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我家の秘伝の自家製ハンバーグ と 久々のハンバーガー [料理]

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夕食に上の写真のハンバーク(Hamburg Steak)を作ってもらいました。レストランやハンバーク専門店に食べに行ったことがありますが、ひいき目(贔屓目)かもしれませんが負けていない味です。長年作っているからだと思いますが、少なくともレストランの平均値よりは上だと思います。添えられているのはキャベツの千切りと熱々の素揚げしたジャガイモです。

さらに前々記事で紹介した揚げ浸し(揚げびたし/揚げひたし)も作ってもらいました。今回の揚げ浸しにはナス(茄子)以外にオクラとミョウガとエリンギが入っていました。野菜を素揚げするときにジャガイモも揚げたのだと思います。
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揚げ浸しは自分で取り分けて食べました。
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千切りのキャベツはドレッシングで食べることが多いのですが、この日はマヨミーズにウスターソースをかけていただきました。家内はマヨネーズに醤油をかけていただきました。
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やっぱビールを飲みたくなる料理でした。
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もう一度、冒頭で紹介したハンバーグの写真のハンバーク部分を〆として掲載します。ちなみにハンバーグのルーツは一説ではありますが、遊牧民タタールのタルタルステーキまで遡るとされているそうです。馬を食料とした遊牧民が筋張った肉を食する際に食べ易くするために挽肉にして生肉のまま食べるタルタルステーキがドイツに伝わり加熱などの独自の発展を遂げ、ハンブルク(Hamburg)で労働者の人気料理になったのが17~18世紀頃だそうです。したがってドイツ・ハンブルク地方がハンバーグの起源とも言われているようです。面白いことに「ハンブルク風」のドイツ語訳が「ハンバーガー・スティル(Hamburger Stil)」です。
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ハンバーグは4個作ったので昼食ではハンバーガー(Hamburger)を作ってもらいました。タイトルにあるようにハンバーガーは久しぶりでした。
飲み物はWelch's(ウェルチ)のグレープジュースです。
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分厚いハンバーグと沢山の野菜をイングリッシュマフィンに挟んでいます。味付けはシンプルにハンバーグはケチャップで、野菜はマヨネーズです。トマトは近くの野菜直売所で買ってきたものです。
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上の写真では分厚さが判りにくいので持ち上げて撮りました。手作りの美味しいハンバーグを使っているので、これもハンバーガ店に負けていないと思います。美味しかったてす。ハンバーガーもドイツ発祥のようですが、米国の国民食であり世界的な食べ物になったのはマクドナルドのフランチャイズ成功から始まったようです。
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ササミのカツ丼 [料理]

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クリックすると拡大前記事「茄子の揚げ浸し」の中で、右のささみのカツ(鶏のささみのフライ)を紹介させていただきましたが、食卓に並べた以外にもササミのカツを揚げていたので翌日の夕食に、そのササミのカツでカツ丼を作ってもらいました。料理の名前はササミのカツ丼とさせていただきました。

これがササミのカツ丼です。ダシのと玉ねぎの入った玉子が、オーブントースターでカリッと温めたササミのカツの上に乗っていました。ササミという呼称は、細長く伸びた形が笹の葉に似ていることに由来しているそうです。鶏の胸骨に沿って左右1本ずつある小胸筋の肉で脂肪が少なくタンパク質を多く含む部位です。
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サラダもつけてもらいました。カマンベールチーズも乗っていました。
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クリックすると拡大カマンベールチーズをアップしました。我が家の冷蔵庫には何種類かのチーズが常にストックされているのです。その中でカマンベールチーズは私の好きなチーズの1つです。
右の写真がWikipediaから転用させていただいたカマンベールチーズです。
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タグ:かつ丼
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茄子の揚げ浸し [料理]

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我家では揚げ浸し(揚げびたし)をよく作ってもらいました。今までの記事でも3つの記事で登場しますが、全ていろんな野菜を使って揚げ浸しています。今回紹介するのは茄子(なす)だけの揚げ浸しです。上の写真がその「茄子の揚げ浸し」です。今回の記事の写真はクリックすると面積で16倍に拡大するように設定しております。

