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頂いた蕎麦を鴨セイロでいただきました。 [蕎麦]

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前記事「頂いた洋ナシが食べごろになりました。ル・レクチエ」で紹介したように長野県の蓼科に住んでいる友人宅からと11月13日に届いた右の写真の信州の特産品の中の蕎麦を鴨セイロにしていただいたので紹介します。届いたのは蕎麦以外に、ル・レクチエ(洋ナシ)、名月(リンゴ)、柚子、自家製の赤カブの漬物、自家製ブルーベリージャム、自家製ホオズキジャムです。以前に蓼科にある友人宅に行った時に頂いた半生の蕎麦(今回は乾麺)も同じ製造元でした。→ポチッ

いただいた蕎麦の名前は「蕎麦屋の鴨だしせいろ蕎麦」でした。
クリックすると拡大付いているつゆに合鴨のガラのスープが入っているのが特徴のようです。蕎麦の製造場所は御岳山の北東山麓の開田高原で、以前に掲載した記事「木曽馬の馬搬」で自転車で通った近くです。→ポチッ
 名称 蕎麦屋の鴨だしせいろ蕎麦
 製造 (株)霧しな
 住所 長野県木曽郡木曽町開田高原西野5227-121 御岳山の北東
 地図 https://goo.gl/maps/6XWTpL45TrkPZUPQ7 航空写真
 SV https://goo.gl/maps/Q9Egr86B2bc6oS4r8
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せっかくの鴨セイロなので合鴨(アイガモ)の肉を買ってきました。合鴨の肉は鶏肉に比べて赤色をしてい脂肪も厚みがあります。パッケージーに書かれていた鴨肉は2人前50gに対して買ってきた肉は150gあったので半分の75gを使いました。残りの75gは翌日に食べることにいたしました。合鴨は野生の真鴨(マガモ)とアヒルとの交雑交配種です。ただしアヒルはマガモを品種改良したものなので種としてはマガモであり、その交配種のアイガモも、もちろんマガモです。野生のマガモは食べたことが無いので想像ですが、野生のマガモと肉質が少し違うということなのだと思います。つまり合鴨を使った蕎麦は、正真正銘の鴨セイロなのです。これ以降は合鴨のことを鴨(カモ)と呼ばせていただきます。
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  門 脊索動物門  Chordata
 亜門 脊椎動物亜門 Vertebrata
  綱 鳥綱     Aves
  目 カモ目    Anseriformes
  科 カモ科    Anatidae
  属 マガモ属   Anas
  種 マガモ    Anas platyrhynchos
 品種 アイガモ   Anas platyrhynchos var.domesticus
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フライパンで鴨肉と白ネギを焼きました。これで一人分です。
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出来上がった鴨セイロです。
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これが蕎麦も美味しかったです。茹で時間は5分と書かれていましたが4分で揚げて氷水で締めました。美味しい蕎麦に仕上がりました。
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鴨(カモ)と白ネギをつゆに入れて、食べる体制となりました。
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蕎麦をつゆにつけて食べて、合間にネギや鴨をいただきました。美味しかったです。家で食べる場合は、つゆが冷めてくると電子レンジですぐに熱く出来るので最後まで熱いつゆでいただけます。今回も中間で1度つゆを温めました。
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下記の写真は以前に買った塊の鴨肉です。右の小さな写真はプロ(蕎麦屋)が作った鴨セイロです。クリックすると大きな写真を表示します。
今までに掲載した中で鴨セイロの写真が含まれた記事を紹介します。着色されたタイトルをクリックすると記事を表示します。クリックすると拡大
 鴨肉のローストと鴨セイロ
 お土産でもらった鴨セイロをいただきました。
 悲しい報告です。 蕎麦屋「あまね」
 前日予約でしか食べれない蕎麦屋のワラビ餅 三乗
 三種類の蕎麦を食べました。
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タグ:信州 蕎麦
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頂いた洋ナシが食べごろになりました。ル・レクチエ [話題]

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学生時代のサイクリング部時代の友人から写真の長野県の蓼科の名物などが2020年11月13日に届きました。その友人は長くアメリカに住んでいて今は長野県の蓼科に住んでいるのです。柚子は庭で出来たものだと思います。ジャムはブルベリーとホオズキ(鬼灯、鬼燈、酸漿)ですが、両方共に庭で出来たものだそうです。ただし今年は食用ホオズキの出来たのが少なかったので買い足したそうです。赤カブの漬物も自家製だそうです。果物は名月という銘柄のリンゴとル・レクチエという洋ナシが入っていました。さらに信州名物の蕎麦まで入っていました。リンゴは3個入っていましたが、写真を撮った時には1個食べてしまっていました。これらは友人の奥さんから家内あてに送られてきたものです。お互いに結婚したころから右の写真のように家族同士でつき合っていました。アメリカに住んでいる時も日本に帰ってきた時には外で食事をしたり私の家に来てもらいしていました。クリックすると拡大ただし残念ながら我々がアメリカに行って会うことはありませんでした。右上の小さな写真の右側2人が蓼科の友人とその奥さんで窓際の右側が渡して左側が、やはりサイクリンク部の友人で今でもOB会で飲んでいます。実は今回の洋なし(ル レクチエ)は2016年にも送ってもらっていて、日本の生産量などを調べていました。→ポチッ

右上の小さな写真に写っている友人の2人と私が写った学生時代の2回生の夏合宿の写真(下)クリックすると昔の記事を表示やその後に会った時の写真(右)を紹介します。左から3番目が蓼科の友人N氏で右から2番目がもう一人の友人のI氏で、真ん中が私です。
下の写真は2016年のOB会でパワーポイントで紹介した時の写真です。


クリックすると拡大こちらが11月13日時点のル レクチエ(Le Lectier)です。洋ナシは追熟して食べる果物なので、すぐに食べると美味しくないので袋に書かれているように黄色になるまで待って食べる必要があります。
食べごろの色を紹介した袋の絵をスキャンしたのが右です。
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 ⇩8日後
辛抱強く待っていると8日後の11月21日の朝に写真のように黄色に変わりました。上の写真の色と比べてみてください。香りも強くなってきました。香りはバナナの香りに似ていました。3個の中の一番右を朝食のデザートとして食べてみることにいたしました。
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4つに切った洋梨ル・レクチェ(ル・レクチエ)です。芯の部分だけは和ナシに似ています。幸水系の和ナシはブツブツの部分に渋みがあるので大きく切り取るとより美味しく食べるそうです。和ナシでも二十世紀系は必要がないので、洋ナシはどうでしょう。
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皮をむいたル・レクチエです。ル・レクチエ(Le Lectier)の名前はフランスの次のフランス語の記述からフランスの園芸家であるPierre Le Lectierの名前から付けられたようです。クリックすると翻訳文を表示します。
 Une variété de poire, baptisée « Le Lectier », lui fut dédiée.
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これが私の分です。追熟した洋梨ル・レクチェは甘くて香りが強かったです。
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今回送っていただいたル・レクチェは近くの農園で買ったと言われていました。


