写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2019年3月10日追記 タイトル: ネコヤナギの花の記事
アクセス解析の機能で昨日(2019年3月9日)のブログのアクセス状態を確認すると、6年前の2013年3月12日に掲載した本記事「ネコヤナギの花は雄花(雄株)でした。」に、1日に50回のアクセス(ページビュー)があったことから、調べることも兼ねてブラシュアップいたしました。


2013年3月13日追記 タイトル: ネコヤナギの花は雄花(雄株)でした。

2013年3月12日に、ネコヤナギの写真を撮って掲載するときに調べて雌雄異株であることを知りました。写真などから雌花ではないかと記載しましたが、もう一つ自信がなかったので今朝確認に行きました。
ねこやなぎ(猫柳)の特徴はネットで調べると次のように書かれていました。
・雄花の特徴
雄花序は長さ3〜5cm。雄しべは2個。花糸は合着して1個、基部には腺体が1個ある。葯ははじめ紅色で、黄色の花粉を出したあと黒くなる。
・雌花の特徴
雌花序は長さ2.5~4cm。子房はほとんど無柄。白い毛が密生する。花柱は長さ2.5~3mm。腺体は1個。苞は披針形で上部は黒色。下部は淡緑色。両面に長い白毛がある。果実はさく果。成熟すると裂開して、綿毛に包まれた種子をだす。
雄花の特徴である「葯ははじめ紅色で、黄色の花粉を出したあと黒くなる。」と今回、撮った写真の特徴から雄花の可能性が高いことがわかりました。前回も、その特徴がありましたがより鮮明に表れていました。ちなみに枠内の説明の中になった花序(かじょ)は小さな花の集合体のことです。

さらに花を拡大すると黄色の花粉らしきものも確認できました。これだけの量だし、黄色い雄蕊の近くだけについていることから、風で飛んできた花粉ではないと思います。クリックするとさらに拡大するように設定いたしました。この写真は上の写真から切り取ったものです。
僅かの距離のさですが、ピントが合っているオシベと、合っていないオシベがあるのは焦点深度の関係です。今となっては古いカメラ(Canon G10)ですが解像度は今でも通用するようです。現在、主に使っているのは EOS 5DとG7Xです。
G10と言えば、東京の大学に通う椿原世梨奈さんが防水ケースに入ったカメラを石垣島で無くして、2年半後の2018年3月27日に台湾の宜蘭県の蘇澳海岸で発見されて持ち主に戻ったことを思い出します。そのカメラがG10の後続機種のG12だったのです。さらに驚いたことにFacebookによってたった1日で持ち主が見つかったことも有名な話です。
 ネットでの記事    → 記事1 記事2 
 呼びかけたFacebook  → ポチッ 
偶然ですが、宜蘭県の蘇澳と言えば、海外向けの発電プラントを私が初めて担当して納入したのが蘇澳の某会社でした。私の初めての海外出張で設計者としてプレゼンで訪れた最初の会社も蘇澳の某会社(1988年3月1日)でした。


こちらがオリジナルの写真の縮尺です。この写真も2枚上の写真から切り取ったものです。この切り取った写真の中には完ぺきにピントが合った部分はありませんが、周辺には何か所かにありました。


上の3枚の写真を切り取ったオリジナル写真を紹介します。切り取った範囲に赤枠を書き込みました。オリジナルの写真の横縦比は4:3ですが、切り取った写真は最近のカメラと同じ3:2にいたしました。ピントが合っていると思われる部位(10ケ所)の近くに小さな赤色四角()を書き込みました。緑枠が1枚下の写真です。この写真を撮るために連写で7枚撮ってその中の1枚が本写真です。


上の写真の小さな赤色四角()の一部を紹介します。上の写真の緑枠の部分です。クリックすると同じ縮尺で広範囲を表示します。


咲き始めたばかりは真っ赤でした。これからも雄花と言えそうです。


花を一つを見ると「雄しべは2個。花糸は合着して1個」というところが雄花の特徴と合致していますが、こちらはネットの雌花とも似ているので、この写真からは結論が出せませんが、上の3枚の写真から判断して今回のネコヤナギの写真は雄花と思われます。
実が出来るころに再度確認はしたいと思っています。


近くで雌株(めかぶ)を見つけることが出来なかったので、参考にネコヤナギの雌花(めばな)の写真をネットから転用させていただきました。雄花(おばな)との違いは先端が細いことです。


こちらのネコヤナギの雄花と雌花の比較した図もネットから転用させていただきました。


2013年3月12日掲載 
タイトル: 朝のワンコの散歩でネコヤナギを見つけました。

今朝(2013年3月12日)のワンコ散歩の時に花の開いたネコヤナギを見つけたのでポケットに入れてあったカメラで、この写真を撮りました。右上にはよく見るネコヤナギの蕾が写っています。この写真から見ると、下の方から順番に咲いていくようです。調べてみるとネコヤナギは雌雄異株で、雄株と雌株がそれぞれ雄花と雌花を咲かしますが、これは雌しべ雄しべで、おおわれているようなので雌株雄株でしょうか。雌株か雄株か確定できていないので、この次は雄株雌株を探してみます。ネコヤナギの名前は猫の尾に花が似ていることからつけられたようです。

花を拡大してみました。雌しべ(または雄しべ)が沢山ありました。花粉が出ているようにも見えます。明日にでも、もう一度行ってみて花粉の有無で雄花か雌花かを決着させたいと思います。


