カザフスタンの首都アスタナ [アスタナ]
11月29日にシベリアの最大の町ノヴォシビルスクからモスクワを経由してカザフスタンの首都であるアスタナに着きました。その時のアスタナの気温は-20℃でした。極寒の地のアスタナの景観を紹介いたします
空港に着いたのが朝の4時45分だったので休憩のためにこのホテルに入りました。ホテルの名前はComfort Hotel です。こちらのホテルには12時45分までと短い時間ですが滞在させてもらいます。2階建ての素敵なホテルでした。
冒頭の写真を含めて、ここで紹介している全ての写真は10時頃に散歩に出て撮ったものです。道路では雪が凍りつかないように沢山の人が作業をされていました。機械で出来ない部分は手作業で行われているようでした。
ホテルの前の景色です。
こちらの写真は、上の写真の反対側を撮ったものです。ここに写っている女性のスタイルがこちらの平均的な服装です。印象的なのが分厚い毛皮のフードです。靴はヒールの高いブーツなのも印象的でした。このスタイルはシベリアの女性も同じでした。話す機会があったシベリアの女性に分厚いフードの付いたコート値段を聞くと約20万円でした。みんな極寒の地でもおしゃれを楽しんでいるようでした。少し気温の高いモスクワではこれほどの分厚いフードの付いたコートはほとんど見かけませんでした。
少し表通りの方に歩いてみました。アスタナ(Astana)は1997年にアルマトイから遷都されたまちです。旧称はアクモリンスク(Akmolinsk)、ツェリノグラード(Tselinograd)、アクモラ(Aqmola)だったそうです。アスタナはカザフ語で「首都」の意味で推計人口75万人(2008年)とアルマトイに次いで同国2位のとしです。1998年のカザフスタン政府主催の国際コンペで1位に選ばれた日本の建築家・黒川紀章の都市計画案に基づき開発が続けられているそうです。
表通りまで出て驚いたのが、この大きなカザフスタンの国旗でした。今は12月16日の独立20周年記念日に向けて飾りつけが行われていました。ちなみにカザフスタンのクリスマスは1月7日だそうです。ロシア正教の降誕祭がクリスマスに相当するようです。形式は違うとも聞きました。
アスタナは新しい町であることから斬新なビルが多く建っていますが、昔のロシア風の巨大なビルも見受けられました。
車で近くを通った時に、その巨大なビルを撮りました。
ネットで見た今日の気温です。やはり外に出たときの感じでもマイナス20℃でした。最も寒くなるのが正月ごろだそうですが、そのころにはマイナス40℃になることもあるそうです。今日のように晴れると特に寒くなると話していました。
寒さを実感したのが、もって来た手袋でした。持ってきたのが二重になったキルテングの柔らかな手袋でしたが外に出ると、なんと硬くなってしまいました。化学繊維だから温度によって硬さが変わってしまったようです。
この次は極寒用の高級な手袋にする必要がありそうでした。
斬新なビルを紹介いたします。いずれも有名なビルです。これは世界最大のテントであるカーン・シャティールです。
写真をクリックするとこの建物の記事を掲載します。
こちらは国営石油会社とエネルギー省のビルです。カザフスンの富の中枢?