洋梨以外の写真も紹介します。こちらか自家製の赤カブの漬物です。これで頂いた半分の量です。
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こちらが自家製のブルーベリージャムとホオズキジャムです。ホオズキのジャムは珍しいと思うので分類を紹介します。甘酸っぱくて我家で一番気に入っているジャムですが、今のところ友人から頂くしか入手の手立てはありません。
使っているのは食用になるショクヨウホオズキ(Physalis pruinosa)で、同じホオズキ属のホオズキ(Physalis alkekengi var. franchetii)とは別種です。食用ホオズキはインカベリーやキャンディーランタンやストロベリートマトとも呼ばれています。
クリックすると拡大  界 植物界      Plantae
  門 被子植物門     Magnoliophyta
  綱 双子葉植物綱    Magnoliopsida
  目 ナス目       Solanales
  科 ナス科       Solanaceae
  属 ホオズキ属     Physalis
  種 ショクヨウホオズキ Physalis pruinosa
 漢字 食用酸漿 食用鬼灯
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形を残して作ったジャムのアップです。上のフランスパンも下の食パン(絹蜜)も京成バラ園にある石窯ベーカリー・サンブレッタで買いました。
初めてホオズキジャムを食べたのは蓼科の友人宅に訪問した時でした。その時に朝食で出していただいたのです。
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1つ目を食べた11月21日の翌日(11月22日)の朝食のデザートでは、写真の右側のル・レクチエをいただきました。ル・レクチエなどの洋ナシ(Pyrus communis)は幸水などの和ナシ(Pyrus pyrifolia var. culta)と味も香りも食感も全く違いますが、属までは全く同じナシ属(Pyrus)です。洋ナシは高い糖度と滑らかな果肉と芳醇な香りが特徴ですが、ル・レクチエはその3つの特徴共に優れた品種です。右の写真はフリー百科事典のWikipediaから転用させていただきました。西洋梨の英名のPearまたはEuropean Pearに対して和梨はNashi PearまたはSand PearまたはRusset apple pearだそうです。
クリックすると拡大  界:植物界      Plantae
   :被子植物     Angiosperms
   :真正双子葉類   Eudicots
   :コア真正双子葉類 core eudicots
   :バラ類      Rosids
  目:バラ目      Rosales
  科:バラ科      Rosaceae
  属:ナシ属      Pyrus
  種:セイヨウナシ   Pyrus communis
 品種:ル レクチエ   Le Lectier
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切り分けたル・レクチエです。上で書いた洋梨の3つの特徴の内、滑らかな果肉と芳醇な香りが和ナシとは特に違うように感じます。
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クリックすると拡大日本で最も生産量の多いラ・フランスの追塾の見分け方を調べてみました。ラ・フランスは熟しても黄色に変色しないことが分かりました。食べごろの見分け方は軸の周辺で行うそうです。軸の周りにしわが出来ると食べごろだそうです。肩の部分が耳たぶより少し硬い柔らかさになった時も食べごろだそうです。山形の味の農園さんのサイトから説明画像を転用させていただきました。
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他の洋梨が気になったので最後のル・レクチエを食べてしまう前に2種類の洋梨を買ってきました。真ん中がラ・フランスで、右がゼネラル・レクラークです。ゼネラル・レクラークは日本で栽培面積が5位の洋梨です。ル・レクチエが2位で、ラ・フランスが1位です。
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ル・レクチエとラ・フランスの追熟の確認方法はすでに紹介したのでゼネラル・レクラークの食べごろの確認方法を紹介します。
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左のル・レクチエは離れていても香りが確認出来るほどに追熟が進んでいてすでに完全な食べごろになっているようですが、他の2つに関しては追熟には少なくとも数日はかかりそうです。もしかしたら2週間ほど必要かもしれません。
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最後の1個のル・レクチエを2020年11月25日に頂きました。記事を書くためにいろいろ調べた上で食べたル・レクチエは格別でした。実の場所によって味が違うことも確認出来ました。軸に近いほど柔らかく甘さも強いかったです。
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中華料理店のラーメン 「ねぎ坦々麺」 中華料理・龍苑 [拉麺]

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2020年11月19日再掲載
タイトル:知っているお店がテレビで放送されました。
以前に掲載したお店が偶然見たテレビで放送されていたので、再掲載させていただきます。9年前に掲載した記事なので同じラーメンが現在あるかどうかは分かりませんが、今も人気のお店であることを知って嬉しくなりました。当時(2011年)も美味しいということで人気でした。テレビ放送のことをネットで探してみると枠内の記述を見つけました。
味噌ラーメン
東京江東区の南砂団地付近の中華料理「龍苑」は団地の住民やサラリーマンが多く利用しているという。みそラーメンは店でブレンドした味噌を使用しておりショウガ、ニンニク、タマネギをすりつぶし10種類の調味料と味噌を加えているという。また手作り春巻きも人気だという。ご主人は昔都内に10店舗店を展開していた三龍亭で修行しており接客をしていた妻と結婚したという。結婚祝いに現在のお店をもらうことになったが当時は客が全くいなかったという。クリックすると拡大24年前に店舗を全面改装し龍園としてオープンしたという。2011年には東日本大震災の影響で店を開くことができなくなったという。その際には常連さんが野菜を持ち寄ってくれたという。現在売上は5割ほどになっているが常連さんらが励みになっているという。
news every. 2020年11月19日(木)15:50~19:00 日本テレビ


2011年5月29日掲載 タイトル:中華料理店のラーメン 「ねぎ坦々麺」
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先日、青ネギのラーメンを紹介したので、今度は白髪ねぎのラーメンを紹介します。それも坦々麺です。坦々麺(担々麺)と言えば中国を思い浮かびますが実は別物なのです。
日本ではラーメンのことを中華そばと呼ばれることがありますが、中国の人も含めて外国人から見るとラーメンは日本食と見られています。中国では日本でよく見かけるタイプのラーメンのことを日式拉麺と呼ばれています。中国のチェーン店で有名なのが味千拉麺(味千ラーメン 熊本発祥)で2011年12月時点で中国国内で662店舗を展開しています。上海だけで現在は少なくとも102店舗あります。日本のラーメンは独自の文化を作っているような気がします。ラーメンは専門店が多くなってしまいました。でも中華料理店のラーメンも美味しいです。何気ない中華料理店で、偶然に驚くほど美味しいラーメンに出会えることがあります。こちらも気になって食べたラーメンが美味しかったのです。
これがお店の名物ネギ坦々麺です。850円
白髪葱(しらがねぎ)がたっぷりと乗せられたタンタン麺です。坦々麺は中国にもあり、似てはいますが日本の坦々麺とは別物です。日本の坦々麺はラーメンに近いものになっています。でも美味しければ名前は気になりません。

