写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。

2022年04月27日再掲載
タイトル:過去記事の山菜「はりぎり」のアクセス数が増加

9年前の2013年の過去記事でありながら、上と写真の山菜「はりぎり」の天ぷらの記事がアクセス数が2番目になっていたので再掲載させていただきました。天ぷらにする前のハリギリの写真が右です。

下の表はアクセス解析で2022年4月20日から4月26日の7日間のアクセス数を表示させたものです。画面をクリックすると更に下の部分を表示します。4.と7.と13.以外は過去記事です。今年は新芽が採れる時期は関西に行っていたので食べることはできませんでした。現時点で上位に出てくる過去記事の掲載日あるいは再掲載日(追記日)を下記に紹介します。日付の次の数値は7日間(4月20日〜26日)のアクセス数です。過去記事で2番目のキンランの記事は右のグラフのように花が咲く5月が最もアクセス数が増加します。着色文字をクリックすると記事を表示します。
 2013年03月27日 203 山菜「はりぎり」の天ぷら
 2018年01月13日 128 キンランの花が沢山咲きました。
 2020年09月16日 124 実写版 鉄腕アトム 秘蔵のお宝映像を提供してい......
 2015年09月10日 106 脾臓摘出手術 手術跡はすっかりなくなりました。
 2011年07月18日 91 ゴビ砂漠と天山山脈
 2014年06月10日 87 バルコニーで七輪焼肉
 2019年05月21日 81 マツバウンラン(松葉海蘭)の花
 2017年10月10日 67 ガスコンロを買い替えました。
 2020年02月22日 66 買ってきた小さなサボテンが花を咲かせました。
 2016年09月14日 63 王の寝室 と 周辺の部屋
 2016年08月03日 60 ミロのヴィーナス
 2009年06月26日 58 ひょっこりひょうたん島
 2020年08月19日 58 我家にアマガエルが居座っています。
 2018年05月29日 53 しおれた大根の葉を復活させる秘策
 2010年08月18日 53 内モンゴルで「ゆう麺(莜面)」を食べる


こちらのグラフは4月1日からの本記事へのアクセス数(閲覧数)と訪問者数と記事の順位の推移をグラフにしたものです。ハリギリの新芽が出るころからアクセス数が増えていることが分かります。


2021年のハリギリの記事(本記事)の月ごとの閲覧数(アクセス数)と訪問者数を紹介します。5月のアクセス解析がエラーになるので調べてみると5月19日のデーターのためにエラーになっていることから5月19日の数値を仮定してグラフを作りました。


同じような変化をするキンランの記事の閲覧数(アクセス数)と比較したグラフも紹介します。このように変化するのは検索によって沢山の人が記事を見ていただいているのだと思います。

2022年04月27日 再掲載時 累計閲覧数:50,548 nice!:125 コメント:24


2022年04月29日追伸
2022年4月30日の早朝に関西に行きます。今回は羽田空港7時30分のJAL機を使います。戻るのは5月29日の予定です。
飛行機はほぼ満席でした。前回8時30分に乗った機体と同じく、今回の機体も垂直尾翼カメラが付いたエアバスA350-900型機でした。天気が良くて尾翼カメラに富士山が写っていました。ただし雲が少ないなどの条件がととのっていなかったことから尾翼カメラでブロッケン現象を見ることはできませんでした。羽田空港の離陸の動画は撮りました。


機体下のカメラでとらえた伊丹空港の滑走路に着地寸前の写真も紹介します。本当は同じ構図の動画を撮りたかったのですが、電池残量が少なすぎて動画は撮れませんでした。着地した瞬間に接地部分からものすごい煙が出ます。