この日のもう一つのメインは鶏のささみのカツ(鶏のささみのフライ)です。ささみは部位的には脊椎骨(背骨)と大腿骨(太ももの骨)を結ぶ2本の棒状の大腰筋なので牛や豚で言えばヒレ(ヘレ/フィレ)肉に相当します。ささみのカツは久しぶりでした。鶏のささみのカツを作ることを先に決めて、油を使うことから、もう一品油を作う「茄子の揚げ浸し」を作ったのだと思います。
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それ以外にサラダも用意してもらいました。
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サバ缶とキャベツを使た一品も出したもらいました。
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すべてそろった写真です。
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ビールを飲みたくなる料理でしたが、ビールを切らしていたので、ウイスキーを飲みました。
飲んだのは父が持っていた右の写真の古い1970年代のウイスキーサントリーROYALです。
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茄子の揚げ浸しの拡大写真を掲載させていただきます。冒頭の写真から切り取りました。
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今までに掲載した3つの揚げ浸しの写真を紹介します。9枚の写真の内一番上段の3枚が揚げびたしの写真で、他はその記事の中の写真です。①~③は掲載した記事のタイトルです。写真および着色番号をクリックすると記事を表示します。①と③の揚げ浸しには茄子が入っています。
 神奈川からの父の日のプレゼントは鎌倉野菜
 「山芋の磯辺揚げ」を作ってもらえました。さらに「牛蒡の唐揚げ」と・・・・
 姪っ子たちと子供たちとの食事会第2弾
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揚げ浸し以外の少し珍しい茄子料理(なすび料理)が入った記事も3つ紹介します。こちらも9枚の写真の内一番上段の3枚がナスビ料理の写真で、他はその記事の中の写真です。
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コウヨウザン(広葉杉) Cunninghamia lanceolata 粵拼 넓은잎삼나무 [植物]

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家内が千葉県総合スポーツセンターの中にある弓道場に行くというので、千葉県総合スポーツセンター内を散策する目的で私が運転手になって行ってみることにしました。もちろん、いつもならば家内が自分で運転して行っています。クリックすると拡大家内が利用している弓道場は下記の5ケ所で、今回の千葉県弓道場は、弓道をする人からは天台(あるいは天台弓道場)と呼んでいます。上の写真および右の写真は天台弓道場と関係のあるちょっと形が変わった松ぼっくりで本記事の主役です。本記事の写真はクリックすると面積で16倍に拡大するように設定しています。
 千葉県弓道場 千葉県総合スポーツセンター(千葉市稲毛区天台町)
 佐倉市弓道場 市民体育館(千葉県佐倉市宮小路町3)
 八街市弓道場 八街市スポーツプラザ(八街市八街い 84-10)
 松山下弓道場 松山下公園(印西市浦部275 )
 印西弓道場  印西中央公園(印西市瀬戸1512)

千葉県総合スポーツセンターにある千葉県弓道場の場所を紹介するために、佐倉市の市民体育館からのルート図を掲載しました。前記事で紹介した居酒屋「はません」からは比較的近いルートで行けます。


総合スポーツセンターに着きました。こちらが弓道場入口です。右の看板に千葉県弓道場と書かれています。
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弓道場入口の両側には高い木が植えられています。高い木はスギ科のコウヤマキ(高野槙)です。コウヤマキは神社や寺院によく植えられており真言宗などの仏花として使われる神聖な木だからこそ弓道場の入口の両側に植えられているような気がします。冒頭の松ぼっくりは高野槙と思われるかもしれませんが、高野槙の松ぼっくりは右下の写真なので、冒頭の写真の松ぽっくりとは明らかに違います。高野槙の松ぼっくりは高野槙の木の下に落ちていたものを撮りました。クリックすると拡大
 界 植物界    Plantae
   裸子植物   gymnosperms
 綱 マツ綱    Pinopsida
 目 ヒノキ目   Cupressales
 科 コウヤマキ科 Sciadopityaceae
 属 コウヤマキ属 Sciadopitys
 種 コウヤマキ  Sciadopitys verticillata
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弓道をする人たちが集まると弓道場だと分かります。弓道場の入口の両側にはコウヤマキ(高野槙)以外にも神聖な木が植えられていました。この写真はクリックしても拡大いたしません。