辛ゴマラーメン(坦々麺)です。海苔の下にチャーシューが隠れています。写真をクリックすると麺が写った写真を表示します。これは800円です。こちらはシャキッとしたモヤシがたっぷりの坦々麺でした。
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お店の名前は中華料理・龍苑です。紹介いたします。右上の青色マーク( )が龍苑の場所です。2020年11月19日に偶然にも日本テレビで龍苑が紹介されていました。news everv.(18:00~19:00)の中で団地内にあるお店の特集でした。みそラーメンや春巻きがとり上げられていました。すぐそばにある居酒屋の男鹿半島もよく利用させていただきました。
 店名 中華料理・龍苑
 住所 東京都江東区南砂2-3-16  → 拡大Map
 電話 03-3649-7734
 営業 11:00~15:00 17:00~22:00
 休み 月曜日
 最寄 地下鉄・東西線・東陽町駅 徒歩5分

アメリカの陶器 [土産]

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2020年11月11日再掲載 タイトル:新しい発見がありました。
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川村記念美術館の記事でお土産を写した写真の背景に、28年前(1992年)にケンタッキー州のルイビルで買った陶器を話題にしたのを機会に、2009年5月10日に掲載した記事をブラシュアップしようと検索をしてみると、掲載当時より有名になられたようで検索にも多く出てきて、新しいことも判ってきたので内容を追加する形で再掲載することにいたしました。SSブログ(So-netブログ)を始めたのは2009年5月5日で、本記事を掲載したのは5日目だったことからコメントはもちろんniceはいただけなかったことか2013年にブラシュアップした経緯があります。


2009年5月10日掲載 タイトル:アメリカの陶器
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これは最近のアメリ旅行で買ったきたものではなく、初めてアメリカに行った時に買ってきたお土産です。購入したのは1992年なので最初に記事を掲載した2009年から17年前になります。この猫のお皿はアメリカのケンタッキー州のルイビルで見つけてたのです。アメリカで陶器は珍しいな、と思い買いました。

一緒にポットも買いました。作者は同じでした。
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英語のサインは上が大皿 下がポットです。
今までインターネットで陶器の裏に掘ってあるサインNorth Eagleを何回検索しても判らないのであきらめていましたが2年前にGoogleで「North Eagle」と検索すると出てきました。色は違いますが同じネコの模様なので間違いありません。今までなぞだったけれど造った人が判って大感激です。自分だけで満足しておりますが!
現在は検索できなくなってしまいましたので、また再度探しています。
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クリックすると写真を表示クリックするとネットサイト表示なんとかyahoo.comでNorth Eagleさんの作品をネットから見つけることが出来ました。
この2枚の写真はネットから拝借しました。クリックするとネット販売の画面を表示します。
右のお皿のデザインは色は違いますが冒頭の私の買ったお皿と似ています。ネット販売のタイトルは次の通りでした。
Rare North Eagle Pottery Cat Plate with Stars and Moon


ここから下が2020年11月11日に追記した部分です。
2020年11月10日に検索すると以前より沢山の作品の写真が出てきてNorth Eagleさんの写真があったので掲載させていただきました。それによるとNorth Eagleは陶芸家の名前ではなくギャラリーの名前で、 陶芸家はご夫婦のウェイン・レイノルズ(Wayne Reynolds 1939年生まれ)さんとキャリン・フライド(Caryn Fried)さんでした。二人は1977年に出会ってすぐに恋に落ちたそうです。写真をクリックすると経歴の翻訳を表示いたします。
クリックすると経歴を表示

2人が出会って陶芸を一緒に始めたころの写真です。
クリックすると経歴を表示

私が買った2つの陶器と似たデザインの陶器を2020年11月10日の検索で見つけましたので紹介します。上段がネットで現在見つけた似たデザインの陶器で下段が1992年5月27日~6月06日にルイビルに滞在している時に買った陶器です。クリックすると拡大いたします。右上の鳥のポットをクリックするとペつのタイプり猫の皿も一緒に表示します。
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クリックすると拡大Google地図のストリートビュー(SV)で自宅とギャラリーのある場所を見つけることが出来ました。この場所の先が道も含めて広い敷地です。→航空写真 3D SV1 SV2
右の看板にVALLEY of the MOON POTTERYとNorth Eagle GALLERYと書かれていたのが決め手でした。
 住所:6191 Sonoma Hwy, Santa Rosa, CA 95409
 電話:0707-538-2554


驚いたことに2020年9月27日3時48分に発生して23日間燃え続け、67484エーカー(27310ヘクタール)が消失した北カリフォルニアの山火事によって、44年間住んでいたカルフォルニア州ソノマ郡サンタローザの2人の自宅やギャラリーや5つの窯や8つの轆轤(ロクロ)など全てを失った記事(和訳)もありました。クリックすると拡大この山火事にはGlass Fireという名が付けられています。写真に写っている3人は左からキャリン・フリードさん、ウェイン・レイノルズさん、娘のマヤ・レイノルズさんです。 娘のマヤ・レイノルズさんも有名な陶芸家だそうです。
28年前に2つの作品を購入したものとして、山火事の悲劇を乗り越えてほしいと願っています。
この山火事は不幸中の幸いにも負傷者や死亡者は出ませんでしたが、1,555の建物が消失したそうです。避難は約70000人にも達する大規模な山火事でした。山火事の場所は全米人口1位(37,253,956人)のカルフォルニア州にある58郡の中のナパ郡(Napa County)とソノマ郡(Sonoma County)でした。
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North Eagleのホームページには枠内の山火事に関するメッセージがありました。陶器に書かれている家とNorth Eagleの文字が我家を象徴しているように感じました。150,000ドル(約1581万円)の支援(寄付)を募ったところ2020年11月11日時点で116,029ドル(約1223万円)が集まっているとのことなので多くの人に愛されているのだと思います。寄付:クリックすると拡大
GLASS FIRE UPDATE
It is with a heavy heart I announce that our family Pottery, Gallery & Treefarm has perished in the Glass Fire on Sept 28th, 2020. We are devastated by this loss of my and my husband's life's work, business and our family home. → 翻訳
We are very grateful for all your years of patronage.
-Caryn Fried & Wayne Reynolds
クリックすると拡大 メッセージの中の2つの動画です。右側はAout-play/Loopに設定

山火事で失った作品群をGoogle地図のSVで紹介します。44年間作り続けてきた作品が無くなってしまったのは悲しかったと思います。思い出深いものもあったことでしょう。山火事の記事の中に書かれていたValley of the MoonPotteryによってギャラリーの位置を見つけることが出来ました。