こちらは競技場かな? 斬新な競技場らしい建物がいくつか集まっていたのでアスタナ・アリーナではないかと思います。2011年の冬季アジア大会のスケートやフィギィアが行われました。大きさから見てサッカー競技場かもしれません。
アスタナに住んでいる人に聞くとこの会場は自転車競技場でフィギァスケートが行われた会場でもありました。
サッカー競技場は隣にありました。建物の感じは似ていました。2011年アジア冬季競技大会の開会式会場としても使用されました。こちらの写真は晴天の初日ではなく小雪模様の最終日に撮ったものです。
こちらはスピードスケートの競技場です。日本の選手も走りました。
アスタナの玄関口であるアスタナ空港のデザインも目を引きます。
大使館に囲まれたアスタナのホテル [アスタナ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
こちらがカザフスタンの首都アスタナで泊まったホテルです。
ホテルの名前はRixos President Hotel Astana(リクソス プレジデント ホテル)です。アスタナは今から17年前の1997年にアルマトイから遷都された町なのです。
アスタナは1998年のカザフスタン政府主催の国際コンペで1位に選ばれた日本の建築家・黒川紀章の都市計画案に基づき開発が今でも続けられています。その中で、このホテルは最初のころに建てられたと思われます。
それはこの航空写真を見てもらうとわかってきます。真ん中より少し左の大きな建物が、今回紹介するホテルです。ホテルの周りに同じような小さな建物(と言っても結構大きい建物)があるのがわかってもらえると思います。実は、これらは各国の大使館なのです。つまり新しい首都を作った時にカザフスタン政府が大使館を作って各国に大使館を提供したのです。配置から見て、このホテルも各国の要人を泊めるために政府が作ったものと想像できます。写真をクリックしてもらうともっとよくわかると思います。
もっと遠くからの航空写真を見てもらうとわかるように最重要な場所に計画的に建てられてことも想像できます。マークのところがホテルです。
以前は写っていなかったカーン・シャティールも航空写真に反映されました。以前は大統領官邸と大使館と今回のホテルなど限られた建物だけが反映された時代もありました。
より大きな地図で 宿泊したホテル を表示
入口の門の近くから撮ったホテルです。大きな敷地の中にホテルが建っていました。
チェックインカウンターです。こちらに住んでいる方がアスタナで一番のホテルと言われていましたが、確かに納得でした。
大きな吹き抜けのスペースがありました。
ガラス張りのエレベーターから撮った吹き抜けのスペースです。
一階のロビーから入口の門の方を見た景色です。
もうすぐクリスマスの時期だったのでロビーにはクリスマスツリーが飾られていました。
私の部屋は丁度入口の正面にとってくれました。3つのドームがあるのがホテルのもんです。夜の景色です。
こちらは昼間の景色でした。ホテルの正面には3台の大型テレビ画面がありました。これもホテに泊まる要人を意識して作られたような気がします。その正面の様子の動画も撮りました。→ポチッ
こちらはホテル内のクラブです。食事の後はゆっくりとくつろぎました。
地表から見たホテルの前の高層ビル群です。左に航空写真で紹介した沢山の大使館があるのがわかってもらえると思います。
同じ場所のあたりを部屋の窓からも撮ってみました。角度が違うと少し雰囲気も違うと思います。
部屋の中も紹介しておきます。部屋は一般的なクラスです。
うれしいことに浴槽にはジャグジー(jacuzzi)がついていました。ボタンを押すと空気の泡のジェット噴流が出てきました。これは初めての経験でした。
浴槽に加えて専用のシャワー室もあり、中にはシャワーも大型のレインシャワーに近いものがついていました。
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首都アスタナのホテルの朝食 [アスタナ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