2013年03月27日掲載 タイトル:山菜「はりぎり」の天ぷら

最初、コシアブラの芽として記事を掲載いたしましたが、幹の棘が多いことと、昔の葉の広がった写真が見つかったことから、ハリギリの写真や図鑑などと比べた結果、山菜の名前はハリギリとの結論となりました。そのため記事をハリギリの芽に書き換えました。ハリギリの芽もコシアブラの芽と同様に美味しい山菜とネットで書かれていました。特にハリギリの芽は「「タラの芽」よりも美味しいと言う人も多い」とか「山菜の女王、ハリギリ」などと非常に美味(びみ)と書かれていました。
山椒の芽の佃煮を作るために山椒の芽を採りに行った雑木林には、ちょうど食べごろのコシアブラに非常に近い種類のハリギリの芽がありました。さっそく採ってきて天婦羅にいたしました。コシアブラの芽もハリギリの芽は苦味があるために天ぷらが、よいようです。「おひたし」や「和え物」でも食べれるそうです。

採れたての山菜の天婦羅とくれば、やっぱりビールです。ハリギリの天婦羅は塩でいただきました。こちらの写真以外はすべてクリックすると拡大写真を表示するようにいたしました。


幼木に出来た若芽です。コシアブラやハリギリ(針桐)はタラの芽で有名なタラノキと同じウコギ科です。葉の形は違いますが棘のある幹はそっくりでした。これは次のために残してきたコシアブラの芽です。あまり枝分かれせずにまっすぐに立ち、葉は先端だけに集中するところもタラノキに似ています。タラノキの樹高が2~4mなのに対してコシアブラは7~10mで時には20mに達するものもあるそうです。ハラギリはさらに大きくなり、高さ10-20m、大きいものは30mになるそうです。
     はりぎり      こしあぶら     たらのき(タラの芽)
 目 : セリ目 Apiales    セリ目 Apiales      セリ目 Apiales
 科 : ウコギ科 Araliaceae  ウコギ科 Araliaceae   ウコギ科 Araliaceae
 属 : ハリギリ属 Kalopanax ウコギ属 Eleutherococcus タラノキ属 Aralia
右の写真は開く前の新芽です。一日経つと下の写真のように開きます。こちらも採取に行くタイミングが大切です。コシアブラの木材は、米沢市に伝わる木工工芸品の笹野一刀彫(おたかぽっぽ)を作る際の材料として用いられているそうです。コシアブラの枝は皮を、こするときれいに抜けて、芯と皮とが分離するそうです。昔、これを刀と鞘に見立て、子供の玩具とされたことから「刀の木」とも呼ばれたそうです。幹を傷つけたときに得られる樹脂は加工を施すと黄金色に輝く塗料を作成することができて、古来、金漆(ごんぜつ)と呼ばれ、工芸用塗料として珍重されてきたそうです。コシアブラ(漉し油)の名は、この樹脂の利用に由来する名称だそうです。


この芽は食べごろです。柔らかそうです。こちらの写真をクリックすると新鮮な美味しさが伝わってくると思います。3月24日と26日に採取いたしました。この写真は3月26日の方です。


採ってきたハリギリの芽です。


ハカマの部分を取り除いて使います。短時間の間にこれだけ採れました。


翌日もハリギリを採りに行くと結構とれたので、今度は「おひたし」と「和え物」にすることにいたしました。これが「ハリギリのおひたし」です。創味の、だし醤油をかけていただきました。程よい苦味が山菜であることを伝えてくるの一品でした。太い茎の部分も、何とも言えない食感でおいしくいただきました。


こちらが「ハリギリの胡麻和え」です。すり鉢ですりおろしたゴマと醤油と砂糖で味付けをしました。こちらも特徴のある味が美味しかったです。


やっぱりビールを飲みたくなりました。「ハリギリのおひたし」と「ハリギリの胡麻和え」以外で用意された夕食は「小田原産のアジの干物」と「ゴマ豆腐」と「糸三つ葉の玉子とじ」と「味噌汁」でした。


はりぎり(針桐)の芽が広がるとこのような葉になります。芽の状態ではほとんど見分けがつきませんでしたが、この写真が見つかったのでコシアブラではなくハリギリだとわかりました。ハリギリ(針桐 Kalopanax septemlobus)はウコギ科の落葉高木で広葉樹です。別名、センノキ(栓の木)、ミヤコダラ、テングウチワ、ヤマギリなどがあります。


コシアブラの芽を市販で買った時の写真があったので追加掲載いたします。


これがコシアブラの芽です。ハリギリと似ています。


この時も天婦羅にしました。こちらがコシアブラの天婦羅です。