写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2015年4月13日は安徽省の蕪湖を8時30分に出発して湖南省の邵陽(邵阳)のホテルに着いたのは20時40分でした。12時間10分の旅となり遅くなったことから食事ではなく日本人2人でビールを飲むことにいたしました。案内役兼通訳の中国人の人は、つまみとなる料理を注文していただいてホテルの部屋に戻りました。2日目3日目は皆で食事をいたしました。
ビールを飲むために選んだレストランは甘露源私房菜という名前でした。
レストランは湖南料理のお店で注文する料理に悩んで、「チンジャオロース(青椒肉絲)は無いでしょうね。」と言うと、メニューには無いけれども作れるとのことで、頼んでもらったのが上の写真の料理でした。

拡大写真を掲載いたします。ピーマンと肉の切り方が大きいけれども、まさに味わいはチンジャオロース(青椒肉絲)でした。


これは豆腐を使った湖南料理です。
チンジャオロース(青椒肉絲)が、あるのだから「マーボードウフ(麻婆豆腐)がありますか?」と聞くと、はっきりと無いとの答えでしたが、似ている料理があると、注文してくれたのが、この料理でした。


しっかりとした豆腐料理でした。麻婆豆腐とは違う味わいの辛い料理ですが、なかなかいい料理でした。豆腐の味がしっかりと味わうことが出来ました。どちらの料理もビールに合う美味しい料理でした。


湖南省の邵陽では食事で白湯(さゆ)を飲む習慣がありました。左の器が湯呑で、真中が白湯が入った急須です。今まで、中国では、どこに行ってもレストランに入ると、お茶が出されるのですが、ここではお茶ではなく白湯が出されました。このレストランだけでなく2日目、3日目に入った別のレストランでも白湯が出されたのでした。これは初めての経験でした。
今回のレストラン甘露源私房菜の動画がネットにありました。→ポチッ
動画が出るまで時間がかかります。この動画を見ていただくと大きなレストランであることが判ってもらえると思います。


レストランの写真を撮っていなかったのでネットから拝借いたしました。見ての通り大きなレストランで我々が泊まった4星ホテルより大きな建物でした。3日目に食べた蛇料理に近い料理の写真もサイト載っていました。2日目に食べた干し肉団子を使った料理に近い写真も掲載されていました。やはり湖南料理は蛇料理が特色のようです。


              口味蛇                      猪血丸子蒸腊肉
2日目に行ったレストラン宝庆传说(宝慶伝説)のメニューには毒蛇の五歩蛇がありました。日本および台湾では百歩蛇(ヒャッポダ)と呼ばれており中国南部、台湾、ベトナム北部に生息しています。噛まれると百歩(あるいは五歩)、歩くうちに毒が回って死んでしまうという 意味だそうで、ヒャッポダは正式名です。毒自体の強さは高くなく、死亡例はほとんどないそうですが、毒の量が多いので危険であることには変わりはありません。五歩蛇は500g(斤)あたり568元(10860円)と、高価でした。そのほか草魚蛇(328元)と 眼晴蛇(298元)がありました。百歩蛇(ヒャッポダ)の分類を記載いたします。マムシ亜科には21属があり、約230種があるそうです。
   綱 : 爬虫綱     Reptilia
   目 : 有鱗目     Squamata
 亜目 : ヘビ亜目    Serpentes
 上科 : ナミヘビ上科 Colubroidea
   科 : クサリヘビ科 Viperidae
 亜科 : マムシ亜科  Crotalinae
   属 : ヒャッポダ属 Deinagkistrodon
   種 : ヒャッポダ   Deinagkistrodon acutus
 和名 : ヒャッポダ(百歩蛇)
 中名 : 百歩蛇 or 五歩蛇
 学名 : Deinagkistrodon acutus (Günther, 1888)
 英名 : Hundred-pace snake

湖南省の邵陽(邵阳)に着いた1日目に行った今回の甘露源私房菜というお店の場所を紹介します。マークの位置です。
郊外の泊まったホテル・阳光大酒店(陽光大酒店)を中心に沢山の湖南料理店があることが判ってもらえると思います。マークを付けているのは百度地図に名前が載っているレストランです。実際には10軒以上のお店がありました。クリックするとGoogle航空写真を表示します。
  2015年4月13日 夕食 2名 甘露源私房菜
  2015年4月14日 夕食 4名 宝庆传说(宝慶伝説)
  2015年4月15日 夕食 4名 又一家土菜村
  他の料理店 紅河干鍋老鴨 蜜有味土菜館 大锅灶柴火渔馆 酔香楼


安徽省の蕪湖から湖南省の邵陽までの12時間10分の旅のルートです。