すでにカザフスタンの首都アスタナのホテルを紹介いたしましたが、このホテルの朝食を紹介していませんでした。なかなかの雰囲気の朝食だったので紹介いたします。大きな部屋の真ん中に料理が並べられたテーブルがいくつか置かれていました。食事のテーブルも十分な間隔を置いて配置されているのが印象的でした。ホテルの名前はRixos President Hotel Astana(です。料理が並べられていたテーブルをいくつか紹介いたします。このテーブルはパン類が起これていました。
こちらは果物類です。一番手前にあるのが、今回食べたザクロです。
温かい料理が並んだテーブルです。
チーズ関係も充実していました。
こちらはサラダとハムやソーセージなどの肉関係のテーブルです。
カザフスタンは中央アジアです。そこで今回は珍しい肉関係ばかりを選んでみました。ハムやソーセージは、今回は選びませんでした。珍しい肉類だけでもこれだけの種類がおかれていました。本当に沢山の種類がありました。
気になったことがあったのでオムレツも頼んで見ました。やっぱり予想したとおりでした。それは卵の黄身がパキスタンの時のように白いことでした。黄身が白いので全体が白いオムレツになっているのです。
パキスタンの白い黄身の記事はこちらです。→ポチッ
パッションフルーツかなと思いましたがザクロでした。
なかなか食べ応えのある大きさでした。。
こちらがホテルの全景で大使館に囲まれた敷地の中にある、首都アスタナを代表するホテルでした。
除雪作業は5台一組 [アスタナ]
カザフスタンのアスタナは一月には-40℃になることもある寒い場所です。私が着いた11月29日も‐20℃でしたが、その代わりに雪が少ない場所です。それでも雪が時々降るようで我々が滞在した最終日12月2日も小ぶりながら雪が降っていました。雪が降る日は暖かくて、この日も-3℃とアスタナとしてはすごく暖かい日でした。初日は-20℃なのでやはり雪の効果はすごいです。
上の写真はアスタナの幹線道路の除雪作業を行っているところですが、驚いたことに5台の除雪車で除雪作業を行うのです。日本のように沢山の雪が降ることはないようで、この速く走る5台で片側車線を一気に除雪してしまうようです。速く走るといっても一般車両にとっては少し遅いので、この写真のように車が少し渋滞します。
5台の除雪車の3台目と4台目の間は少し広く開けて走ってくれるのです。その部分を一般車両は追抜いていきます。前の乗用車が3台目の除雪車の右側を追抜いているところです。次は我々が追抜く番です。
3台目の除雪車を追抜いたところです。表面の薄い雪を除雪ですが寒い国なので頻繁に除雪を行っているようです。
バイテレック [アスタナ]
これがカザフスタタンの首都アスタナのシンボルである高さ105mのバイテレック(あるいはバイテレク・タワー)です。帰国の前日(12月1日)に来てみました。
バイテレック(Bayterek)は「高いポプラの木」の意味でカザフスタンの民話の「生命の木」と「幸福の魔法の鳥」をイメージしたデザインだそうです。
下の方が木を表現しています。それでは鳥は?
実は球体が伝説の鳥の卵でその下が鳥の巣を表現しているそうです。金色の球体の中が展望台になっています。
正面にある国防省の建物もきれいにライトアップされていました。ここまでが夜のライトアップされた景色でした。
ここからは翌日の12月2日の昼間の景色ですが、残念ながら小雪の降る天候でした。
夜と同じ構図の昼間の写真も紹介します。この場所に絵を描いているアートが置かれていました。雪の中で人が黒っぽく見えます。本物の人間と間違えてしまうのが判ってもらえると思います。これから球体の中の展望台に行くことにしました。
エレベターは少し地上より下がった部屋から出ています。その部屋には水槽があり不思議な魚たちが泳いでいました。
展望台にあがるためのチケットです。
エレベーターの奥側はガラスになっており上っていく途中の景色も楽しむことが出来ました。
金色の球体の中からの景色です。金色の球体のように見えましたがコーティングされたガラスの球体だったのです。国防省の反対側の外務省の方向の景色です。
正面の外務省を拡大いたしました。
