写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

パリのノートルダム寺院はセーフ川の中州であるシテ島に建っています。そのノートルダム寺院に行ったときにセーヌ川沿いを歩いてみました。上の写真はアルシュヴェシェ橋から見たセーヌ川の中州、サン・ルイ島です。ちなみに写っている橋はトゥルネル橋です。左端の護岸がノートルダム寺院のある中州・シテ島です。

島の北側のセーヌ川に掛かる橋を上流側(右側)から順番に紹介します。紹介していく島の北側の橋はルイ・フィリップ橋、アルコル橋、ノートルダム橋、シャンジュ橋、ポン・ヌフ橋、ポン・デザールです。
橋の位置は地図に赤い文字で追記いたしました。ポン・デザール以外の橋は載っています。クリックして拡大すると橋の名前も確認しやすいと思います。立派な建物も地図で確認出来ます。


島の南側の橋も含めてGoogle地図で橋( )を紹介いたします。
マーク をクリックすると橋の名前を表示します。
 セーヌ川にかかる橋
 Café Panis‎ 昼食を食べたカフェ
 ノートルダム寺院(中央) ルーブル美術館(左上)


最初はサン・ルイ島に掛かるルイ・フィリップ橋ですが立派です。


サン・ルイ橋の上からのパリ市庁舎の見える景色です。左端に小さく見えるのがアルコル橋でノートルダム寺院の前の道路です。今回の記事に使っている橋の写真は、橋を撮ったのではなくセーヌ川沿いの景色を写した写真に偶然に橋あるいは、景色の一部として写っていたのです。


アルコル橋です。フランス国旗が掲げられている立派な建物は市立病院で、その先にあるのがコンシェルジュリーで、その先に裁判所があります。


ノートルダム橋の上からコンシェルジュリーと裁判所を撮りました。橋の欄干がノートル橋です。


ノートルダム橋の上からシャンジュ橋を撮りました。


さらに下流にあるのが現存するパリ最古の橋のポン・ヌフ橋です。エッフェル塔と最高裁判所とポン・ヌフ橋の景色も見事!


ポン・ヌフ橋の拡大写真です。 遠くにエッフェル塔が見えます。ポン・ヌフは1604年に国王アンリ4世の命で架けられたパリで最も古い橋です。当時は橋の上に店が建っていましたが一般的だつたため、建物がなく川の流れが見渡せるポン・ヌフ橋は画期的でした。橋の途中にアンリ4世の騎馬像や展望テラスがあります。


下流のポン・ヌフ橋付近から見たシャンジュ橋です。


さらにその一つ下流にあるのがパリッ子の憩いの橋ポン・デザール! でした。
ちなみにルイ・フィリップ橋からポン・デザールまで1.3km程度の距離だと思います。ポン・デザールは1803年に建設された橋でシンプルでモダンなデザインが特徴です。橋は車両が通行できない歩道になっているので夏は日光浴を楽しむパリっ子でいっぱいになるそうです。大道芸の姿も見れるそうです。


島の南側のセーヌ川の橋も一部ですが紹介します。ノートルダム寺院の南側のセーヌ川で水上バスを撮った写真に橋が写っていました。写っている橋はノートルダム寺院に最も近くにかかっている ドゥブル橋です。右の護岸の上にノートルダム寺院が建っています。


上の写真はクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために拡大し野心を掲載いたしました。一番手前のドゥブル橋の一つ奥の橋がプティ・ポンでさらに奥に見えるのがサン・ミッシェル橋です。写真には写っていませんが、さらに奥にあるのが、すでに紹介したポン・ヌフです。
これでノートルダム寺院のある中州・シテ島に架かる橋をすべて紹介いたしました。


ただしアルシュヴェシェ橋の上からの写真は紹介いたしましたがアルシュヴェシェ橋の写真は撮っていませんでした。そこでネットの写真を右下に紹介いたします。実はアルシュヴェシェ橋はノートルダム寺院を撮る最高の場所なのです。下記のノートルダム寺院の写真はアルシュヴェシェ橋から撮ったものです。ノートルダム寺院に関しては前記事に記載いたします。今回、登場してもらった橋は下記のとおりです。
 ルイ・フィリップ橋  1860-1862年 石
 アルコル橋      1854-1856年 錬鉄
 ノートルダム橋    1910-1914年 鋼鉄・石
 シャンジュ橋     1858-1860年 石
 ポン・ヌフ      1578-1607年 石
 ポン・デザール    1982-1984年 鋼鉄
 アルシュヴェシェ橋     -1828年 石
 プティ・ポン        -1853年 石
 サン・ミッシェル橋     -1857年 たぶん石
 ドゥブル橋      1881-1883年 鋳鉄
 トゥールネル橋    1928-1930年 鉄筋コンクリート
 サン・ルイ橋     1969-1970年 鋼鉄


セーヌ川(La Seine)は全長780kmのフランス第2の長さの川です。
ディジョン(Dijon)の北西30kmの海抜471mの地点に源を発し、パリ(PARIS)を通ってセーヌ湾に注いでいます。下記の地図はWikimediaから転用させてもらいました。支流も含めたセーヌ川の流域範囲が分かると思います。


Google地図でも位置関係を説明いたします。左下ののアイコンをクリックするとフランス内の位置関係が分かると思います。
右の写真はセーヌ川の源(Sources de la seine)に設置された石像です。
 ━━ セーヌ川本流(源流~河口)
  セーヌ川の源(Sources de la seine/翻訳)
  パリ・シテ島(ノートルダム寺院)
  セーヌ川河口
  バルビゾン ミレーが暮らして絵を描いた場所


2015年1月23日の美の巨人たちで放送された今日の一枚・ミレーの作品「羊飼いの少女」です。この作品でミレーの評価が一変したそうです。