矢印をクリックすると移動して行けます。

水平に回転して見ることが出来ます。数千の陶器が失われたそうです。

キャラリーの中で似たものを探してみました。


赤色ラインで囲ったエリアが、2020年9月28日の22時15分時点の山火事Glass Fireによる焼失部分です。黄色の矢印の先端がNorth Eagle Galleryの場所です。クリックすると経歴を表示右の小さな地図は9月28日の2時30分の火災のエリアを別の形式で表した地図です。矢印がNorth Eagle Galleryの位置を表しています。2つの地図と時間差からNorth Eagleは北東方向から火災が迫ってきて飲み込まれたのだと思います。火災は北西方向と南東方向へも大きく広がっていることも判りました。
右上の地図から9月28日2時30分の12~24時間前の火災の位置()は遠かったことも分かりました。1日~半日前の時点では13km離れていて、遠い場所の山火事だったのだと思います。
クリックすると経歴を表示

山火事の恐ろしさを感じていただくためにウェインさん家族の家や工房を焼き尽くした山火事グラスの5枚の写真を8秒間隔で紹介します。ウェインさん達の家や工房があったサンタローザ(Santa Rosa)の町て猛威を振るう2枚の写真と、世界有​​数のワイン生産地(Wine Country)で猛威を振るう山火事グラスの4枚の写真です。クリックすると拡大下または右の写真をクリックするとサンタローザの拡大写真を表示します。次の2つ記事から写真を転用させていただきました。着色したタイトルをクリックすると記事を紹介します。
 サンタローザの町の写真が入った記事
 夢のワインルートで猛威を振るう山火事
クリックすると経歴を表示

消防隊員が現場を撮影した山火事グラスの動画です。

川村記念美術館に行ってきました。 [川村美術館]

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2020年10月末に千葉県佐倉市にある川村記念美術館に行ってきました。私の家から車で16.7kmの距離にあります。我々は短い方が呼びやすいので川村美術館と呼んでいますが1990年に開館した当時から川村記念美術館で、2011年にDIC川村記念美術館に変更されています。DICと名前が付いているように川村記念美術館はDIC株式会社(創業時は川村インキ製造所)の創業者の川村喜十郎をはじめとする川村家3代の収集品を公開するために1990年に開館した美術館です。
現在は新型コロナのためにオンラインでのチケットの事前購入での予約制なので手続きをして行ってきました。
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先ずは美術館の前の広場からの景色を紹介します。目を引くのが美術館の前に広がる池のある景観です。常に雲水が出ていて、白鳥やガチョウなどの水鳥がいました。
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美術館の方向から池に流れ込む小川がある景色も見事でした。今まではあまり気に留めていなかったのですがベンチに座っていて小川に気がつきました。
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美術館の建物はいくつかに別れていて、見学に入って順路の最初に入る建物です。ここにはレンブラントやシャガールやピカソやモネやピサロやルノワールなどの作品を見ることが出来ました。こちらは建物の景観が最も美しい場所です。
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10月末と寒い時期になっていましたが沢山の花も美術館の景観に貢献していました。ススキのある景観も計算されたようでした。
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花を拡大いたしました。花の名前は スイフヨウ(酔芙蓉)です。スイフヨウはフヨウの園芸品種です。右の写真は原種に相当するフヨウ(芙蓉)です。花の色が朝は白、午後は桃色、夕方は紅色に変化するので、酔芙蓉と名が付いたそうです。
クリックすると拡大   界 植物界     Plantae
   門 被子植物門   Magnoliophyta
   綱 双子葉植物綱  Magnoliopsida
  亜綱 ビワモドキ亜綱 Dilleniidae
   目 アオイ目    Malvales
   科 アオイ科    Malvaceae
  亜科         Malvoideae
   属 フヨウ属    Hibiscus
   種 フヨウ     Hibiscus mutabilis
 園芸種 スイフヨウ   Hibiscus mutabilis cv. versicolor
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少し離れた位置からの景色です。上で紹介したスイフヨウやススキや美術館の建物と池の位置が判ると思います。スイフヨウは皆さんか気がついたようで、多くの人が写真を撮るために近づいておられました。
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池の一番奥が見える角度から撮った写真です。記事の後半でその奥から美術館側を撮った写真を紹介します。クリックすると拡大
広い芝生に一本の大きな木がはえていますが、その木はネムノキです。そのネムノキの奥に黒い彫刻が見えます。下の写真から、その黒い彫刻が写っている部分を切り取って拡大したのが右の写真です。高さは3m30cmと大きな彫刻ですが美術館の方向からはネムノキがあるために気がつく人は少ないと思います。
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それでは美術館の紹介に入ります。2つのサイロのような建物は城をイメージしたものだと思います。その右側に入口があります。出口も同じところです。ここで検温をして手の消毒をして入りました。鮮やかな朱色のモニュメントは日本の抽象彫刻の第一人者である清水九兵衞(1922~2006)の作品「朱甲面」です。
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美術館の建物を航空写真で紹介します。薄紫色( )のエリアが我々が拝観できる部屋で、緑色( )のエリアがそれらをつなぐ連絡通路及びエリアです。つまりいくつかの建物で構成されています。100番台とロスコ・ルームが1階の展示室で、200番台とトゥオンブル・ルームが2階の展示室です。背負ったリックは作品を傷つける可能性があるので、荷物は全てエントランスホールの左上(北西)側に隣接したエリアにあるロッカーに入れました。確かにリュックを背負っている人は腹側するかロッカーに入れるように言われていました。床に書かれたラインより作品に近づかないのも、万一の事故防止のマナーです。