大統領官邸の方向の景色です。青い屋根の建物が大統領官邸です。左右対称に建てられた金色の建物は、いずれも内務省です。その金色の内務省のツインタワーから手前の壁のように建っているビルも内務省のビルだそうです。
大統領官邸(Ak Orda)と金色のツインタワーを拡大してみました。大統領官邸の先に「平和のピラミッド」があります。
こちらが世界最大のテントであるカーン・シャティール(Khan Shatyr Entertainment Center)と呼ばれているショッピングモールの方向です。
こちらも拡大してみました。ショッピングモールの手前にあるのが国営石油会社とエネルギー省が入った建物です。カザフスタンは地下天然資源に恵まれており輸出品目も地下資源とその加工品が70%を占めています。とりわけ石油が49.4%を占めているのです。石油の埋蔵量は約300億バレルで世界で11位(2.22%)です。国営石油会社とエネルギー省が大きな地位を占めていることが建物からも判りました。鉱物資源も豊富で産出量で世界の10位以内に入る鉱物は7つもあります。
世界シェア 世界順位 産出量(年あたり)
クロム鉱 17.6% 2位 102万トン
ウラン鉱 9.2% 3位 3300トン
亜鉛鉱 4.7% 7位 39万トン
硫黄 3.6% 7位 210万トン
マンガン鉱 5.4% 8位 44万トン
銀鉱 4.5% 9位 892トン
ボーキサイ ト 3.0% 9位 438万トン
銅鉱 3.6% 10位 49万トン
石炭 1.5% 10位 11640万トン
原油 2.0% 17位 8130万トン
鉄鉱 1.5% 870万トン
鉛鉱 1.4% 4万トン
金鉱 1.1% 27トン
コバルト鉱 300トン
ニッケル鉱 3000トン
リン鉱石 17000トン
これはカーン・シャティールから見たバイテレックです。
球体の中は3階建てになっておりこの部分が一番上の部分です。
一番上の階からの景色です。
上から2階の部分を撮りました。一番下がエレベーターがある階です。
一番上の階には大統領の手形が置かれており、そこに手をあてて記念撮影をしている人を沢山見かけました。
私も手形に手をあてて記念撮影をしてみました。
右の写真が手形です。クリックすると拡大します。
下の写真が自分の手を手形にあててみたところです。
中央がバイテレック(バイテレク)です。右側(東側)に大統領官邸があります。左側(西側)の丸い部分がエネルギー省と石油会社の入ったビルです。この画面には入っていませんがさらに左側(西側)にテントのショッピングモールであるカーン・シャティールがあります。スクロールしてもらうとわかると思います。バイテレックの上側(北側)が外務省で下側(南側)が国防省だと思います。このアスタナの街並みが建築家・黒川紀章がデザインしたものなのです。右下の「大きな地図で見る」をクリックすると、より判りやすいと思います。
3.5年の歳月をかけて2010年7月5日に完成したカーン・シャティールが、まだ写っていないGooglの航空写真を紹介します。右下にバイテレックがあります。画面をクリックすると現在の航空写真が表示されます。
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寒そう! こんな中で絵を描いている人が! [アスタナ]
カザフスタンの首都アスタナからはアルマトイとソウルを経由して帰国いたしましたがアスタナのフライトは15時40分発だったために午前中にアスタナ市内を回ってみました。その帰国の日は12月2日でした。行った場所はカーン・シャティール(Khan Shatyr Entertainment Center)と呼ばれているショッピングモールとアスタナの象徴的建造物であるバイテレック(Bayterek)でした。そのバイテリックは大きな広場の中に建っていましたが、その広場の中で絵を描いている人がいたので驚かされました。
この日は小雪模様のため暖かくてマイナス10℃程度でしたが普段はマイナス20℃~25℃なので、驚いたわけですが、すぐに、まさかありえない思い、よく見ると金属で出来たアート作品でした。遠くから見ると本当に生の人間が絵を描いているように見えたわけです。遠くに三脚のそばに人が立っていますが、こちらは記念写真を撮ってくれる人でした。1月にはマイナス40℃になるそうです。写真を撮るのも大変でしょうね。