2枚上の写真から花が開いていない綿毛の状態の花芽(もこもこ)の部分を切り取り拡大いたしました。枝の先端の部分です。花は枝の根元から先端に向かって咲いて行くようです。


少し遠くから撮ったネコヤナギです。畑の中に植えられており畑の周囲には沢山の梅の花が咲いていました。1972年の23版発行牧野新日本植物図鑑では「かわやなぎ」の名前が正式で、一名として「ねこやなぎ」が使われていました。ネットで「かわやなぎ」を調べても少ないので、今は「ねこやなぎが」が正式名のようです。あるいは別の種類として認識されているようにもうかがえます。フリー百科事典のWikipediaでは「ねこやなぎ」も「かわやなぎ」も種名は「ネコヤナギ」でしたが、学名は「Salix gracilistyla」と「Salix gilgiana」となっていました。カワヤナギはネコヤナギの別称で学名は「Salix gracilistyla」と書かれたサイトもありました。
  界 : 植物界     Plantae
  門 : 被子植物門   Magnoliophyta
  綱 : 双子葉植物綱  Magnoliopsida
 亜綱 : ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
  目 : ヤナギ目    Salicales
  科 : ヤナギ科    Salicaceae
  属 : ヤナギ属    Salix
  種 : ネコヤナギ   Salix gracilistyla
 和名 : 猫柳
 英名 : Rose-gold pussy willow 又は Rosegold pussy willow
Salix gracilistyla is a species of willow native to Japan, Korea and China known in English as rose-gold pussy willow.

It is a deciduous shrub that reaches a height of 1–6 m.

Salix gilgiana is a species of willow native to Japan and Korea.

It is a deciduous shrub or small tree, reaching a height of 3–6 m.



2019年3月10日追記 タイトル: ネコヤナギの花の記事
アクセス解析の機能で昨日(2019年3月9日)のブログのアクセス状態を確認すると、6年前の2013年3月12日に掲載した本記事「ネコヤナギの花は雄花(雄株)でした。」に、1日に50回のアクセス(ページビュー)があったことが判りました。訪問者数が45人なのでロボット検索ではなく個人に検索いただいたようです。訪問者数は同じサイトから複数回アクセスしても1人とカウントされるからです。ネコヤナギの季節であることも関係していますが、今までの経験から判断して、ネコヤナギのことをテレビで紹介した番組があったのではないかと想像しています。2019年3月9日の全体に対する訪問者数は1,099人で、アクセス数(閲覧数/ページビュー)は3,110件でした。
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これを機会に記事をブラシュアップして、新しい日付で再掲載いたしました。再掲載するとリセットされてしまい、時が過ぎてしまうと過去記事としてのアクセス数は減ってしまう可能性が高いです。結果は1年後に判ります。
画像をクリックするとご自身の、今日のアクセス解析の画面を表示します。
記事初掲載 2013/03/12 閲覧    0 /nice   0 /コメント  0
新日付掲載 2019/03/10 閲覧 12,971 /nice  94 /コメント 18
2019/03/15 閲覧 13,917 /nice 194 /コメント 40


6年前の過去記事に3月9日に沢山のアクセスがあった原因を知りたくて1月1日まで遡ってアクセス数(閲覧数)と訪問者数を調べた結果をグラフにいたしました。季節と共に徐々にアクセス数が増えてきた以外にグラフからは特別な事象は見つかりませんでした。クリックするとご自身のブログの2019年1月1日のアクセス解析の画面を表示します。


本記事への月別の推移を紹介します。本グラフで見る限り3月のアクセス数(閲覧数)が最も多いようです。グラフをクリックするとご自身のブログの2018年3月(1日~31日)のアクセス解析を表示します。


まっくろクロスケのブログ全体のアクセス数(閲覧数)と比較する形で2年2ケ月間(2017年1月~2019年2月)のグラフも作成いたしました。上段が本記事のグラフで下段がブログ全体のグラフです。ネコヤナギの花の記事のアクセスの推移は季節をはっきりと表していることがあらためて判りました。下段の全記事ではアクセス数に比べて訪問者数の比率が少なく感じられるのは1ケ月間の間に同じ方が複数の記事にアクセスいただいても1人してしか集計されないためです。
グラフは縮小して表示しているために文字が小さくなって読みにくいと思いますが、グラフをクリックするとオリジナルのサイズを表示します。


ただし、理由は判りませんが「ネコヤナギの花」で検索すると本記事が上位で出てくるためにアクセス数が多くなっているのは確かでした。刻々と変わっていきますが、2019年3月10日13時の時点ではGoogle検索で1位でした。試してみてください。ただし、「ネコヤナギ」だけの検索では142位までにも入っていません。


画像検索の Google images での「ネコヤナギの花」の検索では本記事の写真が6枚登録されていました。赤枠で囲っているのが本記事の写真です。



2019年3月14日に、6年前と同じ場所にネコヤナギの写真を撮りに行ってみました。ネコヤナギの木は4株でした。6年前に確認した通り雌株は無く全て雄株でした。日付が近いためか花の咲き具合ほぼ同じでした。咲きつつある花序と、咲く前の花序がありました。
 2013年 3月12日と13日
 2019年 3月14日    に撮影


こちらが咲きつつある花序です。この日の千葉県佐倉市は晴でした。ただし撮影時の気温はネットで見ると8℃でした。