美術館の展示室では写真が撮れないのでエントランスホール側から中庭を撮らせてもらいました。上の航空写真で、撮った位置と方向が判っていただけると思います。これ以降の美術館の内部の説明はホームページ(HP)や館内のショップで買ったものなどで紹介したいと思います。左側の建物がレンブランなどの作品が展示される1階建ての建物(101 102 103 110)です。この写真が美術館の館内に入った唯一の大切な証拠です。エントランスホールにはアリスティード・マイヨールのブロンズ像(作品名:ヴィーナス)が置かれていました。
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美術館は1階建て建物と2階建の建物で構成されています。レンブラント本図は1階の我々が入れるエリアの配置図です。下の配置図は、美術館の入口にあった案内図を撮った写真から切り取りました。右の写真のレンブラントの絵画は102にあります。
 101 印象派とエコール・ド・パリ
 102 レンブラント 広つば帽を被った男
 103 抽象美術の誕生と展開
 110 日本の1970年代-コレクションから
 104 ダダとシュルレアリスムから
 105 ジョゼフ・コーネルの七つの箱
 106 マーク・ロスコの7枚のシーグラム壁画
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エントランスホールから連絡通路を通って最初に101の部屋に入ります。多くの人が知っているモネやシャガールやピカソなどの絵は101の部屋にありました。下の作品は左からクロード・モネの睡蓮(1907年 油彩)、マルク・シャガールの赤い太陽(1949年 油彩)、パブロ・ピカソの肘掛椅子に座る女(1927年 油彩)です。シャガールの赤い太陽は大きな作品なので見ごたえがありました。あらために101の作家を紹介するとアンリ・ファンタン=ラトゥール、カミーユ・ピサロ、アンリ・ル・シダネル、クロード・モネ、ピエール・オーギュスト・ルノワール、ピエール・ボナール、エミール=アントワーヌ・ブールデル、ジョルジュ・ブラック、パブロ・ピカソ(2)、藤田嗣治(レオナール・フジタ)、モイーズ・キスリング、マルク・シャガール、マリー・ローランサン、フェルナン・レジェの15人(16作品)です。
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レンブラント次に102の部屋で上で紹介した写真(右の写真が全体)のレンブラント・ファン・レイン(1606~1669)の「広つば帽を被った男」を見ました。「広つば帽を被った男」は1635年に描かれた 油彩です。民間の美術館でレンブラントの作品を所蔵しているのは稀なので本美術館の中でも貴重な一枚です。
その後に103の部屋に入ります。103には下記のような作品が沢山展示されていました。左からカジミール・マレーヴィッチ(1878~1935)のシュプレマティズム(1917年 油彩)、ヴァシリー・カンディンスキー(1866~1944)の作品(無題 1923年 水彩)、ラースロー・モホイ=ナジ(1895~946)のスペース・モデュレーターCH 1(1943年 油彩)です。103には4人の作家の6作品が展示されていて、4人の作家は紹介した3人とジョルジュ・ヴァントンゲルローです。
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103を出た後、日本の1970年代の作家の作品が展示してある110を見ました。
クリックすると拡大110に展示してあったのは飯田善國(FLAG-HATA、HOPE-KIBO)、斎藤義重(「反対称」三角形)、荒川修作(そして/あるいは横顔)、高松次郎(平面上の空間 No.848、平面上の空間 No.849)、桑山忠明(無題)の5人/7作品でした。右の写真はネットから転用させていただいた飯田善國のHOPE-KIBOです。
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110の作品を見た後は連絡通路を通って北側の建物に移ります。その連絡通路からも中庭が見れます。カメラはロッカーに置いてきたので写真は撮りませんでした。北側の建物に行くと右側に104と105があり、左に行くと106です。順路通り104の方に行きました。
104で印象的だったのかこちらの作品です。20世紀ベルギーを代表する画家のルネ・マグリット(1898~1967)の冒険の衣服(1926年 油彩)です。104にはルネ・マグリット以外にマン・レイ(4)、マックス・エルンスト(2)、ヴォルス(2)、瀧口 修造(4)、イヴ・クライン(1)、クルト・シュヴィッタース(5)の作品がありました。
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104の奥の105の小さな部屋にはアメリカ生まれのジョゼフ・コーネル(1903~1972)の箱をテーマにした7つの作品が置かれています。左から無題(オウムと蝶の住まい 1948年頃)、無題(ピアノ 1947~1948年頃)、鳥たちの天空航法(1961年頃)です。
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川村記念美術館では他の美術館ではあまり見ることの出来ない作家の作品が沢山あります。その中でマーク・ロスコ(1903~1970)の作品が7点も見ることが出来ることが川村美術館の最大の特徴のように思います。レンブラントロスコの作品のみで出来上がった空間は、世界に4ケ所だけだそうです。その一つが106のロスコ・ルームです。こちらはホームページに掲載されている写真です。7作品の内4作品が写っているので背中側に3枚が展示されていて真中のソファーに座ると360°にロスコの絵があることになります。写真では明るく写っていますが、意識的にかなり暗い空間になっています。
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川村記念美術館の最大の目玉作品と思いますので7作品をすべてを紹介したいと思います。1枚目がこちらです。
 タイトル:「壁画 No.4」のためのスケッチ(1958年) 2658 × 3794mm
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部屋も暗く、作品の色も暗いので部屋に入って目が慣れるまで部屋に留まってじっくりと見ることをお勧めします。以前に来た時に学芸員の人に見方を教えていただきました。
 タイトル:「壁画 No.1」のためのスケッチ(1958年) 2667 × 3048mm


元々はレストランの一室の装飾のために作られたものだそうです。そのために2作品は横幅が4.5mの大きな作品になったそうです。
 タイトル:無題(1958年) 2648 × 2521mm
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ロスコが新境地を開いた(シーグラム壁画)ですが、完成後にレストランに飾られることはなかったそうです。一足早くオープンした店を訪れたロスコがその雰囲気に幻滅し、契約を破棄してしまったからだそうです。一度は行き場をなくした絵画群は1970年にロンドンのテイト・ギャラリー(現テイト・モダン)に9作品が寄贈され、その中の7作品が1990年に川村記念美術館に収蔵されたそうです。
 タイトル:壁画スケッチ(1958年) 1524 × 1676mm


これらの作品に360°囲まれていることを想像願います。この部屋には窓はありません。絵が窓なのかもしれません。
タイトル:壁画スケッチ(1959年) 1829 × 2286mm


こちらの作品は長く部屋に居て目が慣れてから見ると判りやすいと思います。是非とも現物をじっくりと見てほしいと思います。
 タイトル:壁画セクション 1(1959年) 2667 × 4559mm


こちらの作品も横長の大作です。
 タイトル:無題(1959年) サイズ:2667 × 4559mm


7枚の絵画の大きさの違いを知っていただきたくて、上と同じ順番で同一スケールで並べてみました。美術館のHPで紹介されているのは1番目と3番目だけなので、絵葉書に書かれていたタイトルで順番を確定いたしました。最初は縦横比で決めましたが絵葉書に書かれていたタイトルと一致しました。1枚目と3枚目はクリックすると特別に大きく拡大するので、暗くした部屋で拡大した画像を見ていただくと少しだけ雰囲気が伝わるかもしれません。上段一番の高さは2m66.7cm(2枚目の絵)で、下段で一番の高さは2m66.7cm(最後の絵)です。



ここからは北側の建物の2階の部屋の作品を紹介したいと思います。こちらが2階の展示室の配置図です。ロスコ・ルームの前の階段を上ると200のトゥオンブリー・ルームの入口の前に出ました。
 200 トゥオンブリー・ルーム
 201 抽象表現主義からミニマリズムへ
 202 企画展など
 203 企画展など