背景の中央にあるのがバイテレックの下の部分です。
もしアスタナに行く機会があれば探してみてください。
描かれていたのは文字でした。最初から書いてあったのか、誰かの落書きなのかはわかりませんが、これも楽しいですね。
最後に別の角度の写真も紹介いたします。こんなに薄着だと今の時期では数分も耐えられないと思います。
コートを着せてあげると私のように勘違いする人が、もっと沢山でるかもしれません。
ウォッカと言えばベルーガ [アスタナ]
11月26日から12月3日までシベリア(ロシア)とカザフスタンに行っていました。旧ソ連圏のお酒と言えばウォッカです。英語ではVodkaでロシア語ではводкаです。本場だけのことはありウォッカは沢山の種類があります。値段もピンからキリまでありました。その中で最高級の銘柄がベルーガ(BELUGA)です。ベルーガ(Beluga)と言えばキャビア(チョウザメの卵)の高級な品種で有名ですが、ウォッカにそのチョウザメの名前が使われているのです。
上の写真はカザフスタンの首都アスタナのショッピングモールで撮ったものです。ウォッカのビンにチョウザメの絵が描かれているので名前の語源は間違いなさそうです。価格は5500テンゲなので日本円では3050円くらいですがレストランでは3倍くらいの値段で9200円くらいのため、やっぱり高級なウォッカです。カザフスタン内のウォッカの、ほとんどがロシアからの輸入ですが、ロシアとカザフスタンの間では関税協定が結ばれておりウォッカに関してはロシアでもカザフスタンでも値段はほぼ同じでした。
2010年1月1日から関税同盟の加盟国(ロシア、ベラルーシ、カザフスタン)は原則統一された税率を適用され加盟国間の輸出入は免税だそうです。
日本のネット販売では「ベルーガ・ウォッカ クラシック」と呼ばれて5460円前後で売られていました。
レストランではこのようにガラスの器に入れられて出てきます。このウォッカも上の写真のベルーガです。 ウォッカの原料は小麦などの麦系統の穀物がほとんどです。出来上がったものは不純物が少なく水とアルコールのお酒です。
同じベルーガでも、さらに高いベルーガがあります。値段は24925テンゲなので日本円にすると13850円になります。高級なレストランでは、このウォッカが置かれていましたが、一本が数万円なので、当然冒頭のベルーガにいたしました。
こちらの日本のネット販売では「ベルーガ・ウォッカ ゴールドライン」と呼ばれて14980~18555円で売られていました。
名前の元になっている魚のベルーガは主にカスピ海(黒海やアドリア海でも見られることがある)に生息するオオチョウザメ(Huso huso、英: Beluga; Beluga sturgeon; European sturgeon)で、チョウザメ目チョウザメ科の遡河性の魚だそうです。キャビアとして有名で魚卵を採取するために捕獲されます。体長は6m近くに達するそうで、118年まで生きるものもあるなど長寿であり、ゆっくり成長するそうです。乱獲や密猟によって個体数が減ったため、多くの政府がその取引を禁止しています。最も近縁な種はダウリアチョウザメだそうです。
英語名はベルーガですか、ロシア語で「白い」を意味するбелыйに由来するбелуга (beluga)またはбелуха (belukha)という言葉が語源だそうです。
オオチョウザメは体長8.6m、体重2,700kgにも達したという記録(公式的には1827年にボルガ川の河口で捕獲された体長7.2m、体重1,476kg)があり、ピラルクやメコンオオナマズを超えて世界最大の淡水魚とされているそうです。しかしながらオオチョウザメは海水でも生きる能力を持つことから、メコンオオナマズが最大の淡水魚であると考える研究者もいるそうです。乱獲などにより近年捕られる平均的なオオチョウザメは、体長142-328cm、体重19-264kg程度だそうです。メスのオオチョウザメは、オスよりも20%程度大きいといわれています。下記の写真はスーパーで売られていた活きたチョウザメでした。こちらの人はよくチョウザメを食べるそうです。
