40名座れる巨大円卓での前日の夕食は念願の干しアワビ料理でした。
中華食材の三大乾宝である、ふかひれ、干しアワビ、干しなまこです。フカヒレと干しナマコはすでに紹介しました。右の料理前の干しアワビの写真はネットから拝借いたしました。
 ふかひれは、こちらです。 →ポチッ
 干しなまこは、こちらです。 →ポチッ
 ツバメの巣+ふかひれ   →ポチッ
こちらで干しアワビの料理を紹介いたします。干しアワビ(干鮑)は水揚げされたその日のうちに塩もみ、丸一日塩漬けしたあと煮て、三ヶ月間天日に干してできあがるそうですが、更に3年の歳月をかけて熟成して、うまみが増した食材です。

この日は円卓ではなく対面で話が出来る形式の夕食となりました。

上の写真では狭いように見えますが一人のスペースは結構広かったです。それだけ長いテーブルだったということだと思います。


この日出てきた料理の一部ですが紹介します。概ね出てきた順番です。これはドームカバー(クロッシュ / Cloche)のなかに入っていた前菜です。


スープですが、料理の中でこれだけがピントがずれてしまいました。でも雰囲気は伝えられると思いそのまま掲載いたしました。


これがタイトルで紹介した干しアワビでする。干しアワビと言えば、この煮込み料理です。左側の丸いものは大きな椎茸です。干しアワビのだしで、こちらもおいしくなっていました。ちなみに中国料理の三大高級食材といえば、フカヒレ、つばめの巣、干しアワビです。 中華料理で古来から大切にされてきた四大海味はフカヒレ、干しナマコ、魚の浮き袋「魚肚(ユィドウ)」、干しアワビと、これにも干しアワビが入っています。
この汁が美味しいのでご飯が出されます。干しアワビを食べ終わった後に少しご飯を入れて汁を食べました。


冒頭の写真と同じですが干しアワビを拡大した写真を紹介いたします。干しアワビは不思議と生のアワビより数倍~10倍以上の値段がします。ネットでの戻す前の値段は10gあたり4410江でした。フカヒレの姿にも美味しいけれども、干しアワビは柔らかくて本当に美味しい料理です。私にとっても一番好きな中華料理でもありますが、なかなか手が出なくて数回しか食べたことがありません。


こちらは海老団子のスープです。


北京ダックもメニューに入っていました。


こちらは大型の巻貝の料理です。これも新鮮でおいしいですね。


ロールキャベツのような料理でした。


ココナッツ(椰子の実)を器にしたスープです。


デザートはマンジューです。この後に麺類とフルーツが出されました。