写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

北海道の千歳空港で買ってきたカチョカヴァロチーズ(Caciocavallo Cheese) を食べてました。説明書きにあるようにフライパンで焼いて食べてみました。

包装紙を取り除いたカチョ・カヴァロ・チーズです。イタリア語の地方の言葉で「カチョ」はチーズなので本来はチーズ(Cheese)を付けないのですが、判りやすくするためにカチョカヴァロチーズ(Caciocavallo Cheese) と呼びました。


先ずは焼くために説明書通りに切りました。


せっかくの美味しいチーズがあったので、とっておいたワインを飲むことにしました。右のワインの写真はクリックすると拡大します。ワインはフランス・ボルドーのCHATEAU L'ORTOLAN 2006 BORDEAUXです。どうやら2007年にパリで賞を取ったワインのようでMEDAILLE D'OR PARIS 2007と書かれたメダルのシールが瓶の下の方に張られており、書かれている内容からCONCOURS GENERAL AGRICOLE PARIS 2007(2007年パリ農業コンクール)の賞のようです。
BO / No 71382
ネットで調べるとコンクールは毎年2月末に開催される100年以上の歴史がある厳格なコンクールで、フランス各地から1万点以上のワインが出品され、最初に産地ごとに予選が行われ、最終的に僅かに残った数パーセントのワインが金賞の栄冠に輝ける大変厳しいコンクールだそうです。高いワインではありませんが、ワインへの評価は「深く、濃いルビー色、熟した果実の香りやバニラ香、味わいは豊かで柔らか、舌触りの良いタンニンがとても心地良いワイン」と書かれていました。

チーズをフライパンに入れると表面はすぐに焦げ目がつきます。中がとろとろになるまで焼くと美味しいです。とろとろになるまで焼くと形は崩れますが、そのままお皿に入れました。片面に焼き色が付いたらすぐに裏返して、もう片面はじっくり焼くと型崩れしにくいと思います。ただし油断すると隣のチーズとくっ付いてしまうので注意が必要です。カリカリになった焦げ目がはがれることもあるので注意してください。はがれてもすぐに焦げ目が付くのであわてないことが大切な気がしました。こちらの写真もクリックしてみてください。


焦げ目の少な目も作ってみました。どちらも美味しかったです。


ワインも進みました。結局チーズは全て焼いて食べました。


写真は千歳空港のお土産屋さんに並んでいた熟成中のカチョ・カヴァロ・チーズ(Cacio cavallo Cheese)です。
今までに下の109の空港を利用させてもらいました。そんな経験からだけですが、北海道の千歳空港は、もしかしたら世界一ではないかと思えることがあります。それは、食べ物のお土産屋さんの数です。どの空港よりも圧倒的(桁違い)に食べ物のお土産屋さんが多買ったからです。世界には、まだまだ沢山の空港がありますが、この数を上回る空港があるとは思えないほど、ほんとうに沢山の食べ物のお土産屋さんが千歳空港にはありました。


今まで利用した空港です。
アーメラバード アクトベ アスタナ アルバニー アルマトイ イスタンプール イスラマバード カイロ カサプランカ キエフ クアラルンプール サンクトペテルブルグ シカゴ シドニー ジャイプール ジャカルタ シンガポール ソウル(金浦) ソウル(仁川) ダラス チェンナイ チューリッヒ デュッセルドルフ デリー ドニプロペトロウシク ナッソー ニューヨーク ノボスビルスク ハイデラバード ハノイ ハンブルグ パリ バローダ バンコク バンクーバー ピッツバーグ フランクフルト フーコック ベルリン ホーチミン マイアミ ミュンヘン ミラノ ムンバイ メキシコシティー モスクワ(ドモジェドボ) モスクワ(シェレメーチエヴォ) モンテレー ヤンゴン ラクザ ラホール ラホーレ リヨン ルイビル ローマ ロンドン 伊丹 宇部 羽田 岡山 宮古島 関空 広島 西広島 高松 三沢 松山 神戸 成田 石垣島 仙台 千歳 福岡 熊本 那覇 大分 中部 北九州 函館 帯広 黄山 太原 桂林 呼和浩特 広州 銀川 杭州 上海(浦東) 上海(虹橋) 成都 青島 合肥 済南 大連 鄭州 天津 南京 南寧 武漢 包頭 北京 九寨溝 香港 台南 台北(桃園) 台北(松山) 高雄 花連 釜山 浦項

こちらのお店で熟成したものを売っていました。お土産屋さんは有名な花畑牧場でした。


イタリア式カチョカヴァロチーズの美味しい食べ方です。読みにくい場合はクリックすると拡大いたします。家には鉄製のフライパンしかないので、このチーズのためだけにテフロン加工のフライパンを買ってきました。

記載内容です。

カチョカヴァロチーズは、そのままでもおいしくお召し上がれますが花畑牧場では焼いて、こげ目をつけて食べる「イタリア式」をご提案いたします。

 1.頭の部分をカットします。もちろん頭の部分も食べれます。

 2.くし型に食べ易い大きさにカットし、冷やしておく。

 3.テフロン加工のフライパンを十分に熱しておく。オイルなどを使わ
   ず、そのまま焼くのがイタリア式です。

 4.フライパンで焦げ目がつく程度に焼いてください。こげ目をつけるの
   がポイントですよ!

 5.お皿に盛り付け、熱々のうちにお召し上がりください。

<<ここがポイント>>

チーズをよく冷やしておくと周りは、おこげがカリッと中はトローッと焼きあがり、美味しく召し上がれます。テフロン加工のフライパンをよく熱して使用してください。


カチョカヴァロとは

南イタリアでは「カチョ」はチーズ、「カバァロ」は馬を意味します。

このチーズは熟成させる時に、2個づつ結びつけて左右にぶら下げて熟成させるのが、ちょうど馬の鞍から垂れ下がっているような形だったことから馬の上という意味でCacio a cavalloという名前が語源になっています。