それはこちらの写真のキャラボクです。キャラボク(イチイ)の実は裸子植物ではありますが、右下のように朱色で冒頭の写真のものとは違います。イチイの実を初めて見たのは函館のゴルフ場でした。クリックすると拡大
  界 植物界   Plantae
  門 裸子植物門 Gymnospermae
  綱 イチイ綱  Taxopsida
  目 イチイ目  Taxales
  科 イチイ科  Taxaceae
  属 イチイ属  Taxus
  種 イチイ   Taxus cuspidata
 変種 キャラボク Taxus cuspidata var. nana
 漢字 伽羅木
中国語 矮紫杉(枷罗木)
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弓道場をすこし紹介します。こちらもクリックしても拡大しません。


こちらは、的までの距離は28mです。練習が行われる多くの弓道場の的までの距離は28mですが、これは近的と呼ばれている距離で、こちらの弓道場は60mの遠的があります。国体弓道競技は的中制近的競技と、得点制遠的競技(60m)の2種からなっているそうです。
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総合スポーツセンターの中を散策していると松ぼっくりのような球果が沢山落ちていました。
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形は普通の松ぽっくりと違っていたので、飾ってみようかと思って持ち帰ることにしました。
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太い幹には3412と書かれたタグが付けられていました。沢山の木を管理しているのだと感じました。
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木の名前を調べるために葉のし野心も撮りました。
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葉の先端には今年に松ぼっくりになると思われる小さな丸いものが付いていました。
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先端を拡大しました。
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木全体を撮りたかったのですが、沢山の木が密集していて、こちらの写真が精一杯上まで採った写真です。
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木の名前を調べるために撮った松ぼっくり(球果)です。これが冒頭の写真です。
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調べるために別の角度の写真も撮りました。
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枝に4つも付いたものもありました。これは珍しかったです。
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葉の形や松ぼっくりでネットで探しましたが、結局は特定できたのは牧野新日本植物図鑑でした。名前はコウヨウザン(広葉杉)でした。マツ科ではなくヒノキ科なので球果は正確には松ぼっくりではないことになります。自生地は中国南部ですが、日本など世界各地に植栽されているそうです。木の全体が撮れなかったのでWkipediaから右の写真を転用させていただきました。松ぽっくりのアカマツクロマツマツ綱マツ目マツ科マツ属です。
クリックすると拡大  界 植物界      Plantae
    裸子植物     gymnosperms
  綱 マツ綱      Pinopsida
  目 ヒノキ目     Cupressales
  科 ヒノキ科     Cupressaceae
 亜科 コウヨウザン亜科 Cunninghamioideae
  属 コウヨウザン属  Cunninghamia
  種 コウヨウザン   Cunninghamia lanceolata
 漢字 広葉杉
 英名 Chinese fir China fir
中国語 粵拼  韓国語 넓은잎삼나무 
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お昼になったので、作ってもらっていたおにぎりを食べることにしました。有明産の海苔は湿らないように別の袋に入れてありました。
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さっそくいただきました。
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おにぎり(おむすび)の中身です。長登屋さんが販売している右の写真の「千葉しらすときくらげのしぐれ」です。千葉県飯岡港で水揚げされたしらすを使っているそうです。
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地面に花を付けた植物が生えていたので写真を撮りました。
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こちらはネット検索ですぐに名前がワルナスビだと分かりました。全体に有毒のソラニンを含んでいて食用に出来ないだけでなくて、家畜が食べて中毒死することもあるそうです。
 界 植物界    Plantae
 門 被子植物門  Magnoliophyta
 綱 双子葉植物綱 Magnoliopsida
 目 ナス目    Solanales
 科 ナス科    Solanaceae
 属 ナス属    Solanum
 種 ワルナスビ  Solanum carolinense
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花を拡大いたします。
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弓道場の隣りに相撲場がありましたが休止中でした。いつか復活してほしいものです。
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相撲場をGoogleの航空写真で紹介します。円形の部分が相撲場で、左から相撲場、遠的(60m)弓道場、近的(28m)弓道場となります。マイナスのアイコン(-)を3~4回クリックすると総合スポースセンターの全体が感じ取れると思います。


千葉県総合スポーツセンターの施設が全て入る縮尺にしました。朱色のラインで囲った範囲が千葉県総合スポーツセンターです。隣接して千葉市動物公園や子どもたちの森公園があります。


