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今朝2014年1月7日は念願の七草粥(ななくさがゆ)をいただきました。
七草粥は七種粥とも呼ばれて、5節句の一つである人日(じんじつ 1月7日)に食べられている日本の行事食ですが、今までは、ほとんど食べることはありませんでした。そこで是非とも七草粥を食べてみたいと、昨年の1月7日に買いに行ったところ、驚いたことに七草を売っていませんでした。1月6日には沢山売っていたのに不思議に思って調べてみると1月7日の朝に食べるものであったことから1月6日に売り切ってしまい1月7日には置かれていなかったことが判りました。
今年は、ちゃんと1月6日に買って1月7日の朝に念願の七草粥をいただきました。七草粥は、一年の無病息災を願って食べられるそうで、祝膳や祝酒で弱った胃を休める為とも言われています。

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買ったセットに入っていた春の七草はつぎのとおりですが、地域により様々です。また「ほとけのざ」としてシソ科ではなく「ヤブタビラコ(キク科)」または「コオニタビラコ(キク科)」が使われていると書かれていました。コオニタビラコ(小鬼田平子)は別名としてホトケノザ(仏の座)と言われています。一般的に七草としてのホトケノザはキク科のコオニタビラコが多いようです。
   名前        一般名 / 別名       科 属
   はこべら      はこべ        ナデシコ科 ハコベ属
   ごぎょう       ははこぐさ      キク科 ハハコグサ属
   すずしろ(蘿蔔)  だいこん(大根)    アブラナ科 ダイコン属
   せり         せり           セリ科 セリ属
   すずな(鈴菜)   かぶ(蕪)       アブラナ科 アブラナ属
   なずな       ぺんぺん草      アブラナ科 ナズナ属
   ほとけのざ     ほとけのざ      シソ科 オドリコソウ族
      または
   (ほとけのざ    こおにたびらこ     キク科 ヤブタビラコ属 )
これ以外にそれぞれの地域の七草粥に入れらる野菜としては、蕗、イタドリ、ウワバミソウ、ミヤマイラクサ、ウド、ギボウシ、ワラビ、ゼンマイ、キノコ、ダイコン、ニンジン、ゴボウ、さやいんげん、ササゲ、ワラビ、ジャガイモ、高菜、ずいき、ユリ根、じんだ、ミツバ、ダイコン葉、タラの芽、白菜、山東菜、ネギ、小松菜、ニラ、ハクサイ、ホウレンソウ、かけ菜、冬菜、青菜、とう菜、オギョウ、京菜、サトイモ、蕪の葉、ウド、タンポポ、水菜、すじ菜、ユキノシタ、オオバコ、春菊、ニンジン葉、カツオ菜、サツマイモの蔓、ニンニクの葉、エンドウマメなどがあります。
野菜以外に餅、豚肉、煮干しの粉、凍り豆腐、油揚げ、豆腐、蒲鉾、イクラ、焼き豆腐、納豆、昆布、ホンダワラ、コンニャク、糸コンニャク、栗、蜜柑、豆、小豆、麦、干し柿、鯨肉、鶏肉、味噌などが入れられる地域があります。
ちなみにパックに書かれている三浦七草会というのは1988年に横須賀市と三浦市の5つの農家で作られた組織で、当初は5万パックでしたが、今は日本一の100万パック以上を出荷しているそうです。右の写真はレポーターの櫻井彩子さんが七草会を訪問された記事から拝借したネットの写真です。
パックに書かれていた七草粥のレピシの材料は、次のとおりでしたが、わが家では前日に炊いたご飯を使いました。
 材料
  七草    1パック
  白米    2カップ
  水      7カップ
  塩      少々
  醤油    少々
  餅      お好み


三浦七草会のホームページから七草の写真を拝借いたしました。