こちらが200のトゥオンブリー・ルームです。1階にあったロスコ・ルームとは違い、こちらは窓から光が入ってくる明るい空間の部屋でした。この部屋には、通常は部屋の名前となっているサイ・トゥオンブリー(1928~2011)の絵画と彫刻が下の写真のように置かれています。
クリックすると拡大昔に来た時には右の写真のバーネット・ニューマン(1905~1970)の作品が置かれていてニューマン・ルームと呼ばれていました。ネットで調べてみると2013年10月4日付発表によると、バーネット・ニューマンの作品「アンナの光」はDICの財務体質の強化のために売却されたそうです。手数料を差し引いた譲渡益は103億円で、譲渡益から税金などを差し引いた純益は64億円だったそうです。
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下記の写真がサイ・トゥオンブリーの彫刻(無題 1990年)と絵画(無題 1968年)です。ただし、私が訪問した時は企画展(2020年6月16日~11月29日)会場の202の部屋に置かれていました。その部屋のタイトルは「さわひらき × サイ・トゥオンブリー」でした。主がいなくなったトゥオンブリー・ルーム(200)にはネットで確認するとコンスタンティン・ブランクーシ(1876~1957)の彫刻(眠れるミューズ II 1922/76年)とクリックすると拡大ロバート・ライマン(1930~2019)の絵画(アシスタント 1990年)が置かれていると書かれていました。ただし記憶では彫刻は別のタイプだったかもしれません。
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サイ・トゥオンブリーの作品の部屋(200 トゥオンブリー・ルーム)の次の大きな部屋の201ではジャクソン・ポロック、モーリス・ルイス、中西 夏之(2)、ジョゼフ・アルバース(2)、ブリジット・ライリー、オノサト・トシノブ、アド・ラインハート、フランク・ステラ(8)などの沢山の作品が並べられていました。
フランク・ステラ(Frank Stella)左端の大きな作品はフランク・ステラのヒラクラ III(1968年)です。その右側に写っている作品も全てステラの作品です。美術館の入口近くに置かれていたモニュメントもフランク・ステラの作品です。つまり川村美術館はステラ作品の宝庫なのです。
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202と203の部屋では「ふたりのまどか-コレクション×5人の作家たち」というタイトルの企画展が行われていました。つまり次の10人の作家たちの作品です。企画展は2020年6月16日(火)~11月29日(日)に行われていました。
  チラシ(PDF: 2,585.05 KB)
  作品リスト(PDF: 687.02 KB)
  プレスリリース(PDF: 3,236.49 KB)
 福田尚代 (1967~)  × ジョゼフ・コーネル (1903~1972)
 野口里佳 (1971~)  × ジョアン・ミロ (1893~983)
 渡辺信子 (1948~)  × エルズワース・ケリー (1923~2015)
 杉戸洋 (1970~)   × ラリー・ベル (1939~)
 さわひらき (1977~) × サイ・トゥオンブリー (1928~2011)
202の部屋は第2会場となっていた9-1~9-8がさわひらきの作品で、10-1~10-2がサイ・トゥオンブリーの作品です。
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さわひらき (1977~) × サイ・トゥオンブリー (1928~2011)
左がさわひらきのSouvenir IV(9-3 2012年)で、右がサイ・トゥオンブリーの作品(無題 10-1 1968年)です。


こちらが8人の作家の作品が展示されていた203です。
 福田尚代 15作品(1-1~1-15) × ジョゼフ・コーネル 1作品(2-1)
 野口里佳 16作品(3-1~3-16) × ジョアン・ミロ 1作品(4-1)
 渡辺信子 4作品(5-1~5-4) × エルズワース・ケリー 1作品(6-1)
 杉戸洋  3作品(7-1~7-3) × ラリー・ベル 1作品(8-1)
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福田尚代 (1967~) × ジョゼフ・コーネル (1903~1972)
左が福田尚代のラ・シャット・エマイヨールへの手紙(1-3 2009-2019年)で右がジョゼフ・コーネルのラ・シャット・エマイヨール(1-1 1964年頃)です。2人共にラ・シャット・エマイヨールをテーマにしています。


野口里佳 (1971~) × ジョアン・ミロ (1893~983)
左が野口里佳のクマンバチ #1(3-9 2019年)で、右がジョアン・ミロのコンポジション(1-1 1924年)です。


渡辺信子 (1948~) × エルズワース・ケリー (1923~2015)
左が渡辺信子のWhite and Red(2017年)で右がエルズワース・ケリーのブラック・カーヴ(1-1 1994年)です。渡辺信子のWhite and Redは作品リストの中にはありませんでした。


杉戸洋 (1970~) × ラリー・ベル (1939~)
左が杉戸洋のUntitled(7-1or7-2 2019年)で右がラリー・ベルの作品(8-1 無題 1969年)です。ちなみにUntitledは無題の意味です。


ミュージアムショップで、お土産をいくつか買いました。家内が妹の誕生日が近いので誕生日プレゼントにロスコのカレンダーを買っていました。
建物の外に出てレストランの方に目をやると店内に光が見える上に人影もありました。新型コロナのためにレストランの開店はまだ先だと思って昼食用のお弁当を持ってきていたのです。さっそく自然園(庭園)を散策しお弁当を食べた後にレストランでデザートをいただくことにいたしました。
帰宅後にネットで確認してみると10月30日以降は電話予約さえすれば平日に限りレストランだけでも利用できると書かれていました。つまり美術館の利用者は以前から予約なしでレストランが利用できるということでした。
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さっそく自然園(庭園)の散策に出発いたしました。川村記念美術館は自然園を含めた敷地面積は3万坪だそうです。初夏のきせつには左の斜面には沢山のヤマユリを見ることが出来るそうです。敷地内には10種250本の桜の木が植わっていて春にはく種類ごとに次々と咲くそうです。今は咲いていませんが春には美術館の建物の近くの林の中ではカタクリや雪割草の花も見ることが出来ます。
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美術館から見て池の一番奥の対岸から見た景色です。ここには藤棚がありました。藤の季節はきれいだと思います。紅葉も始まっていました。
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ズームで撮った対岸の美術館の入口です。
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紅葉もきれいでした。
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さらに南に散策路を進みました。
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芝生の一番奥にある東屋で持ってきたお弁当をいただきました。
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昼食を食べ終わって東屋の下にあった池に下りてみました。この池には大賀蓮が植わっているそうです。蓮の季節もきれいだと思います。
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Google地図にDICさんが登録されたストリートビューで大賀蓮の池の辺りを表示させてみました。表示から判断して撮影されたのは2018年6月(フランス語:juin)です。矢印をクリックしていくと、いろんな場所に進んでいきます。左向きの矢印をクリックすると昼食を食べた東屋の場所の表示に変わります。そこで画面を水平に回転させると東屋を見ることが出来ます。