家に帰って玄関に飾ってみました。
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拡大しました。
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更に拡大しました。
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驚いたことにヤフオクで売られていました。
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タグ: ヒノキ
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ゴルフ & 夜会 [日々]

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海外に赴任している人が一時帰国されたので、久しぶりに一緒にゴルフをすることにしました。以前のゴルフの記事で紹介したように14人が同じゴルフ倶楽部にに入っているのですが、彼も同じクラブのメンバーなので、そのゴルフ倶楽部でのゴルフでした。池の右側のグリーンが18番で、いけの左側のグリーが9番です。18番の方にはもう一つ池があります。写真の右上がその池です。

ゴルフ場には早く来たので写真を撮りました。上の写真の左側の池がこちらの池です。左端には18番のバンカーが写っています。こちらのゴルフ場はティーショットが池越えの場合以外は、プレイング4や3は無いのでOBになった時には、必ず打ち直しする必要があります。プレーの間隔も比較的長くとるためにスタートホール(1番と10番)は前の組がグリーン上がってからティーショット打つようになっています。
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上の写真の池に近づくが手前から鴨が泳いで出てきました。
飛び立って逃げるのではなく「念のために離れておこう」という感じでゆっくりと離れて行きました。写真をクリックすると、手前の岸が入ったもう少し広い範囲の写真を紹介します。
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海外赴任の人に家から車で送ってもらったので、ゴルフ場の昼食では久々に心置きなくビールを飲ませていただきました。
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昼食はあさり丼とざるそばのセットを食べました。
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こちらが、あさり丼です。沢山のあさりが乘っていました。
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そしてこちらがざるそばです。
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海外に赴任している人は会議などで頻繁に一時帰国しているのですが、私も半分は関西に行っているのでタイミング合わなくて、一緒にゴルフをするのも久しぶりでした。ということで夜にゆっくり話が出来るように少し違うメンバーで17時から夜会を計画していました。ただし、入れ替わった2人も、ゴルフ倶楽部の14人の中の2人です。
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それでは夜会を紹介します。お店は以前に紹介したはませんを選びました。記事を紹介した時のタイトルは「いい居酒屋を見つけました。」でした。4人が同じプロジェクトをすることはなかったと思いますが、3人で台湾やインドや中国の案件など沢山のプロジェクトを一緒に行いました。建物の写真は今回は撮らなかったので2017年に撮った写真を使わさせていただきました。
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お通しです。
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先ずは大ジョッキ乾杯です。大きな大ジョッキでした。泡も細かくてもまろやかでした。
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泡の上に描かれた絵はいろんなものが出てきました。ジョッキ用のプリンターがあるそうです。これは最後に飲んだ大ジョッキの写真です。
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ジョッキの大きさを紹介したくて、この写真を掲載しました。
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選んだ刺身はカンパチでした。
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こちらはニンニクの唐揚げです。です。大きなニンニクでした。
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レンコンの料理も美味しかったです。
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久々にイカの揚物を食べました。
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大きなジャンボコロッケも頼みました。
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鶏の唐揚げもビールにあいました。話しは盛り上がって約3時間の夜会になりました。
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6年前の記事でも紹介させていただきましたが、あらためて場所を紹介します。前回は地図でしたが、今回は航空写真にしました。航空写真の中央少し左下あたりの臙脂色マーク( )が今回のお店(はません)の場所です。
 名前 はません
 住所 千葉県佐倉市上座520-8
 電話 043-462-0460
 営業 17:00~24:00
 定休 日曜日 (祝日の営業に関しては要問合せ)
 最寄 京成 ユーカリが丘駅 改札口から250m
 駅~ https://goo.gl/maps/CzDaqcsMvYp5PJcG8
 SV https://maps.app.goo.gl/FN2RDGdt6HTj52GY7


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NHK連続テレビ小説「らんまん」が終わりました。 [植物]

