上の写真の五彩池を見た後はバスと待ち合わせている下記の航空写真の赤い丸印のところまで遊歩道を歩きます。
航空写真の黄色のラインが遊歩道です。オレンジ色の丸印のところは循環バスや大型バスが待ち合わせているところです。マイクロバスとの待ち合わせ場所からは上季節海を見ることが出来ます。
遊歩道は3000mの標高がありここにもきれいな花が咲いていました。この花は黄龍にも咲いていました。ここでは五彩池の近くの散策路に咲いていた花たちをいくつか、紹介いたします。
上の花の色に似ていますが葉を比べてもらったらわかるように別の種類です。
こちらのスミレもいろんなところで見かけました。
バスの前には雪が降る時期に使われると思われる車が置かれていました。九寨溝は標高が高い場所ですが冬の時期でも来れると聞きました。
バスに乗ると昼食をとるために諾日朗瀑布の近くの諾日朗センターに向かいます。ここから標高差で600mほど下ります。この辺りを則査窪溝(そくさわこう)と呼びます。長海や五彩池以外にも上季節海や下季節海といったきれいな湖がありますが、名前の通り乾季である今の季節は写真の通り水がありませんでした。雨季の10月ごろには水があるそうです。これがバスの待ち合わせ近くの上季節海です。
こちらが走っているバスからの下季節海です。やはり今の季節は水がないので高速で走り抜けていきました。ここに水がたまった美しい青い景色を想像してみてください。下季節海および上季節海は地下水が沸いて出来る湖で、季節によって水の量が違うし、今の季節のようには水枯れしていることもあるので、「季節海(きせつかい)」と呼ばれてるそうです。今の時期は長海からの水は地下を流れているのだと思います。草地に生えているノヒウィキは国連の一級保護植物に指定されているそうです。
上季節海と下季節海の間にも遊歩道が整備されていました。この辺りには小さいけれども中季節海という湖もあるそうですが、やはり今の時期は水が無いようです。
則査窪溝の地図です。九寨溝の有料区域内では諾日朗センターが唯一食事がとれるところです。一旦、諾日朗センターで昼食を摂った後に日則溝(じっそくこう)と樹正溝(じゅせいこう)を散策いたしました。この地図で日則溝は右上の方向で樹正溝は下の方向です。