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空の上から日食を体験 [機内]

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今、中国の成都に来ています。昨日(2009年7月22日)、成田から北京を経由して成都に入りました。成田の出発は9:35でした。日本に居ても曇り空のためもしかしたら雲の上の飛行機の中から見れるかもしれないと少しだけ期待して左側の窓側の席を予約していました。この写真は10:53に撮ったものですが、明るさはいつもと変わらない感じですが明らかに日食の影響で雲の陰影がいつもと違っていました。写真をクリックすると拡大します。

太陽は見ての通り高いところにあることから飛行機の窓から直接見ることは出来ませんでした。これは膝の位置から上に向かって撮ったものです。窓の乱反射でまったく日食であることはわかりませんでした。


思いついたのはテレビで説明していたピンホールカメラです。手元の紙に急遽、穴を開けて手元の別の紙に写す方法です。若干、欠けているだけですが突然現れた日食に感激しました。これは10時20分の太陽です。
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これが最も欠けた太陽です。11時09分でした。飛行機は北の北京行きなので皆既日食のコースを通らなかったのは残念ですが、大満足でした。飲物も断って写真を撮りました。
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こちらが最後に撮った11時42分の日食の状態です。この後は食事と機内映画とビールに専念させてもらいました。


これが日食を写した方法です。ボールペンで穴を開けたので少し画像が不鮮明でした。この穴で撮ったのが10:20の写真です。この後にシュチュワーデスさんの名札の針を借りて小さな穴で撮ったのが11:09の写真です。


記念のためにネットから地図を拝借いたしました。偶然ですが、今来ている成都も皆既日食のエリアであったそうです。もちろんこちらについたのは日本時間の18:45なので時間は過ぎていました。こちらの人に聞くと空は霞んでいて日食は見れなかったそうです。