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2023年4月3日に始まったNHK連続テレビ小説らんまんが2023年9月29日に終了しました。主人公の槙野万太郎(まきの まんたろう)は、実在した植物分類学の権威の牧野富太郎(まきの とみたろう)をモデルとしていたことから、植物に興味がなかった人も含めて牧野富太郎博士を広く知られることになったと思います。
牧野富太郎博士は1862年5月22日(文久2年4月24日)生まれで、多くの新種を発見し命名も行った近代植物分類学の権威で「日本の植物学の父」と言われ1957年1月18日(昭和32年1月18日)に94歳で亡くなった偉大な方です。
実は私自身が牧野富太郎博士を知ることになったのは、私が10歳の時の小学校4年の夏でした。おそらく10歳で牧野富太郎博士を知った人は、少ないと思うので、その経緯を紹介したいと思います。

小学校4年生の夏に広島市井口町の広島市立井口小学校から神戸市東灘区岡本の神戸市立本山第一小学校に転校した時に、右下の写真の中に出てくる担任の先生から職員室に呼ばれて、クリックすると拡大野口英雄の伝記と牧野新日本植物図鑑の携帯版の2冊の本を餞別にいただきました。広島の担任の先生に戴いた携帯版の牧野新日本植物図鑑がボロボロになったので買い替えたのが下の写真のフル版の牧野新日本植物図鑑です。
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こちらが上の牧野新日本植物図鑑(二十三版 1972年11月30日発行)の684ページですが、4種共に学名の中に「Makino」文字が入っています。4種共に「Makino」文字が入ってページは多くありませんが4種の内3種の学名に「Makino」文字が入っているページ沢山ありました。つまり日本の植物の学名の中に「Makino」文字が入った植物が非常に沢山あるのに気がつかされ驚きました。学名の中に「Makino」文字が入った植物は牧野博士が発見した植物であることを表しているからです。Wikipediaには命名植物は2500種以上(新種1000、新変種1500)と書かれていました。
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「Makino」の次に比較的目立っていたのが「Maxim.」です。これは牧野博士より35歳年上のロシア人の植物学者のマクシモビッチ(C.J.Maximowicz 1827年11月23日~1891年2月16日)で、クリックすると拡大日本に1860年~1864年に滞在していたこともあるそうです。マキシモヴィッチは東アジア地域の植物を系統的に分類し2,300種を命名したそうです。日本の植物学者と関係が深く牧野富太郎もマキシモヴィッチに標本を送って右の写真のマルバマンネングサ(学名:Sedum makinoi Maxim.) が新種と認められたそうです。牧野富太郎はロシアに渡りマキシモヴィッチの元で研究する予定でしたが、マキシモヴィッチの急死で留学は幻となりました。そのことは「らんまん」の中でも取り上げられていました。
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下の写真が小学校の入学式の新1年生の記念写真です。黄色い丸の部分が私です。この写真に写っている大人が、小学校の先生全員です。先生+職員は計9人で新入生は34人(男21人 女13人)で、1学年・1クラスの小学校でした。ただし、私が転校後に急激に生徒が増えて大きな学校になったそうです。右の写真は入学式の日に家の門の前で撮った記念写真です。住んでいた家の塀は板塀でした。小学校ま低学年の記憶は断片的なものになってしまっていますが写真を見ると小学校の頃のことを思い出します。下の写真の右端に座っている若い先生が私がクリックすると拡大1年生から4年生までを担当した担任の先生でした。同じ先生が4年間担任してもらえたのは1学年・1クラスだったからかもしれません。その担任の先生が判るように切り取って右に掲載しました。
写真をクリックすると大きな全体写真を表示します。


