写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

すでに3つ前の記事で紹介したように2018年5月19日の朝の9時20分に宿泊ホテルであるニューオータニ・カイマイビーチ・ホテル( )に着きました。チェックインが出来るのは13時なので荷物を預けた後に目指したのはホノルル美術館( )でした。もちろん美術館にも興味があったのですが、最大の目的はホノルル美術館のSpalding House Cafe(スパルディング・ハウス・カフェ)でランチを食べることでした。そのカフェでは自然豊かな庭園の中の好きなところで食べれるように2人分のフードとドリンクが入ったバスケットでランチが出されるのです。そこでホノルル美術館の近くまで行く路線バスに乗るために右の写真のサーフィンの像があるところまで歩き、19番の路線バスに乗りました。歩いた時の景色→ポチッ

Google地図でホノルル美術館に行ったルートを紹介したいと思います。本来であればホテルで教えてもらったようにワイキキ辺りで19番から2番のバスに乗り換えるとバス停から美術館は近かったのですが、我々が乗り換えるのは難しいと思ったようで、19番のルートの中でホノルル美術館に一番近いところに降ろしてくれたのでした。その代り少し歩くことになりました。帰りも最初に2番か13番に乗っていれば最短で帰れたのですが、間違えてココマリーナ(ハワイ・カイ)行に乗ったことから遠回りのルートになりました。
  ニューオータニ・カイマイビーチ・ホテル
  ホノルル美術館往復で利用したバス停 6ケ所
  ホノルル美術館
 ━━ 徒歩
 ━━ 行き バス路線 19番
 ━━ 帰り バス路線 1番
 ━━ 帰り バス路線 14番


乗った19番の路線バスの中の写真です。路線バスを利用するときに自分が行きたいところを運転手さんに聞くのがポイントです。沢山の人が聞かれており、それが普通でした。他の人も、そのために待たされても気にしていませんでした。我々も「ホノルル美術館に行きたい。」と伝えると「OK 乗り換える必要があります。」とのニアンスの答えが返ってきました。19番はワイキキとホノルル空港(ダニエル・K・イノウエ国際空港)を結んでいる路線バスで、乗ったところは終点に近いため、乗った時はバラガラでした。乗って数分で終点について5分ほど停まった後にホノルル空港に向かって出発いたしました。
バスが停車すると乗り降りが楽なように車体の前の部分全体が下がるのです。つまり停止と同時に「プシュー」と空気が抜ける音がするのです。さらに感心したのが、車椅子の人に対して人も車体構造も優しいのです。3日間で、気が付いただけで3回ほど車椅子が乗る場面に出会いました。乗るときも降りるときも車椅子が優先なのです。車が停車すると床の上にあった車椅子乗降用の板が180°+少し回転して車椅子が乗降できるようになるのです。車椅子が乗り込むと運転手さんが優先座席を折りたたんで車椅子をその場所に設置した後にベルトで縛るのです。降りるときは運転手さんがベルトを外すのです。その間、お客さんは当たり前の雰囲気で待っているのです。手伝う方もおられました。こちらの写真で右側と左側が車椅子が設置できるスペースです。つまり2つの車椅子が乗せられるのです。この部分以外の椅子は全て前向きの2人掛けです。


これが車椅子乗降用の板です。これが黄色の矢印の方向に持ち上がりながら右に180°回転するのです。写真をクリックすると広い範囲を表示します。


買ったチケットは、こちらの1日フリーパスの一日券です。左右は表と裏です。我々だけでなく皆さんが一日券を買われていました。実は1回券が2.5ドルに対して一日券は5.5ドルなのです。3回以上乗れば元がとれるのです。つまり2人で11ドルでした。この日は我々も4回乗りました。3回はホノルル美術館の往復で使いました。もう1回は夕食に出かけたときです。夕食を食べるレストランの正確な場所は判らないので、行きはタクシー(29ドル)を使いましたが、帰りはバスを利用いたしました。


路線バスは全てワンマンです。車内に降車ボタンはありませんでした。降車ボタンの代りが窓のところに張られている水平ワイヤーです。窓枠の縦の柱のところにはこの水平のワイヤーにつながった縦のワイヤーが張られており降りたい停留所の前でワイヤーを引っ張るのです。ワイヤーを引くと、赤い色の電光掲示板に「STOP REQUESTED」と表示されます。補助的に降車ボタンが付いたバスを一度だけ見かけました。停まるバス停の名前も電光掲示板に表示されますが似た名前が続くので、有名な場所以外で、降りる場所を自分で判断するのは難しいのです。したがって運転手さんに聞くことをお勧めしているのです。スマホを海外でも活用している人は、スマホで位置情報を見ながら降りる場所を決めると確実だと思います。


ワイキキの町の中で乗り換えるのだと思って、何度も運転手さんに「まだですか?」と聞きに行きました。始発バス停前から乗っているので運転手さんも気にかけてくれているようですが、なかなか乗り換え場所に来ないので不安になったころに、運転手さんから降りるように指示されて降りたバス停のが、こちらの写真の近くでした。乗り換えるものだと思っていたので、次のバスが来て運転手の人に聞けば分かると思って、少し待っていましたが、場所的にはかなり来ているので念のためにバス停で待っている人にホノルル美術館の場所を聞くと少し遠いけれども歩いて行くのが一番とのことでした。つまり運転手さんは、19番の路線でホノルル美術館に一番近いバス停に降ろしてくれたのでした。我々はどう見ても素人で乗り換えが難しいと判断してくれたようでした。このバス停の前にキャノン・ソリューションズ・アメリカがありました。