首都アスタナのレストラン [アスタナ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
すでにカザフスタンの首都アスタナのレストランを紹介いたしました。そのお店で初めて水たばこを経験したことも紹介させてもらいました。そのレストランでもう一つ紹介したいことがありました。こちらのレストランでは踊りを楽しみながら食事が出来るのでした。右の写真は別の女性です。
その日の最後の踊りが終わるときにテーブルの近くまで来て踊ってくれるのですが、その時の写真が上の写真です。
ステージでの踊りを動画で紹介いたします。我々がレストラに来たのは21時5分と遅かったため踊りとしては最後のステージでした。
最後のステージでも何種類もの踊りがありましたが、この踊りが最後の踊りでした。もちろん男性の踊りもありました。
最後の踊りが行われている中で冒頭の写真のように順番に女性たちが各テーブルの近くに来て踊ってくれるのです。最後にテーブルの近くまで来て踊ってくれた時にチップを渡するですが、右の写真のようにチップを服に挟むのが、こちらの習慣です。500円程度のお札を渡していました。下の動画で、右端でお札を挟むところが写っていました。
目の前で踊ってくれると迫力があります。私もカザフに住んでいる人に勧められてチップを挟みましたが、やっぱり躊躇しながら挟むことになりました。チップを服に挟むのはこちらの習慣のようで、みなさん躊躇なくチップを挟まれていました。
これが最後の踊りで、この後は右の写真の人たちの演奏だけでした。この時の時間は21時35分だったので、結局踊りは30分程度しか楽しむことが出来ませんでした。でもレストランでは食事や水たばこで23時35分までレストランで楽しみました。
以前に紹介した記事の中から料理の一部を紹介いたします。これらの写真はその時にも掲載させてもらいました。やっぱり最初はビールですね。右が無濾過のビールです。左は濾過されたクリヤーなビールですが、女性だと不思議なことにストローが入れられてきました。
この日は肉料理が中心になることから、先ずは野菜を頼みました。ハーブ類も入った野菜の盛り合わせです。
このパンも特徴のある有名なものだそうです。
さっそく肉のオードブルが出されてきました。どれもビールに合うおいしい一品ばかりでした。
こちらのお店の名物に「うどん」があるということなので頼んでみました。スープは日本のうどんとは違うものでしたが、正式名はわかりませんが確かに日本人がウドンと呼ぶにふさわしい料理でした。
讃岐うどんのような強いコシはありませんが、確かに麺の味はうどんでした。
これがメインデッシュのリブロースと串焼きの肉です。
特徴的な焼き飯もありました。各自のお皿に民族衣装着た人が取り分けてくれました。
肉も焼き飯もおいしかったです。
やはり肉の国です。しっかりと焼くのがカザフスタン流ですが牛肉の高級な部位は柔らかくておいしかったです。さすが! リブ付きのリブロースです。おそらく、アスタナを代表するお店の最高の肉だと思いました。
この肉料理もおいしかったです。結局はウォッカを2本あけてしまいました。もちろんウォッカは一本9200円位のベルーガです。
レストランを紹介します。紫色マーク( )が今回のレストランです。
レストラン Alasha
泊まったホテル Rixos President Hotel Astana
店名 Алаша Alasha
住所 Республика Казахстан г.Алматы ул. М.Оспанова, 20
Republic of Kazakhstan Almaty Ospanov st., 20
電話 0727-254-0700
HP http://www.alasha.kz/ru/contacts
カザフの人たちの誕生日会 [アスタナ]
写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
すでに紹介した首都アスタナのレストランで地元の人たちの誕生日会が行われていました。花火のケーキには驚かされました。
ステージでの踊りが終わって22時ごろに花火のケーキに火がつけられました。ロウソクの本数を数えると12本でした。サッカーボールのケーキであることからも子供さんの誕生日会のように感じられました。