モネの睡蓮睡蓮(すいれん)の池には白鳥がいました。近い距離で見ることが出来ました。モネは右のような睡蓮の絵を沢山かいているので、自然園でもモネの睡蓮の景色を意識して作られているのかもしれません。右の写真は川村美術館が所蔵しているモネの睡蓮の絵です。HPにもモネの睡蓮を意識してこの周辺の庭を作っていることが書かれていました。
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睡蓮の池の脇の小道を歩いています。
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赤い実と紅葉し始めた葉がきれいでした。
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自然園(庭園)の中にはきれいに手入れされた芝生の大きな広場がありますが、その広場の真中に大きな作品が建てられていました。高さは4m42cmあるそうです。この作品を含めて屋外(野外)でジョエル・シャピロなど6作品を見ることが出来るそうです。.
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クリックすると拡大作品の説明板があったので撮りました。右の小さな写真(以前に撮影)を見ていただくと、この作品が広い広場の真中に建っていることが分かってもらえると思います。
 作者 ヘンリー・ムーア
 名前 ブロンズの形態
 製作 1985年
 材質 ブロンズ
 高さ 4m42cm
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ジョエル・シャピロの屋外作品の写真を撮っていなかったので昔に来た時の写真を探すと2013年6月20日に来た時に撮った写真があったので紹介します。美術館の前の池の畔に建っています。写真をクリックすると彫刻だけを特別に大きく拡大するように設定しています。本記事の最初の辺りで、池に面した芝生に生えているネムノキの奥に見えていて黒い彫刻がジョエル・シャピロの彫刻だったのです。屋外の6作品の内の4作品は上で紹介しましたが、残りの2作品の飯田善國の「動くコスモス」と佐藤忠良と「」は美術館の敷地に入るバスのロータリーがある周辺にあります。クリックすると拡大クリックすると拡大
 作者 ジョエル・シャピロ
 名前 無題
 製作 1988~1989年
 材質 ブロンズ
 高さ 3m30cm
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清水九兵衛の野外彫刻も大きな写真で紹介したいと思います。こちらも2013年6月20日に撮りました。朱色の表面を見ていただきたいのでクリックすると特別に大きく拡大するようにいたしました。
 作者 清水九兵衛
 名前 朱甲面
 製作 1990年
 材質 鋳造アルミニウム、ステンレススチール、コンクリート、アクリル
 高さ 3m30cm
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フランク・ステラの屋外彫刻も大きな写真を紹介します。こちらは2019年11月7日に撮りました。
 作者 フランク・ステラ
 名前 リュネヴィル
 製作 1994年
 材質 ステンレススチール、アルミナブロンズ
 高さ 7m17cm
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佐藤忠良の作品も紹介いたします。こちらも2019年11月7日に撮りました。
 作者 佐藤忠良
 名前 緑
 製作 1989年
 材質 ブロンズ
 高さ 1m90cm
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飯田善國の作品は送迎バスのロータリーの中央にあることからバスで来た人は気がつくと思うのですが、車で来ると見逃してしまい写真に撮っていなかったのでGoogleのストリートビューで紹介します。次回に行った時に写真を撮って入れ替えたいと思います。これで屋外彫刻の6差個品全てを大きな写真(+画像)で紹介したことになります。
 作者 飯田善國
 名前 動くコスモス
 製作 1968年
 材質 ステンレススチール
 高さ 2m65cm


2021年11月24日に川村記念美術館に来て写真を撮ったので追加掲載させていただきます。
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自然園(庭園)の散策の紹介に戻ります。真っ赤に変わった紅葉もところどころで見ることが出来ました。右側が上で紹介の広場です。
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林の中に小径があったので歩いてみました。
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見事なツワブキの群生がありました。
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リンドウの花は自然園全体のあらゆるところで見ることが出来ました。まさにリンドウの季節でした。
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ホトトギスの群生も圧巻でした。ホトトギスはリンドウの次にいろんな場所で見ることが出来ました。庭園内の総花数では、群生があるのでリンドウよりもホトトギスの方が多いように感じました。
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デザートを食べる予定のレストランが木陰の中に見えてきました。
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赤いライン(━━)が散策ルートの一例です。美術館の出入口から自然園を散策してレストラン( )の入口に行くルートです。実際には複雑に歩いたので4回通ったところもあり、景色の良い藤棚には3度行きました。概ね3倍ぐらいの距離を歩いたと思います。上で紹介の散策時の写真はこの赤いルートを歩いたと仮定した順番に掲載しています。ツワブキの群生を見ることが出来る森の中のルートはヘンリームーアの広場からでは見つけるのが難しいので、最後の頃に反対ルートで発見いたしました。黄色のライン(━━)で示している自然園の散策エリアでも大切な野草を踏みつけてしまうので、散策路や広場以外には立ち入らないようにお願いします。美術館のHPによると、私が黄色のライン(━━)で囲ったエリアは5haですが、多目的広場や周辺の森や噴水のある池周辺などを含めた美術館としての敷地は約2倍の約10ha(約3万坪)あるそうです。


レストランでは我々を含めて2組であったことから、写真の左側の眺望の良い席に案内していただきました。その後に1組が来られたので、最大3組になりましたが最初組の方が帰られたので2組の時が多かったです。
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こちらは季節のデザートのメニューです。二人ともに無花果のタルトにいたしました。別のものを頼んで味見させてもらう手もありました。今までに来た時にいつもそうしていました。
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さっそく紅茶が出てきました。
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無花果のタルトが出てきて紅茶と一緒に撮りました。
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こちらが無花果のタルトを拡大いたしました。乗っている花は食べられるとの節目がありました。食べてみると抵抗なく食べられたので驚きました。もちろんハーブも全ていただきました。
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ケーキ(タルト)の断面を紹介します。食べてから聞くと家内の花は黄色い別の花だったそうです。てっきり同じ花だと思って写真を撮らなかったのを後悔いたしました。
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実は景色がよく見れるように並んで座ったので、気がつかなかったのです。対面に座っていたら花の色が違うことに気がついたと思います。我々の後から入ってきてランチを注文した人も我々と同じように座っていました。
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こちらが窓からの景色です。次はランチを食べることにいたしました。かなり前ですがデザートやランチを食べた時の記事のタイトルを紹介します。タイトルをクリックすると記事を表示します。
 2013年10月11日 川村美術館でティータイム
 2013年06月20日 川村美術館でランチ ベルヴェデーレ
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広域地図で場所を紹介します。緑のマークが川村記念美術館/ベルヴェーレの場所です。
    美術館         レストラン
 名称 DIC川村記念美術館   ベルヴェデーレ
 住所 千葉県佐倉市坂戸631  同左
 電話 050-5541-8600    050-5325-0782



川村美術館ではいろんなお土産を買いましたが、部屋に飾ったのは絵葉書付のバネ式写真立て(フォトフレーム)です。絵葉書の絵はブリジット・ライリーのアレスト I(1965年 北海道立近代美術館所蔵)です。2018年にブリジット・ライリー展が川村美術館で行われたようです。写真立てはシンプルな金属のバネで出来ていました。 後ろの猫ちゃんの皿はアメリカに初めて行った時にケンタッキー州のルイビルで刈ったメリカの陶芸家North Eagleの作品です。右側の鳥のティーポットもNorth Eagleの作品です。→ポチッ
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鬼滅の刃のカレー [話題]