持っている地図と周辺の建物から自分たちの位置が確認出来て安心いたしました。


バス停からホノルル美術館に向かう道です。


ホノルル美術館に到着いたしました。ここがホノルル美術館の入口です。確かに2番の路線バスのバス停が近くにありました。


美術館の敷地の中には日本風の建物もありました。美術館に収蔵されている絵画などの美術品は広範囲にわたり品数も多いことから、あっという間に13時になってしまいました。目的のレストランの営業時間は14時まであることは判っていたので、ランチにするために外に出た時の写真です。


ところがSpalding House Cafe(スパルディング・ハウス・カフェ)でのランチを断念しなければならないことが分かったのです。Spalding Houseまでが、とんでもなく遠いのです。右上のSpalding Houseもホノルル美術館の施設なのですが、我々が美術品を見た左下の本館から離れていたのです。道も入り組んでいて歩くと1時間はかかりそうでした。ハワイは流しのタクシーは無いし、路線バスも分からない状況だったのです。後で気が付いたことですがホノルル美術館の本館まで戻ってタクシーを呼んでもらうのがベストだったと思います。ということで自然の庭園の中でのバスケットのランチは断念いたしました。気を取り直して、この日の第二の本命の「ビーチで、水着で寝転んでのんびり過ごす」を実行するためにホテルに戻ることにいたしました。ホノルル美術館に関しては展示物が盛りだくさんなので後日報告させていただきます。


もしSpalding House Cafeまで歩いたとした場合のルートをGoogle地図で紹介します。標高はGoogleマップでの標高表示機能の数値です。一方通行があるので車では別のルートになります。
  ホノルル美術館 本館  標高:6m
  Spalding House Cafe 標高:128m
 ━━ ホノルル美術館 → Spalding House Cafe 2.9km


次にハワイに行く時のためにスパルディング・ハウス・カフェ(Spalding House Cafe)の前を通るバスルートをネット内の路線図を参考にGoogle地図に書き込んでみました。バス路線番号は15番です。地図内のⒷはUターン場所です。
The Busの時刻表15番路線を確認するとSpalding House Cafeの少し先のバス停②Tantalus Makiki Hts(#3842)を通るバスは下記の時刻表(②)のように1日に16本で、約1時間に1本でした。ホノルル美術館辺りは約7分前です。
注意すべきはホノルル美術館辺りを通る26本の内一部がバイパスルートを通るために16本しかCafe( )の近くを通らないことです。ただしバイパスルートに行った10本のバスはPacific Heightsには登らないでCafe側に下りてくるので15番のバスに乗れば必ずCafeに行けます。緑色の時刻がそのバスです。
つまり①→→③→④→③→→①と走るバス(16本)と①→③→→①と走るバス(10本)があるのです。①から④までの距離は10.7kmです。
 ①Alapai King(町の中)  Tantalus Makiki Hts
 ③Puowaina Hooku    ④Pacific Heights ( )
  05:40 06:41 06:56
  07:28 07:48 08:00
  08:52 09:56 11:00
  12:04 13:08 13:21
  14:12 14:26 15:02
  15:20 15:33 16:07
  16:26 16:45 17:29
  17:33 18:36 19:37
  20:38 21:41


周辺を散策しながら、帰りのバスに乗るバス停を探し始めました。
この建物はHonolulu Museum of Art Schoolです。この建物は元小学校とは思えない見事な外観ですが、今は子供から大人といろんな年齢層の人が集まっているそうです。


レンタル自転車も見つけました。


この教会の近くでバス停を見つけました。1番と2番と13番の路線バスが走っていました。最初に来た1番に乗りました。実は2番か13番のバスが来るまで待って乗るべきだったのです。1番はワイキキのかなり東のハワイ・カイという町まで行くバスなのですが、ワイキキの中心部は通らないで北側を通過するルートがったのです。そこで目標として役に立った景色がダイヤモンドヘッドでした。ダイヤモンドヘッドを過ぎるあたりで、泊まっているホテルの近くのカピオラニ公園に行きたいと聞くとグッドタイミングで、次で降りてカピオラニ公園方面に行くバスのバス停に歩くように教えてもらいました。実は一つ手前のバス停だと降りたバス停で待ては乗り換えバスもそこに来たのでした。ベストタイミングではなかったけれども、これ以上先に行くと離れていくばかりでした。乗り換えるバスの番号である14番と22番と23番も教えてもらいました。


ここで待って、最初に来た14番のバスに乗りました。ホノルル美術館から乗った1番のバスは高架の下の道路を左から来て、我々が待っている反対方向に曲がって行ったのです。曲がったところにバス停があったためにそこで降りてここまで歩いてきたのです。
道沿いに植えられている木はモンキーポッド(Monkey Pod)です。


我々が泊まったホテルの前の道路は東方向に一方通行のため、東からくる14番のバスはホテルの前を通らないために一方通行になる寸前のバス停で降りて、ほんの少しだけ歩きました。その時にダイヤモンドヘッドがきれいに見えたので写真に撮りました。実は翌日の2018年5月20日の朝にダイヤモンドヘッドの一番高いところまで登りました。クリックすると特別に大きく拡大するのでダイヤモンドヘッドの頂上に人がいるのが分かるかもしれません。


無事にホテルに着きました。すでにチェックアウトの手続きは終わっていてカギを渡されるだけでした。預けていた荷物はすぐに部屋まで運んでくれるとのことなので手ぶらで部屋に行きました。荷物が届いてすぐに水着に着替えてビーチに出たのでした。右の写真はビーチの上に引いたゴザに座って撮った写真です。2017年に、このカイマイビーチに、場所を間違えてハワイアンモンクアザラシが出産して子育てをしたことがありハワイ中が大騒ぎになったことがあるそうです。ただしビーチでアザラシに遭遇しても法律で150ft(46m)以内に近寄ることは禁止されています。