人数は30人くらいと沢山の人が参加していました。子供たちも沢山参加していました。顔立ちは日本人に似た人たちでした。
残念ながら誕生日の人の特定はできませんでした。
演奏のバンドが入ってからはカラオケやダンスを楽しまれていました。高級なレストランで、これだけのことをやるのですから、リッチな人たちだと思います。
上の右側の写真を拡大いたしました。立っている人が誕生日パーティーの出席者です。本写真はクリックすると拡大します。
小さな子の写真を撮らせていただきました。
カザフスタンの水たばこ [アスタナ]
生まれて初めて水タバコを吸いました。これが水タバコです。私は煙草は吸いません。一生の間に学生時代に2分の1本吸って以来、煙草を吸ったことがありませんでした。理由は初めて吸った時に、煙たくでノドが痛くなったからです。
以前に料理を紹介したカザフスタンのレストランで、火のついた炭を持ち歩いしてる従業員の人がいるので、「この炭はなんですか」と聞くと水タバコ用の炭との答えでした。前々から水タバコに興味があったので頼んでみたわけです。
この時に頼んだのは一番人気のあるアップルとハープが混ざったものでした。吸ってみましたが煙たくなくて煙草とは別物でアップルとハーブの香りを楽しむ感じでした。
煙草を吸わない女性でも、全く問題なく楽しむことが出来ました。タバコを楽しむのではなく、初めての体験を楽しんだわけです。是非とも体験してみてください。
セッテングするまでを紹介いたします。追加で頼むと先ずはタバコの葉(干したアップとハーブ)と炭を入れる部分を逆に吹かして清掃します。
タバコの葉に相当する干したアップとハーブ(ミント)を入れます。
その上に炭を入れます。
炭と干したアップとミントをいるる部分の写真です。
さらに拡大してみました。
結構、楽しめました。
楽しい雰囲気の大きな写真を掲載したいところですが顔がわからない右の小さい写真で勘弁してください。楽しい雰囲気がわかってもらえるでしょうか。調べてみると、水タバコはペルシアで発明されイスラム圏で大成した喫煙具の一種と言われています。香り(フレーバー)付けがされたタバコの葉に炭を載せて熱し、出た煙をガラス瓶の中の水を通し吸うというものだそうです。
大きさは小さい物で高さ30cmからあり、一般的な物は60–80cmほど、大きい物では1mを超すものも多いと書かれていました。今回のものは1m級に近かったです。フレーバーには果物からスパイス、花、コーヒー、ガムなど多くの種類があるそうで、今回はアップルとミントでした。私が初めて水タバコを見たのはエジプトでした。インドや中近東でも人気があるそうです。
首都アスタナでも屈指の中央アジア料理のレストランでした。
レストランの場所を紹介します。紫色マーク( )が今回のレストランです。
店名 Алаша Alasha
住所 Республика Казахстан г.Алматы ул. М.Оспанова, 20
Republic of Kazakhstan Almaty Ospanov st., 20
電話 0727-254-0700
HP http://www.alasha.kz/ru/contacts
すでに紹介したカザフスタン料理を再度掲載いたします。
やっぱり最初はビールですね。右が無濾過のビールです。左は濾過されたクリヤーなビールですが、女性だと不思議なことにストローが入れられてきました。
この日は肉料理が中心になることから、先ずは野菜を頼みました。ハーブ類も入った野菜の盛り合わせです。
このパンも特徴のある有名なものだそうです。
さっそく肉のオードブルが出されてきました。どれもビールに合うおいしい一品ばかりでした。
こちらのお店の名物に「うどん」があるということなので頼んでみました。スープは日本のうどんとは違うものでしたが、正式名はわかりませんが確かに日本人がウドンと呼ぶにふさわしい料理でした。
中に入っている麺はこれでした。讃岐うどんのような強いコシはありませんが、確かに麺の味はうどんでした。
これがメインデッシュのリブロースと串焼きの肉です。
特徴的な焼き飯もありました。各自のお皿に民族衣装着た人が取り分けてくれました。