写真の上のカーソルがの場合はクリックすると拡大します。
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クリックすると拡大前記事で実家で作った右の写真の3種相掛けのカレーを紹介しましたが、自宅に帰ってから近くのスーパーに行くと今話題のアニメの鬼滅の刃のカレーとふりかけが売られていたので買ってしまいました。実家での記事に追加する形で紹介しましたが、そこから抜き取って単独の記事として紹介いたしました。レトルトカレーのメーカーはふりかけで有名な丸美屋でした。丸美屋と言えば1960年に発売された「のりたま」が有名な会社です。

中に入っていたキラキラシールを紹介します。左側がカレーに入っていたシールで、右側がふりかけに入っていたシールです。全12種類あるそうです。ネットで調べてみると、カレーもふりかけも2020年10月8日から12月31日までの期間限定で販売されているそうです。
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こちらが今回選んだレトルトカレーです。鬼滅の刃カレー以外は賞味期限の古いものから決めました。カレー職人に関しては賞味期限は2020年9月だったので1ケ月過ぎていました。レトルトカレーの賞味期限は2年ほどあるものが多いのでかなり前に買ったものです。ちなみに長崎黒毛和牛ビーフカレーの賞味期限は2021年6月5日で、鬼滅の刃カレーの賞味期限は2022年10月1日でした。
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完成した3種相掛けカレーです。それぞれの位置にパッケージを置きました。今回のカレーは前記事で紹介したレトルトカレーに比べると、いずれも具は少ないタイプとなりました。
 グリコ   カレー職人 ビーフカレー中辛 170g
 長崎フード 長崎黒毛和牛 ビーフカレー  160g
 丸美屋   機密の刃カレー ビーフ中辛  160g 
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3種相掛けカレーライスをアップいたしました。カレーの順番は上の写真と同じです。この大きな皿のカレー皿は上の皿と共に長年使っている間に5枚が1枚になってしまいました。少し小さなカレー皿は4枚が無事です。
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こちらが鬼滅の刃カレーです。子供向けのマイルドな味ですが、意外と美味しかったです。
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一緒に買った、ふりかけも食べてみました。こちらが8袋入っていました。表と裏には別の絵が描かれていました。玉子のふりかけが2g/袋で、梅のふりかけが2.5g/袋なので計18gです。
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クリックすると拡大丸美屋のふりかけを食べるのは20年(以上)ぶりだと思います。懐かしい味でしたが、昔に比べて洗練された味わいになったように感じました。結局、一袋を食べ切ってしまいました。
右の写真は1960年発売の初代のパッケージで、ニッカウヰスキー第1号(1940年発売)のポスターを手掛けたグラフィックデザイナーの大高重治によってデザインされました。
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梅味も食べてみました。これは初めての味で、こちらも食べ切ってしまいました。酸味があって美味しかったです。クリックすると拡大
鬼滅の刃は福岡県出身の女性作家(吾峠 呼世晴)によって描かれたアニメ作品です。Wikipediaに書かれていた鬼滅の刃の漫画の概要を下記に紹介します。テレビアニメは2019年4月から9月まで放送され、2020年10月16日に劇場版 映画「鬼滅の刃 無限列車編」が公開されました。映画は2020年10月16日の公開から10日間での観客動員数は798万3442人で興行収入は107億5423万円に達して、日本での歴代最速で興行収入100億円に達したことはテレビのニュースでも取り上げられました。
クリックすると拡大右に切り替わって表示させていただいているのは順番に、炭治郎(9秒)、ねずこ(6秒)、我妻善逸、嘴平伊之助、冨岡義勇胡蝶しのぶ煉獄杏寿郎です。兄妹の炭治郎と禰豆子(ねずこ)の苗字は竈門(かまど)です。
 名称  鬼滅の刃(きめつのやいば)
 英名  Demon Slayer
 作者  吾峠呼世晴(ごとうげ こよはる)
 掲載誌 週刊少年ジャンプ
 発表  2016年2月15日~2020年5月18日
 話数  全205話
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テレビアニメのオープニング主題歌とエンディング主題歌を紹介します。
クリックすると拡大プレーボタン( )をクリックしていただくと最初にオープニング主題歌が流れて、その後に引き続きエンディング主題歌が流れて永久に繰り返されます。
 オープニング主題歌「紅蓮華
  歌手 LiSA       写真 →
  作詞 LiSA
  作曲 草野華余子
 エンディング主題歌「from the edge
  歌手 FictionJunction feat. LiSA
  作詞 梶浦由記
  作曲 梶浦由記


第19話での挿入歌「竈門炭治郎のうた」も紹介します。
  歌手 椎名豪 featuring 中川奈美
  作詞 ufotable
  作曲 椎名豪



劇場版 鬼滅の刃 無限列車編の主題歌「炎(ほむら)」も紹介します。
  歌手 LiSA
  作詞 梶浦由記、LiSA
  作曲 梶浦由記


「泥中に咲く×鬼滅の刃」 も入れておきます。




我家の備蓄レトルトカレーです。これ以外に4個あるので、現時点で16個あることになります。上で紹介の長崎ビーフ―カレーは中段の熊本、鹿児島、沖縄、宮崎と一緒に買いました。
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今までに買って紹介したことのあるレトルトカレーの写真も紹介します。クリックすると拡大するので今まで食べたことがあるものを探してみてください。これらは海外にお土産に持って行ったレトルトカレーです。持って行く前に味見もしたので結構食べました。→ポチッ1 ポチッ2 ポチッ3 ポチッ4
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地方シリーズを買った時の写真を見つけたので紹介します。写真を撮ったのは2020年5月5日でした。
 鹿児島 黒豚ポークカレー
 沖縄  石垣島和牛ビーフカレー
 熊本  あか牛ビーフカレー
 長崎  黒毛和牛ビーフカレー
 佐賀  黒毛和牛カレー
 宮崎  黒毛和牛ビーフカレー
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毀滅の刃のカレーの売り上げの推移のグラフが掲載されていたので紹介します。グラフをクリックすると記事を表示します。枠内が記載内容の中の鬼滅の刃カレーに関する部分です。
10月8日発売の丸美屋食品工業「鬼滅の刃カレー」は、発売直後の週に平均の57倍の売れ行きを記録した。主人公の竈門炭治郎(かまどたんじろう)ら様々なキャラクターを描いた12種類のカードをランダムに封入。SNS(交流サイト)ではファンたちが欲しいカードを「【求】」、余ったカードを「【譲】」として交換を持ちかけあっている。
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