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海外で初めて寝台列車に乗ったことを紹介いたしましたが、その翌日(4月27日)もモスクワに帰るために寝台列車に乗りました。その列車が上の写真です。モスクワからの機関車はディーゼルでしたがモスクワへの帰りは電気機関車が使われました。

寝台列車はスタールイ・オルコスを4月27日18時00分に出発し12時間かけて翌日(4月28日)の6時00分にモスクワへ戻ってきます。
帰りも 0号車(ファーストクラス)でした。


これはロシアの鉄道網の地図です。しかしスタールイ・オスコル(Stary Oskol / Старый Оскол)を通る線路は書かれていませんでした。
スタールイ・オスコルの場所と予想通過線路を地図に記載しました。Google地図を見るともっと沢山の線路があることから、この地図の鉄道網は幹線のみで実際には鉄道網が網の目のように走っており、おそらくこの数倍の線があると想像されました。
また路線図では線路はまっすぐのように描かれていますがGoogleの地図で確認するといろんな町を通っていくために曲がりくねりながら目的の場所に向かっていました。地図で見るよりも実際の走行距離は長そうです。
画像をクリックするとロシア全体を表示するので是非とも見てください。


来る時と同じように各車両の入口には車両の車掌の女性が立っていいてチケットとパスポートをチェックします。女性の車掌の人たちは終点のモスクワまで一緒に移動します。


来る時とおなぐく約500mの列車編成でした。我々はちょうど真ん中の0号車でした。


列車の中からのスタールイ・オルコス駅の風景です。


列車の通路です。


寝台車の個室に関したはモスクワ→スタールイ・オルコスで紹介したので、こちらでは食堂車を紹介いたします。こちらが食堂車です。高級レストランの雰囲気の食堂車ではありませんが、きれいで清潔感がありました。


ファーストクラスはビールと夕食が付いています。部屋でも食べれるのですが、出発前に食堂車に準備するようにお願いして寝台列車が動きはじめたら、すぐに食堂車に向かいました。すでにビールは用意されテーブルに置かれていました。


最初は乗車券についている無料のビールで乾杯です。


ここで黒パンのビールに合う食べ方を教えてもらいました。パンの上に塩とレッドペッパーを振り掛けるのです。これが本当にビールに合うのに驚きました。不思議と胡椒ではなくレッドペッパーが置かれていたのがよかったです。


雰囲気が盛り上がるとやっぱりワインですね。ワインもいただきました。さらに持参していたウイスキー(山崎)も一本開けてしまいました。


乗車券についていた料理をつまみにビールやワインをいただきました。料理は決して高級感はありませんが、ロシアの味を堪能いたしました。ご飯が付いているのにも驚きました。これば鶏肉の料理です。


料理は2種類からの選択です。付いているご飯はポテトに変更は出来ます。これはビーフのシンプルな料理でした。ビールには合いました。


ここから下の料理が前日のモスクワ→スタールイ・オルコスの料理です。これはポークのフライです。これは一番料理らしい料理でした。


こちらがポテトとビーフの組み合わせです。実は「ご飯」か「ポテト」のどちらかを選ぶのです。


つまみとして頼んだタンとサラミとミートです。つまみに関しては、これ以外に沢山頼んでたっぷりとビールとワインとウイスキーと会話を楽しみました。


スタールイ・オルコスからモスクワへの帰りの寝台特急では、食事の後に近くの席で食事をされていた3人組みの女性の方に一緒に飲みませんかと声をかけた結果、気楽に応じてくれました。行きよりもより楽しく飲むことが出来た気がします。写真の右に少しだけ写っているのが私です。テーブルの上のカメラは彼女たちのものです。ちょっとリッチな人たちだったのかもしれません。女性たちはオルコスの人でした。


列車のルート検索をしてみると行きと帰りでは別のルートが出てきました。これ以外にも2種類の鉄道ルートが出てきたため、少なくとも4ルートがあることがわかりました。それぞれ縮小しているので画面をクリックすると見やすいと思います。