上の集合写真をクリックすると拡大しますが、クリックが面倒な方のために私を中心にして切り取りました。男児の学生服は2種類ありました。私はボタンがダブルの白い襟の服で、白い襟の学生服は21人中12人でした。
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引越してから初めて2003年9月13日に上の入学式の記念写真を撮った場所を見に来ました。位置から見て大きな桜の木が上の写真の花が咲いている小さな桜の木だと思われます。長い間に大きくなったようです。新しいシーソーも、ほぼ同じ場所にありました。クリックすると拡大します。3D航空写真
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こちらは広島から神戸へ引越し直前の小学4年生の時の写真です。
クリックすると拡大写真の中の2人の男の子の内で眼鏡をかけいてる方(左側)が私です。神戸に引越しすることが決まって親しい人達と男明神の鳥居のところで記念写真を撮ってもらいました。右の写真は2003年9月に撮った鳥居と男明神です。男明神は残されて、周辺の海は埋め立てられたので海側から写真が撮れたのです。
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私が持っている牧野新日本植物図鑑(二十三版 1972年11月30日発行)に掲載されていた牧野富太郎博士の93歳の在りし日の写真を紹介します。クリックすると拡大
右の写真はWikipediaから転用させていただいた1934年の71歳か72歳の牧野富太郎博士です。1番下の写真は右下の写真から切り取ったもので、写真をクリックすると切り取り前の拡大写真を表示します。江戸時代に土佐国佐川村の商家に生まれ、明治になった時は6歳でした。3歳で父を、5歳で母を、6歳で祖父を亡くしたそうです。その後は祖母と番頭に育てられ最終学歴が小学校中退でありながら22歳の時にクリックすると拡大東京大学の理学部植物学教室で植物分類学の研究に打ち込む機会を得て、25歳の時に友人と植物学雑誌を創刊し、50歳で東京大学の理科大学講師となり、65歳の時に理学博士となりました。大学辞任後の78歳に研究の集大成である牧野日本植物図鑑を刊行したそうです。歴史上の人物のイケメンサイトの161番目に牧野富太郎の右の写真が入っていました。右上の若いころの写真は、博士が亡くなられた翌年の1958年に開園した高知県立牧野植物園(17.8万㎡ 3000種)の所蔵なので見に行かれてはいかがでしょうか。
クリックすると拡大そして94歳で亡くなる寸前まで植物学を探求し続けて、命名植物は2500種以上、自らの新種発見は600種余りだそうです。
 生れ 土佐国佐川村(高知県高岡郡佐川町)
 生誕 文久2年4月24日(1862年5月22日)
 死没 昭和32年(1957年)1月18日 94歳没
牧野富太郎牧野博士が著者である新日本植物図鑑の初版は昭和36年(1961年)6月30日なので、この写真が撮られた時期は、図鑑や自叙伝などの書物の執筆もされていたのかもしれません。
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クリックすると拡大牧野富太郎博士が書いた「序」を紹介します。漢字とカタカナで書かれています。右はドラマの中で出てくる完成した植物図鑑の「序」です。本物の植物図鑑にもドラマの中の植物図鑑にも沢山の方へのお礼が書かれていました。クリックすると文字が読み取れる大きさに拡大します。
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連続テレビ小説「らんまん」の最終話タイトルの「スエコザサ」は笹の名前スエコザサ寿衛子笹すゑ子笹で、アズマザサ(学名:Sasaella ramosa Makino)の変種(学名:Sasaella ramosa Makino var.suwekoana)で、ドラマの中にあるように牧野博士が妻の寿衛子(壽衛)夫人に献名したものだそうです。下の画面はNHKの最終話の画面から転用させていただきました。ドラマの中での学名はSasa Suwekoana Makino.となっていました。クリックすると拡大
ドラマでは植物図鑑の「序」の最後に「終リニ、妻デアル槙野壽恵子ハ小生ト歩ムコト凡五十年、共ニ圖鑑ヲ完成サセル事ヲ夢見テキタ、幾多ノ困難ニ立チ向ヒテコノ圖鑑ノ完成ヲモタラシテクレタ壽恵子ニ特段ノ感謝ヲ捧グ、空ヘト還ツタ我ガ娘ノ園子ニ、本書ガ届クヨウ祈ル」と書かれていました。
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牧野博士の牧野新日本植物図鑑を引用して書いた記事を紹介します。着色文字または写真をクリックすると記事を表示します。
 マムシグサの花の写真を撮りました。
 ほうちゃくそう
クリックすると拡大 浦島草の雄花と雌花
 「ちごゆり」が咲きました。
 家に飾りたくなるイネ科の植物
 ネコヤナギの花は雄花(雄株)でした。
 つくはら湖の湖畔の散策
クリックすると拡大 熊谷草の花の見ごろはいつ?
 イカリソウ(錨草)とキンラン(金蘭)とギンラン(銀蘭)
 男明神と女明神
 NHK連続テレビ小説「らんまん」が終わりました。
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今までに牧野新日本植物図鑑から引用させていただいた画像です。
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  Briza maxima L.
欧州の原産であるが、明治年間に渡来し鑑賞品として栽培した一年草で、現在では逸出して帰化状態を呈している。茎は細くて直立し、高さ30~40cmで上部は非常に細くなっている。葉は立ち、線状の長皮針形をなし、長さは8cm程あり、多少ざらつき、葉鞘は無毛である。小舌は卵形で先端が裂けている。6月に茎の頂にまばらな円錐花序を出し、非常に細い枝小数数本を分かち、各枝の先端に、大型の小穂を下げる。小穂は扁平であるが厚く、卵状楕円形で長さは1~2cm、幅1.2cm内外に達する。初めは緑色で熟してから後に黄緑色になり美しい。花15個内外が左右に並び、広大な護穎ははっきり麟次し上半部には毛がある。第1、第2の2包穎があって護穎と同様である。護穎は広い卵円形で長さ8mm内外で左右からたたまれて丸くなり、心臓の底のようになっている。内穎は護穎に比べて甚だ小型である。
[日本名]小判草および俵麦はともに花穂の形にる基づくものである。