肉も焼き飯もおいしかったです。
やはり肉の国です。しっかりと焼くのがカザフスタン流ですが牛肉の高級な部位は柔らかくておいしかったです。
この肉料理もおいしかったです。結局はウォッカを2本あけてしまいました。もちろんウォッカは一本9200円位のベルーガです。
こちらのお店ではステージがあって中央アジア風の踊りを楽しみながら食事をいたしました。
レストランの場所を紹介しておきます。ナイフとフォークのマークのところです。
より大きな地図で レストランの位置 を表示
世界最大のテント カーン・シャティール [アスタナ]
カザフスタンのアスタナに到着した初日(11月29日)の記事で紹介した斬新な建物は名前をハーン・シャティールあるいはカーン・シャティール(Хан-Шатыр/Хан-шатёр)と言うショッピングモール(ショッピングセンター)でした。
右の写真は帰国の前日の夜にライトアップされたものを車の中から撮ったものです。
帰国の日に地元に住んでいる人に案内してもらえたので、その全貌を紹介いたします。地元の人はハン・シャと呼ばれていました。カーン・シャティールのカーン(ハーン)は王でシャティールはテントの意味なのでカーン・シャティールは「王のテント」を示しているとのことでした。案内してくれた人はハン・シャと発音されていました。
ジンキス・カーンもチンギス・ハンと呼ぶように日本人がいろんな呼び方をしているのだと思います。ロシア語が堪能な方がハン・シャと呼んでおられてので、この呼び方が地元の呼び方に一番近いのかもしれません。
下の写真が案内してもらった時に撮った写真です。あいにくの小雪模様の天気だったので初日の冒頭の写真のような青空ではありませんでした。このカーン・シャティールは2010年7月5日にオープンした世界最大のテントだそうです。正確に言えば世界最大の張力構造建築物とされています。
こちらがカーン・シャティールの入口です。大きな入口に見えますが、今は寒い時期なのでドアは一枚だけが開閉可能な状態だったので出入りには少し待たされました。
中には沢山の有名なブランドのお店が入っていました。
中央は大きな空間になっており大きなクリスマスツリーが立てられていました。この空間の中に、実は娯楽用の乗り物が2つあります。気が付いてもらえるでしょうか。一つがクリスマスツリーの少し奥側の垂直の柱です。名前は分かりませんが座ってハイスピードで昇り降りする遊園地でよく見かける乗り物です。
もう一つがモノレールのような乗り物です。お店部分より少し上に波打ったレールがあるのが分かると思います。このレールを乗り物が走るそうでスリルがあると案内していただいた人が話してくれました。この写真は上の写真の反対側から撮りました。
中央には高さ150メートル、重量2000トンの三脚支柱が立っていました。屋根は3層構造の透明なプラスチックで、それをスチールケーブルで出来た巨大なネットで支えているそうです。完成までに3年半を要したそうです。こんなショッピングモールは、おそらく世界にここだけでしょうね。
エスカレーター降りた地下(実際には土台部分なので地上だと思います。)は食品を中心にした生活のためのスーパーとなっていました。こちらの広さも半端ではなかったです。こちらでお土産の買い物をすることにしました。買ったお土産は後日紹介いたします。
惣菜売り場です。沢山の人が一箇所に集まっていました。
人が集まって買っていたのはパンでした。なぜ集まっていたのかまでは分かりませんが美味しいのには間違いなさそうです。
活きた魚はチョウザメでした。こちらの人はよくチョウザメを食べるそうです。
こちらは野菜と果物の売り場です。
肉売り場も、かなりのスペースが使われていました。牛の足一本の大きさの肉も売られていました。
チーズ売り場も充実していました。
ビールはビンです。値段は60円程度でした。1円=2テンゲ程度です。
清算カウンターです。こちらで清算しました。地元の通貨テンゲは持っていなかったのでカードが使えて助かりました。写真の左下をみてください。カザフスタンでもレッドブル(Red Bull)が売られていました。成分表などはロシア語とカザフスタン語でした。
構造図がネットにあったので拝借いたしました。