手をはめます。
 ②殻の平らな方を上に、深い方を下にして持ちます。
 ③殻の細くなっている方を自分に向けます。
 ④殻の隙間の殻の太いところにナイフを3cm入れます。
 ⑤貝柱があるのでナイフをスライドして貝柱を切ります。
 ⑥貝柱が切れると殻が少し開くので手で開きます。
 ⑦深い殻にくっ付いている貝柱も切ります。

ネットに殻付牡蠣の剥き方の動画あったので紹介します。
ナイフが入らない場合は殻を少し割ってやるのがコツのようです。これからは殻を割るためのペンチも用意します。


無事にすべての牡蠣の殻を開けて、我が家で一番大きな直径29cmの皿に並べました。細長い牡蠣や丸い牡蠣など、いろんな形がありました。円形に並べられた牡蠣を見ると、フランスで牡蠣を食べた時のことを思い出しました。 → パリ リヨン


拡大写真を掲載します。


牡蠣がメインということでシャンパンを用意いたしました。シャンパンの銘柄はモンヴェルメイユ クレマン ド ロワール ブリュット(Montvermeil Crémant de Loire Brut)で、辛口です。


もちろんレモンも用意いたしました。


さっそく牡蠣をいただきました。もちろんレモンだけでいただきました。


スープは、娘が5月30日から行っていたドイツ旅行のお土産です。ちなみに娘の父の日のプレゼントはドイツのレッドブルでした。そのうちに掲載したいと思います。


大きな牡蠣で食べごたえもありました。レモンをたっぷりかけていただきました。


シャンパン1本では少ないと思い、白ワインも用意していました。銘柄はメゾン ルイ・ジラール シャブリ(Maison Louis Girard Chablis)です。こちらも辛口を選びました。シャンパンと白ワインの2本が空いてしまいました。


モッツァレラチーズとトマトの前菜も用意いたしました。オリーブオイルをたっぷりとかけました。


ミョウガをたっぷりとかけた冷奴も用意いたしました。


娘の大好きな春巻きも用意いたしました。結局、和、洋、中の料理となりました。どの料理もシャンパンやワインにあいました。


家内は前々日まで友人と3人で福島に旅行に行っていたので、お土産の、笹蒲鉾もつまみに出しました。娘のドイツ旅行と、家内の福島の旅行と、初孫の話と、ムサシの手術の話で盛り上がりました。


今回のプレゼントされた牡蠣の産地である厚岸湖の場所を紹介します。厚岸と牡蠣に関するネットでの記載を紹介します。
古来よりの牡蠣の町、厚岸

厚岸という地名は、アイヌ語の「アッケケシ」(牡蠣の多いところ)に由来しているという一説があります。その名の通り、数百年前の厚岸湖は天然牡蠣が豊富で、夏の産卵期にはカキの放卵で水面は真っ白になったそうです。また、牡蠣の殻だけで出来ていて、さらに生きた牡蠣で覆われている「牡蠣島」が幾つも点在していました。しかし、天然牡蠣は明治以降の乱獲により枯渇し、それからはさまざまな養殖方法への挑戦が為されてきました。


厚岸の牡蠣は寒冷地の為、ゆっくり育つ事により旨さがギュッと凝縮していて 1年を通して市場に出荷されているそうです。現在厚岸では約160軒の方が牡蠣作りをされていて、汽水湖の厚岸湖と海水の厚岸湾を絶妙なタイミングで移動させて美味しく育てるのが漁師の腕の見せ所で、厚岸の漁師さん達はそれぞれの美味しさに磨きをかけているそうです。
 厚岸漁業協同組合
  住所 北海道厚岸郡厚岸町奔渡3丁目1番地
  電話 0153-52-3152
  直売 北海道厚岸郡厚岸町港町5丁目3番地
  漁師 https://goo.gl/maps/F70Pb


こちらの湖岸から漁師さんが牡蠣の手入れに出ていくのだと思います。
航空写真上ののアイコンを2回クリックする建物の雰囲気が判ります。湖の中の沢山の島は牡蠣で出来た牡蠣島で、天然牡蠣が堆積して出来た浅瀬(カキ礁)で、昔は大部分が活きた牡蠣で覆われていたそうです。厚岸湖には大小65のカキ礁(牡蠣島)があり、4号島とか、11号島のように番号が付けられています。
画面の上の方の牡蠣島(牡蠣島16号島)にある白い点のように見えるのが弁天神社です。拡大すると神社であることが判ると思います。弁天神社には嘉永5年(1852年)に山田文右衛門によって奉納された木彫りに極彩色を施した高さ約24cmの弁財天座像が祀られています。
この厚岸湖牡蠣島弁天神社は何度も場所を変えて建替えられましたが1964年に現在の場所に基礎の半永久的工事が行われたそうです。弁天神社および弁財天の写真はネットから転用させていただきました。