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連続テレビ小説は第1作「娘と私」が1961年4月3日に始まって「らんまん」が第108作でした。最高視聴率62.9%を記録して海外でも有名になった「おしん」は第31作で、最近で一番人気だった「あまちゃん」は第88作でした。
制作局が、ほぼ東京・放送センター(JOAK)と大阪放送局(JOBK)の交互になったのは第16作の「おはようさん」からですが、それまでの15作の内14作は東京で、第4作「うず潮」の1作のみ大阪でした。今の放送の109作「ブギウギ」が大阪で110作「虎に翼」が東京で、111作「おむすび」が大阪の予定です。
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今までの連続テレビ小説を紹介します。
下の写真は1983年4月4日~1984年3月31日に放送され、1年間の平均視聴率52.6%、最高視聴率62.9%(11月12日)を記録した第31作の「おしん」です。
1 娘と私 2 あしたの風 3 あかつき 4 うず潮 5 たまゆら 6 おはなはん 7 旅路 8 あしたこそ 9 信子とおばあちゃん 10 虹 11 繭子ひとり 12 藍より青く 13 北の家族 14 鳩子の海 15 水色の時 16 おはようさん 17 雲のじゅうたん 18 火の国に 19 いちばん星 20 風見鶏 21 おていちゃん 22 わたしは海 23 マー姉ちゃん 24 鮎のうた 25 なっちゃんの写真館 26 虹を織る 27 まんさくの花 28 本日も晴天なり 29 ハイカラさん 30 よーいドン 31 おしん 32 ロマンス 33 心はいつもラムネ色 34 澪つくし 35 いちばん太鼓 36 はね駒 37 都の風 38 チョッちゃん 39 はっさい先生 40 ノンちゃんの夢
41 純ちゃんの応援歌 42 青春家族 43 和っこの金メダル 44 凛凛と 45 京、ふたり 46 君の名は 47 おんなは度胸 48 ひらり 49 ええにょぼ 50 かりん 51 ぴあの 52 春よ、来い 53 走らんか! 54 ひまわり 55 ふたりっ子 56 あぐり 57 甘辛しゃん 58 天うらら 59 やんちゃくれ 60 すずらん 61 あすか 62 私の青空 63 オードリー 64 ちゅらさん 65 ほんまもん 66 さくら 67 まんてん 68 こころ 69 てるてる家族 70 天花 71 わかば 72 ファイト 73 風のハルカ 74 純情きらり 75 芋たこなんきん 76 どんど晴れ 77 ちりとてちん 78 瞳 79 だんだん 80 つばさ
81 ウェルかめ 82 ゲゲゲの女房 83 てっぱん 84 おひさま 85 カーネーション 86 梅ちゃん先生 87 純と愛 88 あまちゃん 89 ごちそうさん 90 花子とアン 91 マッサン 92 まれ 93 あさが来た 94 とと姉ちゃん 95 べっぴんさん 96 ひよっこ 97 わろてんか 98 半分、青い。 99 まんぷく 100 なつぞら 101 スカーレット 102 エール 103 おちょやん 104 おかえりモネ 105 カムカムエヴリバディ 106 ちむどんどん 107 舞いあがれ! 108 らんまん 109 ブギウギ 110 虎に翼 111 おむすび

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小林綾子        田中裕子        乙羽信子

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